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ランナー受付ボランティア~東京レガシーハーフマラソン

東京レガシーハーフマラソン。今年が第一回目らしい。

その、ボランティアに応募したら当選した。

東京オリンピック以来、あれこれスポーツボランティアに応募したが、1年間落選し続けた。そして、初めて当選したのがこれ。それでもって、3つの枠に当選してびっくり。時間が重なっていたので1つはキャンセル。よって2つの枠でボランティアをする事になった。

さて、その1つめ「ランナー受付」の体験談を書こう。

ボランティア受付からのーランナー受付

東京レガシーハーフマラソンは、10月16日(日)に行われる。そのランナーやボランティアに、予めビブスやジャンパーなどを渡したりする、受付作業が14日(金)と15日(土)にある。

私は、16日当日にボランティアをするので、そのためにジャンパーなどを受け取らなければならない。その予約を入れるのに、同じ場所(国立競技場)でのランナー受付のボランティアに当選したので、その時間に合わせた。

合わせたとはいえ、もし思った以上に時間が掛かったりしたらボランティアに遅れてしまう。だが、あまりに時間が空きすぎるのも待っているのに疲れるし、時間の無駄だ。

その絶妙な時間を見計らって、出かけた。

国立競技場駅に降り立つ。この間も来たから、心配なく国立競技場へ向かう。

駅を出たらすぐに、矢印の看板を持った人が見えた。楽勝じゃん、と思ったら大間違い。その矢印の上に書いてあったのは、

東京レガシーEXPO

エキスポ?何だっけそれ?少なくとも、私が行くところではない。すんでの所で入り口を回避し、丸い競技場に沿ってそのまま歩いて行く。ああ、大丈夫。「ランナー受付→」と書いてある。

いや、私はまず「ボランティア受付」に行くのだが、確かランナー受付の隣だったから。

国立競技場は丸い。ほぼ円だ。ずーっと歩いて行って、どのくらい行ったのか全然分からない。まさかまだ一週していないよな?と思う頃、大体半分回ったところなのだ。つまり、国立競技場は広い。

途中ちょっと不安になる。思ったよりも到着が遅くなったぞ。早足で歩く。

ふう、やっと到着。ランナー受付があって、ジャンパーを着ている人に通り抜けられるかと聞いたら、大丈夫だと言われ、ランナーさんたちの間を通り抜けてボランティア受付へ。

ランナーさんはけっこう並んでいたが、ボランティアは全然並んでいなかった。入り口でQRコードを出そうとしたが、ログインを何度も求めて来て、そのたびにマスクをずらしたり(顔認証なので)して手こずった。そうしたら、

「中はガラガラですから、急がなくても大丈夫ですよ」

と、おじさんボランティアさんが優しく言ってくれた。そうか、空いているのか。良かった。

QRコードを出せて、確認してもらった。検温などを済ませて入場し、健康観察アプリを見せ、言われるまま進むと、袋一式渡された。

あっ、青いジャンパーだ!

説明しよう。私は迷っていた。ボランティアを2枠やるので、それぞれジャンパーなどがもらえるのだが、

「既に他の役割でジャンパーを受け取っている方には、ジャンパー以外の備品をお渡しする事もできます」

と書いてあったのだ。ジャンパーを辞退しようか。今日の荷物が増えると困る。一つにまとめて背負えるようにしないと。もらえるはずの透明なナップザックに入りきらないかもしれないし。

で、私は過去の写真から、青いジャンパーのイメージを持っていたのだが、私よりも早い時間にジャンパーを受け取った人がTwitterで、

「今日も明日も、ジャンパーは黄色。ファスナー式で、小さめ」

と書いてくれていて、黄色だったら、2枚もらっても着ないかなーと思ったり、そもそも欲張ったらダメだ、ボランティアを1つでもやれるのはありがたい事なんだから、1つで満足しなければと考え、ジャンパーを辞退しようと思っていた。後でもらえるからいいですと言って。

ところが、受け取った袋に入っていたのは青いジャンパーと帽子。何も言わずに受け取った。どうやら、役割によって色が違うらしい。

っていうか、わーい!青いジャンパーだー!嬉しい。と、ちょっと浮かれる。

「当日の事で、何か相談があればあちらへ。服装とか・・・。無ければ退場してけっこうです。」

そう言われたが、特にその場で相談事は思いつかず、そのまま出てきた。

集合

良かった、思いの外早く終わった。トイレを見つけたので入って、ベンチを見つけたのでそこへ行き、スマホをいじったり、本を読んだりして15分くらい待った。

私の集合時間は3時15分。リーダーさんの集合時間が3時という事だったので、3時は過ぎてから行こうと思って、ベンチで時間をつぶしていたのだ。そして、3時を過ぎたところで集合場所へ向かった。

