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反抗期なし!仲良し親子のまま「子離れ親離れ」

ちょっと前に、二人の息子に
「うちは、子離れ親離れが、比較的うまく行ってると思わない?」
と聞いたら、
「上手く行ってる」
「子育て初めて?」
と、冗談交じりに言っていた。

子供の反抗期に悩んでいる親御さんや、どうやって自立させたら?と悩んでいる親御さんの助けになればと思い、うちの子離れ親離れの経過をお話しようと思う。

手をかける、目をかける、心をかける

今、息子たちは19歳と16歳。大学二年生と高校二年生である。

子供が通っていた中学校の校長先生が、このような話をしていらした。

「小学生には手をかける。中学生になったら、手を離して目をかける。高校生になったら、目を離して心をかける

なるほど、と思った。
ちなみに、校長先生のお話の主旨は、中学生になったので、あまり手を出して何でもやってあげる事はせず、見守ってあげて欲しい、という事だった。

反抗期=親の過干渉

反抗期というのは、親の過干渉に対する反発だと思う。

それは、ある程度大きくなったのに、親が小さい頃のままの扱いをしているから起きるのだと思う。

年齢と共に、少しずつこちらの干渉を減らして行けば、反抗期は起きないのだ。

急に干渉なしにするのも危険だ。あまり早くに野放しにすると、悪の道に行ったり、寂しさから非行に走る場合もある。

大人のあなたも考えてみてほしい。いくつになっても、たとえ大人になっても、自分の親には愛されていたいものではないか。親が、自分に全く興味がないというのは寂しいではないか。

ましてや、未成年なら尚更。心はいつまでも離さずにいよう。だから、手を離す、目を離すタイミングさえつかめば良いのだ。

頑張る時期は小学校「中学年」

子供を自立させようと、頑張った時期があった。もしかしたら、これがあったから今が楽なのかもしれない。

それは、小学三年生の頃。

私は、そろそろ自分で時間を見て行動して欲しいと思った。

なので、宿題やったの?とか、そろそろ寝る時間よ、とか、そういう声かけをしないようにしてみた。

これがまた、大変

あらかじめ、自分で考えて行動するように話してあるのだ。だが、なかなか出来ない

宿題をやらずにいつまでも遊んでいて、一体いつやるのか、とこっちはイライラ

言わないようにしようと決めておきながら、言いたくて言いたくてうずうず

そして、とうとう言ってしまった時には、最初から怒っていたり。

「なんで10時になっても宿題やらないの!!」

なんて。

そして、反省しまくる

だが、子供に何も言わないように努力して、しばらく自分と闘って、いつの間にか、小学5年生くらいになると、割と親が言わずともやるようになっているのだ。

ある程度の把握は必要

1、2年間の我慢は、それは楽ではない。しかし、宿題をやらなくてもいいや、出さなくてもいいや、という気持ちにもなってはいけない。

小学生の内に、宿題をやらなくても平気になってしまうと、責任感のない、不真面目な人になってしまう。宿題はやるもの、決まりは守るもの、という意識はちゃんと植え付けなくてはならない。

だからこそ、宿題はやっているか、出しているか、そう言ったことは先生と連携し、把握していなくてはならない。ちゃんとやらなければならない事を、根気よく話して聞かせなくてはならないのだ。

中学生になったら、勉強にはノータッチ

さて、割と自分からやらねばならぬ事をやるようになって、中学生になる。

中学生になると、テスト期間というものがあり、テスト範囲が発表される。日々宿題もあるし、提出課題もあるだろう。

だが、中学生になったら、この辺の「どんな宿題が出ているのか」「テスト範囲はどこか」などは、親はあえて把握しないのが良い。

また、宿題も教科ごとになり、宿題を出す先生が一人ではなくなるので、小学生の時のように親と先生とで連携する事が不可能になってくる。ここは、ばっさり切った方がいいのだ。

小学生までが、ちゃんと宿題をやっているかを把握しなくてはならなかったので、引き続き把握しようとする人もいるだろう。だが、ここは節目で切った方がいい

節目で区切る事で、子供も不自然を感じないでスムーズに移行できる。今までやってきた事を急に親がしなくなたら、なんだ?と驚くだろうが、いろいろ変わる中学入学時に切り替えれば、親も子もすんなり出来るのだ。

