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東京マラソン2024ー給水・給食ボランティア2

給水開始

休憩を終えて持ち場に戻って来た我々1班。準備をしたのは1・2番テーブルだったが、次はローテンションをして、7番テーブルゴミ箱の係として入る事になっている。

橋のところが少し高くなっているので、持ち場のテーブルは坂の途中にある。そこへ向かっていくと、ちょっとびっくり。橋の上に観客がびっしりと並んでいたのだ。まあ確かに、後ろに商店などがあるよりは見やすいのか?いや、先ほどまでのところは日陰だったが、ここが日向で暖かいからなのか?電柱などがなくて見やすい?よく分からないが、とにかく橋の上であり、ゴミ箱の後ろには観客がいっぱいいた。

まだ、水や食べ物を取るランナーはほとんどいない。一人いたよ、と聞いた。5人で7番テーブルのところに行く。ゴミ箱にも1人か2人、付いた方がいいかと思ったが、まだ捨てる人はいないから、と言われ、私は7番テーブルの端っこに立った。

トップ選手の方々は、先ほど通ったばかりだが、もう道路の向こう側に現れた。我々は22km地点の給水所にいるのだが、24kmで折り返して来るらしい。もう2km行って2km戻って来たのか!速い。

しかし、一人のアフリカ系のランナーさんが、胸の辺りをちょっと抑えたりしながら、私たちの前を歩いていた。あらあら、具合が悪そう。トップの方の選手で、歩く人は滅多にいない。彼がその後どうなったかは分からないが、心の中で応援した。

今回、マニュアルには「ボランティアは大声を出しての応援は控える」と書いてあった。コロナ禍にもそう書いてあったが、今回はその理由ではなく、住宅街だからのようだ。沿道の観客はけっこう声を出して応援しているが、我々はなるべく声を出さず、拍手をしてランナーを激励した。ビニールの手袋を二重にしているので、拍手もパタパタとした音だが。

しかし、暑い。日差しが暑い。ランナーさんも暑いだろう。それに、ここはちょっとした上り坂なので、辛そうな顔をして走るランナーさんが多い。なので、割と早い段階から水を取る人が出ていた。

走りながら紙コップを取るので、やはり端っこが取りやすいのだろう。テーブルの角の端っこの水がよく取られた。私は端っこにいるので、取られたらすぐに後ろに置いてあったコップをそこへ置く。変にもたつくと、取ろうとした人と手がぶつかるかもしれないので、ランナーさんが来ないかどうか、見計らってさっと置く。

紙コップが取られるようになってきたので、他の人は新たに紙コップに水を入れる。特に、ここのテーブルには予備の水があまり用意されていなかったので、どんどん入れる。私が立っていると、

「紙コップを並べてください」

「水を取ってきてもらえますか?」

「紙コップ、お願いします」

と、次々と言われ、後ろに置いてある備品を取りに行く。が、気づけば角の水が無くなているので、さっと出す。わお、忙しいじゃん。

おおそうだ、紙コップが取られ始めたので、ゴミ箱の事も気にしなければ。入り損ねた紙コップなどがないか気にしていたのだが、リーダーさんが現れたので、

「1人か2人、ゴミ箱に付いていた方がいいですか?」

と聞いてみた。すると、

「それが、陸連の人が……」

なんか、手を出すな的な事を言われたそうだ。我々の管轄だと思っていたが、陸連の人が何人かゴミ箱の後ろに立っていて、落ちた紙コップも拾っているし、その内いっぱいになったら袋を取り出してもくれるのだろう。必要になれば呼ばれるだろうから、それまでは行かなくていいね、という事になった。

だから、ちょっと人数過多になっている7番テーブル。しかし、端っこだけはやたら取られる。そして、時々取る時の勢いで水がたくさんこぼれ、私の足に直撃。レインブーツだから全然平気。

暑い。そして、暑い。帽子の中の生え際に汗をかく。前から日差しを浴びているから、キャップは日よけになってありがたい。でも、前髪が曲がった状態で固まりそう。

時々風が吹く。まだ水を入れていない紙コップが倒れそうになるのを必死に押さえる。だが、風が吹くと気持ちが良い。というか、ここは風が強いはずだったが、どうやら観客の人垣により、風が遮られている模様。寒いより全くありがたいのだが、だいぶ想定外だった。

ローテーション

2班が休憩から戻って来た。2班の人たちが7番テーブルに入るので、私たち1班は5・6番テーブルに着く。が、ゴミ箱に人が要らないからだろうか、もう少しずれるようにとリーダーさんに言われ、私は水の前だったが、同じ1班でも2人は給食のテーブルの前に立った。

