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東京ニューイヤーハーフマラソン2025(第25回ハイテクハーフマラソン)ボランティア

2025年1月13日(月)

早朝……と言ったら?

寒い!

というわけで、1月のマラソンボランティアには申し込まないでいたのだ。が、グループで申し込みたいから一緒にやらないかと誘われ、誘われたならやるしかない、という事で1月12日に荒川河川敷まで行く事になった。

メンバーはKさん、Nさん、私。役割は「手荷物預かり」だった。事前にマニュアルをダウンロードして読んでいた。手荷物預かりは10月に国立競技場で初めてやった。今回2回目で、イメージは掴みやすい。しかし、屋外なのが前回とは違う。

それでは、当日の様子を振り返ってみよう。

集合

朝の7時赤羽駅の北改札で待ち合わせた。家を出た時には夜のように真っ暗だったが、赤羽に着いた頃にはうっすらと空が明るくなっていた。

申し込みをしてくれたKさんに、ついつい頼ってしまって道順はお任せ。駅を出て商店街の中を歩いて行く。

とはいえ、前にはゾロゾロとたくさんの人が歩いていた。ランナーさん達だと思われる。ボランティアもいるだろう。

赤羽の商店街は魅力的だが、今は全ての店が閉まっている。いや、人がたくさんいる所があった。ああ、ホテルか。スーパーホテル(SUPER HOTEL)?すごい名前だな。普通日本では”スーパー”の部分をフランス語にするとか、イタリア語にするとか、ちょっとふんわりさせるものなのに。とはいえ、今調べたら、これは全国展開しているホテルチェーンだった。

商店街を抜け、大きな交差点を越え、少し歩いて行くと橋が見えてきた。荒川に架かる橋である。

今日は曇り。この日は太平洋側でも雪が降るかもしれない、などと数日前から言われていたが、どうやら降らないようだ。それでも気温が低く、低い雲が垂れこめ、いかにも冬。そして、橋を渡る際、見えた景色がまさに冬の景色。葉のない木が並ぶ様とか、灰色の空とか。この土手は桜がずーっと植えてあり、春には電車の窓からお花見ができる。素晴らしい景色なのだ。

河川敷の方へ下りて行くと、土手には芝桜が咲いていた。早いね、と言い合った。

トラックなどが行きかう中、門をくぐって中に入ると、でっかい風船の遊び場(ふわふわ)があったり、ステージがあったりした。そして、レッドブルの車があり、あ!これは。

TOKYO2020大会の車!こんな形のオリパラ車は見た事ないと言い合ったが、後で聞いたところによると、札幌で行われたオリンピックのマラソンで先導したのだそうだ。この車種はウルトラマンZに出ていたという情報もあり。

テントの方へ歩いて行く。久しぶりに霜柱を見た。

しかし、ザクザクとはいかない。すっかりカチコチで、踏んでも霜柱が割れないのだ。写真に撮るとあまりそれらしく見えないか。

それにしても、なかなか集合場所に着かない。気づけば7時半が迫っていた。赤羽駅から徒歩15分と書いてあったのだが、集合場所までは25分くらいかかったと思う。

やっと集合場所に着いた。役割ごとに受付をするようだが、手荷物預かりのところはかなり並んでいた。並んでいる所と、全然並んでいないところがある。どうやら手荷物預かりは人数が多いようだ。あ、「ふわふわ」という役割がある。マラソンボラをやろうと申し込んで、役割がふわふわだったら……どうなの(笑)?

それにしても、もう少し受付人員を増やすとか、ばらけさせるとかすればいいのに、と思っていた。

だが、途中から進みが良くなった。受付の人を増やしたのかな、と思っていたら違った。なんと「受付の人」はいなかった。それぞれが名簿から自分の名前を探してチェックするというものだった。3人なので、それぞれ探して行ったが、3人は並んでいた。つまり、名前順ではなかったのだ。申し込み順だろうか?だとすると、自分の名前を探すのは難しいではないか。あいうえお順にすれば見つけやすいのに。

