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練馬こぶしハーフマラソン2024給水ボランティア

2024年3月24日(日)

こまぎれ

今年も練馬のハーフマラソンのボランティアに応募した。朝が早いし、どうしようかなーと迷ったのだが、去年と同じボランティアウエアを使用するので、去年のを持っている人はそのまま使って欲しいとの事。なんか、一年しかやらないのは勿体ないというか、申し訳ないというか……。というわけで、少なくとももう一度やろうと思い、応募したのだった。これはいつも早い者勝ち。それに、良く言えば自由度の高いやりがいのある現場だ。マラソンボランティアをもっとやりたい、経験値を生かしたいという方は、ぜひやるといいと思う。

さて、毎度早起きが苦手なチョコナッツ。いや、早寝が苦手なチョコナッツ。

前日はどうだったかと言うと、10時半頃に寝ようと思っていたのに、布団に入ってから

「靴を入れるビニール袋忘れてた!」

とか、

「そうだ、爪を塗るのを忘れてた!(透明な爪保護剤だが)」

などと言って、起きてあれこれやっていて、11時になってしまった。

しかも、12時、2時、3時、3時半、4時に目を覚ます始末。今、ちょっと首が痛くて、寝がえりを打つたびに痛みが走り、目が覚めてしまう感じ。でも、昨夜まではそんなに目が覚めてしまう事はなかったので、これは首のせいではないのだ。つまり眠りが浅い

あまり眠っていないものだから、お腹が空いてきた。朝が早いから、朝食はゼリードリンクで済ませるつもりだったのに、なんだかちゃんと食べたい気分に。

あ、だったら4時半とかに起きて食べればいいじゃん、と思った。4:50に目覚ましを掛けていたが、もっと早く起きれば……

と、確かに思ったはずなのに、気が付いたら目覚ましが鳴っていた。やれやれ、食べる時間はなさそうだ。

光が丘駅

予定通りに家を出られた。もう慣れたものだ。しかも、最近学んだ事がある。スウォッチは腕に嵌めるのに時間がかかる。家を出る前にやろうとすると慌ててしまう。時計はポケットに入れ、駅に着いてから嵌める事にした。

無事、予定していた電車に乗れた。大江戸線に無事に乗り、後は終点光が丘まで行けばいい。座れたし、スマホでSNS回りや読書をしていたのであっという間に着いた。

というか、朝早いのに車内にそれなりに人がいて、しかも自分も含め、みなスポーティーな雰囲気だ。これは、皆さん同じところに行くのかな?と思っていた。

ホームに下り立つと、驚くほど大勢人が降りた。これはボランティアではない。ランナーさんだ。そんな気がする。

ゾロゾロと男女が列を為して改札を出た。通勤時間並みに人が多い。後ろから写真を撮ってみたりして。もちろん、後ろにはもっと大勢いるのだが、後ろを振り向いて撮ったら、皆さんの顔が写ってしまうから無理。

去年の活動場所は光が丘駅ではなく、平和台駅から歩いたのだった。今日は4.9㎞地点高松給水所と言って、光が丘公園から近い場所。集合場所も、光が丘駅から徒歩8分という学校教育支援センターだった。

その集合場所の地図には、A1出口を出ると書いてある。地図上ではA4出口の方が近そうだが、何かあるのだと思ってA1出口から出た。

すると、ランナーさんを誘導するボランティアジャンバーを着た人たちが何人もいた。うわ、この方たちはまたずいぶんと早い集合だったのだろうな。私もこれになる可能性があったのだろうか。それとも、家の場所などを考慮してくれていたのか?あれ、住所とか入れたかなぁ。忘れた。

A1出口を出ると、すぐ皆さん曲がっていった。しかし、これはランナーさん達だ。ランナーさんは光が丘公園へ行くのだろうが、私は違う。付いて行ってはだめだ。

ということで、曲がらずにまっすぐ。

印刷した地図を持った男性が、私を追い越していき、私が曲がったところを曲がらずに信号を小走りに渡って行った。あの人、私と目的地同じだと思うのだけれど。

と思ったら、先ほどの男性がまた私を追い抜いた。戻って来たのね。ご年配のように見えるけれど、足が速い。というかずっと小走り

っていうか、全然8分じゃ着かないんだけど!多分もうすぐだと思うのだが、もう電車が駅に着いてから15分経っている。私も急ぎ足で歩かなきゃ。集合時間まであと4分くらいしかない。10分前に着く予定だったのに。

