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2010年のシャトー・トゥール・ド・ビュッシェ

ワイン飲めるよ

夕べは残っていたチャミスルを飲もうと、焼き肉のような物を用意していた。そうしたら、夫が割と早く帰って来て、

「ワイン、飲めるよ?」

と言い出す。

私は独りでワイン一本は飲めないので、二日間で一本飲む事になる。マイルールにより、金・土・日しかお酒を飲まない私は、日曜日に新たにワインを開ける事はない。

しかし、二人で飲むならば開けられる。

おとといのブログに書いたが、夫のお友達からワインが3本贈られてきた。どれも11年前に作られた古いもの。早く飲んだ方がいい。金曜日に夫と二人で一本空けてしまったので、もう今週はワインは飲まない予定だった。しかし、飲めるならば飲みたい。チョコナッツはワインが好きなのである。

しかし、飲めるよと言う夫の顔は少々赤い。まあ、外が寒かったからほっぺが赤くなったとも言えなくもないが・・・ま、本人がそう言うのだから、きっとそんなに飲んでいないという事なのだろう。

そう信じて、いそいそとワインを開ける。

葡萄の品種と産地

今日のワインはシャトー・トゥール・ド・ビュッシェ

そうそう、フランスでは、ワインは葡萄の品種よりも産地が重要なようだ。

他の国のワインでは、「カベルネ・ソーヴィニヨン」だとか「メルロー」だとか、品種が瓶の前面に書いてあるのに、フランスのワインは「ボルドー」とか「ブルゴーニュ」など、産地が書いてあって、葡萄の品種は書いていない。

フランスのワインで、葡萄の品種が注目されるのは「シャンパン」のシャルドネと、「ボージョレ・ヌーボー」のガメイだけだ。

それだって、それぞれシャンパーニュ地方ボジョレー村と、産地がまずワインの名前になっているのだ。

何だろうね。育つ場所によって、葡萄の特徴が違うらしいから、そういう事なのだろうか。確かに、同じカベルネ・ソーヴィニヨンで作られたワインでも、フランスワインとチリワインではけっこう味が違う気がするし。だから、品種よりも作られた場所が重要だと考えているのかも。フランス人は。

このワインの特徴

さて、このワインについて、ソムリエさん(多分)が書いてくれた特徴は、

・腐葉土の香りがする
・ややスパイシー
・フレッシュさを残しながらも、角の取れた酸味

など。他にも、果実香果実味がどうとか、骨格がどうとか、エレガントさを持つとか、色々書いてあるが、そもそもワインの骨格ってよく分からないし、葡萄で作られているのだから、果実の味や香りがするのは当たり前で、他の果実の香りがするのは意味が分からないし・・・と、もう30年近くワインを飲み続けている私でもこうなのだ。だから、その辺は語るまい。

さて、飲んでみた。

おっ!この間飲んだシャトー・マラガールとは全然違う。同じボルドーの2010年ものでも、こんなに違うとは!驚きだ。

マラガールの方は、すごく柔らかくてベルベットのような口当たりだった。まさに「角が取れている」という感じがした。酸味が全然なくて、アルコールらしさも弱かった。

ところが、こっちのビュッシェの方は、酸味もあって、アルコールの辛さのようなものも感じる。

両方とも、ちょっと薄いと感じたが、逆に飲んでいてずっと飽きない味だと言える。こっちのワインもとても美味しい。それこそ、おつまみは無くてもいいくらい。何かを食べてからすぐ飲むよりも、飲んでから食べて、しばらくしてから飲んで、という風に飲むのが先の方がいい。

で、けっこう酸味を感じると思ったが、つまりこれがフレッシュさなのかと思った。しかし、角が取れた酸味なのだ。そりゃあ、酸っぱいという訳ではないから。

因みに、腐葉土の香りは分からない。そもそも、腐葉土の香りって何?なんとなく、雨の日の土の匂いかな、なんて思ったけれど、そういう感じの香りはしなかったと思う。少なくとも土臭くはなかった。

そういえば、タンニンはなめらかで、と書いてあったが、けっこう渋みは感じたな。けれども、今回は瓶に澱(おり)が残る事はなかった。やっぱり、書いてある事が全て当てはまるとは思えない。感じ方は人それぞれか。

やっぱり頭痛

アルコール度数が12.5%で、赤ワインにしては低めだった。だからつい安心して、やっぱり私の方が多く飲んだ。若干ペースも速かったかな。何しろ美味しかったもので。

で、翌朝はやっぱり頭痛が。この間ほど酷くはないが、何となく。しかし、顔の、お肌の調子がすこぶる良かった。飲み過ぎると顔がむくむので、お酒の量は丁度良かったのかもしれない。なぜか飲んで食べて寝た翌朝は、むしろお肌がすべすべだったりする。ただ、気絶するように眠ってしまって、髪に寝癖もついたが体も凝って、そのせいで頭痛なのだろう。薬は飲まずにいるけれど。

夫が昔、安酒飲むと頭が痛くなる、と言ったが、私は美味しいお酒を飲むと頭が痛くなるかも。それは、ついつい飲み過ぎたり、ペースが速くなりすぎたりするせいなのだろう。頑張って抑えてるんだけどなあ。

そういえば私、一番好きなお酒は赤ワインなんだけど、本当は赤ワインは体に合わないと思う。だってほら、頭痛になるのはいつも赤ワインウイスキーって決まっているから。ウイスキーはアルコール度数が高いのに、いや高いからこそなのか、酔いが回るのが遅くて、酔う前にたくさん飲んでしまうというパターンなのだ。だが、焼酎なら平気だし、ビールだとへべれけになっても大丈夫なのに、ワインはけっこうな頻度で頭痛になる。ウイスキーはもう買うのを辞めようと思ったが、ワインだけは辞められない。

というわけで、シャトー・トゥール・ド・ビュッシェを飲んだ感想であった。次回シャトー・カステジェンを飲んだ感想を載せるとしたら、次の週末という事になる。

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