アフィリエイト広告、アドセンス広告を利用しています。あなたの広告への反応が、チョコナッツの収益に影響します。

こっそり酒を飲む事について

昨日、友達のライブに行った。そこで私が飲んだものは、まるでお茶に見える、お茶にしか見えない酒だった。その時の私の気分は・・・。

経験しないと分からないものがある。

飲み物は持ち込みOK

いわゆるママ友が、バンド活動をしている。誘われるといつも行く。他のママ友と一緒に行くこともあるが、私一人で行くこともある。

今回、横浜の伊勢佐木町でライブがあると聞き、誘われたら即行くと返事をした。

詳細が決まったら連絡するという話だったのに、いつになっても連絡が来ないので、前日にこちらから聞いたら、ごめんなさい!と言って、詳細を送ってきた。他のお客さんには送っていた模様。私だけ忘れられていたのか、とちょっと拗ねた気分に。

そのママ友は、ピアノの先生をしていて、一緒にバンドをやっているメンバーにはバレエの先生もいて、いつもライブには小中学生の子供達がたくさん来る。小学生にはお母さんもセットだから、私のような子連れではないおばさんは、端っこの席で全然OK。気楽に楽しませてもらっている。

コロナ前は、お酒や食べ物をいただきながらだったり、そうだと思っていたら飲み物オンリーだったり、とにかくワンドリンクはセットだったのだが、コロナ以後は飲食禁止のライブだった。

しかし、今回詳細を見たら、

「飲み物の持ち込みはOK。アルコールの場合は、周りにご配慮いただける量で」

という事だった。

それで、飲み物や食べ物は売っているのかどうか聞いたら、

「飲み物の提供はなし。食べ物は、文明堂のお菓子が提供されるらしい」

という事だった。

持ち込むのか。そうすると、ビールやハイボールをバッグに入れてシャカシャカ持って行くのはどうか・・・。文明堂のお菓子と言えば、カステラかブッセ。どのみち甘い物だ。おつまみじゃない。ワンチャンハイボールならイケるが。

と、悩んでいた。どのみち、あまりアルコールは歓迎されないのだろう。ただ、2時間のライブのようで、その間お茶だけで過ごすのはなーんか味気ないような気が。それに、午後7時から9時の時間帯。お腹が空くではないか。

コーン茶

前日、スーパーに行った時に、持ち込めるような酒を探してみた。ワインやチャミスル、日本酒など、持ち込めそうな物はあるにはあるが、どれも酔いすぎるような気がする。日本酒のカップ酒なら・・・いや、カステラには合わないぞ。多分。

で、結局酒は買わなかった。レジ横にペットボトルのコーン茶が安く売られていて、ああ、これを常温で持って行くのがいいかもしれないと思い、買った。現地でマンゴージュースとかあったら買いたいなぁ(関内駅なので、何となく中華?)と、妄想を抱いていた。

夜、私がすっかり酒に酔った状態の時、夫が帰ってきた。土曜日の夜である。

夫に、明日のライブに酒を持って行きたいと思ったが、良い案がなくてコーン茶を持って行く事にしたと話した。すると、

コーンハイ、美味しいよ!」

と言う。ちょっとやってみればと言われ、コップに少し焼酎を入れ、コーン茶で割ってみた。うん、確かに美味しい。これなら、つまみも要らないし、なんならカステラにも合わなくない。

それで、コーン茶が減ったところに夫が焼酎を入れていく。つまり、コーン茶のペットボトルに焼酎が注入されたのだ。これは危ない。見た目は全くのお茶。冷蔵庫に入れたが、次男が間違えて飲まないか心配だった。

だがしかーし。すっかり酔っていたのにコーンハイの試飲までしたものだから、飲み過ぎた。日曜日の朝は頭痛と喉の渇きが酷かった。

「あー、夕べ満月見るの忘れた」

と朝言ったら、

「え?見たよ、君は」

と、夫に言われた。うそー。記憶が飛んでいる。ベランダに出て見たそうだ。ああ、近所迷惑になってなかったかな。声が大きかったりして・・・。

ライブハウス

今日の本題は酒だが、ライブハウスについてちょっとだけ話そう。いや、見てもらおう。後で重要になるものも、写真の中に隠れている。

何十年かぶりに関内駅に降り立った。横浜スタジアムでイベントがあり、たくさんの人が駅へ流れ込んでいた。

あれ、関内って本当にここ?というくらい、全く面影がない。それもそのはず。前に来た時には、横浜スタジアムはなかったのだから。関内から中華街の方へ歩いていくときに、中華食材が売っているお店や、服やスカーフが売っていて、独特な香料が香るお店が並んでいた、あの街はもうない。

