【連載小説】地球を守れ-Save The Earth-第32話 大作戦
碧央の足もだいぶ良くなってきて、松葉杖なしで歩けるようになった。なるべく避けて来た、歌番組への出演も、そろそろ出てもいいだろうという事になった。 STEタワ…
-多感・多汗・達観-
碧央の足もだいぶ良くなってきて、松葉杖なしで歩けるようになった。なるべく避けて来た、歌番組への出演も、そろそろ出てもいいだろうという事になった。 STEタワ…
新曲のレコーディングが始まった。それぞれ1人で歌うところを録音するので、1人ずつスタジオに入る。瑠偉がスタジオに入ったタイミングを見計らって、STEのメンバ…
時は流れ、コンサートツアーがいよいよ目前に迫り、会場でのリハーサルが始まった。碧央はステージ上に座っている事になったが、袖に引っ込む時にどうするかというのが…
碧央が退院した。それでも、松葉杖の生活だ。STEのメンバーは、次のコンサートの準備に入っていた。 コンサートのために、新しい曲もいくつか作り、その振り付けも…
碧央:「先生、いつ踊れるようになりますか?」碧央はすぐに手術を受けた。撃たれたのは右のふくらはぎ。幸い弾は貫通しており、足の切断は免れた。手術が終わると、碧…
瑠偉は、何とか追っ手を巻いた。そうして、またさっきの場所に戻って来た。後少しでSTEの文字が完成する。顔も腕も真っ黒になって、独りで作業を続けた。瑠偉:「こ…
碧央は、仲間の元に戻された。足には包帯が巻かれ、軍人2人に抱えられるようにして檻の中に連れて来られた。流星:「碧央!どうしたんだよ、足!」碧央:「撃たれた。…
碧央:「俺、1つだけやり残したことがある。このままじゃ、後悔する。死にきれない。」瑠偉:「碧央くん?」碧央:「俺、お前の事が・・・好きなんだ。」瑠偉:「え?そ…
司令官室では、食事が提供されていた。パンと、スープとソーセージとサラダ。簡単なものではあるが、ちゃんとフォークやナイフも出され、ナプキンまで置かれた。司令官…
碧央と瑠偉は、とにかく走った。後ろからライフルを持った軍人たちが追いかけて来るので、森の中へ分け入り、その森を抜けると・・・そこは断崖絶壁だった。瑠偉:「わ…