アフィリエイト広告、アドセンス広告を利用しています。あなたの広告への反応が、チョコナッツの収益に影響します。

東京2020パラリンピック1周年記念イベント

チケットをいただく

1ヶ月前、国立競技場にてオリンピック1周年記念イベントが開催され、Twitterによる呼びかけで元フィールドキャストが約100人集い、集合写真を撮った。これは朝日新聞などの記事にも掲載された。

パラリンピック1周年記念イベントは、有明アリーナで開催される。

1部と2部に別れ、私は2部のボランティアに応募した。けれども、あえなく落選。

また、元フィールドキャストで集合写真を撮ろうという呼びかけをしてくださった方々がいて、参加しようかどうしようか迷った。

迷っていると、余っているチケットを譲ってくれる方が現れた。観覧の応募をしたのに落選したという方もたくさんいるだろうに、いただいてしまうのは心苦しいが、せっかくなので行く事にした。

そして、またやらかすチョコナッツであった。

集合場所

8月24日水曜日。写真撮影は2回に分けて行われるという事だった。

私は2部だけ観に行くので、2回目の撮影会に参加する事にした。

有明アリーナは江東区にある。ゆりかもめの駅が一番近いが、ゆりかもめは時間がかかる。寄るところもあって、事情によりりんかい線で行くことにした。

りんかい線の駅で一番近いのは国際展示場駅だった。地図を見ると単純で、近いように見えるが、徒歩17分だとか20分だとか。

当日、国際展示場駅に予定より少し早く着いた。スマホのナビに従って有明アリーナを目指した。

例によって、行き過ぎて戻ったり、ぐるぐる回ったりを繰り返す。この辺は特に、立体交差が多くて難しいのだ。

実は旅行以来、長く歩くのは初。少し歩いただけでスネが痛くなった。どうしてだろうか。

それでも、頑張って歩いた。恐らく20分くらいで有明アリーナにたどり着けたと思う。

だが、着いたと思って安心してはいけない。集合場所を早めに探しておかないと、分からないうちに時間になってしまうかもしれない。

集合時間は午後4時20分だった。近くまで来ているようでもすぐには見つけられず、目印の海抜マークを探し当てるまでにずいぶん掛かったが、それでも4時前には見つける事が出来た。ホッとした。

だが、誰もいない。フィールドキャストのユニフォームを着ている人は、川の方へ降りた場所に数人いた。私もそこへ行ってみようかなと思った。

しかし、お子さん連れのようだし、あの5~6人がご家族連れだったら恥ずかしい。そうだ、きっとあれはご家族だ。

そう思って、とりあえずぶらぶらしてみた。不安なので、海抜マークの前で写真を撮り、Twitterに「ここでOK?」という投稿をした。もし間違えていたら、誰かが教えてくれるのではないかと思って。

とりあえず座っていようと思った。すぐ近くに白くて長い石のベンチがあった。あそこに座ろう。

一人が端に座っていた。同じユニを着ている人だが、集合写真メンバーかどうかは分からない。私は名札を付けているので、もしフォロワーさんだったら声を掛けてくれるだろう。でも、何も反応がないので違うらしい。

同じベンチに腰かけるのもなんか悪いので、隣の短いベンチに腰かけた。そこに座れば、海抜マークが見える。だから、誰か来たらすぐに分かる。

座っている間も、何度もTwitterを確認した。特に集合がどうのという新しい投稿はなく、私の投稿に対する返信もない。

いよいよ5分前になった。5分前には来てねという事だったので、そろそろ立ってそちらへ行ってみた。すると・・・

私が座っていた所からは、建物に隠れて見えていなかった所に、既にフィールドキャストのユニを着た人達がいるではないか。それに、川の方へ降りたところにもたくさんのユニが。やっぱり、ご家族連れだと思った方々もそうだったみたいで。

降りていくと、先月国立競技場でもお話ししたフォロワーさんに会った。彼女も私の事を覚えていてくださって、お話し出来た。しかも、私が最近投稿したブログを読んでくださっていて、そんな話もされてすごく嬉しかった。

だが、すぐに写真撮影の時間になった。撮影には参加させてもらえて、それは良かったのだが、もう入場しなければならない時間である。撮影が終わったら割とさっさと移動だった。

前回はギリギリに参加して、バタバタと撮影に加わってしまったから、今回はもっと早く行って、皆さんと挨拶したり自己紹介したりしようと思って来たのに、あんな変な所に座っていて、15分くらい無駄な時間を過ごしてしまった。ご一緒した方達はお互いに顔見知りになっていたのに、私は全然。

