検査をちゃんとしているのか
新型コロナワクチンの接種は進んでいるはずなのに、最近感染爆発している日本。そして東京。私はすぐに思った。一気にオリンピックボランティアのPCR検査をしたからじゃないか、と。しかし、陽性率が高いので、元気な人に大量に検査した結果ではなさそう。それに、一応大会組織委員会が発表している五輪関係者の感染者数を見ると、ボランティアは非常に少ない。
しかし、本当にそうか?非常にモヤモヤする。あれだけ一気に検査したのに、本当にそれだけか?本当に検査したのか、とまで疑ってしまう。私は検体を一週間前に提出し、連絡がないので陰性だったはずだ。しかし、なんだか怪しくて安心出来ない。もちろん、自分が感染しているとはつゆとも思っていないのだが。
金土日を避けて
オリンピックボランティアの活動を終え、これが最後の五輪関係の用事だとも言える。それがコロナワクチン2回目接種。モデルナ製のワクチンは1回目を接種した後4週間後に2回目を接種するのが良いそうだが、1回目の4週間後は7月28日だった。2回目接種の予約が出来るのが7月31日~8月11日なので、金土日を避け、一番早い8月2日(月)に予約を入れた。なぜ金土日を避けるのかって?ワクチンを接種すると、過度な飲酒をしないようにと言われるからだ。過度かどうかはともかく、金土日しか飲酒しないのだから、ワクチンはその他の日に打つべきだろう、という事で。
相応しい服装とは
予約をする際、あまり日中の暑い時間に並ぶのは嫌だと思い、1回目の時よりも時間を遅らせた。午後3時15分からの予約にした。並ぶ場所は代々木公園。と言うことは、蚊がいるだろう。と言うことで、それらを踏まえ、ドレープパンツを履いていくことにした。ドレープパンツ?ワイドパンツ?足首まである長いズボンで、幅も広く、するんとした生地のズボンだ。
だが、例によって私が出かける時には雨が降る。直前になって、午後にざっと雨が降るという予報に変わっていた。
さて、どうするか。ドレープパンツで大丈夫か?かつて雨の日に履いていったら、濡れて重くなって足にまとわりついてひどかった。裾が長いので水たまりに入らないように気をつけなければならないし。
迷ったけれど、肩を出しやすい上着という事もあり、合わせて考えた服をズボンだけさっと替える事が出来ず、もうこれで行っちゃえ、という結論に至った。
14:00
足と腕に虫除けスプレーを掛け、腕や首などの出ている部分に日焼け止めを塗った。
さあ、2時頃家を出る。窓を閉めていると、前の家の屋根にぽつぽつと雨粒が現れ始めている。あーあ、やっぱり降られたか。
外に出ると、横殴りの雨が降っていた。しっかりとした晴雨兼用長傘を差して行った。ズボンが濡れるが、傘が大きいのでそれほどでもなかった。
電車に乗り、最終的に山手線に乗った。たまたま座れたが、けっこう混雑している。
はっ、こんな感染爆発の東京の真ん中で、私は何をやっている?!と、一瞬旋律が走った。混んでいる山手線に乗るなんて!
