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オリンピックボランティア16日目。意外に来場者多数

私の活動が16回目となったこの日、東京2020大会の開会式の日だった。つまり7月23日である。金曜日だが、特別に祝日。さあ、今日も張り切って行こう!

ブルーインパルスを見たい

開会式の日と言えば、ブルーインパルスが空に五輪マークを描く日。昼過ぎだろうという予想はしていたが、午前中に調べた所、まだ離陸時間は未発表だった。

いつものように昼過ぎに家を出て、地下鉄でUACへ向かう。乗り換えの駅でフィールドキャストの人とすれ違う。そして、溜池山王駅に着いて地上に出ると、

「あ?飛行機の音?」

と思って急いで空を見上げるも、そこは首都高速道路。これじゃ飛行機の音だかなんだか分からない。それにしても、首都高は料金が高くなっていて、空いていると聞いていたが、全然空いている感じではない。

いつもはいなかった場所に、警察官が何人も立っていた。私が空を気にしながら歩いていると、

「こんにちは」

と、数人の警察官が挨拶をしてくれた。

「お疲れ様です」

と、私は言った。こんにちは、で良かったかな、と後から思った。

空にはヘリコプターが飛んでいたが、ブルーインパルスは見えず。職場に着いてから、既に終わっていた事を知ったのだった。ちょうど地下に潜っていたから、音さえも感じる事が出来なかった。残念。

早速Twitterで映像や画像を見た。隊列を組んで飛んでいるだけでもかっこいい。「軍事力」とか「戦闘」を連想するから嫌だ、と思う人もいるようだが、私はやっぱり飛行機はかっこいいと思ってしまう。ブルーインパルスは戦闘機ではない、と長男も言っていたし。私はよく知らないけれど。

やりきった感

この頃は、一般のボランティアさんはほとんど来ないと言うことで、審判団などの対応をする事が多かった。しかし、今日は開幕直前の土曜日だからなのか、駆け込みでユニを取りに来る人が多いようで、200人ほどの予約が入っているとの事。この間は1時間に40人だとか60人だとか言っていたのに、1時間に100人だというから驚き。それで、最初の頃のように、アクレディテーションチームのボランティアは全員でそちらの業務に当たる事になった。どこかへ応援に行ったりせずに。

そして、私はまだ1回しかやった事のない役割を希望し、念願叶って活動する事が出来た。うん、やっぱりこれも大丈夫だ。会得した。もう、思い残すことがないくらい、アクレディテーションの仕事はやりきったな。

機械に明るい

一度職員さんに、一緒にコピーをしに来てくださいと言われた。100枚くらいのようで、二人で行くほどの事か?と思いつつ着いて行くと、ユニフォームではない方達が働いている部屋へ連れて行かれた。

そこのコピー機を借りる。見るとすごく分かりやすい感じのパネルが付いている。早速ポチッとな。しかし、元の紙が不鮮明なので、全体的に黒い。濃度を薄くしてコピーしてみたが、それでもダメなので、背景を薄くし、文字は少し濃くしてコピーしてみたら、だいぶ良くなった。

「すごいですね!一緒に来てもらってよかったー」

と、職員さん。その人は機械が苦手だそうだ。そういえば、私は少し得意かもしれない。少なくとも、同年代の女性と比べると、得意な方だと思う。だが、この機械が分かりやすいんだよなーと思っていたが・・・。

「それじゃ、これで50枚コピーしましょう」

と言われて、さて、枚数を「1」から「50」に変えるには・・・と考えたが、分からない。あれ、数字のところをタッチしても何もならないし、「枚数」というようなメニューがない。

ピッピ、ピッピ、と操作するも、結局分からず。

「あれ、枚数をどうやって変えるのか分からないんですけど」

と、言うのと同時に目に付いた。パネルの横に付いているボタン。テンキーとも言う。

「これで変えるんじゃないですか?」

と、言われるのと同時に気づいたけれど・・・全言撤回。機械、得意ではありませんでした。簡単な事が分かりませんから。しゅんです。

コピーは終わり、ハサミで切る作業は別の人にやってもらった。何せ、切ったり貼ったりは苦手なチョコナッツ。機械操作だけやらせていただきました。

いよいよ開会式

途中でジョブ交代があり、ラミネート作業を再び。最近暇な時にしかこれをしていないので、忙しい時にやってみたかった。

しかし、最初はどんどん来場者が訪れていたものの、だんだん少なくなり、最後には1時間誰も来ないという。駆け込みの波が終わったようだ。そして、いよいよ開会式なのだ。

帰り道、ユニフォームの人を見て、「お疲れ様です」と声をかけたが、その人はスマホを操作中で気づかなかったようだった。そうそう、バッハさんが宿泊しているらしいホテルから、ちょうど大型バスが何台も出てきた。中はほぼ空っぽだった。お迎えにしては早い。いや、どこかに団体をお迎えに行って、そのまま国立競技場に行くのかもしれない。まあ、それはどうでもいいか。

家に帰って、すぐお風呂に入って、開会式を見た。夫がいなかったので、一人で寂しく見るのかなーと思っていたら、子供達が興味を持ってテレビの前に集まってきて、一緒に見た。選手の入場の最中に次男はいなくなったけれど、長男は最後まで一緒にいてくれた。

私は最後、お酒も入ってすごく眠くなってしまい、あまりちゃんと見られなかった。無念。録画しておけばよかったのかもしれない。しかし、たくさんの国と地域を見て、恥ずかしながら南米に旧イギリス領があったことを初めて知ったり、イギリスのプラカードに「英国」と書いてあって驚いたり、「アメリカ」が「あ」の時に来なかったけれど、一体何だろう、まさか「米国」か?などと言っていたら、次の次の開催国だから最後から2番目に入場してきただけで「アメリカ合衆国」と書いてあって笑ったり。長いと思われた選手入場も楽しめた。

とうとうオリンピックが開会し、本格的に競技が始まった。多くのフィールドキャストの皆さんも活動が始まって、ご活躍だと思う。そうして、アクレディテーションの役割はフェイドアウトしていくのだ。あと2回。最後の日はどうも台風直撃な予報だが、最後まで頑張ろうと思う。

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