丸くなって、黄色いジャンパーを受け取っている集団があった。ここかな?と思ったが、そこは多分ボランティア受付の人達だ。その向こうにランナー受付の集合場所があるはずだが・・・

ん?まさかこの行列?まだ3時を1~2分しか過ぎてないのに?

ボランティア受付のボランティアさんは、せいぜい10名とかそのくらいの様子だったのに、こっちは何十人もいそうだ。列は15分間の間に長くなり続けた。その間にQRコードを出して確認してもらったりして。前後に並んだ人たちでおしゃべりしている人達もいて、けっこう賑やか。女性同士はしゃべっている印象。私は後ろに並んだ人に話しかけようと思ったら、後ろが男性だったので辞めた。何となく。

健康観察アプリを見せると、ジャンパーなどを渡された。そして、皆さん袋の中から名前シールを出し、台の上でニックネームなどを書いていらっしゃる。私も真似して紫ペンで「チョコナッツ」と書いた。

ボランティアをする時のニックネームはチョコナッツにしている。ブログでボランティア活動の事を書く事が多いので。

さて、私が割り当てられている班の札を掲げているリーダーさんを見つけ、そこへ行った。ジャンパーを着る。でかい。みんな同じサイズなのか。ピチピチで丈がベルトまでしかない人もいるのに、私は袖も丈もだらーんと長い。でも、大きいのは着心地がいい。胸に名札を貼る。小雨がぱらついているが、そこで丸くなって、リーダーさんのお話が始まった。

「東京レガシーハーフマラソンは、まさに今回が初めてなんですよね。我々の今日の活動が、明日の活動へ、そして来年以降もずっと続いていく、まさにレガシーとなっていくと思いますので・・・」

リーダーさん、めっちゃいい事言う。あ、メモした訳でも録音した訳でもないので、言葉尻は違うと思うが、とにかく我々は第一人者で、レガシーになっていくと。そうか、今回から始まって、ずっと続いていくのか。

自己紹介

そして、12名ほどの班の中で、自己紹介が行われた。私、ボランティア活動で、自己紹介が行われるのが初めてで、苦手だからちょっとドキドキだが、ちゃんとした活動だなー、仲間だなーという感じがしてうれしさもあり。

皆さん、名札にはニックネームを書いていても、本名を名乗っていらっしゃる。私は迷った。でも、私の番は4人目くらに回ってきたので、迷う時間はなかった。

「チョコナッツです。本名は無しで、お願いします」

指で×を作ってそんな事を言った気がする。そして、ボランティア活動のブログを書いているので、良かったら見てみてください、と言った。

フィールドキャストのバッグや靴の人もいらっしゃったが、メンバーの多くの方が、マラソンのボランティアを何度もしているという事だった。それで、ある可愛らしい明るい女性が、あまりにあちこちに知り合いがいてビックリした。みなさん、いつもマラソンボラをやっていらっしゃる仲間なのだろうか。

さて、我々は4時から活動をする。それまでは前半の人が活動している。4時までに中を見学するという計画だったが、入り口で前半の人の仕事を見て教えてもらう事になり、顔認証システムの機械を見学。それによって時間がなくなり、休憩所だけリーダーさんに案内してもらった。

黄色いジャンパーが通行証代わりという事。立ち入り禁止エリアも、これを着ていれば通れると。ただし休憩中にはジャンパーを脱いで休憩するように、という事だった。外に出る場合も同様。

で、その休憩場所というのがなんと!競技場の客席だったのだ。確かに、広いしたくさん椅子があるけれど・・・寒いじゃん。それなのに、ジャンパーを脱がなければならないと?

