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緑内障のレーザー治療(大学病院の眼科へ6)

6月30日(火)にまた大学病院の眼科へ行った。14時の予約だった。

今日はいつにも増して空いていた。春から徐々に空いて行く気がする。

今日は雑誌を持参していた。なぜか今日は近くがよく見える日で、普通のメガネで読めた。つまり、老眼鏡を重ねたり、度の低いメガネにしたりしなくても大丈夫だった。

30分程待って視力検査に呼ばれ、その後1時間ほど待っていると、いつもの担当の先生からいきなり肉声で名前を呼ばれた。今日はレーザー治療をする日ということで、なんだかいつもと違う。(いつもは放送で番号を呼ばれるのだ)

先生が待合室まで来てくれたので、一緒に診察室まで歩いて行った。そして診察室で眼圧を測ってもらった。14と15。いつもと同じ。考えてみたら5年前からずっと変わっていないという事だ。

「チョコナッツさんみたいに、目薬を目一杯使っている人は、レーザーをやっても眼圧が下がりにくいんですよねー」

と先生。そして、

「まだ若いですからねー」

と言うので、思わずふっと笑ったら、

「あ、僕が言うのも失礼ですけど、診療科としては若いので」

と付け加えた。この先生はとてもお若いのだ。多分20代じゃないかな。

今日は、緑内障の専門家の女の先生に診てもらう事になっていた。前に手術の説明をしてくれた男の先生が今日いなかったので、別の先生になったのだ。

その女の先生に診てもらう為に、また少し待たされた。が、また担当の先生に呼ばれた。女の先生が多忙なので、手術の説明を担当の先生がするという。

レーザー治療の説明

説明されたのは、

・レーザー治療をしても、緑内障の目薬は続ける事になる
・この治療をしても眼圧が下がらない人もいる
・治療をした後、まぶしくなって見えづらくなる
・施術時間は10分ほど
・明日も来てもらう
・途中で眼球を動かしたら危険

ひえー。最後の説明を聞いたら急に緊張してきた。

さっきとは違う事も。この治療は、白内障の手術をしていない人、若い人には効きやすいという。つまり、私にとっては期待できるという事だった。言ってみれば五分五分か?

そして、今日は片目しかできないので、右目からしましょうと言われた。右目の方が見え方がヤバくて、これ以上緑内障が進んだら見えなくなってしまうのだ。

ということで、同意書にサインをしてまた少し待たされた。

程なくして、専門家の女の先生に呼ばれた。この先生、言葉遣いも丁寧で、比較的若く、とてもいい感じの先生だった。引き継いでいる私の状態を確認し、そしてなんと、両目とも今日出来るという。さっき担当の先生は片目しかできないと言ったのに。

ただ、片方をやって辛かったら、もう片方は辞めてもいいという事だった。それで、どちらの目からやるかを話し合った。

さっきは右からだと言われて納得した私だったが、右目は既によく見えないわけで、むしろ左目が右目のように見えなくなったら非常に困るのだ。左目を温存したい。右目はもう少し見えなくなっても左目が今のように見えていれば何とかなる。

ということで、左目からする事にした。その後、右目もやってしまってもいいし、辛かったらまた今度でもいいと。そして準備をするから廊下で待つようにと言われた。

レーザー治療

緊張してきた。40分くらい前にトイレに行ったばかりだが、また行きたいような気がしてきた。やっぱり緊張するとトイレに行きたくなるものだな。だがすぐに、男の看護師さんが目薬を点しに来た。トイレに行ってもいいか聞こうかなと思っていたら、すぐにレーザー室に呼ばれたのだった。もういいや、10分や20分だ、大丈夫だ。

レーザー室に入り、椅子に座る。例のごとく(眼科にはつきものの)顎を乗せる台があり、その前にレンズのような物がある。メガネを外してそこに座ると、看護師さんにどちらの目ですかと聞かれた。

「左です」

と答えたら、念のために印をつけさせてくださいと言って、丸い小さいシールをマスクの左側に貼った。

私のイメージでは、頭を固定され、レーザー光線をビーっと10分間当てられて、その間じっとしていなくてはならない、といった感じだった。ところが、実際は全然違った

看護師さんは去り、さっきの女の先生が入って来た。担当の先生もくっついてきた。女の先生は私の前に座り、

「さあ、頑張りましょう!」

と言った。先生、明るくて元気だ。この先生がやってくれると思うとなんかいい。今日の予約にしてラッキーだったな。そして、部屋が真っ暗になった。目の前の機械だけが光っている。