受付にチェックをしたら、別の列に並んで、ユニフォームなどを受け取るという事だった。なんか二度手間のような。いいのかな、これで。

そこで給水をするというボランティア仲間のAさんに会った。偶然。でも、いつもAさんとは会える気がする。

受け取ったのはジャンバー、ネックウォーマー、軍手、おにぎり、飲み物(アミノバイタル)だった。横にビニールシートが細長く敷いてあって、そこに荷物を置いてジャンバーを着た。ネックウォーマーも装着し、手袋を外して軍手をはめた。準備OK.。

そして、なんだかまた並んだ。何故今並んでいるのか分からなかった。

列が出来ている。8時から活動開始のはずで、7:45から説明を受ける予定になっていたが、8時近くまでじっと並んでいた。

グループ分け・準備

やっと移動になった。そして、札を持った人の後ろに適当に分かれて並ばされた。この列ごとに分かれて仕事をするのかと思ったら、それは全く関係がなく、単に数を数える為に並ばされただけだった。8人か9人ごとにグループを作るという事になり、前から順番に8~9人ずつ分けられた。

ランナーさんのゼッケン番号の、下1桁が1から0までの10のグループに分かれた。トラックが10台、高架下(というか橋の下)に並んで停まっていた。自分たちのグループの番号が貼ってあるトラックへと移動した。

と、その時。偶然にもボランティア仲間とバッタリ出くわした。Gさんだ。彼はアート仲間である。Gさんは、前半が手荷物預かりで後半が別の仕事をする人だった。そういう人たちが並んでいる先頭にGさんはいて、我々がその前を通り過ぎる時にお互いを認識。びっくりだなあ。

我々の番号のトラックのところへやってきた。ビニールシートが敷いてある。ここに乗っていいのかどうか分からずにいたが、土足で乗っていいと後から知った。木切れなどで手荷物のビニール袋が破けないように敷いてあるのだそうだ。

待ち時間が長いように感じたし、スタッフさんも「手際が悪くてすみません」と言っていたが、実際には業務に間に合っているので大丈夫だった。ランナーさんは、そんなに早く荷物を預けに来ないのだった。そりゃそうだ。寒いので、上着などを直前まで着ていたいはずだ。

とはいえ、アップもしていた。近くにグラウンドがあるが、そこをぐるぐるとランナーさんたちが走って回っていた。

このハーフマラソンは、数少ない公式記録として認定される(公認記録?)大会なのだとか。だから、けっこう遠くから来る人もいるのではないかと。あのスーパーホテルに泊まっていたランナーさんもいるのだろうか。

それにしても、上を電車が通るとうるさい。話が全く聞こえなくなる。仕方ないけれども。

作業開始

ハーフマラソンのスタートは9時半だった。9時ごろからかな、ランナーさんが荷物を預けに来るようになった。

受け取る時に、ランナーさんのゼッケン番号と手荷物が入ったビニール袋に貼ってあるシールの番号とが同じかどうかを確認し、預かる。そして、番号順に置いて行く。

番号順に置いて行けば、もう並べ替える必要がないのだが、決してランナーさんが番号順に預けに来るわけではないので、そうもいかない。はじめの方は、ここの間に入れようと思えば前後をずらして置けるが、混み合ってくるとずらせなくなる。そうなると、仕方なくその近く置いたりに乗せていくしかない。

それにしても、寒い。待ち時間が長かったので、足先がものすごく冷えてしまった。この時、靴下に貼るカイロを貼ろうかどうしようか迷った。だが、座る所がないし、後で暑くなるだろうと思うと躊躇してしまった。顔も冷たい。特に鼻が冷たくて、常に鼻水がちょっと出ている感じ。私はしょっちゅう鼻をかんでいるのに、皆さんは平気そう。どうして私だけ鼻が冷たいのか。やっぱりマスクを持ってくればよかった。ネックウォーマーをもらえるから要らないと思ったのだが、ネックウォーマーで鼻を覆うと、マスク以上にメガネが曇るのだ。参った。