またやらかした・・・。

入場

無事チケットのQRコードをいただいて、列に並んだ。すごい列だ。どんどん流れてはいるのだが、最後尾を探すのにすごく歩いた。

有明アリーナは、今日新たにオープンだそうで、今日のイベントはパラリンピック1周年と、有明アリーナオープニングセレモニーと両方の意味合いがあるのだそうだ。

あまり時間がないので、自分の席へどんどんと進む。途中、食べ物が売っているのが目に付いた。今は買っている場合ではなさそう。今日のイベントは3時間だそうだが、どこかで食べ物を買う事が出来るだろうか。持って来たのは飲み物と飴だけなのだが。

席は探せた。3階席の16列目だった。国立競技場は屋根が無いのでほとんど外だが、ここは室内。冷房が効いている。また、暗い。電気で調節するだけ。何となく壁や床も黒い感じで、けれども天井には剥き出しの木材が目立つ。つまり茶色というか黄土色というか。

けっこう寒いので、長袖のジャケットを着た。何とか開始時間には間に合った。

セレモニー

2部のボランティアをやりたかったのは、床のモップがけに憧れていたのと、新しい地図(元SMAPの3人)の方々を近くで見たかったから。あ、ぶっちゃけすぎかな(笑)。昔、SMAPのファンだったのを思い出す。何度かコンサートに行った事がある。失礼ながら今は別の子達を推しているのだが。

国立競技場の時と同様、都知事や会長などなどのご挨拶があり、ゲストのお言葉もあり。最初にパフォーマンスがあったが、パラリンピックのあの素晴らしい開会式に出ていた人達が。あれ、閉会式だっけ?あの、片翼の飛行機役をした女の子が、今日もいた。彼女、最後にコメントをしたのだが、すごーくしっかりしていて驚き。間違いなく頭がいい。

パフォーマンスが始まる時、一瞬真っ暗になったり、明りが少しだけ点いてキラキラしたり。室内だと照明による演出が出来るのが魅力的だ。そして、音楽もバッチリ。

ただね、ハリセンでバンバン音を鳴らすと、音楽もマイクの声もよく聞こえなくて。私はハリセンがあまり好きでは無いかも。静かな方がいいとは言わないけれど、耳元で響きすぎる。

それにしても、座席がガラガラ。私の右隣はずーっと誰もいない空席。元々一つおきの指定席なので、続きで3人いなければ、すごく空いている印象だ。

行くはずだったけれど行けなくなってしまった人もいるだろうし、抽選で外れる事を見越してたくさん応募しておいて、全部当たってしまったから余ったという人もいるだろう。無料のチケットだから、それで空席でも持ち主は困らないだろうが、入りたかったのに入れなかった人もたくさんいるだろうから、何とかならないのかな、と思ってしまった。

使わないチケットはキャンセルしてもらって、当日券として配布するとか、もう一度再抽選するとか?まあ、それこそ主催者側も、無料のチケットにそこまで手間をかけるのも大変なのだろうが。

だから、極力余ったチケットを知り合いに譲るのは、出来うる最善の方法かもしれない。不公平と言われれば、そうかもしれないけれど。

パラリンピック1周年記念セレモニーと、有明アリーナのテープカットとそれぞれやって、1時間ほどが過ぎた。パラリンピック組織委員会会長のアンドリュー・パーソンズさんのスピーチは素晴らしいものばかりだった。インタビューもそう。そして、通訳さんはすげえ。生で通訳を聞くと更に感動だ。あの短時間でメモったりして。あのメモは日本語でメモっているのか、英語でメモっているのか・・・気になる。

食べ物を買う

セレモニーの最中、すごくお腹が空いた。だいぶ歩いたし、涼しい所に来たものだから尚更なのか。

そして、食べ物を買いに行けるのかどうか、そればかり気になるチョコナッツ。時々拍手しながら、何を買うか、いつ買いに行くか、そればかり考えていたなんて、申し訳ない。ちゃんと話は聞いていたよ。

行けるとしても、周りが誰も食べていないのに、食べる勇気があるのか。最悪家に帰ってからでもいいだろうか。家に帰ったら9時か、いや10時か。今こんなにお腹が空いているのに(まだ6時前)果たして大丈夫なのか。

セレモニーが終わると、次は車いすバスケの日本代表ドリームマッチだった。試合の間に休憩があるだろうから・・・などと考えていたが、ふと気づけば選手達がウォーミングアップ中である。はっ、今なのでは?今買いに行くのがベストなのでは?