集合

とにかく間に合った。体育館へ上がる際、靴を脱いで持参したビニール袋に入れた。袋は何枚も置いてあって、忘れた人はこれを使っていいのだろう。

うう、多少汗をかいた足。体育館の床が冷たくて、急激に足が冷える。かといって、今日はウエストポーチにしたのに、スリッパまで持参するのは無理だよなあ。

体育館の中では、役割事に分かれていた。私は給水を探した。給水のところで名前を言うと、カイロと軍手を渡された。おっと、薄い軍手。ボツボツとかがないやつ。使い捨てとも言う。

さて、持参したボランティアウエアを着よう。このボランティアウエアだけをエコバッグに入れてきたのだった。着てしまえば、このエコバッグは畳んでウエストポーチへインだ。

うん、これ。去年はこの上に透明なカッパを着た写真を撮った。そう、去年は雨だったのだ。そして、桜が満開だった。去年は桜の開花が早かったから。去年の集合場所が学校だったので、敷地内に桜がたくさんあったのだ。

あと、去年はこのボランティアウエアを帰りに持って帰るからと、大きい斜め掛けバッグで来たのだった。でも、それはエコバッグを持ってくれば済んだ事。まだマラソンボラに慣れていなかったから。というか、この間の新宿ハーフマラソンの時には、家からボランティアウエアを着て出かけたのだよなあ。どうしてあの時は着て行き、今日は持ってきたのか……。新宿は良くて練馬がダメ?いやいや、そんな差別はしないぞよ。ただ、この黄緑色というのが、私っぽくないというか。新宿は紫だったので。あと、分かりやすくていいのだが、この日本語で書いてあるところがね。「こぶし」とかね(笑)

集合時間の7:10を過ぎると、二人の担当の方が前で名乗って、説明をしてくれた。そう、まず練馬マラソンの特徴として、時間がタイトだ、という事が挙げられる。大抵は、集合してから1時間くらいは説明などの時間があるものだが、なんとここは10分。集合した10分後には移動が始まるのだ。説明だけで5分以上過ぎるし、いつトイレ行くのーという感じなのだ。でも、行っておかなければならない。駅で行こうかなとも思ったが、ランナーさんが並んでいるみたいだったし、外が寒かったらまた行きたくなるかもしれないと思ったので。

まあ、実は別に行きたくなかったのだけれど。でも、この後2時間くらいは行かれないから、行っておくべし。その前に、6人ずつのグループに分かれてと言われて、何となく近くにいる人達とグループを作り、後は移動のみ、という感じになったので、担当さんにトイレの場所を聞いた。そして、体育館内のトイレに行った。

トイレには列ができた。そりゃそうだ。個室が二つしかない。私は割とすぐにトイレに向かったのですぐに入れたのだが、これが困った!トイレットペーパー新しいものに取り換えられたばかりと見た。それが、なんというかな、よくラップなんかでもそうなって困る事があるが、一部が剥がれなくてビリビリになってしまって、あー、どこから剥がせばー?ってなって。みんなが並んでいて、早くしなきゃっていう時に……。とにかく、ビリビリのまま出た。でも私が、

「トイレットペーパーがビリビリになっちゃってー!!」

と個室内でわめいていたので(同じグループの人との会話なので安心して欲しい。たった一人でわめいていたわけではない)次に入る人が新しいトイレットペーパーを持って入ってくれた。そう、多分その方がいい。先ほどのトイレットペーパーは、もっと落ち着いた状況で何とかするのがいいと思う。誰かお願いね。

移動・設置

トイレから出ると、ちょうど給水の担当の人が体育館を出ようとしていたので、合流した。今年は活動場所に機材があるらしく、ここから持って行く必要がないそうで楽だった。活動場所まではけっこう歩いた気もするが。

ところで、我々は何班なのだろう。水になったのか、スポーツドリンクになったのか、それさえ分からないぞ。と、思いながら活動場所へ到着。そうしたら、まだ何も決まっていないようだった。

「では、適当に分かれて作業をお願いします」

と言われ、たまたま、さっきと同じように右端にいた我々。さっきはプラカードのスポーツドリンクがこちら側にあったから、スポーツドリンクになるのではないかと思っていたが、今度はこちらが水のテーブルだった。

「じゃあ、我々は6班で」

同じグループの一人が言った。最初に集まった時に、スポーツドリンクはベタベタになるから水がいい、と言っていた我がグループの人たち。さっさと水の最後の班だと宣言してしまった。まあ、この位置だとそうなるわな、たまたま。

私、先ほどの六人グループの方のお顔を、女性しか覚えていなくて、こうしてまた何となく集まれたのは奇跡だと思った。それとも、私の物覚えが悪すぎるのかな。もう一人の女性は覚えていたみたいだし。でもさ、同じくらいの年頃の男性って、特徴が似通っていたりして、なかなか……

交通規制が始まるまで、テーブルや水の箱などを歩道の端まで運んだ。どうやら、我々端っこの6班にはゴミ箱の設置も課されているらしい。うそ、一番大変じゃない?

