アフィリエイト広告、アドセンス広告を利用しています。あなたの広告への反応が、チョコナッツの収益に影響します。

東京マラソン2024ー給水・給食ボランティア1

グループ参加

今年も東京マラソンの時季がやってきた。3月3日の日曜日、ひなまつりの日がマラソン大会当日である。

去年に引き続き、グループでの申し込みをし、去年の両国にほど近い、清澄白河の給水・給食所での活動が決まった。東京マラソンでも給食があったのか。知らなかった。去年の両国では、多くのランナーが持参したゼリー飲料を飲んでいて、その容器の切れっ端がたくさん落ちていて、ずいぶん拾ったものだが。

今年も事前にズームミーティングを行い、自己紹介やリーダーさんからの説明・下見の報告を聞くという事を行ってきた。2回目だし、とにかく集合場所さえ分かれば問題ないと思っていた。その集合場所も、駅からの動画を共有してくれて、もう迷うはずもなかった。

ただ、寒さだけは心配だった。2班に分かれての活動だったが、片方は日陰、片方は日は当たるが川の近くなので風が強いというお話で、どちらにしても寒いはず。私は最近、寒さに懲りたボラ活を経験しているので、万全を期して臨むつもりである。天気予報は晴れだが、最高気温は11度と、東京としてはまさに冬。外にずっと立っているのだから寒さ対策は必須である。スキーウエアの上下を着れば大抵は大丈夫なのだが、カイロも色々持ったし、スキー用の靴下レインブーツ、スキーズボンの下は裏起毛のズボンを履き、普段よりも一枚余計にシャツを着た。

さあ、寒さ対策万全にて、出発だ。

清澄白河駅

清洲橋(きよすばし)というのが有名ではないか。隅田川にかかる橋だそうだが。それで、我々の活動場所が「清澄白河駅」の近くなので、電車の検索をしようとしたら、どうも「清澄白河」という場所へ「清澄白河」から徒歩1分と出る。どういう事なのか?と不思議だった。なぜ、清澄白河から清澄白河駅まで徒歩で行かないといけないのか。

その疑問は、大江戸線に乗り、手前の駅を通り過ぎた時に解けた。

「次は~きよすみしらかわ~きよすみしらかわです」

きよすみしらかわ?「きよしらかわ」じゃなくて?

なーんだ、そういう事か。私が「きよすしらかわ」と検索すると、なぜか漢字では「清澄白河」と出るのだが、「きよすみしらかわ」駅ではない物と認識されて、それでどういうわけか徒歩1分と出る。存在しないなら徒歩も1分もないと思うのだが…難しい。けれども、漢字があっていれば大抵はその駅だと認識するのではないのか?駅すぱーと、なぜ?

というわけで、改めて「きよすみしらかわ」を目的地として検索したら、徒歩1分の表示は消えた。今更検索しても仕方ないのだが。

どうしてもお腹が

旅行中にもお腹の調子が悪くなったし、どうも冷えたり食べ過ぎたりして腸が不調をきたす事がある。大事なところでそうなったりするので、心配になるのも無理はないかもしれない。

前日も、最初はむしろ調子が良かったのに、夕飯を食べた後に、お腹がゴロゴロ言い始めた。

いや、実際に下ったりしたわけではないのだ。でも、どうもゴロゴロって変に動く。腸の動きが活発になり始めたというか。

気のせいか、でも気のせいじゃないかもしれない。アルコールなどはもっての他だ。正露丸を飲んで安静にすべきではないか。でも、夕飯の炭水化物を控えてしまったのは酒を飲む前提だったのに。困った。

確かに翌日が大事な日で、早起きなのだから酒など飲まずに寝た方がいい。でも、それだとよく眠れない可能性が高い。明日は早起きだ、なんて思っていると寝付けない上にちょくちょく目が覚めてしまう。ちょっとだけ飲むか、いやいや、辞めた方が…迷った。

洗濯をしながら、迷っていたのだが、急に思った。

くよくよしているのが一番いけない。飲みたいなら飲もう!」

それで、ビールを1缶飲んだ。冷えないようにひざ掛けなどを活用しつつ、ビールと柿の種やナッツを食べ、おっさんずラブ最終回を観る。飲んでみたら、特にお腹は何でもない。正露丸が効いたのかもしれないが、やっぱりくよくよ悩むのがいけない。結局は気のせいだったとしか思えない。バカだね。心配性だね。