麻酔の目薬を点された。そして頭が動かないようにバンドで固定された。この頭の固定は担当の先生がやってくれた。

「もしかして、ここを掴む感じですか?」

と言ったのは、左右に妙な棒がテーブルから生えていたから。やはりその通りだった。そこを手で握るらしい。

レンズを入れますね。コンタクトした事あります?ハードですか?」

と、女の先生が聞く、その通り、ハードレンズを使用している。なぜ聞かれるかと言うと、ごっついレンズを目玉に直接くっつけるので、ハードレンズを入れた事のある人なら大丈夫だが、そうでないとかなり抵抗があるのだ。抵抗がある場合はどうなるのか分からない。私の返事など待たずにレンズが目に入れられたから。

レンズと言っても、コンタクトレンズとは全然違う。もっとでかい。研究者が使っている虫眼鏡的なレンズって分かるかな。眼科の先生がよく目を覗く時に使うのだけれど、黒いフレームが付いている丸いレンズ。カメラのレンズを本体から取り外した感じかな。それを、まず左目に付けられた。

担当の先生が言っていたみたいに、眼球を動かしたら危険だというような話はなかった。まっすぐ前を見ていてと言われ、ガチャ、ガチャ、とホチキスを留めるみたいな感じの音がしていく。

覗いている担当の先生に対し、女の先生は説明をしながらやっていた。

「ここに当てて、こうやって」

「ああ、なるほど」

みたいに2人で話している。目の中を丸く一周させるらしい。

「ここに当てると、ひどい痛みが出たり、たくさん出血してしまうから」

とか言っている。ずっと前に歯の手術をした時にもあったのだ。

「ここを触ると痛いの。麻酔が効いてないから」

などと見学者たちに説明しながらコツコツとその痛い部分を触られたのをよーく覚えている。まったく。

ま、今回は別に痛くないのだが、ちょっと怖かった。そして、案外あっという間に終わった。

「はい、終わりです。どうですか?気分悪くなってませんか?」

女の先生にそう聞かれて、大丈夫と答えた。担当の先生が、

「痛かったですか?」

と聞くので、

全く痛くなかったです

と答えた。そして女の先生が、

「どうしますか?このまま右目もやりますか?」

と聞くので、

やっちゃってください

と言ったら、担当の先生が、

すげっ

と言った。全然痛くないし、あっという間だし、この頭までガッツリ固定されたりするやつ、またやりに来るの面倒だもの。いっぺんに済ませたい。

それと、治療をした方の目がよく見えない状態で帰る事を考えた時、左目が見えなかったらかなり大変だ。どうせ左目が良く見えないなら両目ともよく見えない状態でも同じ事だ。

それで、右目もやる事になった。その時、女の先生が言った。

「何度もこの治療をする人がいるんですけど、初回は痛くなかったけど2回、3回とやっていくと痛くなってきたって言う人もいますね。同じところに当てるからですかね」

そしてまた始まった。いや始まる直前、鼻の下まで下げていたマスクがちょっと上がってきてしまったのか、鼻の穴にペコぺコと息を吸うたびに張り付くようになってしまった。この状態でじっとしているのはキツイ。

「ちょっと待ってください」

と言って、マスクを下へ引っ張り、今度こそ始めてもらった。

右目では「もう少し下を見てください」と何度か言われた。しかし、左目が全然痛くなかったというのに、痛い人がいる、だんだん痛くなる人がいる、などと聞いた後だとなんだか痛くなる気がして怖くなってしまった。結局全然痛くなかったのだけれど。

最初、瞬きをしていいのか気になった。ガチャっと言った直後にタイミングを合わせて瞬きしたりしていた。だが、後から考えたら瞬きなんて出来ていなかったのだ。レンズを当てられていたのだから。あのレンズも、先生が手でずっと持っていたレンズだ。つまり目玉の中を覗いていたという訳だね。瞬きは、もう片方の目だけがしていたのだね。それなら遠慮なくすればよかった。

終わって、部屋の電気が点き、担当の先生が頭を固定していたバンドを外してくれた。結んでいた髪の毛は、全く乱れていなかった。つまり、頭を全く動かさなかったという事だね?