それで、なるべく動きたかった。何もする事がない時には、足踏みをしたりしていた。やっとランナーさんが預けに来るようになり、これで少しは動けると思ったのに……。

後で抜ける人が3人いた。抜けて、別の役割へ行くのだ。ゴールした後に物品を配る人かな。9:45くらいに移動だと言われていた。その人達が、

「我々3人は後ろやりますね」

と言った。つまり、テーブルの所でランナーさんから荷物を受け取る「前」の人は我々がやり、その荷物を受け取って番号順に置く「後ろ」の人を自分たちがやるというわけだ。

私も動きたいのに、前に立っているだけというのは……と思ったが、忙しくなってくれば(ランナーさんがどんどん来るようになれば)前だ後ろだと言ってられずに、受け取った人が置きに行くようになるだろうと思った。だって、この計算だと前の人が多いからね。

しかし、どんどんランナーさんが来るようになっても、ランナーさんから私が受け取った荷物を「後ろ」の人は、ひょいっと持って行ってしまう。いや、持って行ってくれる。

今、置きに行ったばかりだからと、今度は私が置きに行こうかと思うと、すぐに戻ってきてまた、ひょいっと奪って行ってしまう

そうかと思えば、ランナーさんが「後ろ」の人の前に来たら、自分たちも直接ランナーさんから受け取っているのだ。そのくせ、私たちが受け取ると、またひょいっと荷物を奪っていく。

ちょっと、仕事を取らないでよ……と思う。だって、こっちは寒いのだ。じっと立っているだけでは嫌なのだ。

だから、早くいなくなって欲しかった。あとちょっとでいなくなるぞ、と楽しみにしていたくらいだ。

一応言っておくと、その人たちは良い人達だった。ボランティア精神旺盛で、何でも率先してやろうとする人だから。でも、こういう時に自分ばかりやるのは良くない。ちゃんと、ほぼ平等に仕事が回って来るように気を配らなければ。

まあ、私はもっと率先して動いてもいいかもしれないが。

とはいえ、どんどん預けられるようになって、流石に「後ろ」が3人では回らなくなり、それなりに動いた。受け取って、後ろに置きに行って、また受け取って。

「後ろ」の3人がいなくなったが、その頃には預けるランナーさんも減ってきて、暇になってしまった。ここで、トイレに行っておこうかなと思った。まだ切羽詰まっているわけではないが、ランナーさんは途切れたし、それでもまだ並べ替える時でもなさそうだし。

トイレに行くと、ランナーさんがたくさん並んでいた。並んで、やっとトイレに入った。この間のミナトシティハーフの時にも同じような簡易トイレに入ったが、あの時は匂いがひどかった。しかし、冬だからか分からないが、今回は臭くなかった。

しかし、手がかじかんでズボンのボタンが外せない。いや、本当に外せない。けっこう固いボタンで、どうしたらいいのか途方に暮れたくらい。でも、自力で外す以外ない。頑張った。やっと外れた。その頃には、けっこう切羽詰まっていた。少し余裕を持ってトイレに来て良かった。

上も下もたくさん着ているので、トイレから出るのも一苦労。やっと出てみたら、もう誰も並んでいなかった。そして、ちょうどハーフマラソンの最後のスタートが切られたところだった。さっき並んでいたランナーさんたちは、スタート前に行っておこうという事だったのか。そういう事なら、もう少し後に来れば並ばなかったのにね。でも切羽詰まっちゃうからダメか(笑)

並べ替え・休憩

預かった手荷物を並び替える事になった。ネックウォーマーは外した。やっぱりけっこう暑くなる。

並べ替えるのが大変なのは、スペースが狭い事が原因だと思う。荷物が重たいという事もあるが、並べたくても並べられず、苦労した。ちょっとずつ全体を動かしたりと、余計な手間がかかる。トラックの上にも多少ある。

並べ替えが終わると、休憩を半分ずつ取っていいという事になった。私たち3人は先に休憩をさせてもらった。10時半頃だった。

朝食が早かったので、とっくにお腹が空いていた。が、この時はそうでもなかった。それでもまた空腹の波が来るだろうし、おにぎりを食べる事にした。休憩は20分しかなく、座れるところまで行くだけでも5分やそこらかかりそうなので、歩きながら食べた。うう、おにぎりが冷たい