早めに寝た。よく眠れた。適度なアルコールはいいね。飲み過ぎると肩こり・頭痛を引き起こすが。

集合

集合場所は高橋乗船上の先である。清澄白河駅のA2出口を出たら右へ行き、橋を渡ったところで右に入って行く。ここに、お仲間が一人立っていて、案内をしてくれていた。

今日、集合時にすべき事が一つあった。実は、先月のさいたまマラソンに、グループでボランティアに参加する予定だったのだが、熱を出してしまって欠席してしまったのだ。ボランティアをドタキャンしたのは初めてだ。4人グループだったのに、1人欠けてしまって申し訳なかった。旅行から帰ってきて中2日で参加するはずだったさいたまマラソン。なので、メンバーに渡そうと思って用意していたお土産があった。定番でお手頃な、じゃがポックルなんだけど。で、それを渡せなかったわけだが、ふと、その渡すはずだった3人のメンバーは、東京マラソンでも同じグループで参加するのだから、この時に渡せると思った。お土産を渡しつつ、この間のお詫びをしようと思っていた。

幸い、集合場所でお土産を渡す事が出来た。そうしたら、私がさいたまマラソンに参加できなくて残念がっているだろうと、バッジスポドリを私の為に持ってきてくれていたのだった。なんと!じゃがポックル一袋くらいでは申し訳なかった!でも、仲間に気にかけてもらえて、とても嬉しかったのだった。(スポドリは、活動で使用していたものだそうだ)

さて、支給された荷物から、ジャンバーや帽子、軍手を取り出し、自分が持ってきたバッグを支給されたナップザックに入れる。ナップザックを背負った上からジャンバーを着て、帽子を被ったら準備OKだ。ジャンバーのポケットは大きくて、本当に何でも入る。けれども、水筒やスマホを入れると重た過ぎて、ちょっと変な感じになる。どうせ作業中は飲めないので、水筒はナップザックに、スマホも作業中はいじれないので中の上着のポケットにしまった。外のポケットにはハンカチ・ティッシュ・軍手・くらいかな。

そのナップザックの中には、以下の物が入っていた。これは後で家で撮ったものだ。最近、消毒液は泡で出るようになったのか。飛び散らないようにか。試供品的にメーカーから供与があったのだろうな。でもね、今消毒液は極力使わないようにしているのだ。手が荒れてしまうので。けっこう家には消毒液が溜まりまくっているのだが。それで物を消毒すればいいのだが、ウエットティッシュタイプの物の方がつい便利なもので。

Englishというのは、バッジだ。付けている人もいた。英語で話せますよ、という目印なのか?でも、これを付けていようがなかろうが、外国人は英語で話しかけてくるのだ。その話は後ほど。

また、恐らく運営さんからのお心配りの品も入っていた。

お世話になっている上に、いただいてしまって。リーダーさんたちはいつも、メンバーにお菓子などを配ってくれる。写真は、活動後にいただいた物も含まれている。

そして、中に入っていたチロルチョコのパッケージは、何とオリジナルデザイン!三種類あるらしい。

下見・見学

8:00に集合し、点呼を取ったら次は下見に出発した。休憩所トイレの確認だ。近く、と言ってもそれほど近くもなかったが、公園があり、そこのトイレが一番近いとの事。ここで集合写真を撮った。今はリーダーさん二人は打ち合わせに行っていていないのだが、今いるメンバーにて撮影をした。

この公園に隣接する、森下文化センターは、我々が休憩場所として使わせてもらえる場所だった。しかし、ここが開くのが9:45との事。今はまだ開いていない。

続いて、セブンイレブンの前を通る。買い物ができるという事と、こちらのトイレを借りられるという事。でも、一般的なコンビニ内のトイレではなく、外の階段を上がった先の住宅のトイレのような所だとか。ちょっと借りにくいような。まあ、文化センターのトイレを借りられるなら、その方が入りやすい気がする。

ぐるっと回って元の集合場所へ戻って来た。リーダーさんと合流し、班分けが行われた。私は1班になった。1班は5名。そのうち2名はマラソンボランティアが初めてという事だった。ちなみに、日陰の方ではなく、日が当たるが風が強い方の活動場所になった。

