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続きが気になる!面白すぎるビジネスストーリー

2021年2月28日(日)

今日は、私が最近読んだ本の中で、最も面白かった本をご紹介します。

半沢シリーズも面白いけれど

それは、池井戸潤先生の「下町ロケット」です。
ちなみに、これはドラマ化されていますね。でも、私はドラマは見ていません。
池井戸潤先生の作品では、半沢シリーズがとても有名です。
「半沢直樹」は、ドラマを先に見て面白いと思い、それから本を読んだのですが、
ドラマと小説は、けっこう違うと思いました。
半沢シリーズも面白いですが、私は断然下町ロケットの方がおすすめです!

会社の経営は大変

ロケットエンジンの開発をしていた主人公は、打ち上げに失敗し、父親の死をきっかけに、町工場を継ぎます。
あるとき、商売敵の大手企業から、特許侵害で訴えられてしまいます。
主人公は、資金繰りに苦心し、裁判にも苦労し、ロケット部品の開発に関しては、巨大企業からその特許権を狙われます。
これでもか、これでもか、と主人公には苦難が襲いかかります。ああ、小さい会社を経営するのってこんなに大変なんだなあ、と初めて知りました。もちろん、これはフィクションですが。

大企業の無理難題に・・・

1巻目で、ひとまずよかったなあ、という結末になります。
しかし、続いて2巻目「ガウディ計画」へいくと、また主人公は大企業によって悩まされています。
いつでも、大企業の言ってくる無理難題に、中小企業は頭を抱え、腹を立て、それでも歯を食いしばって要求を飲まざるを得ない。そんなことが伝わってきます。

大病院の闇や、医療機器とロケット部品の困難な開発、他社との競争など、息をのむほどの切迫感で描かれます。
また、娘を病気で亡くし、ひたすら医療機器の開発に全てをかけ、そのせいで全てを失った男性も登場。あれもこれも、どうつながるのかと思ったら・・・。

先が気になって仕方ない

いやー、面白いです。もうね、早く次が読みたくて仕方なくなりますよ。
先が気になる本ナンバーワンかもしれない。
そうして、あれもこれも回収し、つながり、終わるのです。
池井戸先生、さすがです。

ドラマのような場面展開

池井戸先生の小説は、場面展開がまるでドラマのよう。
こちらの場面が描かれ、次の章でパンと全く別の人たちの場面が描かれる。
そして、またパンとこちらの場面に戻ってくる。
それでいて、すごくわかりやすい。
また、文章も読みやすい。
ビジネス小説でありながら、しっかりエンターテイメント的要素がある。
いや、あるなんてもんじゃなく、すごくある。

池井戸作品は、ほかにもおすすめがたくさんあるのですが、
それはまた、別の機会に。
まずはこの、下町ロケットを読んでみてくださいね!