アフィリエイト広告、アドセンス広告を利用しています。あなたの広告への反応が、チョコナッツの収益に影響します。

VR体験~B★VERSE@ベルサール羽田空港

2024年1月19日(金)

*BTSに興味のない方はご遠慮されたし(分からない用語が出てくる可能性がある為。極力説明する予定ではある)

行くべきか、行かざるべきか

何でもすごく良いらしい。「サイコー」らしい。

今は会えないし、今後もあの人気ぶりからしてコンサートのチケットを手に入れられそうにない彼らが、目の前に来てくれるらしい。そのVR(仮想現実)イベントがあるらしい。

その場所は、ベルサール羽田空港。知らない。でも、近いな。迷った。何しろチケットが高い。80分制4950円。映画の2倍以上だ。しばらく迷っていた。いつの間にか始まっていて、2024年1月25日までだという。あと少しで終わってしまう。(ちなみに2023年12月20日からやっていたそうだ)

しかし、一つ懸念があった。メガネ問題だ。せっかく高いチケットを買って行ったのに、いざVR体験をしようとしたら、メガネをしたままゴーグルを装着できないなんて事になって、ぼやぼやのまま観たのではいただけない。そこで、うちの長男に相談した。

大学4年生の長男は、VRサークルに入っている。そして、この春VRを扱っている会社に就職する事が決まっている。そんな彼だから、最新のVRゴーグルを持っている。あれ高額なのよ~。しかし、彼が親戚の集まりでみんなに被せて体験させてあげたりしていても、私はまだ被った事がなかった。そこで、メガネのまま装着できるかどうか、被らせてもらった。

うん、装着できた。ああ、自分ではやっていない。被せてもらったのだ。だって、壊したら大変でしょ。

物は買わないが、体験は買う私。だって、ブログネタになるじゃん?ゴホン。いや、分からないけれど、行かずに後悔したくなかったし、メガネ問題も解決したし、行こう!と決めた。

実は一年前、BTSの映画があって、その映画は以前オンライン配信したコンサートを編集したもので、既に私も観たものだった。けれども、大画面で彼らを見てみたくて、行った。そうしたら、サイコーだった。大きい画面で見る事以上に、大音量で歌を聴けた事が良かった。彼らはコンサートで、ダンスの力を抜く時はあっても(さすがに全編全力では体力が持たないので)歌には力を抜かないで全力投球なんだ、と知った。

というわけで、木曜日の14:40のチケットを取った。日曜日の夜に取った。毎日10時から21時まで20分毎に入場するのだが、そのイベントはここ一箇所でしかやっていないし、あと少しで終わってしまうのに、未だ数日先の予約がとれるのが不思議だった。映画の時はチケットが発売される前から大騒ぎして、チケットに付いてくる特典を得る為に皆さん大奔走している様子だったのに、今回はあまり知られておらず、じわじわと体験談が浸透していっている感じだった。

チケットを取るのは割と大変だった。久しぶりの「ぴあ」は認証方法が変わっていた。電話を掛けると画面が変わるとか。ぴあに登録していたのが自宅の固定電話で、IP電話なら0000などを頭につけて、などと書いてあったが、どうもうまく行かない。電話番号を変更する事が出来て、携帯番号に変更して、何とか認証した。それに、コンビニで発券するとかで、システム利用料発券手数料だとかで、チケット代は合計5280円かかった。やれやれ。

ベルサール羽田空港へ

さあ当日。いよいよ出発だ。ああ、ただ観に行くだけなのに、どうしてこんなに緊張するのだろう。

まず、イベント会場にたどり着けるか、それが問題だ。いつもの事だが。

ベルサール羽田空港というのは、羽田空港第三ターミナルのところにあるらしい。第三ターミナルなんて行った事がない。羽田に国際線が乗り入れるようになってから、外国に行っていない。トホホ。