機材運搬

最初に大変なのが、活動に必要な機材を運搬する事だった。ワゴンに水や紙コップ、食べ物、その他備品が乗っていて、番号が貼ってあるので、自分たちの分を活動場所まで運んで来るのだ。

最初は力仕事なので、男性が行ってくれる事になって、女性は活動場所で待っていた。しかし、ワゴンは一つや二つではない。やっぱり人手が足りないので、女性でも力自慢の人は行く事になった。私は非力ではあるが、行く事にした。そして、ワゴンを押してきた。今回、それほど長い距離を運搬しなくて済んだが、それでも最後ちょっと上り坂だし、なんだか暑くなって、というか、既に汗をかいてしまった。

というか、暑い。晴れていて、日差しが暑い。寒いよりはいいのだが、ちょっと力を使えば汗だくだ。暑いのが苦手だという人は、一枚脱ごうかなと言っていた。これ、カイロを既に貼ってきてしまったら、ちょっと耐え難いかもしれない。

準備

交通規制が始まるまでは車道に物を置けないので、まずはゴミ箱になる段ボールを組み立てるところから始めた。大きな箱を組み立て、そこにビニール袋を掛けていくのだが、風で飛ばないようにペットボトルの水を重しとして使うという。

マニュアルには、箱ごと1箱入れると書いてあったと思う。ズーム会議でもそのように説明を受けた。しかし、陸連の人がいて、

「箱ごとじゃなくていい、バラして4本くらい入れればいいから」

と言う。そんなもんでいいのか?と疑問だった。ゴミ箱は川の上に掛かる橋の上だ。風が通るはず。実際、下見をしてきたリーダーさんたちの話でも、橋の上は風がすごく強いという事だった。それで、500ミリリットルのペットボトル4本くらいで大丈夫なのか。でも、陸連さんの言う事には従わないといけない雰囲気。その陸連のおじさまは、だいぶ仕切ってくれている。リーダーさんの話と食い違う事も。

とにかく、水を4本入れた上から、ビニール袋を4枚重ねて掛けた。いっぱいになったらさっと一枚取れるように。テープで固定する予定だったが、ビニール袋の感じが、貼らなくてもピッタリ箱に設置できるので大丈夫そう。貼らなくていいか、という事になった。

そうこうしている内に9時になり、交通規制が始まった。さあ、机を出すぞ。ここからが忙しい。テーブルを車道に出し、テーブルの上や食べ物用のトレイなどを消毒していく。

水を置く時の板があるのだが、これも消毒しようとしていたら、陸連さんが、

「そこまでしなくていいよ」

と言ってきた。

「でも、口を付けるコップの上に乗せるわけですよね」

と、つい歯向かってしまった。そうしたら、

「まあ、好きにして」

と言われた。アルコールのウエットティッシュで拭いて行った。一緒に拭いてくれた人が、

「こんなに真っ黒ですよ」

と、ウエットティッシュを見せてくれた。確かに、真っ黒。埃かぶってたのかな。私が拭いたのは特に汚れていなかったような。え、ちゃんと拭けてなかった?いやいや、そんな事はないでしょ(汗)

私たち1班は、一番上流側のテーブルの準備を始めた。紙コップに半分くらい水を注ぎ、並べる。びっちり並べた上に白い板を置き、その上にも同様に並べる。更に板を置き、一番上は間隔を開けて置く。ランナー側に3つ置くが、大体ランナーさんはその一番手前にあるコップしか取らない。と、思っていたが……とにかく最初の方のランナーさんはそうだった。

休憩

9時半になった。タワーをもう一つ作りたいのに、途中だったが、我々の休憩時間になってしまった。

1班は、9:30~10:15が休憩時間だと言われていた。けれども、声を掛けられたのが9時半を少し過ぎていたので、10:20までとリーダーさんに言われた。まあ、それでも15分までに戻って来ようと思った。

1班の5人は持ち場を離れ、まずはご飯を買う為にコンビニへ。皆さん近くのファミマへ行こうとしたが、私は文化センターに行きたかったので、どうせならその途中にあるセブンイレブンで買おうと思った。それを話したら、皆さんも同意してくれて、一緒にセブンイレブンへ行った。