先にゴミ箱を作ってしまおうという事で、箱を組み立て、ビニール袋を掛けた。が、ビニール袋が45リットルのしかなく、ゴミ箱に対して小さすぎる。本当にコレ?なんて言いながら、一応小さいのを二つ付けてみた。

するともう、交通規制が始まった。7:40だ。さあ、テーブルを出し、拭いて……えっと、この乾拭き雑巾しかないのかな。仕方ない、とにかく雑巾というかタオル?でテーブルを拭いた。

テーブルを二列に並べていると、アールビーズスタッフさんかな、どなたかが来て、テーブルは離して置くのだと言う。つまり、テーブルとテーブルの間に我々が立つという事だ。どうも、昔はそんな感じだったそうだが、コロナ禍以来ランナーさんとの距離を保つ為に、テーブルは二列つなげて置くようになったと聞き及んでいる。私はコロナ禍前を知らないのだが。えーでも、マニュアルには二列つなげるような図が書いてあったけど。

まあとにかく言われた通りに。時間がないから、どんどん水のコップを作ってと言われる。三段にするのだと。

えっと、使い捨てのビニール手袋はどこかな。ないよね。去年もこのマラソンでは、備品がない事が多かった。今回もやはり。まあ、もういいや。とにかく今まで嵌めていた軍手は外し、素手でコップを並べ、水を入れ始めた。水は半分くらいまで入れるらしい。

給水開始

トップランナーがもうすぐ来るよーと、どこからか聞こえる。まだ二段目を作っている最中よ。一人、隣へ連れていかれて、ここは五人になっていた。

ところで、去年は無理だからとスルーしてしまった、練馬のやり方があった。二段目と三段目を作るための白い板があるのだが、後ろのテーブルにも一枚の板を乗せ、そこに補充の為の水のコップをたくさん乗せておき、前の水が少なくなったらその板ごと、つまりお盆にコップを乗せて来るみたいな感じで移動させるというもの。

今回、それをよく把握してきた。徐々に横へ水を移動していき、板一枚分を空けて、そこへ補充するという事を。しかし、今回も回りの皆さんが、

「あれは無理。しなくていいよ」

と、一刀両断。やはりそうか。お盆のようにフチがあるわけでもなく、水を乗せた状態で板を運ぶなど、ちょっと無理そう。コップが激しく倒れそうだ。やってみてもいいかと思ったのだけれどね。

とにかく三段、コップを並べた。ちょっとチェックをしてみたら、まだ水を入れていないコップまで紛れていた。前のコップが空という事がないように、最終チェック。何とかランナーさんが来るまでに並べ終えた。ふう。8:15頃、ランナーさんが現れた。

よく、テーブルの手前の方がたくさん取られると言われる。でも、私の経験からすると、一番後ろの角がよく取られると思うのだ。今日、給水が初めてだという男性がいたので、この栄えある端っこの角の係をその方に譲ろうかと思ったのだが、その男性は二つ隣のテーブルのところにいて、まあ、前にいるならいいかなと思った。もし、後ろで補充の水を注ぐ人になっていたら、交代しようかと思ったのだが。

そして、案の定、端っこの角はよく売れた。ほぼそこばかりとも言える。特に最初の方は。そして、マニュアルには各板の一番前は三個置くと書いてあったが、板が小さいので三個でも間隔が狭い気がした。他をなぎ倒すランナーさんもいる。一番前は二個にした。

曇っているが風がなく、寒くなかった。素手なのに大丈夫。という事は、ランナーさんは暑いだろう。頭から水をかぶる人も多い。

水はそれなりに売れた。後ろからどんどん補充した。途中、けっこうベテランの方が

「そろそろ二段目に行きましょう」

と言った。まだボリュームゾーンだったが、時間的にそろそろという事だった。ナイス。私もその方がいいと思った。後ろからは補充せず、一段目が無くなったら板を外そうと考えていた。

ところが、あっという間にランナーさんがまばらに。まだ三段のままなのに。こりゃ、余る。余り過ぎる。そもそも、最初から三段なんて必要なかった。ランナーさんが来る前に、あんなに焦ってこの三段タワーを作ったけれど、そもそも二段くらいで、いや、一段でも良かったくらいだ。後ろのテーブルでどんどん補充するのだから。