そう、給食物は何か、発表しよう。私に近い方から、チョコレート、クリームパン、カロリーメイトゼリーである。トレイの中に、それぞれ山にしてある。チョコレートは1つずつ、キャンディ包装してあるやつ。クリームパンは薄皮の美味しいやつだが、袋から出してむき出しだ。

そうそう、マニュアルにはマスクの記載はなかったが、我々のリーダーたちから、水や食べ物の前に立つ時にはマスクなどで口を覆うようにと言われていた。私は、この間風邪を引いた時にずっと不織布マスクをしていたら、顔が荒れて痒くなってしまい、やっと治ったところだったので、布マスクで。寒くないのにやっぱり眼鏡が曇る。それだけが厄介だが、まあ、給食当番にはマスクはつきもの。必須だ。何せ、むき出しのパンが目の前にあるのだから。わりと、

「ありがとう」

「いただきます」

などと言われる事もあって、そうすると

「はい」

「がんばって!」

などとこちらも声を出すからね。

私は、同じ班の男性と水の提供を主にしていた。そろそろ水がたくさん売れるようになってくる。

ちなみに、今年はランナーの3分の1が外国人だそうだ。去年はトップの選手にしか黒人さんはいなかったのに、今回はもう少し後の方にもけっこういた。去年も白人さんはけっこう一般ランナーに交じっていたけれどね。今年も色々な人種の方、色々な国旗を身に着けた方が走っている。年齢層も様々。私よりも年上と思われる女性も走っていて、すごいなーと尊敬のまなざしを送ってしまう。

活動中は写真が撮れないので、本当に残念だ。だが、ランナーは写真を撮ってもいいらしい。けっこう給食のところで自撮りしている人がいる。外国人が多い。給食のところにいるボランティアも、一緒になって写っている。

我々水組は、何となく2人で役割分担が出来ていった。私は紙コップが取られたら、後ろからさっと置く係。もう一人が紙コップを新たに並べ、水を灌ぐ係。そろそろ一番前には紙コップを4つくらい並べてもいい頃なのだが、隣がチョコレートなので、倒れてそこへ水が入ると嫌なので、端っこには置かないようにして3つ並べていた。

しかし、一番前に3つ並べていても、その後ろの紙コップを取る人もいる。別に構わないが。パンやチョコレートを取って、隣の水を取る人も多い。逆に、カロリーメイトにパン、チョコレートを取って両手が塞がって、水をここでは取らない人も多い。

そういえば、テーブルを拭く雑巾があった。まあ、雑巾と言っても真っ白なタオルだ。それが、紙コップを置く台の上に置いてあった。と言っても、だいぶこちら側に近いところ。

しかし、ある外国人の女性ランナーが、いきなりそのタオルをさっと取って腕を拭きながら持って行ってしまった!あー、それは違うのに……と思ったが、もう行ってしまったし。彼女はあのタオルをどうしただろうか。まさか、ゴミ箱に捨てた?あのタオルはランナーへの支給品ではなく、こちらがこぼれた水を拭くための物なのに。ちょっと面白かったけど。タオル欲しい時あるよね。

まさか、余る?

それにしても、暑い。日差しが暑い。そして、一番その事で被害を被っているのがチョコレートだった。

後から考えれば、もっと少しずつトレイに入れれば良かったのだろう。しかし、全てをトレイに入れ、山にしてあった。そこへ、直射日光が当たり続けた。

当然、チョコレートは溶ける。四角いチョコレートが歪み始めていた。

「ぐにゃぐにゃになってるの、捨てちゃう?」

などと言い合っていたが、ランナーさんを見ると、多くの人がチョコレートをいくつか取ってポケットに入れていたので、

「どうせポケットの中で溶けるよ」

などと言って、そのままにしておいた。だが、やっぱり余りに溶けるので、何とか日差しを遮れないものかと考えた。そして、この辺にいた3人で、カロリーメイトが入っていた箱を潰したもの、つまり厚紙をトレイの横に立てて、日陰を作った。そして、なるべくチョコレートが日陰に入るように、手でざざっとやった。溶けてしまったものが後ろの方によけてあったのだが、これも日陰に移そうと思った。それを触ったら……手にチョコが付いた!こりゃだめだ。捨てざるを得ない。ウエットティッシュを持ってきて指と箱に付いたチョコを拭き、手袋を替えた。

ああ、チョコ勿体ない。少し前に横浜マラソンでチョコレートの給食をした時、けっこう早い段階でチョコが無くなったので、皆さんチョコ欲しかっただろうにな。早く無くなってしまうだろうな。

クリームパンも人気で、1個食べた後、

「これ美味しい!」

と言ってもう1個持って行くランナーもけっこういた。そう、薄皮は美味しいのよ。知ってるよ。最近食べてないけど。小さいけれど、しっかりクリームが入っているのよね。

だが、そろそろボリュームゾーンが終わりそうなのに、パンもゼリーも全然無くなりそうにない

英語で話す?