荷物になるからと、薄ら寒いかもと思ったが、現地ではジャンパーを着ているし、帰りもそのジャンパーがあるから上着は無しで来たのだ。

そんでもって、すぐ近くにコンビニも見当たらないし、競技場内に食べ物も売っていない。ま、売っていると思っていた訳でもないが、ちょっとくらい食べ物がもらえるかも・・・と思っていたのだが。客席じゃだめだよな。

活動開始からの~すぐに休憩

4時。リーダーさんが役割を発表してくれた。その時に、名前を呼ばれる。本名バレバレじゃんか。笑える。でも、みんな覚えてないよな。

最初は後ろの方でのサポートになった。ランナーさんが来たら、QRコードを出すように促すと。出せなかったらサポートすると。しかし、我々は見たことのない、何とやらのマイページの電子チケットはこちら、と書いてあるところ。ランナーさんから

「これですか?」

と聞かれても、最初は分からない。数をこなしていく内に、徐々に分かってきたのだが。最初の方に対応した方、時間が掛かって申し訳なかった。

やっと分かってきたかなという頃、リーダーさんに言われた。私ともう一人の女性は、4時45分から5時半まで休憩ですと。

分かりましたと言ったものの、まだ疲れていない。後でもう一度休憩があればいいのだが、多分ない。夕飯にするにも早い。

でも仕方がない。みんなで順番に休憩を取るのだ。最初に取る人は早い時間になるに決まっている。

休憩から戻ったら、今度は一番前の、機械の所に来てくださいと言われた。

競技場の中では

二人で休憩所へ行った。ジャンパーを脱ぐ。意外に寒くない。競技場にしては珍しく、風が穏やかだった。雨も降っていなくてラッキーだった。

薄暗い空。私は7月にもここに来ているが、けっこう今日、新国立競技場には初めて来たという方もいて、それなら尚更、客席に入れるのは嬉しい事だ。

トラック内では、催し物の準備がなされ、走っている人達がいた。

「今日、6時からイベントがあるんですよね。私たちは見れないけど」

と言われて、ハッとした。そうだ、Twitterでナイトランに参加するという人達を見た。それがこれか。

と思ったら、あ!フィールドキャストのユニフォームで走っている人達が!きっとあれが、フォロワーさんたちではないか?きっとそうだ。

こっちに手を振っていた。でも、私に手を振っているのではない。後ろにたくさんボランティアさんがいるので、そちらに振っているのだろう。いや、もしかして闇雲に?適当に?私も手を振っていいの?

いや、辞めておこう。

そういえば、今日は小説の更新日だ。前日に公開予約をしておいたので、もう公開されたはず。その宣伝をしなければ。あと、連載から完結に変えて・・・と。

そんな事をやっていたら、あっという間に5時半に。トイレに行って持ち場へ戻った。

チョコレート

持ち場は入場確認の機械の現場。

ランナーさんにスマホ内のQRコードをタッチしてもらい、同時に顔認証体温確認を行い、全てOKならばゴーサインが出るので、中へ入ってもらう。ランナーさんのスマホ上では、スタンプが押されるのだ。丸印が浮かぶというか。

リーダーさんがやってきて、ボランティアメンバーに一人ずつ小袋をくれた。その中には、チョコレートや飴が入っていた。

「ありがとうございます!」

めっちゃ嬉しい。甘い飲み物は持って来たが、それを休憩中に飲んだら余計に胃が刺激され、既にお腹が空いてしまったのだ。チョコレートがあれば9時まで頑張れる。

で、早速仕事の合間にチョコを食べる。美味しい。後から考えたら、そう、帰り道に思ったのだが、このお菓子って、リーダーさんの自腹だよな。だって、ボランティアには交通費さえ出ないのだから。という事は、もっとちゃんとお礼を言えば良かった。お仕事をしている大人からしたら、お値段的には大した事ではないのかもしれないが、小さい袋に一つ一つ詰めて、配ってくれて。リーダーさんは大変なのに、更にこんな気遣いまで!頭が下がる。

異様な列

さあ、仕事は夜が更けるにつれて本格化する。というのも、1時間毎にランナーさんの予約数は決まっていて、その時間を前後15分以上ずれては入場出来ないようになっている。とはいえ、少しずつ前が詰まってきて、5時からの人が5時には入れなくて5時10分になり、6時からの人が6時20分になり。だんだん後ろ倒しに。並ぶ列はどんどん長くなる。

一度私たちの前の列がハケて、誰も居なくなるとホッとする。が、ハッと後ろを振り返ると(いや、横を向くとかな)あっちの方にすごい人数の行列が。

何というか、時間が遅くなるにつれてサラリーマン率が上がり、皆さんスーツに革靴の黒っぽい感じになってきた。黙って、しかもほとんどの人が前を向いて立っている。この光景は異様だ。静かに前を向いて佇むスーツの集団。加えてマスク集団。