いやいや、今からワクチン接種しに行くのだから。ワクチンは新型コロナに打ち勝つ唯一の武器だ。その場所が代々木公園なのだから、仕方がない。東京の真ん中にでも行くしかないのだ。
14:40
原宿駅に到着。久しぶりに来たので、ずいぶん変わったという印象。新しくなった事に加えて、オリンピックの装飾がすごい。



出口を出たら、すぐに明治神宮の入り口だったのでびっくり。そして、代々木公園を目指して歩くと、すぐに入り口があった。ちなみに、原宿に着くと雨は降っていなかった。曇っていて、たまに日が差すような感じだった。
多分、一度雨がちょっと降ったのだろう。地面には所々濡れたところがあった。代々木公園は広いアスファルトの道があって、
なーんだ、足下が悪いと思ったら、そんな事ないじゃん。
と、思った。それにしても、暑い。蒸し暑い。汗が首を伝って流れてくる。つまり、頭に汗をかく。タオルで拭き拭き歩いた。
14:55

やっと接種会場の入り口に。そして受け付け。予診票と接種記録書を出すようにと言われて、検温をした。そして、矢印に沿って進めと。
だんだん足場が悪くなってきた。ゴムのシートが敷いてある道を通るように指示されている。あちこちに看板があって、あっちへ行けと矢印が書いてある。暑い。そして、足下が悪い。平らではないのだ。
とうとう足下は土の上。草が生えている。テントの下に少し並んだ。カウンターの所には扇風機があるが、並んでいるこっちには風が来ない。持っていたお茶を飲んだ。マスクを片耳外して飲んだので、また戻して髪の毛をいじったら、その拍子にメガネの耳のところを触ってしまい、思いっきりレンズが目に当たってしまった。
ありゃりゃ。レンズの真ん中にべったりと白い汚れが。拭きたい。けれども片手には傘、片手には予診票など。鞄に一度しまうほど時間がなさそう。我慢して、メガネの汚れはそのままにした。そして、身分証明書を見せたりして、進んだ。
ちなみに、並んでいる時に前の方の人がやたらと足に虫除けスプレーを掛けているなと思っていたが、カウンターの所に行ったら、そこに虫除けスプレーが置いてあったので合点がいった。私は掛けてきたけれど、それでもここに置いてあると、また掛けようかなと思ってしまう。いや、私の足は今ドレープパンツで隠れているので、スプレーを掛けるとしたらめくらなくてはならない。それはないな。ないない。
実際いくつ関門を突破したのか覚えていない。とにかく、矢印に従って歩いて行くと、予診票などを見せて、また歩いて行って、また見せて、と何度も繰り返した。日が差してきて、ますます暑い。だが、幸い空いていて、ほとんど立ち止まって並ぶ事はなかった。
予診、つまり医師による医療相談をした。プレハブの中。プレハブに到着するとすぐに通されたので、メガネの汚れを拭く時間はなかった。医師と話をし、接種OKと言われ、プレハブを出てまた進む。前回同様、その後看護師さんによる確認が入った。接種していいと言われましたね?と。
ちなみに、今回の医師による予診で、
「前回、接種後の健康観察は15分でいいと言われましたか?30分でしたか?」
と聞かれた。
というのも、「ひきつけ」を起こしたことがあるから。前回のブログにも書いたと思うが、2歳の時に一度起こしたことがあるだけだ。前回の医師は
「小さい頃でしょ?」
と軽い感じで、全然気にしなかった。が、今回の医師は、一度だけだし小さい頃だから大丈夫でしょうと言いつつも、そうやって気にしていたので、医師によってけっこう判断が違ったりするのだな、と思った。
さて、まだまだ道は続く。これ、まるでアスレチックみたいだなと思った。そうだ、アスレチックに行くつもりの格好をしていれば、それほどキツいと感じないはずだ。長袖長ズボンに帽子を被り、運動靴。間違ってもハイヒールやロングスカートなんかで来るべきではないのだ。日傘は便利だけれど、邪魔でもある。いまだにメガネの汚れを拭けていないのも一つには傘のせいである。
15:10
さて、やっと、接種の看板が見えた。プレハブの中。そこに到着すると、やはり待つことなく通された。荷物を置き、羽織っていた半袖の上着を脱いで、タンクトップになった。
予診票を看護師さんが見ている間に、私は自分のタンクトップでメガネを拭いた。やっと、視界がクリアになった。やれやれ。タンクトップで拭くつもりはなかったのだけれど、鞄から何か出している場合ではないので。
そして、注射をされた。やはり注射をしてくれる看護師さんは、明るく楽しい雰囲気を作ってくれる。緊張したり過度に怖がったりして具合が悪くなる人がいるからなんだろうなと思った。大変だなと思いつつ、同じ業務をこなすなら、楽しく談笑して仕事をした方が看護師さんもきっと楽しいに違いないとも思った。
