おせち料理の栗きんとんは好き?
私はどちらかと言うと好き。けれども、栗は大好きなのに甘露煮があまり好きではない。
それに、甘いからあまりたくさん食べてはいけない気がする。
一度、甘くない栗を使って、甘さすごく控えめの栗きんとんを作ってみたい。
そう思ってきたが、とうとう作ってみたのだ。
作っている最中に写真を撮ろうと思っていたのに、思ったよりも時間がかかり、色々テンパって忘れた。
レシピ
まずは材料からご紹介。
・さつまいもの裏ごし500グラム
・くちなしの実(乾燥している)2個
・水3カップ
・砂糖大さじ2くらい
・みりん大さじ1くらい
・塩少々
・冷凍むき栗150グラム
これだけ。
そして作り方。
冷凍の栗を小鍋に入れ、ひたひたの水を入れて5分煮る。
別の鍋に水、砂糖、みりん、塩、くちなしの実を入れ、火にかける。
さつまいもの裏ごしを入れ、弱火にし、木べらかゴムべらでかき混ぜながらなめらかになるまで煮る。
20~30分煮たら栗を入れる。私は栗が大きいのが嫌だったので、包丁で半分に切ったものを入れた。
本来なら、甘露煮の汁も入れるので、ここから10分煮るべきだが、5分ほど煮て重くなってきたので火から下ろした。
それで出来上がり。

お味の方は
最初は砂糖をほとんど入れず、少しずつ味見しながら足していった感じだが、温かい時よりも冷めた方がおいしいと感じた。
甘さは控えめに出来たが、栗が固い。これで正解なのだろうか。多分、もう少し下ゆでの段階で柔らかくしてから入れた方がよかったと思う。
冷めてから子供達に食べさせた。
おいしくないそうだ。まあ、甘い栗きんとんが好きならば、これが好きなはずがない。
次男は水っぽいと言う。長男は元々甘い物があまり好きではなく、栗きんとんも食べないのだが、甘くなくても食べないようだ。
冷蔵庫で冷やして、翌日食べてみた。
最初は美味しいと感じる。次男も
「ああ、食感はいいね。美味しいじゃん」
と言った。私も、最初は美味しいと思ったが、栗がやっぱり固いし、甘い方がいいのかも。栗の塩ゆでが好きなのだが・・・塩茹ですれば良かったのかな。
しばらく食べていると、全く味を感じなくなる。そうすると、イマイチ。
次男が黒蜜をかけて食べてみたら、美味しいと言う。試したら、すごく美味しかった。でも・・・甘さを控えた意味がない。

成功か失敗か
ポイントとしては、さつまいもの裏ごしを、既に裏ごししてある冷凍ものを使ったところかな。あれは楽だしなめらか。スイートポテトや芋ようかんを作る場合にも使える。もちろん離乳食にも。
うーん、来年も作るかと言ったら、ノーかな。そうだ、甘露煮の栗を小さく刻んだらどうだろう。だって、少しだけ食べようと思って取っても、ほぼ栗だけだったりするし、もっと少しだけ取りたいのに、栗が大きくて少しにならない事があるから。
でも、親戚が集まって食べるおせちは、オーソドックスにしないとダメなんだろうね。私の好みに合わせてはダメなんだろうね。
甘くない栗きんとんは、ほぼ失敗で終わったのであった。
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