昨日のブログで、カロリー制限を始めて一週間後から、メキメキと痩せていったと書いた。
それは間違いないのだが、ただカロリー制限だけをして「お腹がぺちゃんこになるまで」痩せたわけではない。
ちなみに、一度ぺちゃんこになったものの、それから10年ちょっと経っているので、年齢と共に多少またお腹に肉が付いていることも、正直に言っておこう。
カロリー制限の始め方
カロリー制限を始めた。どのように始めたかと言うと、自分の基礎代謝分のエネルギーしか摂取しない事にしたのだ。
食事のエネルギー量は、ちょっと調べれば分かる。もちろん厳密な計算は要らないので、だいたいで。一度計ればこのくらいが何グラムというのも掴めるし、お菓子や冷凍食品などには表示がしてある。それを計算して、一日三食で基礎代謝分まで。
基礎代謝分までならば、お菓子を食べようと、何を食べようとOKなのだが、あまり偏らないようにした。
炭水化物（ご飯などの主食）、タンパク質（肉や魚、豆）、食物繊維やビタミン（野菜や果物）を必ず取り入れる事。
摂取したエネルギーは基礎代謝で消費するはずなので、後は動いた分だけ痩せるというわけだ。単純に考えれば。
基礎代謝分は、寝ていても「息をして、内臓を動かしているだけ」で使うエネルギーである。
姿勢を良くする
カロリー制限を始めて一週間痩せなかったので、その間にもっと運動が必要だと思った。だが、子育て中でもあり、お腹が空いてフラフラでもあり、体力をあまり消耗する事は出来ない。そこで、前にテレビで「痩せている人は姿勢が良い」というのを見た事を思い出した。
ずばり、取り入れたのは「姿勢を良くする」事。
背筋を伸ばし、お腹を引っ込めている事。
一日何分くらい？と思ったあなた、甘い。可能な限り一日中、だ。
だが、もちろん忘れてしまう事も多い。なので、気づいたらすぐに姿勢を正す。お腹を引っ込める。
続けるコツ
体の線が出る服を着て、外に出ると良い。お腹が出ると恥ずかしいから、引っ込める。また、ウエストはきついものを履くよりも、ゴムのものの方が良い。これも、自分で引っ込めれば細く見え、気を緩めるとお腹が出てしまうから。
姿勢が悪いとお腹が出て見えるので、むしろ胸を高くした方がお腹を引っ込める力をあまり使わないで済む。
座っている時こそ
さて、外を歩く時はお腹を引っ込める事を重視したが、それよりも座っている時間を有効活用しようと考えた。
座ってテレビを見る時や、子供のスイミングを見学する時など。続けて一時間くらい座っているので、この時間をエクササイズに使わない手はない。
いつも猫背で見ていたスイミング。よりかかるところもなく、いつも肩が凝るなと思っていたのだが、背筋をピンと伸ばして座ってみると、その方が肩が凝らない。
また、腰の上にまっすぐ上半身を乗せてしまうと、それほど背筋が辛くない。これで、実は深層筋（インナーマッスル）が鍛えられるらしい。深層筋を鍛えると、見た目がムキムキにならずとも、筋肉量が増え、基礎代謝も上がるのだ。
深層筋を鍛えると
基礎代謝が上がるという事は「食べても良い量」が増えるという事。それに、ハードな運動も必要ないし、運動に時間を取られる事なく鍛えられる。
これが、私の痩せる習慣になった。
カロリー制限を始めて一週間後から痩せ始めたが、それはカロリー制限にプラスして、この深層筋を鍛える事を始めたから、という事になる。
体重が産前に戻った（7キロ減）のもそうだが、ウエストも２～３週間で6センチほど減った。ウエストが減ったのは、お腹を引っ込めているという習慣のおかげだと思う。
大事な事！
あれから10年あまり。その間に巨大な子宮筋腫が出来てしまい、今はまた痩せる前のウエストサイズにほぼ戻ってしまった。が、贅肉の方は元に戻っていないはずだ。
おっと、大事な事を忘れるところだった。
ダイエットには息抜きが必要である。挫折しないためにも、定期的にダイエットを休むのだ。
私は週末にお酒を飲む。この時はカロリー制限を忘れて、飲みながら食べる。もちろん、お腹いっぱいなのに食べるのはナンセンスなのだが、もっと食べたいならば食べる。
そもそも、酔っ払ったら自制が効かないし。
なので、週末に体重が増える。だが、平日はお酒を飲まず、食べる量も制限する。筋肉を鍛える。そうすると、平日に痩せていく。
今は、体重を落すのではなくキープしている。だが、実は週末に1キロ増え、平日に1キロ減らすという事を繰り返しているのである。
これもまた、大きくリバウンドしない習慣となっている。