メガネを掛けたら、ちょっと目の前がぼやける気がしたが、その内いつも通りになった。眩しいという事もない。大して見え方に問題はなかった

女の先生から、

「今日は重い物を持ったり頭を下げた状態を長時間しないように」

と言われた。一瞬、毎晩行うストレッチを想像し、前屈をすると頭を下げるか?と思っていたら、先生は更に、

お風呂掃除とかはしないでください」

と言った。ああ、なるほど分かりやすい。そうそう、出血しましたね、と左目が終わった時に言われたのだった。確かに施術中、目の前が一瞬赤くなった気がした。だから、今日は目に力を入れたりするとブッシュ―ってわけだ。怖い怖い。

それと、2~3日は、あまりたくさんお酒を飲まないようにと言われた。月曜日なので問題ない。飲みませんと言った。

私の方から、

「明日はコンタクトをしても大丈夫ですか?」

と聞いたら、

「明日からしても大丈夫です。今日はしないでください」

と言われた。でも、考えたら明日もここに来るのだから、明日もしないなと思った。

治療が終わった。鼻水が出た。一度鼻をかんだらもう大丈夫だった。多分涙が出たからだろう。涙が出たという自覚はなかったが、目を開けっ放しにしていたら涙が出るのが普通だ。

時計を見たら、なんとレーザー室に入ってから10分くらいしか経っていなかった。あっと言う間なわけだ。

あ、そうだマスクに目印のシールが……やはり貼ったままだった。それを剥がし、看護師さんから渡された同意書に張り付けた。

高額な治療費

眼圧が爆上がりする場合があるという事で、担当の先生の診察室へ行き、測ってもらった。爆上がりはしていなかった。先生が、

「上手な先生にやってもらって良かったですねー」

と言っていた。そうなんだ、良かった。そして明日も来るようにと言われ、それから、

「レーザーは、けっこう高額になっちゃうんですよね。やってから言うのはずるいですよね、すみません」

とも。そうだよな、手術のようなものだし、それなりに高額だろうな。まあ、クレジットカードを持って来ているから大丈夫だろう。

最後に、炎症を抑える薬を出してくれるという事で、目薬でもいいし、飲み薬という手もあるという事だった。どっちでも良いので黙っていたら、目薬になった。目薬は1日2回。コンタクトをしたままでは点眼できないそうだ。

処方箋や予約票などをもらって、さようならと診察室を出る時、

「あ、今日は激しい運動はしないように」

と言われた。家まで30分くらい歩くけど、それは激しい運動には入らないよな、と思いながら「はい」と答えた。

支払いをする為に、また17時を過ぎているので関係者出口の方へ行った。この間よりも列は短い。警備員さんがまた差配していたが、あばれる君ではなかった。

少し待ち、私の支払いの番になった。呼ばれて窓口に行くと、

「レーザーは、両目ともやったんですか?」

と言われ、「はい」と答える。すると、窓口の男性、

「えー、両目なので……」

なかなか金額を言わない。ちょっと心配になる。え、そんなに高額?この間次男が1週間入院して15万だったから、それよりは下だよね?え、まさか20万とか行っちゃう?いや、せめて10万くらいか。

などと思っていたら、5万9千円ほどだった。心配した額が大きかったので、ホッとしてしまった。これって保険下りないかな。手術じゃないから下りないかな。

だが、これを3年ごとに繰り返すのは……やっぱり無理だな。3年くらいで眼圧がまた上がってしまったら、その時は手術かな。3年すればコンタクトレンズもそろそろ取り換えた方がいいし。昔は5年くらい持たせてしまったけれど、本当は1年だとかいう話だ(この間妹が言っていた)

支払いをクレジットカードで済ませ、病院を出た。しかし、このくらい高額だったら予め言っておいてくれないと、もしクレジットカードを持って来てなかったら困るではないか。そんなに現金を持ち合わせているわけないし。あ、でも前回「明日払いに来る」と言って手続きをしていた人がいたっけ。明日もここに来るから、もし払えなければ明日という手もあるのか。なんて事は後から思ったのだが。

暗い?!

薬局に寄って目薬を処方してもらってきた。540円だった。薬剤師さんから、他の目薬の後時間を置かないといけないと言われ、白濁している目薬は基本最後に点すのが望ましいとも言われた。だが、もう1本白濁した目薬を常用しているので、

「もう、いつでもいいです

と、少々投げやりに言われた。今夜はこの炎症を抑える目薬を含め、4種類の目薬を時間を置いて点さなければならない。どの順番でもいい事になった。先生はなんて?と言われたが、コンタクトをしたままではダメとしか言われなかったと言うと、薬剤師泣かせがどうのこうの、と呟いていたが、よく聞こえなかった。

家に帰る途中、信号が青だったので走り出そうとして慌てて辞めた。激しい運動はいけないのだった。だが、信号を渡りたいので速足。あまり変わらないか?

