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タイドラマ「Until We Meet Again~運命の赤い糸~」を観た感想。泣きすぎ・・・

今日は、Amazonプライムビデオなどで観られるタイのドラマ「Until We Meet Again~運命の赤い糸~」について語ろうと思う。ネタバレあり。これを観るために、アマプラその他に契約しようかどうしようか迷っている方には必見。

最初から掴む

初回。幸せそうなカップルが出てくる。しかし、父親同士に反対されている模様。そして、なんとロミオとジュリエットよろしく、相次いで拳銃自殺をしてしまう!

えー!初回からこれ?重たいし、主人公死んじゃうの?

と思ったら、次の場面では、別の登場人物が目を覚ます。そう、本当の主人公はこちら。男子大学生のパーム。彼は可愛い、ちょっと大人しい男の子。世の中は平和そうだが、パームは夢を見て涙を流す。さらに、大きな音を聞くとパニック二なり、泣き出す。

はっ!もしかして、これって輪廻転生の物語なのか?!

そうなのだ。拳銃自殺をして相次いで無くなったカップルの一人、インの記憶を、パームは持っている。夢にインの記憶が出てくるのだ。

心中したカップルはコーンインという男の子同士のカップルだった。コーンが拳銃自殺をし、インがその後を追った。だから、インはコーンを失った時の、あの拳銃の音を聞くのが怖いのだ。

そして、パームは同じ大学の先輩、ディーンに対して、特別な感情を持っている。ディーンを見て、この人だ、と確信したのだ。そして、ディーンの方もパームを見て、やはり分かった。お互いに、生まれ変わる前の恋人だと。

最初に重たい話だなと思ったが、生まれ変わって、失った恋人を見つけ、まだお互いにそれを伝え合っていない。切ないし、美しいし、いやあ、初回からガッツリ胸を捕まれた感じ。

「これ、絶対最後泣いちゃうな」

と、私はその時呟いた。

ディーンがパームに迫っていく

ディーンとパームは知り合いとなる。ディーンの友達であるウィンと、パームの友達であるティーム、それからパームの友達で女の子のマナウと、マナウの友達でディーンの妹のデル。その面子でいつも一緒にいるようになる。

ディーンが積極的にパームに近づき、迫っていく様子は、BL好きな視聴者が喜ぶシーンである。擬態語を使うと、「キャーキャーもの」である。もしくは、胸キュンものである。最高である。

また、サブカプ(サブのカップル)も楽しい。こちらもワクワクする。ウィンとティームである。同じ部の先輩後輩という事で、二人でよくつるむようになるのだが、何だか、良い感じ?と、疑問符が付くくらいの進展具合で、重たいメインカプの話の合間のオアシス、いや、おやつタイムな感じである。

おやつと言えば、このドラマにはタイの伝統菓子がたくさん出てくる。だが、私はあまり興味がないので、特に感想はない。

同時進行の過去

過去の話も平行して描かれる。パームが見る夢という形で。インが先輩であるコーンを好きになり、アタックして、やっと付き合うようになる。しかし、親に反対されて・・・と、過去の物語も進む。少々ややこしい。

が、実は大事な要素だった。だんだんと重要な事実が分かってくるのだ。

はい、ネタバレ注意。ネタバレされたくない人は、次の見出しへ。

ディーンは、コーンの記憶を持っているが、そのコーンとは実在する人物なのか、誰なのかを調べていく。すると、実際に拳銃自殺したコーンとインという二人が実在していた事が分かるのだ。そして、なんと自分達、つまりディーンとパームは、インとコーンの親族として生まれ変わっていたのだ。

ここから、ちょっと複雑になる。もし、コーンの記憶を持つディーンが、コーンの親族だったなら、話はそれほどややこしくない。しかーし、逆なのだ。ディーンはインの姪の子供として生まれ、パームはコーンの弟の子として生まれた。だから、パームはディーンの母に初めて会った時、記憶にあるインの姪なのだから、涙の再会・・・という訳だ。