駅周辺をうろうろしてみたが、私が求めていたものはなく、中華街とは反対側へと向かう。伊勢佐木町には行ったことがなく、「いせさき」なのかと思っていたら、「ISEZAKI 」と書いてあるのを見てびっくり。「いせざき」だったか。

一本道を長らく歩いて行った。そろそろかなーと思った。ライブハウスというのは、分かりにくいことが多い。自分が出演するライブでも、分からなくて周りを何周もしてしまったことがある。地下だったりするので、看板を見落とすと永遠に見つけられないのだ。

しかーし、この「CROSS STREET」は、すぐに分かった。唐突にこれが出てきて、はたと立ち止まった。いやでも、どこから入るのかわからないぞ。

開場時間は過ぎていたが、入り口がわからないので、他のお客さんが入るまで前で待っていた。脇から入るのかなーと思っていたら、正面の真ん中の扉からだった。やっぱり待っていてよかった。

チケット代を払うと、カステラを一つくれた。おいしかったらインスタをフォローしてねと書いてある紙が貼ってあった。このひまわりなどの飾りつけは、私の友達のグループが作ったようだ。

キーボードがよく見える位置に座ったので、一番前の端。すると、目の前にゆずの写真。そして、壁にゆずのサインが。

ここは、ゆずが命名したライブハウスだとか。伊勢佐木町は彼らの原点なのだとか。あー、そういえばそんな文脈で伊勢佐木町っていう地名を聞いたことがあったかもしれないなぁ。ごめん、特別ゆずのファンではないので。

さてさて、写真を見てお気づきかな?でっかく書いてある文字が。飲酒者入場禁止って言う。

酒を飲みながら

のどが渇いた。持っているのはコーンハイだけなので、とにかくそれを一口飲んだ。あれ、けっこう焼酎が濃いのでは?すきっ腹だったとは言え、一口で足に来たぞ。やばい。

すると、静かに少し離れたところでプシュッという音が。お、お仲間。男性がビールの缶を開けて飲んでいた。

出演者から、酒でもいいと言われているのだが、目の前に飲酒者入場禁止なんてでっかく書いてあったのでは、なんだか飲みにくい。飲みにくいが、私は酒を飲んでいるように見えないから、うしろめたさは感じない。感じないのだけれど・・・なーんかモヤモヤ

今日は夜だし、自宅から離れているし、ピアノやバレエの生徒さんたちはいなかった。みんな同世代ばかり。おそらく、それぞれが招待したお友達やら親類やら。それと、バレエの先生はすっごくかわいいので、男性のファンがいるのだ。そのファンの方々。私の友達には、旦那さんが来ているだけのようだった。私が来てくれてすごく喜んでいたと、他のメンバーの人に言われた。来てよかった。詳細を送り忘れていたのは、他に送る人がいなかったからなのだろう。拗ねて損した。

ライブが始まった。マスクをしたまま、時々ずらしてコーンハイを飲む。ほかに、氷結を飲んでいる男性も見かけたが、あまり皆さん飲んでいる感じでもない。私が一番前だったので、あまり見えなかったのだが。

さて、酔いは足や体のだるさからするに、回っている。だが、気分は全然上がらない

なんだろう。傍(はた)から見たら絶対にお茶を飲んでいるようにしか見えない。知り合いもいないので、

「これ、実はお酒なんですよねー」

とか、言えるわけもない。でも、本当は酒を飲んでいる。なんだか、裏切っているような、いや、うーん、なんかこう、

私も酒を飲んでるぜ、イエーイ!

みたいな、大人しくしていても、そういう言語外のアピールがしたかった。人知れず酒を飲んでいても、ちっとも面白くない。意味がない。意味が?

そうか。私は自分が酒を飲みたいわけではないのだな。

酒を飲む意味

夫も、心配だったらしい。ライブが終わった時間に連絡してきた。無事か、と。

無事だと返したのに、元気がないと思ったのか、

「無事じゃないんだね。コーンハイで失敗したか」

と返ってきた。で、別にそんなことはないと送った。

友達もすごく喜んでくれたし、ライブは楽しかったし、最後に缶ビールをくれたし(持ち帰った)、そう、友達の後に出てきたトモクロウさんがすごくカッコよくて、歌が聴けて良かったし。だから、問題ないのだ。