しかも、ベルサール羽田空港について調べようとしても、なかなか詳しいサイトがない。まだ新しいのだろうか。だが、私が行こうとしているイベントに先に行った方のブログに、写真付きで詳しく道順が載っていた。ありがたい。それを見て予習しておいた。

品川方面から京急線で「羽田空港第三ターミナル駅」に到着。改札は一つしかないので安心。

改札口を出て、2階へ上る。そう、予習してきた。エスカレーターがあった。2階へ上がった。ブログで見たのでは、2階へ上がれば紫色の看板が見えるような事が書いてあったが、見えない。えっと、確か右の方へ行くと書いてあったはず。

うろうろっと右の方へ少し歩いたら、見えた。

まずはエアポートガーデンへ。ベルサールはエアポートガーデン内にあるらしい。

おっと、どこかからBTSの曲が聴こえてくるぞ。そう、正面にそれっぽい物が見えるよね?

映像が流れ、女性が何人かスマホを構えて観ていた。私も少し立ち止まり、写真を撮った。

なかなか綺麗。さて、進もうか。ここ、左は壁なので、右へ

すると、お土産屋さんが並ぶ道になる。時々日本っぽいオブジェ?もある。

外国人もいる。西洋人ばかりかな。それにしても、けっこう歩くぞ。

うわ、行き止まりだ。左にホテル。とにかく右の方へ進む。↑この「SHOPS & RESTAURANTS」の方へ行く感じ。すると、

エスカレーターが見えてくるので降りる。

わお、能の舞台かな?そして、右奥に見える人だかりが目指す場所だ。

目指したイベント。ここで14:25ごろ。電車が14:12に着いたはずだから、10分ちょっとかかっている。ここ、重要。まあ、途中で映像の写真撮ったりしたし、わき目も降らずに歩けば10分だろう。

大勢が並んでいた。だが、立て札には「14:20」と書いてある。そしてスタッフが

「14:20のチケットをお持ちのお客様は、列にお並びください」

と言っている。私のチケットは40分だ。え、遅れてるの?いや、きっと違うのだろう。14:20の人がその時間ピッタリに来たら、全員をその時間からイベントに参加させることはできない。だから、20分ぴったりに来てもいいように、ずらしてあるのではないか。

という事で、先にトイレに行っておいた。

待ち時間

それにしても、自分と同じような年恰好の女性ばかり。あ、一人だけ男性発見。14:20の列に見つけた。とはいえ、まだ学校が終わる時間でもなく、平日の昼間だから主婦が多いのだろう。小耳にはさんだところによると、BTSのファンはおばちゃん世代が多いとか何とか。そんな事はないと何故か言いたくなる。でも、おばちゃん世代(つまり自分)に刺さるのは確かなのだ。仕方がない。

でも、若い感じの人もいれば、けっこうおばちゃん丸出しの人もいる。色々だよ、色々。

そして、一人の人もいれば、友達同士で来ている人もいる。

14:40頃に列が動き、前の回の人たちが中に入った。そして、我々が並ぶ。

二列に並べと言われたので、一人の人と一緒に進んだが、その人は真ん中に立つので、隣に行けない時があった。少し列が進んだ時、私が先に歩いて右側に並んでやったぜ。それにしても、広がって立っている時には一人の人が多いと思ったけれど、狭まってみるとおしゃべりしている人が多く感じる。きっと、全員がおしゃべりしたら大変な事になるから、おしゃべりの声が大きく聞こえるようでも、案外その人達は多くないのだろう。

15時頃、中に入れるようになった。結局20分並んだ事になる。チケットをもぎってもらい、アイマスク?と特典をもらって中に入った。

ここは待機場所。↓これだけがぼやっと写された、薄暗い部屋である。

ただ待たされている。並んでいる時もそうだったが、こういう時にスマホを見ていれば間が持つのだが、そうすると目が疲れて、肝心のVRで映像を見ようとした時に目がぼやけたりしかねない。視力温存の為、極力スマホは見ないようにしていた。

そうだ、今の内に先ほど渡された特典を見ておこう。

まずこれがアイマスク。仮面舞踏会の仮面みたいだが、逆だ。黒いコートの上に乗せているが、目の部分は空いている。ま、ゴーグルに直接肌が付かないようにするものだ。この間、長男のサークルが出店していた学祭で、これを装着してVR体験をしているので、目新しくはない。

もらった特典はカードの入ったファスナー付き袋と、バッジ。さて、中のカードは何かな?