いつも、朝早いから朝ごはんはゼリー飲料で済ませてくるのが、今朝はお腹が空いたのでパンとヨーグルトを食べたのだった。食べたのが6時半ちょい前で、今は9時半。普通ならお昼の時間ではない。が、私はけっこうお腹が空いていた。今日は活動後の15時からもんじゃ焼きに行く予定だが、それまで時間もあるし、お昼を食べるのが今なら、ちゃんと食べても大丈夫だ。

とはいえ、カロリーメイトを一応持参していた。これでもいい。が、去年の反省から、やっぱりお昼はちゃんとしたものを食べた方がいい、お菓子のような物だけでは満足しないと思った。

でも、コンビニで目につくのはシュークリームやフルーツサンドばかり。いや、でも普通のサンドイッチでもいいかも。寒ければ肉まんと思っていたが、暑いので却下。さあ、どうしたものか。迷ってしまった。でも、他のメンバーの女性陣もけっこう迷っていた。

サンドイッチにした。お値段は安いがカロリーがそれなりにある物と、お値段は高いがカロリーが少な目な物とで迷った。まだ時間もあるのに、これから働くのに、どうしてカロリーが少ない方が良いと思ってしまうのだろう。一般的にはカロリーの高い物ほど値段が高いものだが、カロリーが低いのに食べ応えのあるもの、美味しくなっている物は、カロリーの高い物以上にお値段も高い。

買い物を終えると、ちょうど9:45になった。男性陣が先に公園へ向かっていたが、もう文化センターが開いたからそっちで食べようと思った。公園に先に行っていた人も呼んで、文化センターの中に入った。

休憩中はボランティアウエアは脱ぐように言われている。コンビニで買い物をする時はもちろんの事、道を歩いている時も脱いでいた。しかし、この森下文化センターを利用する時だけは、逆にウエアを着ているようにと言われている。一階に椅子を用意してくれていて、自由に使って休憩をしていいそうだ。

ウエアに関しては、理由は説明されていないが、私が推測する理由はこうだ。ウエアを着ている状態で買い物をしたり、持ち場と関係ない所を歩いていたりすると、近所の人などからサボっている、という目で見られてしまう。場合によっては苦情などが来るかもしれない。ボランティアと背中に英語で書いてあるが、揃いのウエアを着ていれば、皆東京マラソンのスタッフだと思われるだろう。交通規制など、地元の人には少なからず迷惑をかけている。騒音などもそうだ。朝早くから応援などの声が響く。だから、なるべく我々が目立たないようにという事だろう。一方で、文化センターは誰でも入れるわけだが、ここで自由にお昼などを持ち込んで食べて良いと分かると、一般の人まで殺到する可能性がある。そうすると我々ボランティアが利用できなくなってしまう。今日、そのように椅子を使ってお昼を食べたりしていいのはボランティアさんだけ、という事にするのであれば、利用している人がボランティアだと分かるようにしておかないといけない。

というわけで、我々はまた、文化センターに入る前にウエアを羽織った。

買ったサンドイッチがこれ。新発売だそうだが、確かにカロリーが低めだとは思えない。美味しい。鶏肉が入っていて、卵も入っている。タンパク質はOKだ。他は知らんが

だが、移動して買い物をして、トイレに行ったりしたものだから、食べ終わらぬ内に10時を過ぎてしまっていた。10時を過ぎるとトップランナーがやってくるので、10時頃には戻りたいねと話していたのに。意外と時間は足りないものだ。やっぱり当日に買い物をするというのはリスクだな。でも、暑いか寒いかその時になってみないと分からないものね。休憩時間も分からないし。

椅子を片付け、現場へ戻る。なんだか、この辺は「のらくろ」が多いわね。なんだか懐かしいけど…なんだっけ?

途中、まだウエアを脱いだ状態でランナーを待った。車いすの選手が何人か通った。もうすぐトップランナーが来るはずだ。ウエアを脱いでいれば写真を撮ってもいいらしい。中継車が来た。そして、黒人さんばかりのトップ集団が来た。写真を撮った。しかし、あっという間に通り過ぎた。

「戻ろっか」

ウエアを着ながら、持ち場へと向かった。10:15だった。

続きは後ほど~