小学生の時にちゃんとやらせていれば、もう大丈夫。うっかり忘れる事はあっても、自分でやらねばならないと分かっているので、親が言おうと言うまいと、変わらないのだ。

分かっていて言わないのは辛いので、分からない、つまり学校の勉強に対して把握していない方が親も楽だ。そして、子供も楽なのだ。

ただし、中学生はまだ、学校の行事部活のスケジュール、受験のスケジュールや友達の事を、親が把握しておかなくてはならない。

社会を知らない中学生、一般常識を徐々に覚えていく時期なので、まだ目は離せないのだ。

高校生、受験は一緒に考える

さて、無事に親子で受験を乗り越え、高校生になる。

高校生になると、学校が遠くなる人がほとんどだろう。

友達の親とも必ずしも知り合いではないし、学校に行く機会も減る。

それでいいのだ。少し寂しいけれど、子供が学校で誰と、何をして、何を勉強しているかなどは、親は知らなくていいのだ。

受験に対しても、どんな分野に進み、どの教科で受験し、どの大学を受けるか。それは子供が決める事だ。

ただ、私はまだ大学受験は一人しか経験していないが、最後まで子供に任せっきりは危ない。

受験校が決まった時点で、話を聞いてみたら、かなり甘い

子供の方でも、受験料をあまりかけては悪いと思っている。

ある程度、どこでもいいから現役で行って欲しいのか、浪人してでも難関大学に行って欲しいのか、親と子の考えを一致させておかないといけない。お金が絡んでくる事なので。

うちは、勉強できる内容を選べれば、大学はどこでもいいので現役合格が望ましい、という考えを親子ともに持っていた。だが、子供が考えた受験プランでは受験数が足りなくて、もっと幅広く受験し、同じ大学でも二つ三つ受験システムをかけもちした方がいいと思った。

それには受験料が多くかかるので、
「受験料はかかってもいいから、これもこれも受けた方がいいよ」
と言ってやって、受験大学を一緒に決めていった。

という事があるので、野放しだと上手く行かない。

ちなみに、どんな学部を受けるかに関しては、時々雑談程度に話しておくのはもちろん大事だ。

「話させる」という強制ではなく、友達同士で話すように、軽く話すのがコツである。

子供の部屋には入らない

普段の接し方としても、雑談程度に
「今日どうだった?」
などと聞くことはあるが、話したくなさそうなら、それ以上は聞かないようにしている。

また、自分の部屋に入ったら、よほどの事が無い限り部屋には行かないし、ましてやいきなり部屋に入って行ったりはしないようにしている。

これは、何年生だろうと、自分の部屋を持った時からそうだ。

保護者同士で話していると、
「え、私は何も聞いてない」
と、驚く事もある。だが、焦らない。

自分の子が人をいじめたり、いじめたれたりしていなければ、放っておいて大丈夫。

また、法に触れるような事をしていなければ良い。

基本的な事は、子供の頃にちゃんとさせていれば、
この子は大丈夫
と思える。そう思ったら、後は信じるのだ。

親は趣味を持とう

心はずっとかけよう。

子供たちは、親に言いたくない事もあるだろうが、誰かに話したい時もある。

具合が悪かったりすれば、頼りたい時もあろう。

また、親も子供に頼りたい時は頼っていい

そうして家族として、お互いに頼ったり頼られたりしながら、暮らしていく。

子供の事ばかり見ていた時期から、だんだんと顔もろくに見ない日もあるようになってしまった。

だからこそ、親も何か子供とは別の楽しみ生きがいを持つべきである。

推し活しかり、ブログしかり、習い事旅行など。何かしら趣味を見つけよう。

コツは「気を遣う」こと

親の子離れ、参考になっただろうか。結局、けっこう気を遣っているのだ。つまり、頑張って仲が悪くならないようにしているという事だ。

反抗期がないというのは、親がちゃんと子供に気を遣っているという事。

もう一つ大事なコツは、自分が中学生だった頃、自分が高校生だった頃、を思い出す事。

自分が親とどう接していたのか、どうしたかったのか、どうされて嫌だったのか、それを思い出そう。

若かりし頃を思い出そう。

今日はこの辺で。