ナムさん!BTSのリーダーである。

回りの人もカードを確認している。そして、自分のお目当てのメンバーのカードと交換して欲しいという雰囲気の人も。私はそんな人に声を掛けた。ちなみに、先ほど隣で並んでいた人は、真っ先に話しかけようとしたが、話し掛けられなかった。そのうちもっと前へ行ってしまった。周りを拒絶している人には無理。他の、二人連れの人や後ろにいた一人の人に声を掛けた。周りはユンギやジミンのカードが多い。そして、ジンやグクのカードと交換して欲しい、と言っている。残念ながらマッチせず。

ちなみに、私はオルペン(全てのメンバーのファン)である。というか、箱推しかな(グループの存在を推している)。うん、箱だな。その一方で、グテラーでもある(グクとテテの……以下割愛)。

しばらくして、スタッフの説明が始まった。さっきもらったバッジの裏の電池カバーは外れやすいのでご注意をという事だった。ん?電池?

なるほど、光る。裏のボタンを押すと点滅し、もう一回押すと点灯する。更に押すと消える。後ろの人とちょっと言葉を交わしたが、その二人連れが長押しすると点灯するような事を話していた。迷ったが、訂正しなかった。

それにしても、これは綺麗ではあるが、大の大人がもらっても……。バッジというのはカバンに着けると取れて、いつの間にかピンしか残っていないものだし、服にいちいち着けるのも……。でもまあ、夜コートに着けて歩けば光って綺麗だし、交通安全にもいいかも?

さて、やっと入れるらしい。15:20になっていた。ここに着いてから約1時間じゃん。

ゴーグル装着

隣の部屋へ入って行くと、前の人たちが言っていた

実験室みたい

というのに同意した。すごく広い部屋。薄暗い。そこに、多数のテーブルと椅子。そして、テーブルの上にはゴーグル。全部白い。うわ、なんかの実験みたいだよ。実際、映像を撮られていて、後で研究材料にされかねないよ。

適当に座った。なぜかさっきの列で隣だった人が私と同じテーブルに着いたが、三人掛け。真ん中には後から一人来た。ま、これはどこに座っても見える映像は同じ。前の方だろうが後ろの方だろうが。もっと後ろから写真を撮った方が実験室っぽさが分かっただろうが、けっこう前の方に座ってしまったので、すまん。

まだゴーグルには手を触れずにという事だった。最初にアイマスクを装着。これはね、メガネの下にするのよ。ま、上からでも出来るけど。

ゴーグルを前から見るのを忘れた。なんか必死よ。すごく緊張していたし、ゴーグルをちゃんと装着できるのか心配で。今まで、自分でサイズ調節をしたことがないのだから。

でも、説明してくれた。後ろの丸いのがダイヤルになっていて、右に回すときつくなるのだ。

ちなみに、さっきの部屋での説明で、もし途中で気分が悪くなったらピンと真っすぐ手を挙げてくださいと言われた。なぜピンとかと言うと、けっこう乗って手を挙げて振ったりする事がままあって、いや、割と多くあって、ただ手を挙げただけでは分からないからと言う事だった。既に体験した人からも聞いている。けっこうキャーキャー言ったりするものだと。

さて、いよいよゴーグルを装着。一度ダイヤルを締めてみたが、メガネが落ちてきて慌てて解除。もう一度最初から。丁寧にゴーグルを被り、前の部分を押さえながら後ろを下ろし、ダイヤルを回す。

「ロゴが真ん中に見えない、ずれているという方は挙手してください」

と、言われる。ロゴは真ん中にちゃんとある。だが、視力的にこれでいいのか。なんか、チラチラっと下の方に文字が出る。何々?