最初、わかめご飯のおにぎりを食べた。そうしたら、わかめが堅かった。乾燥わかめが戻り切っていないのではないか、と思えた。次にしゃけおにぎりを食べた。これは美味しい。冷たいけど。あ、写真撮るの忘れてた。

という事で、途中でパチリ。食べかけで申し訳ない。

レッドブルをもらえるという事だったが、私は飲めないのでパス。Nさんが言っていたが、もらえるけど、その場でプシュッと開けてくれるのだそうだ。家に帰ってから次男に、もらって来てくれれば良かったのに、と言われたが、それは無理なのだ。

あの車の後ろのベンチに座った。そして、車をマジマジと見た。ずいぶん変わった形の窓だ。すると、乗ってみてください、と言われた。乗ってみた。乗って自撮りをしてみたら、鼻が赤くてびっくり。寒いからって、そりゃないぜ。

トイレに行って、持ち場へ戻った。ちょっと時間をオーバーしたかも。

この時間ちょっと天気が良くなった。空が綺麗。

晴れたので、少し暖かくなった。

お渡し

ハーフマラソンは1時間くらいで戻ってくる。休憩が終わると、ランナーさん達が荷物を受け取りに来始めた。

その際、歩いてくるランナーさんのゼッケン番号をNさんが読み上げ、それを聞いた他のメンバーが荷物を探して持ってくるという手順になった。Nさんの声は良く通るので、探しやすかった。拡声器も置いてあり、スタッフさんがそれを使って読み上げる事もあった。

それにしても、電車が通る時には声が聞こえない。電車はしょっちゅう通る。だが、ちょっとは困るがさほどでもなかった。思ったよりも大丈夫だったというか。

私は、数字が苦手だった。この間も薄々気づいていたが、やはりそうだった。数字を見間違える。探すのも遅い。あ、私はこの役割が向いていない?

でもまあ、居ないよりはマシだろう。読み上げる係になるのは危険だと思うが。しょっちゅう読み間違えたら効率が悪すぎるし。あと、目が悪いので遠くから来る人のゼッケンを読む事が出来ない。だからまあ、読み上げる人にはなれないな。

探し回るのもなかなか暑い。日も出てきたし、薄ら汗をかく。と、そこへスタッフさんから、お昼休憩を2人ずつ40分取ってと言われた。

「今、休憩を取ったばかりなんですけど」

と、思わず言った。さっき支持を出した人とは違うスタッフさんだったから、我々が休憩を取った事を知らないのかと思って。そうしたら、お昼休憩も取ってください、と言われた。もうおにぎり食べちゃたけど。

最初はどなたか2人が休憩に行った。そのうち、Kさんと私が行く事になった。ちょうど12時頃だった。

お昼休憩

おにぎりだけでは足りないし、何か食べようと思った。さっき、たこやきなどが売っているのを見たのだ。

寒がっていた時には温かい物が食べたいと思っていた。しかし、今は暑くて汗をかいていた。まずは歩きながらアミノバイタルを飲んだ。でも、とにかく何か食べておこうという事に。

キッチンカーが並んでいた。チーズハットグが売っていた。この間まで食べたいと思ってもなかなか食べる機会がなかったもの。でも、お正月に食べたのだ。やっと。で、今は食べたばかりだという気がして、選べない。

豚汁とか、たこやきとか、それからポテトとかカレーとか、ヤンニョムチキンもあった。その中で、フランクフルトが200円で売っていた。Kさんが安いと言った。そして、それを買うと。私は決断できなかった。お腹が空いていたのに、今になってまた食欲があまりない。きっと食べれば美味しく食べられるのだが。

色々見てみた。寒ければ豚汁とか、たこやきが食べたかっただろうが、今は暑いくらい。ヤンニョムチキンがいいかなーと思ったが、700円だった。高いな。ポテトも、たこ焼きも高いな。串焼きの肉もあったな。とにかくみんな高い。私もフランクフルトにした。

