【連載小説】地球を守れ-Save The Earth-第21話 ここを出ないと!
しばらく黙ってそれぞれ座っていたSTEのメンバー。そこへ、軍人が2人、ペットボトル飲料を持って檻の中に入って来た。軍人A:「ほら、飲み物だ。」1人ずつ手渡さ…
-多感・多汗・達観-
しばらく黙ってそれぞれ座っていたSTEのメンバー。そこへ、軍人が2人、ペットボトル飲料を持って檻の中に入って来た。軍人A:「ほら、飲み物だ。」1人ずつ手渡さ…
光輝:「7年間、いろいろあったね。ボランティアもたくさんやったし。ふふっ、チョコレート事件なんてのもあったよねー。」光輝はそう言って、碧央の顔を見た。碧央:…
日本にとどまらず、欧米でもSTEの影響力は大きくなった。マイボトル、つまり水筒文化は欧米にはほとんどなかったものの、STEのロゴ入りマイボトルが発売され、コ…
アメリカには、自国第一主義者、白人至上主義者が一定数いる。そのような人達の間では、世界で言われている「地球温暖化」は、フェイクだと考えられるようになっていた…
とうとう、STEの楽曲がアメリカのビルボードチャートで1位に輝くと、日本でもにわかに騒がれるようになった。各種マスコミに取り上げられ、テレビ出演のオファーや…
植木:「実はさ、ベトナムとカンボジアにいる友人たちから、ライブをしに来てくれないかと打診があったんだ。冬休みに行ってくれないかな?」植木が少し下手(したて)…
ある日、レッスンに来た瑠偉の元気がなかった。メンバーはすぐに気づいた。光輝:「瑠偉、どうしたの?何かあった?」こういう時、真っ先に声をかけられるのが光輝であ…
ある日のレッスン場での事だ。碧央が入ってきて、荷物を置き、トイレに行った。碧央は近くのコンビニでお菓子を買って持って来ていた。リュックの横に置いてあったアー…
そうして、STEは一歩ずつアイドルの道を歩んで行った。ライブをやらせてもらえるようになり、まだまだ無名ながらも、全国を回った。そして、行く先々でボランティア…
ミャンマーでの活動の様子やパフォーマンスを、国際ボランティアのスタッフが撮影していて、それを彼らのホームページに掲載してくれた。すると、マスコミがそれに目を…