マラソンボランティアが初めてだと言う人が、マニュアルを読みこんできたと言っていた。何を聞かれる事が多い?と聞かれたので、給水ボランティアはあまり聞かれないよ、と答えていた。

ところが、その彼女が給食をしていた時、けっこう聞かれる事が多かった。給食だからなのか、それとも彼女には聞きやすいのか分からないが。でも、聞いてくるのは外国人ばかり。

「トイレ?」

と聞いてきた女性に、彼女は

「24(Twenty Four)!」

と答えていた。トイレは24キロ地点にあるらしい。流石!マニュアルを読みこんできただけある!私だったら分からなかった(汗)

また、白人男性がパンの事を何か聞いていて、

「プレーン?」

などと言っている。彼女は

「No, It’s cream.(いいえ、クリームです)」

と答えていた。その男性は、それを聞いてパンを取らなかった。甘いの嫌だったのかな。

私も聞かれた!

「Chocolate?」

と、チョコレートを一つつまんで男性が聞いてきたので、

「Chocolate!」

と、英語で答えた。彼はそれを持って行った。そうよ、日本人にはおなじみの、どう見てもチョコレートにしか見えない代物でも、外国人には分からないかもしれない。こんなチョコは初めて見たのかも。まあ、私が答えたのはそれだけ。え、英語じゃないって?いやいや、ちゃんと英語の発音で答えたから。

何とか食べ物を!

上の人に言われた。私が、ではないが。

「カロリーメイトが思ったよりもはけないから、これは22キロだけって声掛けしてください」

だそうだ。それで、

「カロリーメイトはここだけでーす!」

と、数人で声を掛け始めた。そうしたら、その時は売れ始めた。やはり人間、限定品には弱い

しかし、カロリーメイトも山と積まれたままだし、クリームパンは後ろにまだまだ積んである。それを、どんどん袋から出しているのを見て、私は思わずストップをかけた。そろそろ開けない方がいいかも、と。

明らかにランナーのピークは過ぎたようだった。もちろん、後の方になるほどゆっくりと歩いているランナーが多いので、取って行く人も増える。でも、流石にこのクリームパンが全部無くなるようには見えなかった。そうしたら、元々クリームパンが無くなったら出す、と言われていたお饅頭も、一緒に出すことになったらしい。

「チョコナッツさん、手伝って!」

とリーダーさんに呼ばれた。もちろん!喜んで!というわけで、お饅頭を箱から出していった。金沢のお饅頭だそうだ。復興支援と思われる。元々はこれも袋から出して、むき出しにする予定だったが、流石にもう速く走っているランナーさんがいない状況なので、

「個包装のままで」

という上の人の指示の元、そのままトレイの中に積んで行った。原材料の一番最初にさつまいも、と書いてあって、白あんが入っているようだし、とても美味しそう。チョコレートが無くなったので、そこへ入れた。

「金沢のお饅頭でーす」

などと呼びかける。そして、

「カロリーメイトはここだけ!」

うん、大声は出さないという決まりはどこへ行った?

ボリュームゾーンの間はローテーションがなかったが、またローテーションで1つずれた。給食を飛び越えて水のところへ。そろそろ3段に積んでいた水も2段に。暑いから、水が無くなっては困るだろう。だが、多分これも残るだろうな。

撤収

そろそろ水を減らしたいと思った頃に、

「隣の水が無くなったから、こっちに集中するよ」

と言われる。あまり減らせない。だが、思った程ランナーさんは水を取らない。そして、唐突に終わりがやって来る。

パトカーがやってきて、その後ろにランナーを乗せるバスがやって来た。

「あと2人来るよ」

と、誰だか上の人に言われて、2人分だけ水を残し、後は排水溝に水を捨てていく。まずはゴミの収集車が来るので、ゴミの片づけからどんどんやっていく。

たくさん紙コップが落ちていて、クリームパンの潰れたのもある。こぼれた水でびしょびしょだし、落ちた紙コップも踏みつぶされて真っ黒。それをどんどんビニール袋に入れて行った。