声掛け

給水作業に特化した話を書いたが、今度はそれ以外の事を書こう。

ランナーさんはやはり被り物をしたり、色々と仮装して走っている人もいた。

一人、多分おじさんなのだが、女子高生の制服姿で走っていて、両手でバイバイしながら給水所の前を通過していった人がいた。めっちゃ可愛かった。私も、同じ班の女性も、一緒になって両手でバイバイして

「わー、頑張ってー!」

と言って見送った。ああ、動画撮りたかった。

先ほどベテランと書いたその男性だが、

「あと少し、とは言えないな」

などと最初に言っていて、

「いいペースだよ」

とか

「もうすぐ5キロだよ」

などと声を掛けていた。なるほど、そんな声掛けの方法があるのか。というか、その人がもうすぐ5キロだと言うまで、またもや自分のいる地点が何キロ地点なのかを把握していなかった。ダメだなあ、私。

でも、やっぱり声掛けが苦手なチョコナッツ。向こうから「ありがとう」とか「いただきます」と言われればちゃんと何か言えるのだが、自分から声を出すのが難しい。軽く手を叩きながら小さい声で

「がんばってくださーい」

とか言っているくらい。それでもね、楽しんでいるのだ。水をしょっちゅう移動させたりしているので、ただ突っ立っているわけでもないしね。

片づけ・撤収

「完走ライン」だったかな。風船を腰に付けた二人のランナーさんが来た。すごくゆっくり走っているように見えるのに、そこに追いつけない人も多いのだ。でも、何しろまだ5キロ地点。その完走ラインが通り過ぎると、その後はランナーさんもまばらになり、とうとう最後の自転車が来て、給水作業終了となった。

早い。実際の給水作業は30分くらいしかないのだ。

さて、交通規制解除までに、車道から撤収しなければならない。この、まだ三段残っている水の入った紙コップを何となしなければならない。

「水は車道にバシャンでいいですから」

担当さんが言って、実際にバシャンとやり始めた。その前には、少し離れたところの下水口に向かって流していたのだが、私もどんどん車道に水をこぼし始めた。水だからね。むしろ掃除だよね。

紙コップ、ペットボトルを潰したもの、その他のゴミに分けてビニールに入れる。やっとテーブルの上の物が無くなると、どなたかがテーブルを片付けに来てくれた。私が雑巾でテーブルを拭こうとしたら、

「大丈夫です、ご親切にありがとうございます」

と言われた。それこそ、ご親切にどうも。

ゴミ箱に入っているビニール袋を外してまとめる際、気づいた。なーんだ、大きいビニール袋もあったのかと。後から出てきたのだろう。良かった。あの小さいのじゃあ、ランナーさんが入れられないだろうから。

そうそう、最初、その他のゴミ、つまりペットボトルのキャップや紙コップの入った袋を捨てる為に、テーブルの端にビニール袋を設置していたのだが、ランナーさんで飲んだ後の紙コップをその中に入れてくれた人がいた。実は紙コップはそこに入れてはいけなかったのだが。間違われると思ったので、そのビニール袋は途中で後ろのテーブルに設置し直したのだった。その辺に転がしてしまうランナーさんだっているのに、小さいビニール袋に入れようとする人もいるのだからねえ。

そういえば、外国人のランナーさんは見なかったな。ここで思い出すのもあれだけど。他意はない。

箱に入っている水は販売元に返すようだが、箱から出してしまった水は持って帰ってと言われた。私も一本もらう事にした。去年はスポーツドリンクを二本もらって、重すぎて後悔したので、今回は一本にすると決めている。でも、一本でも重たいから要らないと言うボランティアさんも多かった。

片づけが終わって、集合したのが大体9時。わあ、早い。交通規制解除は9:15なのに、すっかり間に合っている。そして、また最初の集合場所だった体育館へ戻った。

そういえばね、同じ班の女性がコロナ禍前は水も手渡しだった、という話をされていたから、だいぶ前からやっている人なのだなと思っていたのだった。ところが、使い捨て手袋の事で、コロナ禍前はしていたのかと私が質問したら、

「分からない、私はまだ三回目だから。コロナ禍前はやってないから」

と言う。え、最初の話と違うんでないかい?私が聞き間違えたのかな、と頭がこんがらがった。確かに、昔は水も手渡しで、トップのランナーさんは違うけど、最後の方の人には手で渡していたと言っていたはずなのだが。自分がやったのではなく、見ていただけ?それとも、もしやご自分が走っていた?

