どこかで予告したと思うが、今日は手の指が腫れた話をしよう。
突然襲った痛み
10日前の事。先週の火曜日だ。夕飯の支度をしていると、急に左手の中指が痛くなった。
「痛いっ!」
何をしていたのか、あまり思い出せない。台ふきを絞った時だったか、ボウルを洗った時だったか。痛くなって指を見たら、指の付け根から第2関節までの間が赤紫色になって腫れていた。
まあ、これはそれほど珍しい事ではない。昔は次男の坊主頭を手のひらでパシッと叩いた時にものすごく痛くて、指を見たら赤紫色になってあざになっている事が良くあった。
次男曰く、頭をパシッと叩かれてもちっとも痛くないそうだ。叩いた私の方がものすごく痛がっていて、申し訳ない気持ちでいっぱいになったと後に語っている。坊主頭だった頃だから、だいぶ小さい頃の事だ。言う事を聞かずにとうとう堪忍袋の緒が切れてそうなったはずだ。もう、お互い何があって怒っていたのか怒られていたのか、覚えてもいないのだが。
で、最近は歳のせいか、大してぶつけてもいないのにあざになっている事がたまにあった。たいてい手の指で、しょっちゅう突き指のような状態になる。食器洗いが原因の事が多い。重たいお皿などを洗ったりするとなるのかな。
だから、この日も腫れた時には大して気にも留めず、夜になってあまりに腫れているから、湿布というか、市販の膏薬を貼って寝たのだった。
翌朝襲った不安
翌朝、湿布を剥がした。赤みは指の両サイドだけになっていた。それでも、何だかまだ腫れていてぶよぶよしていた。
そのぶよぶよを触った時に、先日テレビで見た「リウマチ」の事を思い出した。知っている方もおられよう。NHKの「ガッテン」だ。ちゃんと見ていなかったのだが、骨が溶けていく怖い病気だが、早期に治療を始めれば寛解するという事、若くてもなりうる病気だという事、サインは関節を押した時にぶよぶよしている事、というこの3点を覚えていた。
そういえば、私は手の指があちこち痛い。たまに足の指が痛くなる事があるが、未だに原因不明だ。そうだ、朝は手がこわばっているが、だんだん活動していると良くなるというリウマチサインもあったはず。
手を握ってみると、両手ともにこわばっているというのか、はばったいというか、指全体が腫れているような感覚がある。
これは!まさかリウマチか?!私の父は子供の頃、小児リウマチで歩けず、車いすで小学校に通ったという話を聞いていた。遺伝的要素ありか?
怖くなった。いつもどこが痛くてもほとんど医者に行かないチョコナッツ。急遽整形外科へ行くことにした。
整形外科へ
近くの整形外科は、比較的新しく、先生もいい感じの人で、リハビリ設備もあって、いつも混んでいる。次男の付き添いでよく行ったが、私が看てもらったのは多分7年くらい前だと思う。その頃の診察券には、今とは違う休診日が書いてあった。
「チョコナッツさん、お久しぶりですね。どうしましたか?」
先生が優しく聞いてくれた。ちなみに、1時間半待たされた後の事である。
「大した事していないのに、急に指が痛くなって腫れてしまって。他の指の関節も痛いし、リウマチではないかと心配になってしまいまして」
こう言ったので、
「そうですか。それじゃあ、血液検査しておきましょうか。レントゲンも一応撮りましょう」
と言うことで、手のレントゲンを撮り、血を抜いてもらった。
レントゲン写真を見ると、骨が変形したり、歪んでいたりはしていない。ましてや溶けてなどいない。というか、あちこち痛いというのに、綺麗なもんだ。見本のような両手の指の骨。
「見た感じ、リウマチの所見は見受けられませんね」
と、先生。素人目にも分かる。まあ、血液検査でリウマチかどうか分かるのだから、しておけば安心だろう。
そして、出された薬が血行促進・皮膚保湿剤。あざなどの赤みを取ってくれて、炎症も抑えてくれるからと。
薬局でもらう時に、
「これ、赤くなっていない他の場所に塗っても効果ありますか?」
と薬剤師さんに聞いてみたら、
「これは炎症を抑える効果はないので」
は?先生はあるって言ったけど。
「保湿効果もありますので、全身どこでも、赤ちゃんのお肌にも使えますよ」
などと言われた。後々考えた。赤みなどを取って保湿もしてくれる。これってつまり、美白美容液なのでは?他にも赤み取りたい場所あるなあ・・・

いやいやチョコナッツ。おぬしはしょっちゅうあざを作るのだから、そのために使え。
それにしても、あざに付ける薬なんて無いと思っていたのに、あるんだなぁと感慨深い。本当に、しょっちゅう体にあざを作っている私なのだ。足とか腕とか。そのうち治るから気にしていないのだが、年と共に治りにくくなるのだろうか。だとしたら、このお薬は重宝するかも?
