
バラの香りに目がないチョコナッツ。洗剤系もそうだし、ガムとか飴とかジャムとか紅茶とか、とにかくバラの香りだと言われると、よほどお高くない限り買ってしまう。
香水はほとんど使わないのだが、かつての愛・地球博のブルガリア館で思わず買った「バラの香水」は持っている。たまに蓋を開けて香りを楽しむだけの香水・・・。
梅酒はあまり飲まないのだが
そして、今回見かけてしまった「ローズ梅酒」。実は、私は梅酒をあまり飲まない。いやいや、飲み放題の飲み会とかでは、最後の方で飲むのだが、家では飲まない。好きなのだけれど。
というのも、甘いお酒はおつまみを必要としない、と思っているからだ。私はお酒とおつまみを合わせる事に喜びを感じる質なので。かつては義母から手作りの梅酒をもらっていたのだが、あまりに長く置いてしまい、妹が欲しいと言ったのであげてしまったのだ。あげる前に一口だけ飲んだら、すごく美味しくてちょっと惜しいと思いつつ、あげたのだった。年数を経た梅酒は格別だったのだけれど・・・。
というわけなのだが、バラの香りと知って思わず買ってしまったローズ梅酒。早速夕べ飲んでみた。
お勧めはロック
とはいえ、最初はおつまみを食べたいので、日本酒をコップ3杯くらい飲んでから。そろそろお腹もいっぱいで、食べ物はもういい、という状態での梅酒。
蓋を開けて、香りをかぐ。おぅ、バラの香水と同じ香り。良い香りじゃ。
ロックにする。ちなみに、アルコール度数は9%だそうだ。氷で薄まるからビールくらいかな。
香水というか、芳香剤的なものは、味覚とは相性が悪い気がしていたが、これはどうだろうか。
ごくり。おや、美味しい!そして、甘い。すごく甘い。
水を少し加えてみた。すると、色が薄くなってしまうし、香りも薄くなる。味としてはまあ薄めてもいいが、せっかくのバラの香りが薄くなるのでは本末転倒。やはりロックで飲むのが良さそうだ。
何度も氷と原液をつぎ足し、どれくらい飲んだのか分からないが、あまり酔いが来ない。瓶に残った量を見ると、それほど飲んでいないか。梅酒は普通アルコール度数は20度近くあるはずだから、思ったよりも酔わないわけだ。
とはいえ、甘くてアルコールを感じづらいので、お酒に弱い人は気をつけた方が良いだろう。これでもぐいぐい飲めば酔うし、空きっ腹だと危ない。
ああ、これをバニラアイスにかけてみても良かったな、と今思った。
総括。想像以上に・・・
ローズ梅酒、想像以上にバラの香りが強かった。そして、想像以上に甘く、想像以上に美味しかった。そして、想像以上に梅酒の味が全然しなかった。
これは梅酒ではなく、バラ酒だ、と言いたい。