「左側の接続がありません。リモコンの△を押して……」

なんか、文字が出ては消える。読み切れない。不安だ。だが、リモコンは持たされていないし、消えたからいいか。

ちゃんと装着できない人を、スタッフさんが手伝っている様子。しばらく待たされた。ゴーグルは重い。下がるとメガネもちょっと下がって、なんか視力がちょっと落ちる。つまり映像がぼやける。もっときつくしようと、ダイヤルを捻る。うー、緊張する。

VR映像!

とうとう始まった。

「それでは映像をお楽しみください」

と言われ、音が流れた。お、まずは表彰式のインタビューから。自分は客席の一番前にいるのか。ただ、ちょっと遠いのでBTS、もといバンタンのメンバーの顔が少しぼやける。やっぱり自分の本当の視力でしか見る事は出来ないようだ。だが、彼らは韓国語で話しているので日本語字幕が出るのだが、その字幕が宙に浮いていて、そこだけやたらVR映像らしい

さあ、歌とダンスのパフォーマンスが始まった。今度は舞台のすぐ近くの最前列の席にいるようなアングルになる。つまり、バンタンを見上げている。すごく近いので、周りから悲鳴のような歓声が聞こえた。

近い。だが、バンタンが思ったよりも小さい。いや、顔が小さくて体が細くて華奢な感じ。なんだろう、舞台とか、それこそ一番近くにいるカメラマンはリアルなのに、バンタンだけは映像を取ってつけたように感じる。動きは、テレビの大画面に映した時のようにブレが生じる。スマホの映像にはないのに。生で見ていたらそんなブレはないのだから、ちっともリアルではない

とはいえ、近い。そして、グク(ジョングク)が目の前で歌って踊る。チラッとこちらを観た。

キャー!

と、言ってはいない。が、心の中でちょっと叫んだ。口元だけニヤッとしたはずだ。グクはあと1~2回チラッと下を観た。実際に客席にいた人はたまらんだろう。他のメンバーはこっちを見ないなぁ。

映像は、その最前列の時と、二階席の最前列の席の時と、視点が2パターンあって交互に流れた。二階席の時は本当にリアルで、下に落っこちそうで怖い。でも、舞台上のバンタンの顔は遠くて見えない。

曲は次々に変わる。座って歌ったパフォーマンスでは、真ん中のメンバーは良く見えるものの、端っこのメンバーはあまりよく見えない。

しかし、思ったよりも小さくてお人形さんのように見えるバンタン。リアリティーがないと感じるが、実際に目の前にしたら、やっぱりお人形さんのようでリアリティーがないと感じるのではないだろうか。ずっと昔、そういう経験がある。芸能人を目の前にしたら、テレビで観ているよりもずっと小柄で、人形のように見えた。お化粧も濃いし。つまり、映像のブレはともかくとして、実はこれがリアルなのかもしれない。

しかし、今までスマホやテレビで観ていた映像だと、彼ら全員をずっと見ている事が出来ない。カメラに映された物しか見えない。ところが、このVR映像は違う。観たいところをずっと見ていられる。それが、ライブ映像やテレビとは違うリアリティーではないだろうか。

そして、そんな時でもグクとテテ(テヒョン)が隣同士に座っていると喜び、何かアイコンタクトなどがあるのではないか、と期待して、他の人が歌っていてもグテをずっと見ていたりするオタク……。

それから、言い忘れた。私はずっと、左手の指先でゴーグルを下から押さえていた。落ちて来ないように。ダイヤルをきつく締めても、ちょっと下がって来る。メガネが下がるとぼやけるから、必死で抑えていたのだ。たまに例の「左の接続が…」の文字が出るのも不安だし不満だ。まさか、私の見え方は本来の見え方ではないのかも?と。