検査結果
さて、それでもって10日後。予約を取っていたのが今日なのだ。左手中指の赤みは2~3日で取れた。薬のお陰で早く取れたのだろうか。いや、普通そんなもんじゃないか?痛みとしては、うん、強く押すと今日も痛い。だが、日常生活においては、やはり2日もすればもう何ともないくらいだった。
というか、別の指の方が痛いし、何なら腰の方が痛いかもしれない。関節が弱いチョコナッツ。トホホ。
さて、午後4時の予約をしていた。しかし、なぜ今日なのかな。台風が関東に直撃するのが。しかも、東京に一番影響が出るのが午後3時から4時頃ってさ。
整形外科は近いので、たとえ台風直撃でも行けるけどさ。幸いそれほど大した事もなさそうで、私は4時前に着くように出かけた。
案の定、とても空いていた。予約をしていなくても多分すぐに呼ばれただろう。
それにしても、この一週間の間に、もうリウマチじゃないだろうなと思っていた。指の腫れもとっくに引いてしまったし。そして、先生に見せられた血液検査の結果も、やはり「リウマチではない」というものだった。
先生と話していて、指をわきわきと曲げ伸ばししたら、痛いっ!今度は右手の薬指の第2関節が痛いぞ。
「しょっちゅう指が痛くなるのは、突き指のような事になっているのでしょうか?」
私が聞くと、
「そうですね。よくストレッチしてね」
と先生に言われた。ああ、ストレッチか。またストレッチだ。7年前にも言われたような気がする。あの時は背中が痛くなって行ったのだが、そもそも寝て起きるといつも腰が痛いのだと相談したら、枕の高さをどのくらいにしたらいいかを教えてくれて、それから寝る前にストレッチをすると良いと教えてくれたのだった。
それからというもの、毎日寝る前にストレッチをして寝ている。そうする事で、寝返りを打ちやすくし、凝らないようにするわけだ。これからは、指のストレッチも生活の中に加えよう。お風呂に入っている時とかがいいかな。
指を使いすぎているのだろうか。いやいや、それほど洗い物が多い家でもないし、ピアノも弾かなくなって、指はそれほど使っていないのでは。
・・・いやいや、今まさに、これでもかってくらいにパソコンのキーボードを打っているではないか。使っていないわけではない。ストレッチ、しよう。
それから、最近手の薬指の先が荒れてしまって、皮膚が裂けてあかぎれ状態になりがち。これがすっごく痛い。水が浸みるし、無理していると腫れる。ちょっと触っただけでも痛い。それでいて、絆創膏も、水絆創膏も、一度食器洗いでもすれば取れてしまう。でも、手袋をして食器洗いをするのが嫌いなチョコナッツ。冬は手荒れとの戦いである。
やっぱり雨女
4時10分頃には終わって、家に帰ってきた。
しかし、行きよりも帰りの方が雨と風が強かった。大きめの傘を差しているというのに、ズボンの太ももまで濡れた。風が巻くというか、一定方向からではないので、家に入ってみたら、髪の毛まで濡れていた。やれやれ。
そして、これを書いている今、雨がほとんど止んでいるではないか。全く、いつも雨の一番ひどい時に外に出るチョコナッツ。やっぱり雨女である。ズボンの膝の裏が濡れていて寒い・・・
良い枕の高さ
最後に、先生に教わった良い枕の高さを記しておこう。
横向きに寝た時に、首が一直線になる高さだそうだ。これで、だいぶ肩こりや腰痛が改善されるので、是非ご自分の枕の高さをチェックしてみて欲しい。
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