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フードロスをなくそう

うちの近くにある小型スーパーで、牛乳やヨーグルト、食パンなどをいつも買うのだが、ここの賞味期限管理がなっていない。

賞味期限が違うもの

賞味期限が違うものを一緒に並べておくと、普通は賞味期限が遅い方、つまりは新しいものを選んで買われてしまう。だから、賞味期限が違う商品を一緒に並べるならば、古い方には10%引きとか30%引きとかのシールを貼って、そっちを先に買ってもらうようにしなければ、古いものが売れ残り、いずれ賞味期限切れになって売れなくなってしまう。そうして廃棄されてしまうのだ。それが、フードロス、食品の無駄。

大きいスーパーなら、上記のようにしている。だが、この近所のスーパーは違うのだ。客の数もそう多くないのに、やたらと売り場にたくさんの商品を並べていて、後ろと前で賞味期限が違う。

新しい物がお得?

以前は私もつい、新しいものを選んで買っていた。その方がお得だと思っていた。割引されているならば古い方を買うが、同じ値段ならば新しい方を絶対に選んでいたのだ。

だって、賞味期限が長ければ、家に持って帰ってから自由度が大きいではないか。今日食べるつもりだったけれど、いただき物があったから明日に回そうとか、土日は出かけるから月曜日に食べようとか、そういった変更やら何やらに自由がきく。しかし、賞味期限が短いと、今日食べなければ!と強制されてしまうようで、不自由。だから、なるべく新しい物を買った方がお得感があるのだ。

地球規模で考える

だが、去年くらいからその考えを改めた。自分の利益とか自由度とか、ちっぽけな事を考えるのは辞め、地球規模で考える。そうして、フードロスを少しでもなくすため、私はあえて賞味期限の短い方を選んで買うことにしたのだ。ここに書いているが、褒められようと思って始めたわけではない。もう1年は続けていて、人に語るのは今が初めてだから。

きっかけは、一緒に買い物をしていた夫から言われたから、なのだが。やはり褒められたものではない。

フードロスをなくす方法

その店のシステムを変えるべきだ、と思っていたけれど、それはさておき。自宅でそれぞれの個人が出来る、フードロスをなくす方法を考えよう。ちなみに、私は滅多に食べ物を捨てる事がない。皮をむいて初めて分かるバナナの黒いところくらいのものだ。

1、冷蔵庫、冷凍庫の中身の把握
詰め込みすぎないのが鉄則。冷凍庫はついパンパンにしてしまうのだが、冷蔵庫はすっきりしている。時々ガランとしている。

冷蔵庫や冷凍庫の中身を、どこに何があるかを把握しておく事が大事。残り物のおかずなどは、翌日には食べきること。常備菜は、毎日の食卓に出すこと。

2、安いからと言って、まだたくさんある物を買わない
例えばマヨネーズとかケチャップとか、チューブのわさびとか、そういった物の特売品を見ると買いたくなる。しかし、使い切るのに何ヶ月もかかるものは、ストックが2つ以上あってはダメだ。それでは賞味期限内に使い切れない。

特売は、2ヶ月か3ヶ月のうちにはまたある。たとえ数十円高くても、無駄にして捨ててしまったりするよりは安く済むのだ。だから、いくら安くても、ストックが1つある内は買わない。使い切るのに1年かかるようなものは、あと3分の1しかないと思ってから特売を待って買うようにするべし。

3、ときどき賞味期限を確認する
乾物や缶詰、冷凍食品、などは、賞味期限が長いので、たとえ期限切れになっても捨てる必要はない。だが、あまりにも過ぎるのは良くないので、時々確認しよう。カップ麺、インスタントラーメン、そうめん、パスタ、ツナ缶、サバ缶、レトルトカレー、干し椎茸、切り干し大根などなど、おそらく各家庭にたくさんあるであろう、常備品。それらはローリングストックにすべし。

ローリングストックとは、災害時に備えて常備しておくものの、時々買い足して、古い物から日常的に食べていくという事。5年保存可能な物は高いので、そういうものを備えておくよりも、普通の常温保存食品を買っておき、時々安い時に買って、買ったら食べて、という風にしていくのが無理なく常備できるコツなのだ。

一緒に地球を守ろう

以上大きくわけて3つのフードロス対策、いかがだっただろうか。もうやってるよ、という方はそのまま一緒に続けよう。出来ていなかったという方は、是非、参考にして欲しい。一緒に地球を守ろうではないか。