さて、家に帰り着いたのは18時頃。まだ外は明るい。部屋の電気を点けたら、間違えたかと思った。豆電球を点けてしまったのかと思った。でも違う。

暗い

眩しいのではなかったのか?とても部屋が暗い。いつもと同じかどうか、点け直して確かめたが、これでも一番明るいはずだった。台所の電気を点けても、隅の食材が置いてある辺りが暗くて、まるで妖怪がいそうだ。怖い。

そういえば、レーザー治療をした後、担当の先生に「瞳孔を開く目薬をしたのですか」と聞いたら、逆で「瞳孔を絞る目薬をした」と言われた。どうしてだかよく分からないが。だとすると、暗く感じるのもまあ、あり得なくはないか。けど、目の良い人は明るいと瞳孔が閉まるわけだが、閉まったからと言って暗く感じるわけではないはず。なんか変だ。

トイレに入っても暗いし、玄関も真っ暗。ただ、夜寝る頃にはだいぶいつも通りに戻ってきたのだった。

しかし、物を机の下に落として拾うとか、床に置いてある米を取るとか、なんか落としたから拾う事も多く、してはいけない「頭を下げて長時間」があちこちにあってハッとした。ちゃんと膝をついてあまり頭を下げないで拾ったり持ち上げたりするようにした。

それと、やっぱり近くがよく見える!夜になって、普通のメガネをしているのに小さい字がくっきり見えるのだ。これはすごい。早く寝た方がいいだろうに、勿体ないと思うくらいだった。レーザー治療をする前からわりと近くがよく見えていたが、ここまで小さい字がよく見えるのはきっとレーザーのお陰だろう。

情報編

夫が帰って来て、レーザーやったと言ったら、

「何?いきなり?俺に無断で?」

と言う。えー、昨日レーザーやるって言ったじゃないか。まあ、無断でという話は冗談だったが、

「レーザー治療って一体何?」

と言うので、もらってきた同意書を読みあげてやった。この紙は、本来は治療する前に渡されるもののようで、「よくお読みになり、治療を受けるかどうかご検討ください」と書いてある。実際渡されたのは治療が終わった時だったが。

でも、目に不具合のある人に読め、というのも酷な話で、だからこそ先生が口頭で説明してくれて、サインをしたという事だろう。そういう事にしておこう。

さて、レーザー治療の正式名は「選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)」というらしい。

SLTとは「Selective Laser Trabeculoplasty」の事である。このレーザーは低エネルギーの短パルスを房水の流出路である線維柱帯に照射する。この処置により体内の自然治癒反応が引き起こされて房水の排水機能が改善し、眼圧を下げる。非常に低出力であるため、眼内構造に損傷を及ぼす事はほとんどない。

こう読み上げると、夫は「なるほど」と言った。え、これで納得した?私は全然分からん。自然治癒反応が起こる所までは何となく分かったが、それがどうして排水機能を改善させるのかが分からない。でもまあ、そうなのだろう。納得するしかない。

しかし、これで眼圧が下がらなかったら6万が……。先に金額を聞いていたら、あるいは考えが変わったかしら?今となっては分からぬ。

翌日

目の痛みなどはなく、寝る前にちょっといつもと違う頭痛(後頭部の方にズキズキとした痛み)を感じたが、数分で収まった。

翌朝も特に問題なし。ちょっとだけ右目を触ったら痛かった事があったが、気のせいか?くらいのもの。出血したくらいだから、触ったら痛いという事はあるかもしれない。1回くらい、訳もなくズキンと目玉が痛んだ事もあったかも。

朝、他の目薬を点した後、8時頃炎症を抑える目薬を点そうと思っていたのに、なんだか忘れてしまい、11時頃になって「あ!忘れてた!」と思って慌てて点した。そうそう、この時だ、ズキンと右目が痛んだのは。痛いから思い出したのだ。

で、目薬を点したら痛みも引いたのだが、ちょっと分からなくなった。8時頃にやっぱり点したかな?