解散

体育館に戻り、また足が冷たいと思いながら最初に集合したところへ行き、お弁当紙パックのお茶をもらってきた。2リットルのペットボトルの水は案外重く、もちろんエコバッグを出して入れたのだが、そこへお弁当とお茶を入れたら余計に重くなって、お茶を返そうかと一瞬思った。私は緑茶を飲まないので。でも、持って帰れば息子が飲むし。それで、お茶をウエストポーチの方へ入れたら、あら不思議。それだけでも軽くなった。これなら肩にかけて持って帰れる。

体育館を出て、駅へと進むと、来る時に渡った道路が渡れなくなっていた。ランナーさんが走っている。うそー、そういう事?私は交通規制を把握していなかった。というか、地図を見てもちっとも頭に入らないから諦めている。とにかく、渡れないので曲がった。すると、歩道橋が見えた。歩道橋を渡ればいいかと思ったら、なんとその歩道橋の上をランナーさん達が走っていた。そうか、という事はその先は信号で渡れるはずだと思った。

確かに渡れた。やっぱり15分以上歩かないと駅には着かないらしい。そして、今朝出てきた場所よりも手前に「光が丘駅」という看板を見つけ、下りて行った。そうか、ここがA4出口なのか。うう、やっぱりA4出口の方が近いじゃないか。A1出口から出るべきなのはランナーさんだけだったのだ。

水は冷やされていたわけでもないのに、水の入ったエコバッグを膝の上に乗せると冷たかった。水のペットボトルの下にボランティアウエアを入れたら大丈夫だった。

水のペットボトルのお陰で、お弁当が横になったりせずに運べた。家に着いたのは11時頃で、もうお腹が空いたのでお昼を食べる事にした。お弁当の写真、去年は撮り忘れている。ブログに載せていなかったものね。

わあ、綺麗なお弁当!春らしい。そして、野菜がたくさん入っている。夫に見せたら、

「ずいぶんボリュームがあるね!」

と言った。え、そう?全部食べるけど?

ああ、しかもデザートまで入っているではないか。大福もちが。あ、そういえばコレ、記憶がある。去年もこんな感じのお弁当だったかなぁ。でも、ここまできれいだったという記憶はないのだが。

野菜が豊富なのは嬉しい。こんにゃくの下には切り干し大根も入っていた。お花の形をしているのはかまぼこ。揚げ物に見えるのは、サツマイモとカボチャの天ぷらだった。甘い物が多いから、ご飯が残ってしまうかと思ったら、昆布巻きの下にはアサリの佃煮も入っていて大丈夫だった。それでも、最後に二口くらいご飯が残って、本当はこれが私にとっては余計な分だよなーと思いながら食べた。ご飯もしっとりしていて美味しかったのだ。そして、大福もちは柔らかくて甘くて美味であった。

だけど、デザートの大福もちと言い、メインが鯖だったりすることと言い、何と言うか、ボランティアさんは高齢者が多いから……という考えが見え見えだよねえ。若い人が多い現場だと、から揚げとか生姜焼きとかが入って来るからね。肉よりも魚介類が多く、デザートは和菓子って、これはもう、お年寄り向け。でも、私にもバッチリ刺さっている。え?私が既にお年寄りだって?断じて違う。中年ではあるが、高齢者ではない。

練馬ハーフの良い所

いやー、今回も楽しかった。もう練馬は辞めようかなと思っていたが、練馬には、他にない良い所があるのだよ。だからどうしようかなー。来年もやっちゃおうかなー。

練馬こぶしハーフマラソンのボラ活は、良く言えば自由度が高い。悪く言えば……いい加減?

まず、時間がタイト。それから、ボランティアの人数が少ない。まあ、ランナーさんも多くないかも。

リーダーが不在なので、ボランティアメンバーが好きなように出来る。人数も少ないから意見が合わない事も割と少ない気がする。そこは人によるだろうけれど。

時間がタイトだという事は、忙しい。それが面白い。特に慣れてくるとそれがいい。待ち時間もほとんどないし、どんどんやって、あっという間に終わる。

だから、早く終わって早く帰れる。9時半には解散していたからね。その後日曜日を満喫できるというもの。

悪い所もあえて言わせてもらうと、マニュアルと違う事を言う人がいる事と、備品が足りないところ。使い捨て手袋がなかったのは、そのどちらだったのか分からないが。必要なかったのならマニュアルと違うし、必要だったのなら備品が足りなかったという事だ。

あと、あの板の上に水を乗せて運ぶという練馬方式は、一体誰が考えたのだろう。実際にあのやり方で補充した事があるのだろうか。

良い事があるからまたやりたいとも思うし、悪い所が今後改善されるのかどうか、それも見てみたいと思うし、やっぱり辞められないかも。来年も申し込もうかなー。