ああ、マスタードが映えない。ケチャップはまあまあ綺麗に掛けられたのに。

あまり熱々ではなかったが、美味しかった。Kさんがチョコレートもくれた。とりあえずお昼はこのくらいでいいだろう。

また、あの車の後ろのベンチに座った。買う物に悩んでいたし、時間はあっという間に過ぎた。そして、また一応トイレに行ってから戻った。レース前でなければ、トイレは全然並んでいなかった。

10㎞・合体

休憩が終わった頃、10㎞マラソンがスタートした。10㎞の人の荷物用ビニール袋は黄色だった。ハーフの方は白いビニール袋だったのだ。番号も違う。

今度はトラックの上に積み込んだものも多い。そういう風に番号が貼ってあったのだ。しかし、ビニールシートの上がガラガラで、トラックの上にたくさん荷物がある状況。お渡しする時にトラックに乗って取るのが大変だから、全部下におろそうという事に。

そういえば、2~3度トラックの上に乗って探したりしたのだが、あれは怖かった。荷物がギリギリまであって、縁を歩く事になる。踏み外したらけっこうヤバイだろう。上り下りも、マットを重ねた階段のような物を使ったが、ゆらゆらするから危ない。何度かやった後、もうトラックに乗るのは辞めようと思っていたのだった。

それで、トラックの上の荷物を全部下し、下に並べた。その内、スタッフさんが下1桁が別の番号の1グループとまとめちゃって、向こうのトラックを片付けたいと言い出した。よし、やりましょうという事になった。

まず、我々の管轄の荷物をビニールシートの半分に寄せ、もう1つのグループから荷物を運んだ。ランナーさんの荷物は重い。男性は片手に2つずつ持って運んでいたが、私は片手に1つずつが限度。それでも重い。

運んだら、今度はテーブルを畳んで片づけたり、ビニールシートをみんなで畳んだりした。とても大きなビニールシートで、上にたくさんゴミが乗っていたが、やり方次第で上手くできるものだ。あんなに大きなシートを、ずいぶん小さい袋に入れる事が出来た。

10㎞のランナーさんは30分くらいで戻って来るので、もう戻って来た。そしてお渡し。

2時頃、普通ならば一日の中で一番暖かい時間帯なのに、また寒くなって着た。お日様がすっかり隠れ、気づけばどんより曇り空に逆戻り。また鼻が冷たい。ネックウォーマーを再び装着した。

終了

最後に親子で走る「2㎞ペアラン」があった。しかし、預けられる荷物はとても少なかった。恐らくペアラン参加者は、家族で来ていて荷物は別の家族が見ているから預ける必要がない、という人が多いのだろう。

今度はピンク色の、ちょっと厚みのあるビニール袋だった。1組か2組の親子が預けに来たが、もう撤収しましょう、とスタッフさんに言われた。

あ、そうだ。書き忘れていた。まだハーフマラソンの荷物をお渡ししていた時の事だ。1つ、荷物が見つからない事があった。皆で探したのだが、長くお待たせしてしまった。本当にその番号なの?と思う。が、受け取る時に確認しているから違うはずはない。そうなのだ、だから確認する必要があるのだ。

結局、隣のグループから荷物は現れた。下1桁が違う所だ。一体なぜなのだ?ランナーさんが預けたのが隣だったのか?隣に預けたのに、受け取りはこっちに来たのか?隣の人は謝っていた。つまり、下1桁が違うのに、そこに置いておいたのが悪いという事なのだろうか?謎だ。

話を戻し、撤収作業だ。うちのグループのトラックも、貼ってあったものを剥がし、テープを剥がした。この時、軍手をだいぶ傷めた。外せば良かったかも。そして、またでっかいビニールシートを畳んだ。先ほどやったグループの人が中心になってやってくれた。2回目だからスムーズだったが、丁寧さに欠けたのか、ちょっとぐちゃぐちゃに。でも、最終的には小さい袋に入ったのだから、いいのだろう。

大会が終わるまでいると思っていたのに、思いの外早く終わった。これからペアランがスタートする所だった。

ランナーさんは走り終わるとランチパックをもらえるらしい。大会が終わった時に、余ったランチパックをボランティアがもらえるらしい。毎年そうだから、今年もそうだと思われている。みんな、もらえる気満々で、どの味をもらおうかと話していたものだ。

が、我々が終わって帰る時、まだペアランのランナーさん達に配り終えていないので「余り」が生じていない。よって、もらえずに帰る事になった。期待していたのでちょっと残念。これはもう、ランチパックを自分で買ってしまうしかないな。

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倒れている?