たまにはお子さん連れもいるし、知り合い同士のサラリーマンもいるのだが。

一度、ベビーカーの赤ちゃんが来た。パパとママに連れられて来た。1歳くらいと見受けられるが、達者に歩いている。やはり、父母ともに走れる人だから、子供も運動神経がいいのだろう。で、ベビーカーから降りて数歩歩いたものの、今は立ち止まって並ぶ時。そこへ座り込み、ベビーカーの下の何やら黒い物を見つけたらしい。小さい指で何かをしきりにつまんでいる。いやー、土足の場所に落ちている黒いものをつまむとか・・・大丈夫だろうか。

その赤ちゃんはパパに抱っこされ、じきに指を口に持って行っておしゃぶりを始めた・・・こうやって人間も丈夫になっていくのだ。

さっさと列が進む時もあれば、出してあったQRコードが間違えていて、その場で正しいQRコードを探したり、写真を登録していなくて、今写真を撮って登録したり、マスクのせいで顔認証が上手く行かず、外してからやり直したり。色々な事がある。

中で列が詰まってしまい、

「一度入場を止めてくださーい」

と言われて、ストップしたり。それで、最前列の人とおしゃべりしたり。なかなか楽しい。

顔認証のエラー

1時間に800人以上の人が通過し、少なくとも3時間の間、どうしても顔認証がエラーになってしまった人はたったの一人だった。

1年前、オリンピックの直前にアクレディテーションカードを作っていたが、そのカードで正しく顔認証が出来るかどうかのテストをすると、かなりの確率でエラーになり、写真を撮り直してもらう事があった。

今回、スマホでそこら辺で自撮りした写真でも、エラーにならなかった。1年で顔認証システムもずいぶん進歩したものだ。

その、たった一人のエラーの時。黒いジャンパーのスタッフさん達が来て、二人かな。機械を明るい方へ持って行ったり、色々してもダメだった。その時スタッフさんが

「イケメン過ぎる・・・?」

と真面目な顔で言ったのが笑えた。いや、本当にその人がやけに顔の良い男性だったので。何度も、

「ご本人ですよね?」

と聞くのも面白かった。笑い事でもないのだが、笑いを誘う感じだった。場を和ませる人だなーと感心した。

腰の痛みとぶりっ子

そうそう、我々が持ち場を離れられずに立っている時、競技場のフィールド内から音楽が流れてきた。けっこう華やかなイベントではないか。後で写真などをTwitterで見かけたが、チーム対抗のリレーだったようで、フィールドキャストのユニフォームを着た30人ほどのチームも参加したようだ。この時に休憩中だったら、応援して盛り上がれただろう。少し残念。

国立競技場では、そのナイトランのイベントに、EXPO(オリパラ展示?)、ボランティア受付、ランナー受付と、全てがいっぺんに行われていて、丸い競技場でそれぞれ入り口があって、分かりにくかった。ランナーはあっちだと言われてここへ来たら、実はナイトランのランナーだったという人もいたとか。

しかし、立ちっぱなしで腰が痛くなってきた。

出産と赤子の子育てで、腰を痛める女性は多い。立ちっぱなしも座りっぱなしも腰がやばい。たまには座れるような椅子があれば良かったのだが。トイレに2時間に1回くらい行けばいいのだろうが、あまり飲んでないから行きたくならない。

いや、時々飲み物を飲むくらいの時間は取れたが、トイレに行くほどの時間があっただろうか。入場を止めてと言われ、少し時間があると思っても、いつ再開になるか分からないのだ。たまにしゃがんで体を丸めると、少しは楽になった。

それと、ずっと声を出している。おしゃべりは楽しいが、

「どうぞ~」

「はい、お進みくださ―い」

などと、ずっと言い続ける。多分何百人もの人にそう言い続けた。

それで、今着ている黄色いジャンパーだが、袖が長いので、いわゆる「萌え袖」状態。そんな状態だと、気づけば指がこう、反り返っている。んー、なんて言えばいいのか。ちょっと可愛い子ぶりっ子しているような。

あー嫌だ。こんなおばちゃんのくせに、ぶりっ子とかあり得ない。あれ?ぶりっ子って死語?