とうとうボケたか?目薬を点したかどうか分からなくなってしまった。こりゃ、もっと年を取ったら目薬だけで治療をするのは無理で、手術が必要になるだろう。いくつも目薬があると忘れてしまう、と先生が言うわけだな。

さて、また午後に大学病院へと向かった。今日は15時の予約だった。

15時、待合室には誰もいない。火曜日は空いているのだろうか。月初めだという事は関係ないかな。

座って、日傘を畳もうかと思ったら呼ばれた。日傘は畳まずにトートバッグに突っ込んで、視力検査に臨んだ。メガネを適当にトートバッグに突っ込んだ。

汗が出て、検査用のメガネのレンズが何度も曇ってしまって拭いてもらった。申し訳ない。自分の汗をタオルで拭こうと思ってトートバッグに手を突っ込むが、日傘が邪魔してなかなか取れない。

視力検査と風を当てる眼圧検査が終わり、写真を撮るから廊下で待つようにと言われた。

廊下の椅子に座り、メガネを探した。やっとメガネを探し当てて掛け、日傘を取り出して畳もうとしたら呼ばれた。おっと、もう呼ばれたか。ゆっくりでいいですよ、と言われたが、せっかく早く呼ばれたからすぐに参るぞよ。

なんか、いつもと違う機械で目玉の写真を撮った。そしてまた、外の待合室で待った。

まあ、いつものようにしばらく待った。私の他にもう1人くらいしか待合室にはいない。雑誌を読んでいた。今日はもう、近くがよく見える効果はなくなっている。辛うじて読めるが。

16時半頃に呼ばれた。診察室に入ると、

「お疲れさまでした」

と担当の先生が言った。なんか違う気がするが、多分昨日のレーザー治療に対するねぎらいの言葉だと思う。そして、

「昨日処方した目薬は、もうしなくていいです」

と、ちょっと笑って先生が言った。「繋ぎだから」だとか。え、2回点しただけ?まだたっぷり残ってるのに?ただじゃないんだぞ~。やっぱり飲み薬の方が良かったかな。いや、どちらが安いか分からない。でも、飲み薬なら2回分の処方も出来たのではないか。目薬はどうしても5ミリリットルになってしまうから。

先生は資料を見て、

「お、眼圧が下がっている?期待できるかもしれません」

と嬉しそうに言って、私の眼圧を改めて測った。多分、風を当てる検査の値が低かったのだろう。私も期待した。が、15くらいだった。つまり、変わっていない

「まあ、今日は爆上がりしていないかを見る為に来ていただいたので、今日下がってなくてもがっかりしなくていいです

と、先生。そう、治癒力を使うのだから、きっとまだ治癒している最中だろう。でも、いつ下がるの?と思ったら、

1か月後が勝負です

と、先生が言った。とりあえず1週間後にまた来て、それから1か月後にまた来るという話だった。

それと、今回のSLTはソフトなタイプだが、もっとハードなレーザーの治療もあると言われた。手術を避けまくるなら、そういう方法もあるらしい。この病院ではやっていないけれど町医者とかでやっている事があるとか。うーん、どうだろう。でもお金かかりそうだしな。手術すれば10年くらい、目薬もなしでいいなら、やっぱりその方がいいかも。心が揺れるチョコナッツ。

あと、昨日は部屋が暗く感じた事と、近くがよく見えた話をした。近くがよく見えたのは、レーザーとは関係ないと思うと言われた。あれは何だったのだろう。

1週間後の予約をして、部屋を出るとすぐに先生が、

「あ、チョコナッツさん!」

と呼んだ。まだすぐ近くの椅子で荷物の整理をしていたので、

「はい?」

と言って戻ると、

「緑内障の目薬は点け続けてくださいね」

と言われた。もちろん分かっていますとも。あ、そうそう。

「もう激しい運動は……お風呂掃除はしても大丈夫ですか?」

と聞いてみた。そうしたら、

「お風呂掃除はしても大丈夫です」

と言われた。しないけどね

まだ17時になっていない。あと数分だが。急いで会計窓口に行くと、まだ開いていた。自動支払機は使えないようだが、窓口も空いていて、すぐに支払いが出来た。

さて、今日のブログはここまで。良い先生にSLTをやってもらえたようで、それは良かったのだが、果たして1か月後に眼圧は下がっているだろうか。

高い治療費を払ったのだから、どうか10まで下がっていますように。そして、少なくとも3年はコンタクトレンズを使い続けられますように。その後はもう、手術してメガネでもいいや。と、今のチョコナッツは考えている。でも、今回の治療に効果がなく、すぐに手術となるのは悲しい。でも、SLTではダメだったとなれば、手術するしかない。

では、また次のブログを待たれよ!そして、私の眼圧が下がる事を祈っていてくれ!