「接種はまた左腕でいいですか?」
と聞かれた。一瞬、右に打ってもらったら、慢性的な痛みが取れるかも?なんて考えたけれど、
「あまり使わない方の腕にした方がいいですよね」
と言われて、
「はい」
と言うしかなかった。いや、多分その方がいい。看護師さんも、前回と同様痛くなると思いますよと言っていたし。
注射はそれほど痛くなかった。チクっとするだけ。
接種が済み、プレハブを出たらメガネが曇った。これは、外の湿度が高い事を意味する。少し待たされて、エンジンのかかった大型バスへ通された。
15:15
接種したワクチンのシールを予診票と接種記録書に貼ってもらい、後は15分おのおの過ごす。私はこれから書こうとしている小説のプロットを書くことにした。紙に、登場人物の名前を考えて書き、エピソードを箇条書きにして羅列していく。今度、フィールドキャストの活動を題材にした小説を書こうと思って準備している。いつ書き終わるかは分からないけれど。
プロット作成は全くの途中で、15分が過ぎた。そしてバスを降り、来た道を帰る。
15:30
うーん、暑いし、足が疲れた。ずいぶん公園内を歩かされた。聞いてはいたけれど、思いの外疲れてしまった。既にここで接種した人から、その後明治神宮に参拝したりして歩き回ったら熱が出たから、静かにしていた方がいいと言われていたが、まずこの場所から帰る事が、既にけっこうな運動だと思った。暑いし。
それにしても、もし混んでいたらこの道のりをずっと並ぶ事になるのだろう。それはキツい。炎天下だったら大変だ。けれど、1回目の接種は4日間しかなかったが、今度は12日間あるので、だいぶ分散しているようだ。それでも、やはり土日は混むのかもしれない。そういえば、夜暗くなったら怖い所だな。夜まではやっていないのか?
副反応
1回目の接種では、夜の10時半頃からすごく腕が痛くなったのだった。今回も7時過ぎから少しずつ痛くなってきて、やはり10時半頃にはすごく痛くなってきた。けれども、前回の方が痛みがひどかった気がした。2回目の方が副反応が強く出ると聞いていたのにな、と思った。
それにしても、歩いたからか、ふくらはぎも痛い。体がだるいのは副反応なのか、単なる疲れなのか分からない。いつもは12時までオリンピックハイライトを観るのだが、11時半に寝る事にした。
ところが、1時半頃目が覚めた。のどが渇いたから。水を飲んで布団に戻ってくると、寒気がした。これは熱が上がるなと思った。タオルケットを肌掛けに替えてみたが、そんなんじゃ全然足りなくて、タオルケットと肌掛けを両方掛けた。それでもまだ寒い。夫の肌掛けも出して3枚掛け、首まで引き上げてガタガタ震えた。手足が冷たい。これから熱が上がる証拠だ。
2時半になってもまだ寒い。3時半になって、やっと寒くなくなってきた。熱を測ると38度以上になっていた。やっと暖かくなったので、これで眠れると思った。だから、薬は飲まなかった。
しかし、眠れない。頭が冴えてしまっている。寝返りが打てない(左腕が痛いから)からかもしれない。いや、最初に2時間ほど眠った時、右を向いて寝ていたら、右の肩というか、首の付け根なのか、どこだかよく分からないが、右側がすごく痛くなってしまい、どっちを向いても痛い。揉みたくても左腕が痛くて揉めない。
4時半になり、5時半になり。眠れぬまま朝になった。6時から6時半の間がとても長く感じた。やはり38度以上あると、立って動くとちょっとフラフラする。そういえば熱を出したのは1年半ぶりだ。パンデミック直前の年末に風邪を引いたのが最後だった。はっきり言って、思ったよりしんどい。
それにしても、噂に聞いていた通り、お腹が空く。熱があるのにお腹が空く。特に、解熱剤を飲んで熱を下げたら、いつもより1時間も早くにお腹が空いてしまった。朝食の後解熱剤を飲み、元気になって家事をこなし、お腹が空いたけれども我慢した結果、お昼はがむしゃらに食べ、食べ終わってからなんだかだるくなり、熱をはかったらまた37度台に上がっていて、再び解熱剤を飲む。
解熱鎮痛剤を飲むと、接種した腕の痛みも和らぐ。それで動かしてしまうのがいいのか悪いのか。いずれにしても、我慢しないで解熱剤で下げて良いと言われているので、夕飯の後にもまた解熱剤を飲むかもしれない。ああ、まだ夕飯の時間まで3時間もあるのに、もうお腹が空いてしまった。夕飯は作れる気がしない。
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