実は今、目がすごく痛い。
その前に、目の周りが痒くなった。その原因が・・・
痒くなった原因
以前から、目の周りが乾燥で痒くなる事があり、皮膚科で薬をもらった事がある。
それ以来、目の周りの化粧はしていない。アイシャドーはもちろんの事、顔全体にはたくパウダーも、目の周りにははたかない。夏なら大丈夫だが、冬や春は特に気をつけてはたかないようにしている。
ところが、ここ3日くらい、やけに目の縁にパウダーが付いてしまったのだ。その理由は、パウダーが残り少なくなっているから。
分かるだろうか。丸いコンパクトに入っているパウダーを使っていると、真ん中から無くなって行き、最後に縁の周りに残る。それをパフでごしごし取ると、パフの端っこにたくさんパウダーが付く。そのパウダーを真ん中辺りで落とし、パフ全体に付けて、顔にはたく。
だが、まだパフの端っこにはパウダーが付いている。真ん中のパウダーを使っている時は、パフの端っこには付かないのに。
Tゾーンが脂性のチョコナッツは、Tゾーン、つまり、おでこ、鼻、口の上と下には特にパウダーを念入りにはたく。そこで、鼻の上部にパウダーをはたく時に、パフの端っこにたくさん付いていたパウダーが、目頭の、目ぎりぎりのところに付いてしまった。
痛くなった原因
そんな事が3日くらい続いて、あー、目に入りそうだなあ、とか思いながら指でぬぐっていたのだが、おととい、その辺がとても痒くなってしまった。
お風呂上がりに鏡でそこを見ると、赤くかぶれていた。またやってしまった。皮膚科の薬を塗った。
だが、おとといの夜、お風呂に入ろうと思ってめがねを外した時に、うっかり目をこすってしまった。痒くて。
それがいけなかった。昨日は、眼球が痛い。私はドライアイ気味で、目をこすると目に傷が出来てしまう。これがひどくなると、目を開けているのが辛いくらい痛い。
ちょうど、タマネギを切って目にしみた時みたいな感じだ。
痒いかぶれの方は、塗り薬でだいぶ良くなっているが、眼球が痛いのは、スマホやパソコンを見るとすぐにぶり返す。目薬を差すとしみる。
強烈な思い出
目の周りがかぶれたと言えば、一つ強烈な思い出がある。
大学生の時だ。1月下旬、目の上が赤くかぶれた。痒い。原因が分からなかった。
割と最近に洗顔フォームを替えたから、そのせいだろうと思い、洗顔フォームを元に戻したが、治らない上、ひどくなる。
ちょうど大学が休みで、化粧もする必要がなかったが、すぐに治ると思ったのになかなか治らず、とうとう大学の試験の日になってしまった。
仕方なく、化粧せずに行った。そして友達に会った瞬間、
「どうしたの?ひどいね。」
と、言われた。その言葉こそひどい。それを言った本人は覚えていないだろう。彼女はとってもいい人なのだ。素朴な人で、大好きな友達だ。だが、言われた方は25年も経っているのに覚えているのだから、言葉って恐ろしい。
後日、ふと思い至った。痒みの原因、それはお風呂上がりに真水で顔を洗うという行為ではないか、と。
テレビで、年配の女優が毎日やっていると言っていたのだ。お風呂から上がる時に、冷たい水で顔を洗ってから出ると。
それを聞いて、私もやっていた。夏から始めていたのだ。だから、痒くなった時に、「最近始めた事」ではなかったので、思いつかなかったのだ。
だが、季節は冬。12月下旬頃から寒くなって、水も冷たくなって、おそらくとうとう皮膚が悲鳴を上げたというところだろう。
私は皮膚が弱い方だが、ものすごく弱いわけではない。だから、1回か2回くらい無理しても大丈夫なのだ。しかし、それ以上無理を続けると、ひどいことになる。
そうして、水で顔を洗うのをやめた。そうしたら、徐々に治っていった。
原因を探るというのは、案外難しいものだ。
経験を重ねたからこそ
だが、そんな過去の事があったので、今は皮膚が荒れると割とすぐに原因にたどり着けるようになった。
これも、経験のたまもの。年齢を重ねたからこその力である。
若者よ、おばちゃんは何にも知らない、なんて思わずに、悩んだ時には相談してみるといい。経験を重ねたからこその、アドバイスというのもあるのだから。SNSで調べても、年配者のお話は多くは聞けないかもしれないぞ。チョコナッツは、おばちゃんでもSNSを駆使しているけれどね。