困ったのが、開けていないペットボトル。最初、私は箱の中に戻した。だが、後からリーダーさんに、箱を開けてしまったものは廃棄だと言われる。本来は中身を全て排水溝に捨てるのだが、数が多いのでこのままで捨てた。

と思ったら、カロリーメイトゼリーも、箱を開けた物は廃棄だと言われてしまう。開けまくってしまった!と、罪の意識を感じてしまったメンバーも。まさか、余るとは想定されていなかったようだ。クリームパンはそのままワゴンに乗っていたが、当然袋から出してしまった物は廃棄されたのだろう。その、箱を開けただけで、並べてもいなかったカロリーメイトは何箱もあって、それを全て処分するのは忍び難い。

何とかならないかと思案したが…

でもやっぱり、大量に捨てる事になってしまった。ゴミ収集車が来て、ゴロゴロ回っているところへ投げ入れたのだから、間違いなく捨てられたのだ。どうにかならなかったのか。都や区の職員さんに配るとか。

ゴミとテーブルと、手分けして片づけ、また最初の集合場所へ移動した。終わったのだ。あー暑い。

後ほど、クリームパンもやはり、袋から出していなくても廃棄だったのだと推測された。ずいぶんたくさんあったようだが。確かに店やメーカーには戻せないだろう。賞味期限も短いものだし。だが、これもさすがに廃棄は勿体ないではないか。けれども、ボランティアは平等に、という考えも根強い。もらえる役割ともらえない役割があって、その役割を選べないとなると、不公平だという意見も出るのだろう。だから我々に配る事も出来ないのだ。でも、勿体ない。

ああ、という事は……あのお饅頭も相当余っていたから、捨てられたのだろうな。あれ、食べてみたかったなぁ。

打ち上げ

写真撮影や、反省会をして解散になった。

しかし、今日はこれからご飯会があるのだ。もんじゃ焼きなのだ。そう、ここは下町にほど近い場所。本場と言ってもいいのかな?

ご飯会の場所は門前仲町の駅の近くだそうだ。今いる場所から30分くらいで歩いて行かれるそうだ。だが、電車で1駅でもある。そちらなら5分くらい。さあ、どちらでもいいよと。

私はよく30分くらい歩く人だし、今全然疲れを感じていない。そして、電車であっという間に着いてしまったら、予約した時間までが暇になる。それなら、歩いた事のない街を歩いてみたい。

だが、休憩後、一度もトイレに行っていないし、そんなに歩くならトイレに行ってからがいい。それを申し出てみたら、一緒に歩くリーダーさんもトイレに行きたいと言う。それなら途中で寄ろう、と意気投合?

私はその前に、スキーズボンを脱ぐ事にした。暑いという事もあるが、これはちょっとウエストがキツイ。これから飲んだり食べたりするには、どのみち脱ぐ方がいい。ちょっと、いただき物が想定外にあったもので、バッグはキツイのだが、一応ズボンを脱いで持ち歩くつもりのバッグを持ってきたのだ。

着替える時、なぜか左手の親指の付け根付近から血が出ていた。なんだ?けっこう深い傷。作業中は何らかの手袋をしていたから、今やってしまったとしか思えない。そういえば、手の爪がガタガタになっている。全部ではないが、右手の人差し指と薬指と、左手の…もう忘れちゃったけど。手袋越しだけれども、何か剥がそうとしたりして爪を変に削ったか。だとすると、そのガタガタの爪で今親指をひっかいたのかな。

血がどこかに付くと嫌なので、絆創膏を出して貼った。いや、自分で貼ると大抵変な風になるので、他の人に貼ってもらった。

さあ、歩こうという所で、川に浮かぶ不思議な物を発見した。たらい?いや、ボウルだね?でも大きい。

写真だと大きさが分かりにくいかな。ピカピカのボウル。どうして川を流れているのだろう。

ま、それはさておき。歩き始めてすぐのところに赤札堂というお店があって、そこの2階にトイレがあるという。階段を上る事になってしまったが、そこからバックヤードに入って行くとトイレがあった。

トイレを出て手を洗ったら、うっかり絆創膏を濡らしてしまう。あーあ、もう剥がれそう。マスクで水分を奪われたので、化粧水でちょっと頬を潤す。いやー、今までこんなことした事なかったのだけれど、この間マスクで肌荒れして以来、ちょっと気を付けようかと思ってね。

さて、また門前仲町に向かって歩き始めた。色々と話をしながら。初対面の人も多いが、オリパラの話などで会話は進む。それにしても、10分くらい歩いたところでもう疲れてしまった。

「お店に入る時に、階段を上がるよ」

と、下見をしているリーダーさんが言った。おう、そこが山場だね?