すぐに立ち上がり、さっき見た食べ物が売っている場所へ向かった。

階段を降りる時、

写真撮影はダメなんですよ」

と言われている人を見た。言われている人は、

「ですよね。でもけっこう撮ってる人がいるんですよ」

と、話していた。つまりあれだ。その言われていた人は女性だが、彼女は写真撮影がダメだという事を知っていて、自分は我慢しているのに、撮っている人がいるものだから、

「ちゃんと注意してよね!もっとアナウンスしてくれなきゃ!」

と言いたいのだろうと思った。

学校行事の保護者の争い事にもよくあったなぁ。ルールを破っている人を目撃すると、人が取る行動は3つ。

①注意する ②自分もルールを破る ③注意せず、自分はルールを守る

だが、その3つどれも嫌な人がたくさんいる。自分が取れる行動は3つしかないのに、どれも我慢出来ないので、人に頼るしかない

主催者とか先生とかに、破っている人を注意してもらう

これがしたいのだ。気持ちはよーく分かる。けれども、あまり格好の良いものではない

確かに、私はTwitterで先に「撮影はダメなんだって」という情報を得ていたが、アナウンスはなかったし、もらった資料にもざっと目を通した感じでは何も書いていないし、言われなかったら分からない。元々チケットが当たった人には、きっとメールなどで送られてきたのだろう。私はそのメールを受け取っていないので知らないのかもしれない。そういう人が他にもいるだろう。だから、アナウンスしないと、知っている人だけ我慢して、知らない人は撮ってしまう。確かに、何だか不条理というか。

さて、食べ物を売っている店は二つあった。両方ともポップコーンと飲み物は売っている。片方にはホットドッグも。夕飯だから迷わずホットドッグにした。

ホットドッグフライドポテトも食べよう。つい、旅行最後のポテトが冷めて固くなってしまったという思いが。リベンジ的に買ってしまった。で、これだけだと野菜がないと思ったチョコナッツ。果物でもいいと思い、フルーツパンチというドリンクを買うことにした。

支払いを済ませたら、どんと前に置かれたドリンク。ストローとスプーンが差してあるプラスチックカップ。けっこうなみなみと注いである。これと、食べ物を持って階段を上がって扉を開けて・・・無理。

食べ物は袋に入れてくれた。持てるけれどもこぼしそうなので、マスクをずらしてストローでじゅー。おや?全然甘くない。これ、凍ったフルーツの入った甘くない炭酸水だ。こんなのクーラーの中で飲んで、寒くならないのか?

とにかく席に戻ると、ちょうど試合が始まる所だった。ポテトが美味しくて大満足。冷凍されたパイナップルが歯にしみて辛かった。ホットドッグはソーセージがくさ、いや、くせの強い匂いだった。冷めているし。でもまあ、パンの食感はよし。

ふー、お腹いっぱい。うん、お腹がふくれると元気が出るね。

車いすバスケ

最初は食べながら、ただゴールに入るボールばかり見ていたのだが、食べ終わって本格的に見始めると、すごく面白いし、カッコイイ。

この、初めて観た車いすバスケに感動する様子は、別のブログに書く事にする。次の記事を是非ご覧あれ。

帰り道

ジャケットを着ていても、ちょっと寒かった。ズボンが薄いのが気になるくらい。膝掛けが欲しいというか。でもトイレに行きたくならないのは、その前にかなり水分不足だったのだろうと察する。汗をかいた割にあまり飲まなかったから。

バスケの試合が終わり、最後は新しい地図による歌が。この人達は歌わないのかと思っていたので嬉しい。というか、懐かしい

やはり客席には、この3人のファンが多いようだ。彼らの誰かがこちらに向かって手を振ると、多くの人が頑張って手を振っていた。かく言う私も振った。

それにしても、席から彼らは遠い。顔なんて見えない。最後に写真撮影が許されて、スマホで最大限拡大して撮ったけれどもこれよ。ボケボケ。

でも、不思議とバスケの試合中だけは、選手もボールも問題なく見えた。このための会場だなあと実感。それとも、試合中は選手が大きく見えるものなのか?いずれにしても、またここに、車いすバスケを観に来たいと思った。

近くに座っていた元フィールドキャストの女性3人で、会場を出た。お二人も、車いすバスケに対して私と同じ感想を持ったそうで、やはり、気のせいではなかったのだ。

外はマンションの明りがとても綺麗だった。写真を撮ったが、後で見たらボケまくっていたので消した。

帰りはゆりかもめで夜景でもゆっくり見ながら帰ろうと思って、私だけは新豊洲駅から。お二人とはそこで別れた。

ゆりかもめの一番前の車両に乗ったら、すごく空いていて座れた。夜景を楽しみにしていたが、きらびやかなのはお台場海浜公園の周りだけだった。ゆりかもめはぐるーっと回るので、反対側からもその綺麗な夜景は見えるが。そして、遠くに東京タワーが見えて綺麗。ああ、今私はあそこに向かっているのだ、まだまだ遠いな、と思うのだが。

翌日は腰が一番痛かった。恐らく、固い椅子に3時間も座っていたからだろう。その場で痛くならなかったのがむしろ奇跡。多分、ちゃんとご飯を食べたからだと思われる。お腹空いたままだったら、どれだけ疲弊したか。集中してバスケも見られたし。勇気を出して買いに行く事は重要である(私にとっては)。

そしてそして、旅行中になくしてしまったバッジを、またもらうことが出来た!ありがたい。

なんか、既に傷が縦にたくさん入っているような気もするが・・・とにかくもう無くさないように、大事にしようと思う。