だって、みんなあんなにサイコーだと言っていたのに、私にはリアリティーがイマイチに感じられるのだから。でも、期待しすぎたのかもしれない。VRの体験をしたことのない人だったら驚くほどリアルかもしれないが、VRでゲームやアトラクションを何度も経験したことがある私は、アニメーションよりもやっぱり実際の人間を持ってくるとリアリティーに欠けると思ってしまうのだ。

そして、案外短時間でVR映像は終わった。VRゴーグルはかなり顔に食い込んでおり、これはもしかするとおでこなどに跡が付いているかも?

メンバーそれぞれの部屋とプレゼントボックス

次はメンバーの部屋へ。ナムジュン(RM)、ジン、ユンギ(シュガ)、ホソク(J-HOPE)と、それぞれの部屋に入った。写真がたくさん飾ってあり、部屋はそれぞれの雰囲気でデコレーションされている。ここは撮影禁止だった。なぜ撮影禁止かと言えば、あとで分かった事だが、ここに飾ってある写真を集めた写真集が販売されているからだ。

それぞれの部屋には、瞬きをする写真が一枚あった。さすが拡張現実。ん?仮想現実?ん?なんだか分からん。

次はマンネライン(年下3人のメンバー)だと思ったら、そこへプレゼントボックスなるものが登場。ここは写真を撮ってもいいらしい。で、その横にARMYと書いてある部屋があって、そこに先に入った。すると、メンバー全員の集合写真がたくさん飾られていた。そこを通り抜けると更に進むようで、間違えた!と思って引き返した。まだマンネラインの部屋に行っていないからな。

ジミンの部屋、そしてテヒョンの部屋へ。

テヒョンの部屋に飾ってあった写真の中に、グクとテテが隣同士に座って、何かやっている写真があった。そうしたら一人の人が、

「違う意味で反応しちゃった」

と言っていた。あ、ここにもグテラーが。でも、そんな風に自嘲気味というか、イケない事みたいな雰囲気で言う事ないのにな。いや、もちろんそういうのを毛嫌いする人もいる。私たちから見たら本人たちが密かに主張しているように見えるが、単なる妄想かもしれないし、本当はそういう風に見られるのが嫌かもしれない。分からないから、やっぱり陰ながら喜び、応援するしかない。なんの事か分からない人、スルーで

最後にジョングクの部屋。それにしても、今回のVR映像はグクがとても良かった。センターで踊っているのを下から見ると、なんだか分からないけれどもすごくカッコ良かった。写真は、全てのメンバーそれぞれ、かっこいい写真も可愛い写真もあって、私好みの写真もあればそうでもないものもあって(笑)面白かった。

プレゼントボックスも、一回りバシバシ写真を。あ、ここから撮るとグテの映像が両方入る!

しかし目が疲れた。乾燥している。再びARMYの部屋に入り、目薬を差した。

次の部屋はMAMAの受賞者の写真?バンタン以外のグループの写真も。ぐるーっと廊下を回るような感じで移動して、次の部屋へ。おお?!

大画面映像

床も天井も壁も、全てがモニターというか、映像が映し出される画面になっている部屋だった。そして、真ん中に座っている人が何人かいる。私は後ろへ行って立った。すると、宇宙空間にいるような、暗い映像になり、と思ったら、前面の壁にバンタンが!すごく顔がでかい

これはいい。私は少しだけ前に行って座った。後から、もっと前へ行けば良かったと思った。土足の場所だから最初は躊躇したのだが、これは腰を落ち着かせるとともに、前の方で座って観るべき映像だった。

