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甲羅酒を飲んでみた!

カニがやってきた

先日長男が、

「カニ、買ったから」

と、いきなり言った。大ズワイガニだそうだ。本ズワイガニではない。

大ズワイガニが、今年は異様にたくさん獲れたそうだ。しかし販路がなく、来年以降もたくさん獲れるとは限らないので、大安売りしていたそうなのだ。5000円だったと聞いて、量が分からないけど何となく、

「安いじゃん」

と言った。

そして金曜日、大ズワイガニが届いた。

大きいのが1匹いるが、下に小さいのがたくさん。長男が言うには、オスは大きいけれどもメスは小さいのだとか。

私はカニ好き?

私の両親はカニが好きで、時々買ってきて、茹でて食べた。

皆カニは好きだよね、というスタンスだったけれど、身を取るのが面倒だった。カニ味噌は好きだったけど。

結婚して、夫の実家に義理の弟がカニを送って来た事があり、皆でカニを食べた時、私がカニ味噌に喜んでいたら、

「チョコナッツさんは、カニ好きねえ

と皆に言われた。私は、それほど好きな方でもないと思っていた。多分、実家の基準で考えると、カニはすごいご馳走で、皆が好きなもので、私は普通くらいだったから。夫の実家では、カニはそれほど好まれないもののようだ。面倒くさがりなのか?日本人はカニと言えばご馳走、でしょ?違う?

だから、カニがあると夫からお前は好きだろう?と言われるが、そんなでもないもん!と意固地になったりしていた(笑)

それで、うちでカニを買った事も、カニ食べ放題に行った事もなかった。子供たちには、そういうの経験させていなかった。まあ、次男は魚介類が好きではなく、カニも好きではないのだが。

カビが生えた?!

さてさて、これだけカニを買ったけど、長男はどうするのかと思ったら、身を全て取り出してくれるそうだ。何しろ、魚をさばくのが好きな長男。カニも色々と分解したいみたいだ。こちらは助かる。

足とその他の身に分け、タッパーに入れた。カニ味噌は陶器の入れ物に入れた。そして、長男が言う。

甲羅酒ってのがあるんだけど」

カニの甲羅に酒を入れて加熱するらしい。なんか、分からないけどやってみよう。ということで、甲羅を2つばかり、ボウルに入れて冷蔵庫に保存しておいてくれた。私が日曜日に飲むから。金土はワインの予定があったので。日本酒も家になかったし。

カニをほぐしたのが金曜日。土曜日にタッパーを開けたらびっくり!昨日、茶色かったところが青くなっている!写真撮り損ねた。写真なんて、撮ったらいけない物のように見えた。

「え、カビ?カビなの?」

カビにしても青すぎると思ったが、食べてみたら全然平気。ちょっと怖いけど。それは、足には一切なく、その他のタッパーにだけ起こった現象だった。恐る恐る陶器の入れ物も開けてみると……やっぱり、カニ味噌にも端っこに青いものが出現していた。でも、カビ臭くはない。食べても大丈夫。

「何となく、あれがこうなったな、という心当たりがある」

と言う長男。何か、青くなりそうな物があったのか?酸化したから変色したのだろう。もっとちゃんと蓋のしまるタッパーの方にすればよかったのかも。

土曜日はちょっとだけ食べて、本格的に食べたのは日曜日の夕飯だった。カニ丼にして。でも、今日で終わりにしようと言って、半分を長男が食べ、残りを私と夫が後で酒と共に頂くことにした。

いよいよ甲羅酒を飲む

さてさて、日曜日の夜。まずは甲羅酒を作ってみようではないか。

長男から作り方を教わっておいたが、一応調べた。ちなみに、長男はお酒は飲まない人になったので(22歳にして悟った彼)、さっさと自分の部屋に行ってしまった。

甲羅酒の作り方を調べると、味噌を食べ終わった後に酒を入れて加熱するだけなのだが、酒を入れてから加熱するのと、酒を入れる前に一度炙って水分を飛ばし、それから酒を入れて温めるのと、2つの方法があるようだった。

