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初めての一人旅in金沢2日目

2022年8月22日(月)

朝食ビュッフェ

朝、目覚ましを6時半にかけておいたが、その少し前に目が覚めた。

と言っても、夜中に何度も目が覚めていた。何しろ布団がちょっと暑い。手足を出して寝る。すると、風を弱くしたけれどもやっぱり冷房のせいでちょっと寒くなる。手足を布団に入れる。するとやっぱり暑くて目が覚める。手足を出す・・・。

というわけで、延々その繰り返し。夜の10時頃に寝て、翌朝6時半までそんな調子だったのだ。

そして、起きてみたら肩が酷く凝っていた

このホテルは、枕を自由に選んで部屋に持っていけるようになっている。

「お部屋の枕は高いので、低いのを選んではどうですか?」

と、昨日ホテルの人に言われた。低反発枕で、それほど低すぎないものを持って来ていた。

けれども、ベッドに置いてあるのは長い枕だった。寝てみたら硬めで好みだったので、そのまま寝ていた。

枕のせいかどうか分からないが、とにかく肩がバリバリに凝って頭も痛いので、温泉へ行くことにした。まあ、いつも家族旅行すると大抵、朝早く起きてお風呂に行ってくるのだ。私と長男だけがいつもそう。長男は本当に風呂好きなのだが、私は洗顔と着替えが楽だからという理由で。

でも、一番重要なのは肩こりを取るため。けっこうお風呂で良くなるものだし、温泉なら尚効果がありそうだ。

お風呂の後、部屋に戻って支度をし、朝食ビュッフェへ向かおうとした。

この時、部屋のドアを開けようとした瞬間にものすごくズーンと寂しさが押し寄せてきた。一瞬だけれども。

いつも、朝食ビュッフェへ向かう時には家族と一緒だったから。前回は長男だけお風呂からなかなか出て来なくて置いていったけれど。

だが、実際にビュッフェ会場に行ったら、寂しくはなかった。いつも一人で食事を取りに行くし、何だかいつもと変わりない気がした。どうせ黙食が奨励されているわけだし、一人なのはむしろ好都合だ。

期待していた郷土料理は治部煮だけ。治部煮って、やっぱり甘いのね。そして、わさびは必ず添えてあるものなのね。パンが美味しかった。焼きたてパンだという事で、クロワッサンもサクサクだった。トースターで温め返す必要がないのが良い。

こんなに食べたのかよ!と思われると恥ずかしいけれど、朝食の写真大公開。金沢カレーも。ご飯を後から入れたのはミス。ヨーグルトには生クリームが添えてある。

金沢城址公園~武家屋敷跡

今日もまず金沢駅へ行って、周遊バスの1日フリー切符を購入。今度は間違えずに並んで、バスに乗った。

昨日も降りた、そう、バッジを無くしたあのバス停へ。そこから金沢城の中へ入る。まあ、もちろんすんなり入れた訳ではない。ここかと思って行ってみたら違って、地図があり、どうやら急坂を上って頭上にある橋を渡らないと入れないようだ。

さあ、今日も張り切って歩こう。

兼六園の入り口の向かい側にある橋。この向こうに金沢城跡がある。お天気はあまりよくない。晴れたり雨が降ったりする一日だった。いや、お天気雨が時々降る天気だったと言ってもいい。晴雨兼用傘が大活躍の日である。

入り口。城址公園への入場は無料である。

門をくぐると非常に広い。ただの芝生がだだっ広い。この写真で伝わるかな。

城壁はこうやって作られているよ、という展示。

スマホで地図を確認していたら、ボランティアガイドの女性に声を掛けられた。そして、今公開中の重要文化財を教えてもらう。まずはこの鶴丸倉庫。さっきくぐってきた石川門もそうらしい。ん?くぐるだけじゃダメだったのか?わざわざ「石川門→」という看板が出ていたからな。今になって気づく。

ひっそりとトンネル。金沢城跡は戦時中、軍の施設として使われたそうだ。その時のトンネル。

他にも、三十三間長屋というのにも入れた。そして、お城が再現されていたが、その中には入場料を払って入った。2階の窓からの景色は素敵だった。風も心地よかった。

金沢城址公園を出て、地図を見ながら長町武家屋敷跡地へ向かう。途中、前田利家まつが祀られている尾山神社に立ち寄った。というか、偶然通ったというか。せっかくなので、お賽銭を投じてきた。

酷い風と雨に襲われたかと思うと、強い日差しが降り注ぐ。とにかく風がすごい。もう、髪の毛がバリバリに固まってしまった。これは何のせいなのか。シャンプーのせい?今朝、前髪が濡れているのをそのままにして整髪料を付けたから?