単純であるよりも、物語に深みを与える事は間違いないが、ちょっとややこしい。ちょくちょく脳内でクロス線を描いていた。

効果的な音楽

過去の切ないシーンにはこの曲、二人の愛が弾ける時にはこの曲、という風に、音楽が効果的に使われている。それは、理解を手助けする。そのうえ、これはちょっと反則じゃないか?というくらい、音楽で感動させられる。

はい、ここで感動して!と言わんばかりのこの曲↓

この曲の中の、サビの部分がいきなりアカペラで入るのだ。

そして、悟る。この手法、知ってるぞ。このBoy Sompobさんの曲を、こうやって効果的に使ったドラマに、かつてハマったから。ドハマリしたから。

それは、Love by chanceというタイドラマで、当時は日本でも無料で観る事ができ、少し待てば日本語字幕も付いた。あーでも、日本語字幕が付くまで待ちきれず、毎週英語字幕でまず見て、後で日本語字幕でもう一度観たっけ。しかも、主題歌であるBoy Sompobさんの歌を購入したほど。

で、やっぱりというか、監督が同じであった。

ちょっと長すぎるのでは・・・

しかし、ドラマは17話まであって、ちょっと長すぎた気がする。過去の話を進めるため、そのくらいの尺が必要だったのだろうが、その間の現代の話が間延びしている。現代の方はディーンとパームの甘い生活を描きつつ、過去の話を進めるのだが、甘い生活もちょっと見飽きた感が。

確かに、BL好きの女子がよく、甘いだけのシーンをずーっと観ていたいと言う。だが、やはりドラマとしては、それは良くないようだ。胸キュンシーンも有り過ぎると有り難みが無くなる。

そして、いよいよ過去を清算する段になる。そうすると、パームが泣くシーンが多くなる。いや、喜んでも泣き悲しんでも泣き、パームは泣きすぎではないか?ディーンも泣くし、親なども泣くし。泣くシーンはもらい泣きを誘うが、あまりに泣きすぎると、流石にもらい泣きもしなくなる。もしくは、もらい泣きし過ぎで疲れる。よって、あまり主人公が泣き過ぎるというは、よろしくないようだ。

サブカプの活躍

友達同士のウィンとティームは、カップルとしてのシーンがあまり多くないので、あまりに唐突に進展して驚く。が、その意外性が良い。

特に、ティームは普通の男の子っぽくて、ちょっとだけ甘さを見せるのが、とても可愛い。BL好きにとっては、あまりに可愛らしい男の子よりも、男っぽい普通の男の子のBLの方が萌えるのだ。

そんなにベタベタするのでもなく、照れて蹴っ飛ばすくらいの方がいい。でも、時々ラブシーンを入れて欲しい。そんな感じで、この二人のシーンは重要だった。けれども、酔った勢いで関係を持った後、しばらく二人のシーンがなくて、最後にティームの可愛い感じが出てきて終わってしまったので、少々物足りなかった。まあ、輪廻転生の壮大なストーリーの中に、あまりこの二人のシーンを入れすぎると、まとまりが無かったのだろうが。

総括

以上、最後まで観た後の感想である。

最初は2話ずつくらい、週に1回か2回観ていた。途中、忙しくなってあまり観られず、しばらく開いてしまったりしたのだが、それでも内容が分からなくなったりする事なく、すっと続きに没頭出来た。

それだけ、インパクトの強いドラマだったと言える。

しかし、先が気になって、もっと一気に観ちゃいたくなる、という感じでもなかった。あまり、先が知りたい感じのドラマでもなかったような。

10話くらいで、まだ終わらないのか?と思ったので、やはり冗長だったか。17話もあったけれど、12話くらいでまとめておいたら良かったのでは?などと勝手に思ったりする。

話を縮めるのが大変な事は、私も身をもって知っているので、あまり言えない気持ちもあるのだが。

それにしても、最終回の最後に今までの振り返りシーンがざっと流れたが、初期の頃、まだディーンとパームが知り合いではない時に、スーパーで偶然会って見つめ合った時なんかは、最高に切なく、ロマンティックだったなぁ、と改めて思った。

総じて、前半がめちゃくちゃ最高で、後半は飽きてくるドラマであった。最高のまま終わると寂しすぎるから、ちょうど良いと言えば、良いかも。

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