道は平坦で、時々面白い物もあって(「オカマ始めました」という看板があった!)門前仲町の富岡八幡宮の入り口で、電車組と落ち合った。この富岡八幡宮は有名な所だ。でもちゃんと来た事はない。いや、あったっけ?とにかく、この鳥居や伊能忠敬像は初めて見た。

そして、もんじゃのお店へ。言われた通り、階段がけっこうキツイ。

そして、入り口には店名さえなく、これが出迎えてくれた。灰皿?

貸し切り!15:00~17:00という、あまり人が来ない時間だとは思うが。店長が我々と同じボランティアの、しかもリーダーのウエアを着ていて、どうやら今までボランティアをやっていて、その後我々の為に店を開けてくれたらしい。お仲間だね。

喉が渇いていたので、レモンサワーが過去一美味しいという。そして、もんじゃもお好み焼きも美味しかった。みんなでおしゃべりも楽しい。昭和後期生まれがどうという話になって、年齢の探り合いが笑える。もちろん、ここには平成生まれもいるのであるが。世代を超えて一緒に楽しめる、このボランティアという集まりは、本当に貴重だ。そして、とても楽しい。若い子にも楽しんでもらえているといいな。

若いリーダーさんに率いられ、足手まといにならないように気を付けつつ、知恵を少々授けたりしてさ。あまりない知恵だけど。

店員さんが芸人さんみたいな人だった。SNSに上げてOKだと言っていたので、おのお兄さん面白いし、もんじゃの焼き方もプロよ、と宣伝しておく。

最後にビンゴ大会をやってくれた。そうそう、いただいたお菓子の袋の中に、ビンゴカードが入っていたのだ。参加者は20人で、商品は10個だという事だった。私はいつも、ビンゴはだいぶ早く当たる方で、1番や2番に当たる事が多い。だが、今回はなんと、20人中リーチにさえならなかった人は2人しかいなかったのに、その内の1人が私だった。レアだ、むしろ貴重だ。

最後にトイレに行ってから帰ろうと思ったが、トイレが1つしかないので、やっぱり駅のトイレでいいと思って、店を出た。出る時に店長さんがお店のカードを配っていた。それをもらって、やっと店名が分かった。

鉄板居酒屋 もんじゃ こころ家

だそうだ。

外に出ても、なんだかんだおしゃべり。今日は、トイレに行っておこうと思ってから、実際にトイレに行くまでが長くかかったが、それでも平気だったのは、暖かかったから。助かるなぁ。まあ、暖かい恰好をしていったお陰だが。

そうそう、日陰のチームはどうだったかを打ち上げの際に聞いたら、やはり日が当たっていて暑かったそうだ。一週間前に下見した時には朝も昼も日陰だったのに。つまり、この一週間で太陽の軌道が変わったのだろう。一方、Xで見かけた別の場所でのボランティアさんは、ずっと日陰で冷えきったと書いていた。やはり日陰だと寒かったようだ。紙一重、もし雲が出たら寒かったかもしれない。やはり暑さも寒さも想定していないといけないらしい。荷物も最小限にしたいところだし、なかなか難しい。

楽しいひと時をありがとう。リーダー、そして運営メンバーの皆さんには、本当に感謝である。そして、チームでの活動はやはり楽しい。また来年も参加しちゃおうかな。打ち上げもね。

おまけ

家に帰ってくると、もう立っていられないくらいに足が棒。アルコールも入ってだるいったらない。

家の夕飯は、義母がちらし寿司などを届けてくれたらしい。私が疲れて帰って来るだろうからと言って。優しい。そう、今日はひな祭りだったね。

子供たちがそれらを食べ、私はとりあえず食べずに今日の話を子供たちに聞かせる。彼らは昼にテレビを観たそうで、芸能人がゴールしたところで番組が終わったそうだ。

そういえば、芸能人もけっこう走っていたみたいだが、全然分からなかった。

お昼の食器が洗いカゴに山になっていて、今出た洗い物が少々ある。お皿とお箸だけか?などと言っていたら、長男が、

「洗いカゴは片づけるよ」

と言ってくれた。優しい!当たり前?で、喜んでいたら、

「お皿とお箸は明日の洗い物に回したら?」

と言うので、それはいい考えだ、長男よ、ありがとう!と言った私。しかし翌朝になって、それは問題を先送りしただけだったと思い知ったのだった。