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東京2020ボランティア、アクレディテーション。活動6日目

一週間ぶりの活動だ。今日も晴れ。日傘を差し、UACビルへ。

桜坂の事ばかり書いてきたけれど、続いて鼓坂という坂も上り、どんどんビル群の中へ。

考えてみたら、この辺りには一般の住宅というものが一切無い。ホテルと大使館とお寺と教会と会社。そして宝物館。というか、何々?大倉集古館?ひときわ目立つ和テイストの建物は何やら博物館的なものだった。

地上には高いビル、ビル。地下には鉄道がひしめき合う。都心て・・・空恐ろしく無機質に思えた。

今日も元気に活動出来た。ここにはボランティア活動をする人たちが、アクレディテーションカードユニフォームを受け取りに来る。予約制なのだが、人の流れが偏ったりする。今日はお昼前後がとても混んでいた模様。

ボランティアをしようとする人は

今日の活動や、人と話した事で、思った事が二つある。

一つは、ボランティア活動をしようという人たちは、皆さん「やった事がないことに挑戦しよう」という気持ちが強いという事。

お金を稼ごうというのなら、出来るだけな、自分の得意な事をやろうと思うのが普通ではないだろうか。しかし、この期間限定のボランティア活動においては、普段は出来ない経験をしよう、という思いが皆さん強いようだ。

なので、役割を決める際に希望を募ると、どんどん手が上がる。何でもいい、というスタンスが皆さんあるのだが、それでも「まだやった事がないから」という理由で手を上げる。

そんな中、私も未経験な役割に手を上げたものの、人数オーバーだったので譲って、その後は結局一番楽だと思うところに落ち着いてしまった。私にとって楽な事は、決まった言葉を発する事がない事。具体的にはパソコン作業。

それでも、途中で役割を交代する事になったので、後半は違う事をやった。すると、やはり人と話す事は楽しいと思えた。よく、仕事を選ぶ際に「私は人と接する事が好きなので」などと言う人がいるが、その気持ちがやっと分かったような気がした。色んな人と接するのは事実楽しい。

今日も、じーっと私の事を見ている女性がいて、私が反応すると、

「そのパンツ、サイズいくつですか?」

と。それでひとしきり話をした。初めて会う人で、これからも会う可能性は低い人だが、それでも共感し合って楽しく話せる。こういうのが、家にいてパソコン作業をしているだけでは味わえない、楽しい事なのだなと思った。

それから、何度か私が提言していた事が、とうとう採用されていた。良かった。その方が絶対に良いと思っていたので。今後、その作業をする際には楽になる。ああ、「その」とか使って分かりにくい。申し訳ない。どこまで作業の事を書いて良いのか分からず、遠慮した結果、私のモットーとしている「わかりやすい」文章とはほど遠いものになってしまっている。ふがいない。

喧嘩回避の術

さて、思った事の二つ目。

人は、時々機嫌が悪いと暴言を吐くわけだが、最初はジャブが入ると言うこと。

ちょっとだけ過激な、相手が嫌がるような事をぼそっと言うのだ。

これは、対面だけでもないし、知り合いかどうかも関係ない。例えばTwitterなどで、顔も分からない知らない相手に対しても同じだ。

例えば今の状況だと、私たちボランティアにとっては、東京2020大会の中止は喜ばしくない。おそらく活動している全ての人が中止になって欲しくないと思っていると思う。理屈ではなく、感情として。その同じボランティアのメンバーが、機嫌が悪くなった時に、もう大会できないんじゃないの?というような事をちらっと言うこともあるのだ。

そういう場面で、反論すると喧嘩になる。SNS上でもそうだ。相手のちらっと言ったジャブは、当然こちらの心を揺さぶる。嫌だな、という感情がわき起こる。その時に「そんな事ないですよ!」と強く返すと、今度はジャブより少し強いパンチが来て、こちらもパンチで返して、お互いに鋭いパンチを出すようになってしまう。

だが、最初のジャブの時に、「そうですよねえ」と、相手の気持ちを受け止め、ちょっと自分の心がざわざわしても、次の言葉を呑み込んで黙ると、それでもうパンチは出てこないものだ。かえってフォローするような言葉が出てきたり。「まあ、大丈夫か」なんて。

常識的な人や、優しい人こそがこのような傾向にある。つまり、すごく言いたいのを我慢しているので、ちょっとだけ言うわけだ。非常識な人なら、いきなり怒鳴りつけてくるかもしれない。そういう人の事は無視するしかない。

ジャブのような、ちょっと過激な言葉が出てきたとき、「ああ、この人機嫌悪いんだな」と察知し、反撃しない冷静になると、けっこう上手く行く。もちろん、何でも呑み込んで言わないのが良い事だとは言い切れないが、喧嘩するのは嫌だし、上手く世を渡るにはそれでいいのではないだろうか。

と、今日はこの二つの教訓を得たのだった。けっこうボランティア活動も勉強になるものだ。

今日も美味しくいただいたお弁当

さて、今日のお弁当だが・・・詳しくは語るまいが、今日はがっつり系のメニューでもあまりカロリーが高くなかった。それ以上に驚いたのが、塩分量2.2グラムって・・・。

俄には信じられなかった。いつも5グラムくらいだったではないか。食べてみても、味が薄いとは感じなかった。もし本当に塩分量が減ったのなら、とても嬉しい。ま、まさか、私がブログで塩分量が多い!と書いていたから・・・んなわけないか。

あと、中に入っていた「根菜となめこのしそ酢和え」がとても美味しかった。これが2倍入っていて、メインのお肉が半分だったら良かったのに。と思ったが、それならヘルシーメニューにしろと言われそうだ。

あと、このお弁当屋さんはサルサソースが好きなんだな、と思った。また、お肉料理よりもお魚料理のお弁当の方が美味しいなと思った。あくまでも私個人の意見である。

本を持ってきていたのに、行きの電車の中で読み終わってしまった。もうすぐ終わりそうだとは思っていたが、まさかそんなにすぐに終わるとは。それなら電車では読まずに休憩中に読めば良かった。

その読み終わった本については、後日感想を書く予定。好きになれない本として・・・。

ニキビ集中ケアの体験エステ <エステのエルセーヌ>

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