どうも、頭痛がひどくなってきた。鞄が重い。すごく重く感じてしまうボラバッグ

道に迷いつつ、何とか武家屋敷跡が点在するエリアに着いた。550円も払ったのにこれだけ?という野村家や、入場無料の高田家。いや、入場といっても何も無かったけどね。野村家の方は、大きな鯉がいたりして、色々管理維持費がかかるよなーと納得もした。

もっとでっかい黄色い鯉が居たんだけど、写真を撮ろうとしたら隠れてしまった。残念。

少し歩いたら風情のある場所があったが、特にお土産屋があるとかでもない。さあ、次へ行こうか。

にし茶屋街・室生犀星記念館

バスに乗ろうとして、他と違うバス停を見つけた。多分違うな、と思ったのだが、バスが止まったので、そこに並んでみた。だが、ドアが開かない。行こうか、待とうかとウロウロしていると、運転手さんがマイクで、

「ここはJRバスのバス停ですので、止まりません」

と言ってくれた。ああ、という感じでとにかく歩き出した私。恥ずかしさがどっと押し寄せ、ああ、本当は教えてくれた運転手さんにちゃんとお辞儀をしてくれば良かったのに、と後悔。

実際のバス停はそこから遠かった。かなりの繁華街なのに、一体どういう事なんだ。ちなみに、JRバスというのは、土日だけ運行される周遊バスらしい。

それにしても、気持ちが落ち着かない。自分の気持ちを分析する。

そもそも、このバス停は違うだろうと思っていたのだ。バスがすーっと素通りしてくれれば、やっぱり違うなとすぐに分かったのだ。それが、前の車との間にけっこうスペースがあるにも関わらず、バスがバス停の所で止まったりするから、乗れるのかな?と思ったわけで。だから何だか意地悪されたような気がしてしまったのだ。わざと私が迷うように仕向けたみたいに。違うと思うけれども、感情としてはそういう感じで。だから、お礼をちゃんと出来なかったのは仕方ないよなーと思いつつ、やっとバス停にたどり着く。

バスは本当に難しい。バス停にはたくさんの人が待っていたのに、そのバスに乗る人は全然いなかった。でも、私が行く方面のような気がしたので、確信は持てなかったけれども乗ってしまった。

運良く、バスは間違えていなかった。そして、広小路というバス停で降りてにし茶屋街へ向かう。

にし茶屋街にたどり着いた。ひがし茶屋街よりも規模が小さいが、やっぱり良い感じ。観光客は少ない。

中に入れる観光施設があったので、入ってみた。ここは無料だったかな。

時刻はちょうど正午。お腹が空いたという程ではないが、スイーツくらいは食べたいなーと思っていたら、「わらび餅パフェ」という表示を見た。そこは名物料理の「ハントンライス」も売っていたが、やっぱりそこまで食べられないのでパフェの方にした。

アイスとあんことわらび餅。金箔ときな粉が降りかかっている。これに、梅昆布茶を付けた。本当はお茶とかコーヒーがいいのだけれど、私はカフェインがダメなので。

わらび餅は柔らかくて美味しかったけど、アイスと一緒に食べると、噛むときに冷たいのが歯にしみてダメだった。まだ治療したばかりの歯は冷たい物がしみるのだ。アイスは噛まずに口の中で溶かし、わらび餅は噛む。そういう食べ方をしなければならなかった。情けない。でも、美味しかった。

そして、頭痛薬を飲んだ。どうにも頭痛が治らないし、ますます酷くなってきたので。水を出してくれたから、その水で薬を飲んだら、これはただの水ではなかった。レモンか、ハーブか。もう忘れてしまったが、とにかく美味しい水で、残したらいけない物のように思えたが、全部は飲めなかった。

さあ、そして次は室生犀星記念館へ。

閑散とした場所にある。この場所に、室生犀星が生まれた家があったそうなのだが、今は近代的な建物だ。

特別展がやっていた。室生犀星と萩原朔太郎とは親友だったそうだ。

ここでは詳しく書けないが、室生犀星とはご縁があるので、興味を持って展示を読んでいたのだが、先にいた女性二人が私よりもすごく時間をかけて読んでいて、追い抜いてしまった。たぶん、展示されている原稿を全て読んでいるのだろう。室生犀星のファンなのかな。

しかし、私はここで心を掴まれた。

展示室の壁に、犀星直筆の詩が印字されていたのだ。その詩は、

「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの・・・」

これ、知ってる!すごくよく知っているのに、縁のある犀星の詩だとは知らなかった。「抒情小曲集」という名前ばかり知っていて、中身を知らなかった。この詩もその中に収められているのだ。

で、その文字がすごく可愛らしい。この文字で書かれたこの詩。ああ、このまま絵はがきになっていたら絶対に買うし、何ならキーホルダーとかになっていて欲しいな、と思った。

で、実際絵はがきが売っていた。ただ、犀星の文字ではなかった。まあ、それでもこの詩が書かれているはがきは買おう。と思ったら、隣に修正原稿のコピーが売っているではないか。600円くらいで、5枚の原稿用紙。やっぱり「ふるさとは~」の詩の原稿もある。うん、これは・・・両方買いだな。