ただ一つ、無駄にアルコールを摂取したようで、ただ体がだるくなって余計に疲れただけで、アルコールによって楽しくなった部分はなくて、損した気分にもなった。

そうそう、ライブの休憩中に文明堂のカステラを食べたのだが、昔食べたのとは全然違う。ふわっふわだった。驚きだ。インスタはフォローしないけど、ここにふわふわで美味しい、と宣伝しておこう。

それにしても、私が酒を飲んで楽しくなるのは、酔いが回るせいではないのではないかと思った。飲んでいるという事実を楽しんでいる。酒って、ちょい悪だからではないだろうか。今の若者にはあまりそういう感覚はないようだが、私の世代では、真面目なのはカッコ悪いことだった。かといって、無責任でだらしないのもカッコ悪い。堅物ではなく、ちゃんとしているけれど、ちょっと砕けた感じを出したい。それが酒なのかもしれない。

とはいえ、家で一人で飲むのも好きだ。これはまた違う理由なのだろう。その辺は今日は解明しない。とにかく、外では泥酔できないから、酔いたいのではないのだ。ちょっと砕けた感じを出したい。つまんない人ではなく、面白い人に見られたい。だから、人知れず酒を飲んでいることは、私にとっては全然良いことではなかった。

それが分かってよかった。夫は、

「のんべえの感覚だったね、ごめんね」

と言っていたけれど。

ちなみに、家に帰ったら速攻入浴を済ませ、モリモリ肉を食べながら、今度はビールを飲んだ。さっきまでのアルコールはなかったことにしたい。でも、むしろいつもよりも酔いが回りにくい。あらかじめアルコールが入っていると、急激に回らないのかな。それか、モリモリ食べながらだったからかな。ああ、どうでもいい話だったか。

応援

ママ友のバンドも応援したいけれど、ここで宣伝するとこちらの身バレが心配なので、やめておく。

トモクロウさんは、ユーチューブで聴ける。印象に残った歌があって、ライブバージョンの方が断然いいなと思ったので、こちらをそっと載せておこう。私は、メロディーばかり追ってしまって、初めて聞く歌だと歌詞が入ってこないのだが、この人の歌は最初から歌詞が入ってきた。来ていた男性が涙をぬぐっていたなぁ。

歌詞を書いて

ママ友に、歌詞を書いてほしいとずっと前に言われた。

言われた時にはびっくりしたけれど、やってみたいと思った。

昔は詩をよく書いたし、なんちゃって作曲もして、自分でピアノの弾き語りなんかもしていた。そうそう、20年くらい前に、秋元康作詞塾とかいう通信教育を受けたことがある。けれども、

「売れる歌はこういう歌詞」

という話があって、それは抽象的ではなく具体的な歌詞だと。情景が浮かぶような。けれども、私はそういう歌が好きではなかった。あまりに細かく描写されると、最初はいいのだが、何度も聞くと同じドラマを何度も見させられているようで、飽きるのだ。だから、それぞれ自分の物語を思い浮かべられるような、どちらかというと抽象的な歌が好きだ。だから、この作詞塾の教えと私の好みは相いれないから、結局ためにならなかった。

という経緯もあって、作詞は諦めていた。通信教育を受けたくらいだから、やりたかったのだ。

でも、ママ友からその連絡は来ないまま、時は流れた。多分一年くらい経ったのではないか。だから、もうその話はなくなったのかと思っていた。だが、このライブで、

「そろそろ新曲を作りたいんですけどね。うちに作詞をする人間がいないもので」

と言っていた。それで、ライブが終わった後、友達に

「歌詞、書くよ」

と言ってみた。

「曲が先?」

とも聞いてみた。すると、

「もう曲はあるのよ」

ということ。私がどんな詩を書くのか楽しみだと言っていた。だが、どういうわけかすぐに送ってこないのだ。音源を送ることに問題があるのだろうか。そうだ、

「今年、次男くん受験でしょ?」

と言っていた。私にはそれほど影響ないのだが・・・。年末あたりには、多少資金繰りに忙しいかもしれないが。

曲に詩を付けたことはない。楽しみだ。でも、ちょっと不安だ。だが、ただ詩を作るよりも、歌う人がいて、その人たちからの発信だという前提で書くのは、また違うのだろうと思う。

カステラ一番電話は二番

最後に、ふわふわで美味しかったカステラのリンク先を載せておこう。昔食べただけの方、今の文明堂はちょっと違うので、ぜひ。まあ、普通こういうのは贈答用か。お彼岸の手土産とか?

文明堂 カステラ巻10個入 (ハニー5個、抹茶5個)https://amzn.to/3DclxzQ