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家事をなめていませんか?

主に家事を担う人

主婦とは、家事を主に行う人である。の字を使うと男女差別と言われそうなので、主婦(主夫)としておこうか。

共働きをしていて、家事を夫婦で分担しているならば、それは両者とも主婦(主夫)ではない。主に担っているわけではないのだから。

しかし、フルタイムで働いて家事も担うなんて、たとえ2人で分担したって大変だと思う。ましてや子育てもするとしたら、それは家政婦を雇った方がいい。いや、また婦の字が出てきた。家事代行業者に、と訂正しておく。

見えにくい仕事

両親ともフルタイムで働いている場合、子供も大きくなれば家事を担当するのであろう。だが、どちらかの親が主に家事を担っている家庭の場合、子供からしたら当たり前のようにやってくれている家の事は、多分見えにくい。

だから、高校生くらいになって、
「料理出来るし、料理したくなかったら外で食べればいいし、一人暮らし出来るんじゃね?」
と思ってしまう。

だが、言っておこう。むしろ料理なんてのは家事の中でも一番簡単なものなのだ。いや、バランスの良い食事を提供するのは楽ではない。頭を使うし、毎日の事だからお財布との相談もしなければならない。それでも、目に見えるし、他の誰かが俄にやっても出来る事。

独り暮らしシミュレーション

独り暮らしをしたとしよう。食事は絶対にしなければならないし、大事だが、外で食べたり、出来た物を買ってくるという手があるので、お金があるならば問題は無い。

だが、まず大変だと感じるのが、洗濯である。洗濯は毎日欠かさずしなければならない・・・というのは大家族の場合。独り暮らしならば、毎日する必要もない。下着を複数枚使い回せば、それほど頻繁にしなくてもいい。ただ、ためすぎると干すスペースに困るので、やはり2~3日に1度はするべきか。

また、タオルやパジャマの事も考えなければならない。パジャマを何着も1度に洗濯するのはそれこそスペースに困るので、やはり夏ならば毎日洗濯したいところだ。

ゴミ箱に入れるだけでは

掃除はたまにでいいと思うだろう。実際、ゴミを散らかしておかなければ、ちゃんとした掃除はごくたまにでいいと思う。

だが、そのゴミだ。食べ物を買ってきても、料理しても、宅配で何かを頼んでも、ゴミは出る。ゴミ箱に入れるだけではダメなのだ。家事をやるというのは、ゴミ箱がいっぱいになったら外に出す事も含まれるのだ。当然だが。

マンションやアパートで、ゴミ集積所があるならばまだいい。ない場合はゴミの日の朝決められた場所へ出しに行かなくてはならない。これが出来ない人がいると、近所で大騒ぎだ。注意しよう、ゴミの日を間違えたり、出すのが遅くなって持って行ってもらえなかったりすると、誰が出したゴミなのか、と中を漁られてしまう可能性がある。プライバシーの危機だ!

恐怖のぬめり

また、1週間くらいすると気になってくるのがトイレ。1人で使っているわけだし、自分は汚していないと思うかもしれないが、それでも掃除をしないと匂ってくる。目に見えない汚れが付着しているのだ。1週間に1度くらいは掃除しておいた方が後々楽である。

1ヶ月くらいはいいかもしれないが、その内に気になってくるのがお風呂。最近はお風呂屋さんもめっきり減ったようだし、独り暮らしでも家のお風呂に入る人が多いのだろう。髪の長い人は特に、ちょくちょく排水口を掃除しておかないと、詰まる

詰まったら、水が流れていかずに溢れてしまうので、これは放っておくわけにはいかない。ばっちいけれど、排水口掃除は必須なのである。

ちなみに、料理をするなら流し台の排水口掃除も必須だ。台所も、あちこち食べ物の切れ端が落ちていたりするので、こまめに掃除をしないとGが出ることになるので要注意。

一番大事なこと

最後に、実はこれが主婦(主夫)の仕事の中で一番大事なのではないかと思っているのが、在庫管理である。

いつも当たり前のように使っていたティッシュやトイレットペーパーも、誰かが切らさないように買っておいてくれるから。それだけではない。歯磨き粉やマスク、洗剤、石けんやシャンプー、常備薬。

実は切らさないようにしているものは、たくさんあるのだ。夜中にトイレットペーパーが切れたら大変だ。食べ物も含めて、ストックしておくというのは重要で、けれどもあまり1度にたくさん買っても収納に困るわけで、程よく買い足して行かなければならない。

自分は近くのコンビニにすぐ買いに行けるから、大丈夫って?もちろんそれでもいい。だが、多岐にわたるストック品。出来れば安い店で安い時に買いたいものだ。必要だからと買いに行くと高い物を買う羽目になる。また、頭が痛くて動けない朝、頭痛薬を飲もうと思ったらない・・・いくら近くのコンビニだとしても、行きたくないだろう。買ってあれば・・・と思うに違いない。風邪薬や胃腸薬もしかり。

例えば、これを料理しよう、と思い立って必要なものを買いに行くとする。レシピを見ながら材料を買って、帰ってきたら
「あ、この調味料、前に買ってあったんだった。」
なんて事もある。つまり、在庫管理なのだ。管理がなっていないと、またそのうち買ってきてしまう。使い切れない同じ調味料がいくつもあるという管理不足をするようでは、生活費は足りなくなると言わざるを得ない。

感謝しよう

ざっくり家事にはどんなものがあるのか、記してきた。来年独り暮らしをする前提で進学や就職を考えている諸君、よく考えてみて欲しい。

そして、今の大部分の若い人には、主婦業を担ってきた「お母さん」がいるのではないだろうか。

もうすぐ母の日。こんなに大変な作業を、当たり前のようにやってくれていたお母さんに、是非感謝の気持ちを伝えて欲しい。