新型コロナワクチンの接種は、国民の中でだいぶばらけてきたと思わないか?
2回目までは多くの人が接種したようだが、その後感染する人も増え、3回目以降を接種しない人もいるし、時期もバラバラ。高齢者や医療従事者は5回目を既に接種したという人も多いだろう。
そんな中、4回目接種のドキュメントなど珍しくも何ともないかもしれない。だが、一応記録として残しておこうと思う。私の4回目接種の副反応が重かったのか軽かったのか。その辺を軽く書いてく事にする。
家族の接種は
私は3回目を打つ前に感染してしまい、だいぶ遅れた。
同時に感染した息子二人は、2回止まり。若い子は、発熱が翌日だけでは済まないから、なかなか受けたがらない。長男はモデルナで、次男はファイザーだったが、両方とも高熱が出たし、二日続けて出たり、二日後に出たりして、なかなか大変だった。感染した方が大変な事には変わりないが、感染は防ごうという心づもりだし、若い男性はワクチンで血栓ができやすいんだっけ?とにかく、無理に受けろとも言えない。
夫は3回目を打ったが、その後感染した。モデルナだったが、3回目の副反応は重かった。そして、感染した時はもっと辛そうだった。だが、4回目を打つ気はなさそう。重症化を防ぐには接種した方がいいと思うが、まだ感染してからそれほど経っていないのかな。もしかしたら、もうすぐ4回目を打つのかもしれない。
接種会場
私の4回目接種は、3回目と同じ場所、区の集団接種会場だ。
家から徒歩30分。前回は6月なのにめちゃくちゃ暑い日で、かなりバテてしまったものだ。
今回は12月の初頭、小雨が降る寒い日だった。
午後2時半の予約をしていた。あれって、2時半の人は2時~2時半なのか、2時半~3時なのか、迷うところだ。2時より前に行くと迷惑だろうと思うが、2時半を過ぎてはダメな気がする。というわけで、2時15分を目指すことにした。
のだが、ちょっと出遅れて2時20分頃に現地に着いた。一応トイレに行っておこうと思って、建物の1階のトイレに行き、接種会場の5階へ行こうとエレベーターを待った。だが、エレベーターがなかなか来ない。しかも、エレベーターの前にはベビーカーを押している男性二人しかいない。
うん、これはエレベーターではなくエスカレーターにしよう、と思った私。歩いてエスカレーターへ。すぐ場所は分かったのだが、一階上がるといちいち反対側まで歩かなければならない作りだった。その上、エスカレーターは3階までしかなく・・・そこからは階段で上がった。
入り口に着くと消毒をしている間に体温測定をされる。
「2時半のご予約ですか?」
と聞かれた。はいと答えると、待機室ではなく、受付の部屋へ行けと言われる。時刻は2時25分だった。
問診票と接種券、身分証明書を出せと言われる。運転免許証も持っていたのに、何故か今回はマイナンバーカードを出した。
椅子に座らされた。両隣、スタッフが問診票に書き写している。私の次に来た人は、問診票が古かった(4回目用ではなかった)ので、代筆してもいいですかと聞かれ、その場でスタッフの人が書いていた。私の前の人は高齢の女性で、スタッフが電話番号を尋ねたりしながら記入を手伝っている様子。
私の前の人の番号が呼ばれた。けれども、本人もそこのスタッフも気づかない。声を掛けようかと思ったら、ちょうど良かったとばかりに、受付の人が交代していた。なので、黙っていた。そのうち、前に誰も居ない事に気づいたのか、私の前の人のスタッフが、
「先に○○番で」
と受付の人に声を掛け、私の番号が呼ばれた。
問診・接種
書類をチェックされ、問診に進んだ。
前回の問診は、なかったと言ってもいいくらい簡素だったが、今回は違った。
前回は、過去2回の接種が出来たのだから、今回も大丈夫だろうという事かなと思ったが、今回は薬の事、ひきつけの事、今までの副反応の事など、色々話があった。
副反応だが、よくよく考えてみたら、私は2回目の後にしか発熱しなかった。けっこう激しく上がったというか、すごく寒気がしてからの発熱だったので、やたらと印象に残っている。
先生曰く、2回目はモデルナだから発熱したが、今回ファイザーだから発熱しないとも考えられるし、今回はファイザーの2回目だから発熱するとも考えられる、という事だった。
結局、発熱するかどうか分からないという事か。
