・ボランティア

私は、東京２０２０大会フィールドキャスト（大会ボランティア）の一員である。 なんて言うと、ちょっと格好つけすぎか。 いろいろあってボランティアを辞退した人もいるし、延期されて「機運」が保ちづらい上に、未だ本当に大会が開催できるのかさえはっきりしない中だが、ボランティアの研修は進んでいる。 研修は続いていた 延期されたので、長い間中断されていたボランティア研修だが、「動画を見る」という形での言ってみれば「研修」は、コンスタントに行われていた。 4月からは役割別研修が始まった。元々、2020年の4月からの予定だった。ちょうど1年の延期で、予約受付のメールが来たのが3月だったが、研修はやはりオンラインだった。 初めてのTeams Zoomはスマホに入れていたものの、今度はTeamsを入れろという事だったので、パソコンの方に入れた。オンラインの会議やライブなど、少しは経験があるが、Teamsは初めて。今日の14時からということで、そわそわしながら午後を迎えた。 昨日のブログを読んでもらえたら分かる通り、おとといの夜にいきなりうちのモデムが壊れて、パソコンでネットにつなぐことが出来なくなった。ネットにつながらないのは不便だが、まずはこの役割別研修に参加するために、一刻も早くネット環境を復活させねば！と焦った。 そして、無事に今日の11時半頃にモデムの代替え機が届き、設置をし、うちのネット環境は元に戻ったのだった。やれやれ。 わ、わからない・・・ 30分前から入室可能だったが、いろいろやることがあったので、うっかり5分前くらいになってやっと会議に参加しようと試みた。 ところが、だ。よく分からない。いや、このボタンをクリックする、というのは分かっていた。すると、Teamsを立ち上げるかどうかのボタンが現れたので、クリックした。すると、開きますか？というボックスが出て、「はい」をクリック。 待てども待てども、何も起こらない。ああ、14時になってしまった！焦る。仕方ない。デスクトップにあるTeamsのショートカットをダブルクリック。 Teamsは立ち上がりかけた。けれどもなかなかちゃんと始まらない。ああ、14時5分になってしまったじゃないか！それから、名前を記入してみたり、なんだか焦って変なところクリックしちゃって、慌てて×を押して、また時間がかかって・・・ だが、無事に会議画面が始まり、声が聞こえた。既に始まっていた。そりゃそうだ。 見えている人が少ない マイクはオフに、カメラはオンにしてください、と言われた。最初、自分とあと2人くらいしか画面に映っていないので、間違えたか！と思って慌ててカメラをオフにしたりしたのだが、話を聞いていると、多くの人がカメラをオンにしていて、主催者の方ではたくさんの人の顔を見ているらしかった。こちらは自分の顔と、話している人の顔と、その他には1人か2人しか映っていなくて、なんだか不安だ。 ほとんどが知っている内容 さて、研修の内容だが、ほとんどが学習サイトで見ていた内容と同じだった。つい3日前くらいにそのサイトが公開されていて、それを今日までに見ておかなければならないのかと思っていたが、どちらが先でも良かったようだ。 時々出されるクイズには、全て正解できた。それは予習していたからに他ならない。 役割はACR ちなみに、私が担当する役割は「アクレディテーション」。大会関係者でなければ、何のことだか分からないだろう。私も全く分からなかった。運営サポートだという事は分かっていたけれど。 アクレディテーションとは、大会関係者（選手を含む）の身分証明証（アクレディテーションカード）を発行する仕事だそうだ。詳しくは、実際にその仕事をした後に語ろうと思う。たとえ無観客になっても、選手その他の関係者がいる限り、その仕事は無くならない。 ということで、オンライン研修の内容は既に知っていたし、こちらから見えた人は２～３人の仲間と3人の講師だけで、オンラインでやった意義があまり感じられなかった。講師の側（大会組織委員会かな？）からすると、多くの人をオンラインで見て、クイズに参加してもらって、とても有意義な研修になっただろうが。 休憩後に戻ろうとしたら・・・ 実際、もう一つ困った事があった。真ん中に10分間の休憩が入った。その時にTeamsはカメラだけオフにして、ちょっと立ち歩いた後、Twitterを開いていた。そして10分後にまたTeamsに戻ったのだが、カメラはオンにならないし、休憩時間は終わったはずなのに始まらない。 チャットに書き込んでみたが、返事もない。ちょっと待てよ。チャットのところに「○○（私）が会議を退席しました」と書いてあるじゃないか。カメラをオフっただけなのに。いやいや、Twitterを開いたけど・・・ 再び不安になる。もう休憩時間を5分も過ぎてしまった。一度「切断」を押し、「再び参加」をクリック。だが、どうもならない。あう、何だこれは！ またまた焦るチョコナッツ。そして、一度Teamsを終了し、もう一度立ち上げ直す。またこれかよ。 どうにかこうにか、また会議に入れた。しかし、また出だしに間に合わなかった。まあ、既に知っている内容だからいいのだが。 今後は 次はシフトのお知らせが届いて、承諾する。それから、5月頃にはユニフォームを取りに行くそうだ。ユニフォームは、頭のてっぺんからつま先まで、つまり、帽子にマスクにTシャツにズボンに長袖の上着、靴までが支給されるらしい。それからポーチもだ。小さいやつ。これに全ての荷物を入れろと言われている。ちょっと不安だ。 とにかく、新しいツールで何かをする時には、事前にテストをしておくべし。それが今日、強く思った事だった。教訓になった。

フィールドキャスト役割別研修