2時40分のペアランスタートの直前に帰って来た。トイレに行ってから帰ろうかと思ったが、ここまで来たら駅のトイレに行った方がいいと言う事で、駅へ向かった。とはいえ、15分以上歩くから、少し不安だったのだが。

途中の駅でNさんとは別れ、Kさんと私はJRの駅まで歩いていた。赤羽の街は、ディープな感じでいいね。

商店街を歩いていると、行列している店があった。米の文字。だんごかな?もう1つ行列している店を発見。こっちはウナギか。と、道端で座り込んでいる人がいた。座り込んでいるというか、突っ伏しているというか。

地面にお尻をついて座り、前かがみになっておでこを地面に付けている。体が柔らかい。服装からして、ランナーさんかなと思った。それに、その人の前にはアミノバイタルや水のペットボトルが置いてある。他に所持品はない。

一度通り過ぎた後、

「ランナーさんかな?」

と、Kさんと話して、戻った。そして声を掛けてみた。最初は立ったまま。徐々に屈んで耳の近くから。とうとうKさんが肩を叩いて声を掛けたが、全く反応なし。困った。というか、心配だ。意識がない。

こりゃ救急車だね、という事で、Kさんが電話を掛けた。電話で住所などを言っている時、野次馬、と言っては失礼だが、数人、えーと5人かな。寄って来た。どうしましたか、と。

そして、1人の男性が、その突っ伏している男性の体を無理やり起こした

「あ、動かさない方がいいのでは」

と私が言うと、

私は医師です

だったか、「この人医者です」と他の人が言ったんだったか、とにかくその人はお医者さんだった。

「それは失礼しました。お願いします」

と言って、続けてもらった。突っ伏していた男性は、無理矢理上を向かされると、

「うーん」

と言って、ちょっと動いた。良かった、生きてた。けどまた元の形に戻ってしまった。お医者さんは言った。

「気道は通ってるし、意識もある。酩酊でしょう

電話で話しているKさんが、通りすがりのお医者さんが見てくれて、という話をしていた。そして、なんだか気が付けば目の前が病院だった。入り口がよく分からないが、明かりが点いている。その隣は薬局。なんか、もしかしたら病院とか薬局に助けを求めるという手もあったのかな、と思ったりもするが、最初はよく分からなかったのだ。

で、Kさんが名前を聞かれたみたいで、通報者のですか?と言っていた。そしてスピーカーにしますね、と言って操作したあと、電話の向こうでは、

「あなたの名前です」

と言っていた。ちょっとキレ気味に聞こえた。途中でお医者さんが登場したりして、ごちゃごちゃしたからだろうか。私が以前通報した時には、相手は優しかったような気がするのに。Kさんは全く動じていないように見えたが。

お医者さんによると、アルコール臭がしたという事だった。酔っ払いか。酔っ払いだったら素通りしたのに。でも、服装もそうだし、置いてある飲み物が。お酒は置いていないし。すると、この集まって来た人達もランナーさんだったそうだが、

「誰かが置いたんだよ」

と言っていた。そうかな。酔っぱらって寝ている人がいるから、これでも飲め、と言って置いて行った人がいたのだろうか。

しかし、分からない。もしかしたら、ランナーさんが走り終えてお酒を飲み、思った以上に体が水分不足で、いきなり酩酊状態になったという事かもしれないし。でもまあ、心臓発作とかじゃなくて良かったけど。

しかし、あれだけ皆素通りしていたのに、誰かが声を掛けると人が集まって来るという現象はなんだろう。私は以前にも、道端で倒れている人に声を掛けた事がある。ずっと人は通っていたのに誰も声を掛けていなかった。私が声を掛けた途端、5~6人が集まって来て、警察を呼んでこようかとか、あーだこーだと騒ぎになったのだ。今回も、あの時と同じ。

