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本棚がだーっ!

今日は日常としてはどえらい事が起こった。一言で言うと、本棚がだーっとなって本がどばーっとなって、汗がだらーっとなった。是非、聞いてもらいたい。

カラオケに行かなくっちゃ

東京も、来週から緊急事態宣言が発出されるという話を聞いて、カラオケ店も閉まるかもしれないと焦った。ここのところ、毎月上旬の平日に独りカラオケに行っていて、5月もGW明けくらいに行こうと思っていたのだ。こら、今週中に行っておいた方がいいぞ、と思った。

1時間でいいとは言え、新しい小説を書く時間がなくて困っている昨今なので、急遽出かけるとなれば、午前中の仕事を何とか早めに終わらせて、少しでも前倒しで・・・と考えた。それで、ちょっと焦っていた

子供部屋の掃除

今日は子供たちの部屋を掃除する日だった。毎日はしないので、曜日を決めている。

昨年度は、大学生の長男が毎日家にいて、オンライン授業を受けていた。なので、自分の部屋の掃除は自分でしてもらっていた。ついでに弟の部屋も掃除機がけをしてくれたりもしていた。

今年度から、長男は隔週で大学に通うようになっている。今日は子供たちは2人ともいないので、私は両方の部屋の掃除をする事にしていた。

急いで片付けたりして、だいぶいつもよりも早く終わりそうだった。掃除機がけを始めて、本棚の辺りにさしかかった時、本棚の下に挟んであるが外れそうになっているのを見た。

目隠し用本棚

長男は、大学生になってから、いろいろと自分の部屋を改造していた。本棚も自分で買い、目隠しとして部屋の入り口に立てた。部屋に入ると本が見えるようになっていて、その裏側に寝ているという具合だ。かかと(?)のところに板を挟んであり、その板のおかげで本棚の下に空洞が出来ていて、そこにケーブルを通していた。

さて、掃除機がけをしていて、もうほとんど外れそうになっている板を見て、何とかしようと思った。何とかしようとして、板を手で動かしたのか、掃除機が当たってしまったのか、今となっては覚えていない。

が、とにかく、板は完全に外れてしまった。

傾く!

ガタッ

と、こちら側に本棚が傾いた。こりゃまずいぞ。掃除機を止め、現状把握。反対側の端っこには、ケーブルが通っていて、傾いたおかげでケーブルを圧迫している。これ、まずいのでは?

何とか元に戻そうと、本棚に手をかけると、頭の上にガツンと衝撃が。本棚の上に乗っかっていた何やらの瓶が頭に落ちてきたのだ。上を見れば、バケツなども乗っかっている。これは危険。まずはそれら、上に乗っている物を床に下ろした。

ケーブルを救うためにガタガタとやっていると、なんとそちらの板も外れてしまった。ケーブルを外側に持って行ったので、本棚の下敷きからは免れたものの、今度は本棚が後ろに傾いてしまった。咄嗟に手で押さえる。

どうしようどうしよう

えー、どうしよう、どうしよう。心の中で唱える。が、家族は誰もいない。助けてくれる人はいないのだ。本棚から手を離せずに、しばらく「どうしよう」を繰り返していたが、とにかくこのまま時が過ぎて行くのはむなしいので、いっそ本棚を倒してしまおうと思った。

ゆっくりと倒す・・・が、倒れない。あれ?表側を見ると、本棚はケーブルで釣ってあった。なるほど、本棚が倒れても寝ているところへ倒れないように、ちゃんと地震対策してあるんだ、と感心。だが、ケーブルが抜けるか、ケーブルが巻き付けてあるガス管がどうにかなりそう。重たい本棚をいつまでもケーブルで釣っておくわけにはいかない。

本がどばーっ

仕方ない、重たいからいろいろ困っているのだ。とにかく本を取り出そう。

片手で本棚を押さえながら、中の本を床に落とす。あるわあるわ、本、マンガ、教科書、卒業アルバム・・・。足の踏み場なし。後で片付ける事を少しだけ考えつつも、急いでいるのでとにかく落とす。

だいぶ軽くなったからと、本棚を持ち上げて板を挟もうと試みる。しかし、全く持ち上がらない。やはり、全ての本を出さないとダメなようだ。

足の踏み場、本当になし。やけになってまき散らす私。そうして、全て出してしまうと、散らばった本の写真を撮り、長男に送る。無意味と分かっていても。

そうして空っぽにした本棚を、持ち上げようとしてもダメ。前に倒せば簡単に持ち上がるのに、なんと、ここにも工夫が。前に倒れないように突っ張り棒がしてある。これも耐震設備なのか?素晴らしいのだが、今は困る!

諦めかけた。だが、掃除機の上にも本が乗っかり、今日は夕飯もいらないと言って出かけた長男が、帰ってきて寝るところにも困るようでは・・・。

汗がだらーっ

何度もトライ。背筋が痛くなった。額から汗がだらーっと流れ出る。足も使ってみた。ほんの少し隙間があるのでそこに足の甲を突っ込み、上に上げながら手でも上げる。おお!浮いたぞ。その意気だ!もう少し!せーの、よいしょ!やった、出来たぞ!

更に汗。一つ出来たので、もう一つの角も頑張る。そして、とうとうやってのけた。

少し変な感じに歪んではいるものの、ワイヤーが伸びきっていないので、自立しているはずだ。とにかく本を戻そう。

どこにどの本が?

分かっていたつもりだが、どこに何が入っていたのか、曖昧だった。適当に入れる。ああ、こりゃ時間がかかりすぎる。初めは1巻から順番に並べていたが、それはしんどい。これから掃除をするって言うのに。

仕方ない、謝っておけばいい。順番はバラバラでいいからとにかくしまおう。

ということで、何とか本を本棚に戻す。入りきらない。多分、上下か前後に重ねてあったりしたのだろう。もういい。背筋が痛い。もう、カラオケに行くのは諦めようか・・・これ以上筋肉痛になったら明日働けないし・・・。

いつものパターン

しかし、掃除機をかけ終わり、トイレ掃除なども終わって時間を見れば、まだお昼前。何だろう、なぜあんなに焦っていたんだっけか。そりゃあ、午前中にやれたらいいと思う、簿記の勉強とか韓国語の勉強とか、そういうのは出来そうもないけれど、今日はやらなくてもいいし。

だいたい、焦って慌てると、失敗する。いつものパターン。もちろん、かなりきわどい状態だったので、あの板は少し触れば外れただろう。だが、もっと慎重にやれば、外れずに戻せたかもしれない。それか、今は触らず、長男が帰ってきてから伝えた方が良かったかもしれないし。

行って良かったカラオケ

当初の予定通り、午後の1時間、カラオケに行ってきた。前回行ってからまだ1ヶ月経っていない事もあり、声の調子がとても良かった。楽しめたし、歌唱力の維持も一応出来たし、行って良かった。いつか、また人前で歌う事があるかもしれないから、維持したいものだ。

今日のどらい話はここまで。伝わっただろうか?