気づいたにも関わらず、治らない。またすぐやっている。

終了時間の30分前には

今回、予約時間は絶対だった。五輪中のUACに来る時の予約時間は、実は単なる目安で、予約時間以外にも入場する事が出来た。そこは管理していなかったのだ。

しかし、この大会では厳密に管理されていた。先にも書いたが予約時間が5時~6時だったら、入場出来るのは4時45分から6時15分までなのだ。そこを逃したら、また予約を取り直さなければならない。しかし、今日も明日ももう予約枠はどこもいっぱいだとか。

サラリーマンの列が(女性もいるが少ない)これでもか、と続いていたが、ふと気づけばなくなっている!

おぉ!8時を過ぎたのか。8時~9時の予約の人が入場して、8時45分くらいになったら、

「すみません、どこから入れますか?」

と言う人がいる。

「向こうからです」

とボランティアさんが答えると、

「向こうが入れなかったから、こっちに来たんですけど」

と言う。で、リーダーさんを呼んだら、8時半を過ぎたら入れないと言う。

「え?じゃあ、走れないって事ですか?」

と、そのランナーさんは言う。リーダーさんがスタッフさんを呼んできたが、

「終了時間の30分前には入場してくださいと書いてあるので」

という事のようだ。

「8時~9時なのに、入れないんですか?」

とランナーさん。それは可愛そう。他にも何人か、今来た人達がいた。明日の予約を取り直さないとダメだそうで、けれども明日の予約は一杯で。

えー、どうするの?心配してしまう。それでも、スタッフさん達はどんどん片付けをし、扉を閉じて「受付時間は終了しました」の札を出す。

まあ、中ではまだまだ列が出来ている。9時半に撤収する為には、ここで入場を切らないとダメなのだろう。けれども、ここに書いてあると言われても、見落とす事もあろう。

やはり、予約時間の最終は8時~8時半にしておけば良かったのではないかと思う。せっかく抽選に当たって走れる事になったランナーさん。自業自得だったとしても、やっぱりそれで走れなくなってしまうのは気の毒だ。

意見を出し合う

片付けをして、ミーティングになった。一人一人、今日の活動の感想を言い合った。嫌な思いをしなかったかとか、改善した方がいいと思う事はあるかと。

多くの人が、QRコードが出せないランナーさんが多くいて、私たちも最初はよく分からなかったから、スマホでデモンストレーションをするとか、分かるようになっておく方がいいという意見を出していた。

私は、ずっと立っていたので腰が痛くなった、などと間抜けな事?を言ってしまった。だって、本当にすごく痛かったのだ。その時も進行形で。

そうそう!同じ班のメンバーさんに、チョコナッツの名刺を配らせてもらった。今日のことをブログに書くので、良かったら見てくださいと言って。

いやー、実際に会った人に、ブログの宣伝をするのは初めてだった。いつも、ブログや小説の宣伝をしたくても、なかなか言い出せない。しかも、明日書きますと言ったものの、もし出来なかったら・・・と思うとプレッシャーが。

それでも、頑張った。頑張って配った。最初ブログを書き始めた頃は、ボランティアさんは、自分の事が書かれていたら嫌だろうと思っていたのだ。だから、内緒にしていた。けれども、この1年、ブログを読んでくれた人が、自分が登場して嬉しかった、と言ってくれる事も多かったので、今日の事も、きっと喜んでくれるのではないかと・・・分からないけれど。

最後にやっちまった

解散になった。9時を少し過ぎたところ。お腹も空いたし、腰も痛いし、早く帰りたい。

「国立競技場駅はこっちですよね?」

と確認して、ダーッと小走りに帰る人がいたので、私もその人の後へ続いて早歩きで進んだ。来た道を帰るだけだし、この間も来ているし、余裕だった。

ところが、前を歩いていたメンバーさんが、自販機に立ち寄った。なので、追い越した。ここら辺から怪しくなる。道が開けた。というか、曲がる所が出てきた。真っ暗でよく分からない。

曲がってみたものの、違うかも?と思って地図を見た。そこにあったから。それで、ああ、国立競技場駅こっちか、と思った。そして、進んで行った。

わー、綺麗だな。写真をパチリ。

東京タワーだっけ?あれ、違うか。

って、あれに見えるは千駄ヶ谷駅じゃん!うっそー、やってしもうた。

仕方なく、スマホで地図を出す。国立競技場駅はどっちだ?とにかく戻る。はう、土踏まずが痛いぜ。こんなに疲れていて、早く帰ってご飯食べたいのに、間違えるなんて。こんなにロスするなんて。