犀川~金沢百番街あんと

良い物を買った気がして(けっこう気のせいだが)気分は上々。でも、相変わらず頭は痛い。薬を飲んでも治らないな。

もう、今日の観光の予定はほぼ終わった。後は犀川沿いの犀星の道を歩き、芭蕉碑犀星碑を見られたらいいかな、という感じ。

ただ、ただいまの時刻午後1時半過ぎ。で、夕食の予定は、この近くにあるお店。開店時間は6時

無理ー!絶対無理。6時までこの辺にいるのは無理。

というわけで、早々にそのお店での夕食を諦める。ホテルの近くのお店にするか、何か買ってきてホテルの部屋で食べるかにしよう。

で、犀川沿いを歩いた。連日の大雨で、川の水は濁り、ものすごい勢いで流れていた。

結局、芭蕉碑は分からなかった。通り過ぎたと思って戻ったけれど、見つけられなかった。そして、向こうの橋を渡って、少し戻って犀星碑にはたどり着いた。これが本当に犀星碑なのかどうか、見た目にはよく分からなかったけれど。

ここまでも、けっこう歩いてしまったが、この後バス停に向かって歩いていたら、あるはずのバス停がなく、バス停2個分くらい歩いてしまった。なぜだ・・・。よそ様のバスは難しい。

やっとバスに乗れた。ずいぶん歩いてしまった。右足親指の爪がすごく痛くなった。左足の親指は全然痛くないのに、右ばかり痛くなるのは謎だ。

金沢駅へ向かう。けっこうバスに乗って座っていたので、だいぶ足の疲れも快復した。良かった。何しろ、これからお土産を見るのだから。

金沢駅に戻ってきて、まず目に飛び込んで来たのがお土産屋。たくさんの人が買い求めている。後でここでお土産を買うとして、まずは私の夕飯を買えるかどうか、色々見てみよう。

というわけで、百番街あんとという場所へ行ってみた。お店がたくさんあるらしい。そこへ行ってみると、ここにも人がいっぱい。何だかデパ地下のような雰囲気。

あるある、お弁当の数々。加賀料理のお弁当は綺麗だし、ウナギとか肉とか、富山のます寿司白エビの天ぷら弁当もある。うーん、白エビの天ぷらはいいな。加賀料理も写真映えするな。

で、色々見ていたら、こっちの方が断然お土産がたくさん売っているではないか。さっき見たところよりも。それで、長男の為に「金箔一味」をまず購入。それから、夫と自分の為に日本酒を。昨日飲んだあれ、名物のようでたくさん売っていた。美味しかったから同じ物を買おう。それから、次男がよろこびそうな金沢の月というお菓子も購入。そして、金箔が降りかかっていてこれも映えそうなクッキー羽二重餅も購入。親戚に配るのに良さそうだから、自分が食べたいものは2箱購入。

で、再びお弁当の所に戻ると、海老弁当を発見。ああ、これと日本酒だ。そうピンときた私は、海老弁当を購入し、また日本酒が売っていたお店に行ってカップ酒を購入した。

かなりの荷物。それを持ちつつ、ホテルに向かう途中でコンビニに寄る。ここで野菜とビール1缶を買う。それから、この辺では普通に売っているけれども関東では売っていないお菓子を購入。ビーバーという柿の種みたいなお菓子。

写真にはほたるいかが入ってしまったが、これは後で買ったもの。それ以外はこのあんとで買ったものだ。

ホテルで夕食

ホテルに戻ってきたのが4時頃だった。早く食べた方がいいお寿司もあるが、とにかく髪の毛バリバリだし頭痛だし、お風呂に入りたい。

誰も居ない時間にお風呂に入れた。でも、頭痛はやっぱり治らない。

ニュースでも見ようとテレビを付けたら、NHKはまだ高校野球中継だった。他のチャンネルに変えて、食事。うーん、金沢の日本酒は美味しいな。加賀鳶の、昨日飲んだものとは別のものを買ったつもりだったが、よく見たら加賀だったね。

海老弁当と書いてあったけれど、海老とカニの弁当だった。このほかにコンビニサラダを2つも食べて、じゃガビーも食べた。ビーバーはお土産なので、開けない。開けてしまうと残せないから。いつも思うのに忘れるが、旅行には開けた袋を留めるやつを持って行くべきだな。

で、まだ早い。日記を書いた後、SNSにいくつか投稿する。やっと旅行の投稿が出来た。それから、この部屋の大画面では、テレビはもちろん観られるが、NetflixとかAmazonプライムとかも観られる。ただ、それは自分が会員になっていて、ログインして観るというもの。YouTubeならログインせずに観られる。

といわけで、YouTubeを観る事に。もうね、やっぱり体中疲れているし、頭も痛いし、難しい事は出来ないのよ。本を読むとかもしたくない。それで、大好きなBTSのミュージックビデオを大画面で見始めた。終わると次々とBTSのMVを出してくれるYouTube。非常に良い気分。ただ・・・やっぱり頭痛は治らない。

寝る前に頭痛薬を飲み、もしかしたら枕が高いのかもしれないので、持って来てあった低い枕で寝た。それにしても、頭痛薬はあと1回分しか持って来ていない。もっと頭痛薬は必要だなと思った。

次回は最終日!お楽しみに。