本当に気づいていなかったが、我々のちょっと不穏な声で気づいたという事なのか。結局、救急車が到着するまで皆さん待っていてくれた。

救急車が到着した。消防車も来た。救急隊員も多かった。私が息子の為に呼んだ時には3人しか来なかったのに、今は5~6人来たと思う。そして、救急隊員が突っ伏している男性に声を掛けるが、やっぱり反応なし。指を挟んで血中酸素濃度か何かを測っていた。それで、後はお任せするという事で、帰って来た。やれやれ。

電車ミス

乗るはずの電車は逃した。別に急いではいない。が、トイレに行きたい。次の電車がちょうど来る時間だったが、トイレに行くと間に合わなそうなので、その次にする事に決めた。

Kさんとは別れ、1人でトイレに行き、その後しばらく待ち時間だったので、エキナカを見て歩いた。すると、いい匂いがしてお腹が空いた。3時半だった。なんか、大したものを食べていないから、また食べておいた方がいいかもしれない。かなり立ち続け、歩いたので栄養を入れておいた方がよかろう。

で、迷った。迷ってしまってマジで歩いた。そして、とうとう決めた。コロッケが美味しそうだったから。もう、買ってすぐ食べてしまえ。

ポテトコロッケが安かったものの、野菜が不足しているので「徳島県産れんこんのコロッケ」というのを買う事にした。お箸とビニール袋は有料ですと言われ、なしでと言った。

パックに入れられ、それを紙袋に入れて厳重にテープで貼ってくれた。そのままでいいと言っても良かったが。

ホームへ階段で上がって行き、ベンチに座って早速開けた。電車が来るまであまり時間がない。紙が敷いてあったので、それでコロッケを掴んでかぶりついた。そうしたら……

……冷たい

えー、冷たいの?温かそうに見えたのに。揚げたてって感じに見えたのに。でもまあ、いい。お腹が空いていたので、それなりに美味しい。そして、サックサクだ。つまり冷蔵されていたのではなく、揚げたてが置いてあったが、冷めてしまったのだろう。仕方ない、冬だ。

しかし、なんかべこっとパックが動いてパン粉が飛び散る。上着にかなりこぼした。食べ終わってから、なるべく飛び散ったパン粉をパックに入れた。そして電車が来たので急いで片づけた。

電車はけっこう混んでいた。座席がボックス型で、座れなかった。車いすの人が乗っていた。しばらく立っていたら、途中駅で車いすいの人が乗って来た。ホームから駅員さんが、車いすの為に場所を開けてくださいと言っていた。席も空いていたので、ボックス席に腰かけた。やっと座れた。今日は腰がやばいな。

で、次が最寄り駅だなと思っていたら、なんと!最寄り駅を飛び越えた。そうだ、1つ前の駅で乗り換えだったのをすっかり忘れていた。しょうがない、次で降りて戻って来よう。その、戻りの電車を検索したら、駅に到着した1分後だった。でも、1分遅延となっている。

駅に着いた。走った。階段を駆け上った。最後はかなりきつかった。が、階段を上り切ったところで、電車の扉は閉まった。私はゼイゼイ言いながらベンチになだれ込んだ。マジか。逃すなら走るんじゃなかった

とまあ、最後は色々あった一日であった。救急車を呼んだという話をNさんにLINEで伝えたら、この寒い中、道端で寝ていたら低体温症で死ぬぞと言っていた。そうか。ただの酔っ払いでも、あんな薄着でずっと寝ていたら死ぬかもしれない。やっぱり、我々は彼の命を救ったのかもしれない。まあ、救急車を呼んだのはKさんで、命を救ったのは救急隊員だけどね。

鼻が痛くなって、腰も痛くなって、腕も筋肉痛になったけれど、楽しい一日であった。寒いし、またやるかどうかは分からないが……今度こそランチパックを狙って参加しちゃうかもしれない。(今、とろリッチ生ってのがあるんだってよ(笑))

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