元のところへ戻って、まだまっすぐに進む。そうだよな、最初にあんなに競技場の周りを歩いたじゃないか。来た道を戻る事を意識していれば、こんなにすぐに曲がろうなんて思わなかったのに。

それにしても、またしてもスマホの地図片手にウロウロと迷っている。GPSに振り回されてウロウロしたのは、今までで一番多い年だったな、2022年は。

もうここだと分かってから、トイレに行って駅へ。最後にやっちまったなと思ったのだが、実は最後ではなかったのだ・・・

国立競技場駅では、停車していた電車に飛び乗った。ちゃんと方向を確認して乗った。やっと座れて腰がぎしぎし言う。

そして乗り換え。もう、慣れた電車だ。・・・という、油断があった。とにかく○○線という表示を見てエスカレーターで上がってしまった。そこは見慣れた光景で、電車を待った。

電車が来て乗った。乗らないで待つ人もいてちょっとだけ不安になるが、電車の中の停車する駅名を見て、よく見知った駅名だったので安心する。そして、座って、スマホをいじっていた。

3つめの「次は~○○駅」

というのを聞いた時、あれ?と思った。よく見知った駅名とは言え、ちょっと引っかかる。もう3駅目なのにうちに近くないぞ。急いで路線図を調べる。

うぉー、反対方面に乗ってるじゃないかー

次の停車駅から出る電車の時間を確認。3分後。いや、停車してからは2分か。

降りた。そうだ、この路線は隣り合っていない事が多いのだ。階段を降りて、更に上らないと反対方面の電車に乗れないのだ。

なぜ乗る時に間違えたのか分かった。ホームに上がる時には方面まで気にせずに上がってしまったのだ。上がったら片方しか来ないけど、そういう駅の多い線なので、もう方面を確かめてから来たような感覚で。

これが、本当に最後にやってしまった事だった。時間的には5分かそこらだが、3駅も気づかずに乗っていた事がショック。ここに書くまでは、誰にも言えなかった。

家に帰ったら速攻お風呂に入って、酒と肉~と思って帰ってきたら、帰ってきたばかりの長男が入浴中。しかも、次男もまだお風呂に入っていない。

「なんでまだ入ってないのー?」

と言ったら、

「塾、行ってたから」

そうか~、帰ってきて、自分でご飯作って食べたばかりか。いや、文句言える立場じゃなかった。お風呂の順番は次男に譲り、自分の食べ物の準備と日記を速攻で書く。

食事にありつけたのは、もうすぐ日付が変わろうという所だった。いやー、疲れた。

楽しかった

アンメルツを塗って寝たら、腰は良くなった。だが、喉が痛い。

いや、健康観察アプリの「喉の痛み、咳、鼻水」のところにチェックを入れる程ではないのだよ。っていうか、ちょっと喉が痛いくらいで、正直に書く人いる?いないでしょ。じゃないと、参加出来ないじゃないか。ごめん。私はよく喉がいたくなるので。喉スプレーすると一日で治るので。

たくさんしゃべった。楽しかった。ミーティングとか、本格的なボランティア活動をした気がする。また日曜日にも給水のボランティアをさせてもらう。経験のある人たちが、楽しいよーと言っていた。

ボランティアをする人たちは、明るくて前向きな人が多い。同じ事をしていても「楽しい」と感じられる人たち。メリットないじゃん?とか言う人たちや、よくやるよね~タダで、とかいう人たちには理解しがたいものがあるのだろう。でも、実際やってみるとけっこう分かるんじゃないかな。楽しくて、またやりたくなる。

ランナーさんが、やっぱりボランティアやるなんてすごいと言っていた。こちらからすると、マラソンを走るなんてすごいと思うのに。

そうそう、私が立っていて腰が痛い、と苦しんでいる時、私たちに対してじっと黙って並んでいるランナーさん達は、腰も足も痛くない、疲れてなんていなさそうだった。そうだよな、そこにいたたっくさんの人達は、みんな20キロも走れる人達なんだから。

世の中、色んな人がいて、色んな考えがあって、協力しあって生きているなあ。

なんて、思いつつ、ああ今日は明日の用意と洗濯して、早く寝なきゃいけないけど、夜には推しのオンラインコンサートが!明日、私はちゃんと起きられて、元気に活動出来るのか?

明後日のブログをお楽しみに!

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