カニ味噌味の酒を飲みたければ前者、生臭いのが嫌で、カニの香ばしさを感じたければ後者、という事だった。私は生臭いのが苦手。でも、既にカニ味噌を取り除いてから時間が経ち、すっかり渇いている甲羅。さて、どうしたものか。

考えた結果、一応少し先に加熱してから酒を注ぐことにした。

さて、直火に当てると割れるから、アルミホイルで包むそうだが、トースターの場合はどうすれば……。

甲羅の表も見せてからの~こんな感じ。もし割れても何とか酒を飲めるように、下にアルミホイルを敷いた。これなら倒れないだろうし。もっと不安定でぐらぐらするかと思ったのだが、けっこう安定している。しっかし、甲羅って軽いのね!

強(1200w)で2分くらい加熱してから酒を注いだ。

見て分かるかな?無色透明な酒を注いだ。やっぱりさ、あんまり癖の強い酒ではダメだろうし、高級なお酒じゃなくて、カップ酒くらいがいいんじゃないかと思い、今まで買ったことのなかったワンカップ大関で。この酒不思議なんだよね。180mlでも300mlでも同じ値段なのよ。

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さて、これでまたトースターに入れ、強で2~3分かな。加熱してみた。あんまりやって沸騰してしまったらアルコールが飛んでしまう。ちょっと温まるくらいでいいかなと。

さて、どうやって飲む?これがね、どこにも書いてなかったのよ。甲羅に口を付けて飲むのか、お猪口に移して飲むのか。

ちなみに、酒を甲羅に注ぐ時、ワンカップになみなみと入っている状態ではこぼさずに注ぐ自信が無くて、お猪口に入れてから、それを甲羅に入れたのね。そしたら、そのお猪口一杯がちょうどいい量だった。

というわけで、どうせ使ったのでお猪口に移して飲む事に。

何かで掴もうとあれこれ考えたが、なかなか良い方法がなく、そうっと触ってみれば甲羅はそれほど熱くなく、手で持って注いだ。

注ぐとほら、最初は無色透明だった酒が、黄色くなっているのが分かる。

さーて、飲んでみよう!

いやいや、その前に一言。焼いている間に、普通にカニ味噌を食べ、酒を飲んだ。ウマー!合うなんてもんじゃない!いや、合う。カニの足もほんのり甘くて美味しいけれど、味噌や、味噌が混じっている身の方がより酒に合って旨い。

という所で、甲羅酒を飲む。すると……。

うん。旨いよ。旨いけど、カニ味噌を食べてから酒を飲んだのと、変わらない。カニ味噌味で美味しいと言えば美味しいけれど、いや、わざわざこれをしなくてもいいな。

カニ味噌を食べて無くなった後、もう少しカニ味噌を食べたかった、カニ味噌を食べて酒を飲みたかったという名残惜しさと共に甲羅酒をやるなら、いい。だから、色々と順番を間違えたのかもしれない。でも仕方がない。甲羅から剥がした味噌が大量にある状態だったのだから。

大勢で一匹のカニを食べるのが普通でしょ?カニ味噌なんて少しずつしか食べられない。それで、甲羅酒は何回かいけるらしいから、カニ味噌が無くなった後、何回か甲羅酒にして、皆で順番に酒を飲むのもいいかもしれない。

とにかく、カニも味噌もいっぱいあるので、甲羅は一度で捨ててしまった。あともう一つ残しておいてくれた甲羅があるが、これも要らないかな。来週まで取っておくのも心配だしね。でも、その甲羅を入れておいた小さいボウルの底には、まだ味噌が残っていたから、それを今夜食べて……ウハウハ。

と、思ったのだが、長男がそれを見て、

「汚いからこれも捨てるね」

と言って、甲羅を捨てると共に、味噌も流してしまったのだった…

以上、カニの甲羅酒レポであった。あまり参考にならなかったかもしれないが、一つ言える事は、大関のワンカップがめっちゃ美味しかったという事。ナニコレ、カップ酒とは思えん。なんにでも合う気がする。夫も普段日本酒は飲まないが、カニと合うよと言ったら飲んだ。そして、

この酒うめー!

と、驚いていた。大量買いするとお得かも。

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それでは、今日はこの辺で!