そして、すぐ呼ばれて接種。今回は長袖を2枚着ているので、肩を出すのが大変。だが、前回も袖を抜かなくても肩が見えればいいと言われたから、今回もそんな感じで。わざわざ前ボタンの服を2枚重ねて着ていったのだ。肩を出しやすいように。ちょっとごわごわして着心地が悪かったけれども。
今回も念のためアルコールなしで消毒してもらった。肘の内側は大丈夫なのに、なぜか外側はかぶれる。もしかしたら、夏だったから汗をかいていて、その塩分との関係だったりするのか?けれども、むかしアレルギーチェックをした時、
「お酒飲んだら顔が赤くなるでしょ?」
と言われたが、どちらかと言うと顔に出ないタイプなのになーと思ったものだ。だが、そのテストは腕だったので、アルコールの分解の問題ではなく、皮膚とアルコールの問題で赤くなっていたのかもなーと今更思う。それ、21年前のテストなのに。
そして、チクッとしますよと言われ、確かにチクッとしたが、あっという間に終わった。いつも、
「指先痺れたりしていませんか?」
と聞かれるけれど、その時に本当にしてないか?どうなのか?と、心配になるのは私だけだろうか。
そして、15分の待機。本を読んでいたらあっという間だった。そして、階段で降りて、途中で100均に寄って、帰ってきた。シャープペンの芯を買おうと思いつつ、なかなかついでがなかったが、やっと買う事が出来た。
それにしても、1回目は2時間くらい掛かったと言うのに、今回は30分で全て済んでしまった。ばらけるっていいな。
副反応
さて、興味深いのが副反応。まずは当日。
腕の痛みは、いつも通りだった。午後6時頃から痛み始め、10時半頃からかなり痛くなる。腕が上がらず、寝る時にも寝返りが打ちづらい。水平に左腕を上げ、その状態で力を入れる事が出来ない。電灯のスイッチを左手で押せない。
だが、見たところ全然赤くもなっていない。発熱もなし。
実は、翌朝は早起きをしてW杯サッカー日本vsスペインを観る事になっていた。4時起きなので、早めに寝ようという事に。それでも11時半だったかな。いつも早く寝ようとしても寝付けないが、ワクチン接種のお陰か、多少だるさもあって眠れた。
さて、接種翌日。
朝3時50分に起きて熱を測る。朝早いと低く出るという事もあるが、36度4分だったから、発熱はないと言っていいだろう。そもそも、熱っぽくもなければ寒気を感じる事もなかった。
だが、4時からサッカーを見始めたものの、肩こりが酷い。睡眠時間が多少短いのもあるだろうが、寝返りが打ちづらかった事が大きいのではないか。そして、右手で左肩を揉むことは出来ても、左手で右肩を揉むことが出来ない。
サッカーは日本が勝って万々歳。夫と二人でハイタッチをして、ご機嫌の朝6時。
「さ、1時間寝ようかな」
と、布団に横になる。もうそろそろ起きる時間とはいえ、肩こりが酷いし横になりたかったので。
7時に起きたが、やはり肩こり、頭痛が酷い。そして、左腕の痛みもまだまだある。なので、頭痛薬を飲んだ。
はい、これ。頭痛薬は鎮痛剤でしょ。解熱剤でもあるわけで。頭痛が治り、腕の痛みも少し和らぐ。発熱はなし。
午後になると腕の痛みがみるみる治まっていくのが分かった。もう左手で電灯のスイッチも押せるじゃないか。
腫れているか、赤くなっているかだが、これまでの3回は半袖だったのに、今回は長袖だからすぐには見る事が出来ない。
たまに袖を抜いて見てみるが、全然腫れていない。多少熱を持っているかな、くらいだった。
そして、二日後。もう腕を上げてもほとんど痛くない。触るとあざのように少し痛い。発熱はなし。腕を見てみると、多少赤い所があるような。
それにしても、モデルナアームとはよく言ったものだ。モデルナはやっぱり腫れが大きい。アルコール消毒のせいだけじゃないと思う。発熱に関しては、どうだろう。2回目が一番重要なところなのかな、免疫を作るにあたって。
3回目は、副反応はほとんどなかったと記憶していたが、今し方前回書いたブログを読んだところ、接種翌日はだるさがあったようだ。寝たり起きたりしていたとか。驚き。すっかり忘れていた。暑い中1時間も歩いたからとも言えるが。
今回は、サッカーを観るのに必死で気力もばっちりあったので、具合悪くなっている場合ではなかったのか。いや、やっぱりもう4回目だから体が慣れてしまったのかな。
というわけで、2回打って嫌になってしまった諸君、案外3回目以降は軽いかもよ。でもまあ、私が歳を取って免疫力が低下しているからとも言えなくもないが・・・。