先ほどのVRの映像と違って、一曲を全部やるような感じではなく途切れ途切れだが、何曲かのパフォーマンスが流れた。違うのは、視線がこちらへ向くという事。

そう、VR映像では、グクのチラ見以外、全然こちらを見てくれなかったバンタン。ここでの映像は、テレビなどと同じようにカメラ目線が来る。しかも、壁一面に大写しされる顔は、目の悪い私にもよく見える。曲によって、いきなり床がお花畑になったり、星が流れたり、座っていないと足がすくわれそうになるような、流れる映像が。楽しい。なんか、これいいな。でっかいのがいい

一通り見終わったみたいだし、予定より少し遅れているので外に出た。本当は、もうちょっと前に座って、もう一巡今の映像を観たかったのだが。

グッズ売り場

映像の部屋を出ると、ショップだった。カレンダーや写真集、Tシャツ、クリアファイルにポストカード。TシャツはB★VERSEのロゴだが、クリアファイルやポストカードはメンバーそれぞれの写真。7人分であり、それぞれ4種類くらいずつかな。

ここは写真OKなはずだったが、撮っている人もいないし、躊躇してしまった。でも、YouTubeで動画を流している人もいたし、多分いいのだろう。

しかしクリアファイル、裏には7人全員の写真があるが、表は誰か一人のメンバーの写真。どうしても、一人を選べない私

でも、写真の好き好きはある。グクのクリアファイルの写真で気に入ったのがあった。買っちゃおうかと思った。600円。そうだ、美術展で売っているのと同じ値段だ。ポストカードは250円。しかし、ポストカードも要らないし、クリアファイルはたくさんあるし、いつも買えない私。美術展でも、よほど気に入った物しか買えない。が、このグクファイルはとても気に入った。買おうかと思った。だが、買うならグクのとテテのと両方買いたい。しかし、テテのファイルはどれも写真が気に入らない。テテごめん。でもさ、さっきの部屋の写真では気に入った写真たくさんあったのに、どうしてこう……。まあ、美的感性は人それぞれだとは思うけどさ。

かなり迷った。裏の集合写真が同じのを二つ買うよりは、裏が違う方がいいよなと思ったり。でも、でも……考えてみたら、こんなでっかい物があったら夫に見つかってしまう。そう、今日のこれ、夫には内緒である。ま、別に隠し事という程でもないけれど。報告する義務はないし。でも、物を買わないのは、夫の目につかないようにというのもある。これは配慮である。夫に気分よく過ごしてもらいたいが為の、配慮だ。去年の映画の特典はテテのカードだった。それ、顔の面を裏側にして、目につかないようにして飾っている。時々裏を見てむふふ、と思っている。

散々迷った挙句、何も買わない事に決めた。レジ横を通り過ぎたら、そこは出口。その前に写真撮影スポット。とはいえ、一人なので自分を撮ってもらう事はせず。

これ、等身大かな。やっぱり小柄というか、顔が小さくて細身だな。

外には、ポストカードを入れるボックスがあった。なんか、メッセージを書いて入れていいらしいが。ああ、さっきのポストカードを買って、そこにメッセージを書いて入れるという事か。もう買わずに出てきちゃったよ。まあ、日本語で書いてもあれだしな……。英語も韓国語も自信ないから。トホホ。

出てきたのが16:23。あ、入ったのが15時頃だから、つまりちょうど80分じゃん!自由に歩いて、散々ショップで迷って、それなのに予め決められていた80分!びっくり。でも、まだまだ出て来ない人大勢いるよ。ああそうか、だから徐々に遅れていってしまうのか。本来なら、チケットの時間に入れるはずなのかもね。

後で、私が迷って買わなかったクリアファイルの写真をSNSで見つけた。お借りする。

これがジョングクのクリアファイルだ。もうちょっとで買う所だったのが右上のファイル。そしてこのファイルの裏側の写真がこれ。

これの右下の写真のグクも良い。どれがグクか分からない人、スルーで

物は買わず、体験をしてきた。ほとんど立ちっぱなしで、帰りの電車も立ちっぱなしで、かなり腰が疲れたぞ。

でも、行けば良かったと後悔するよりは、行って良かったと思っている。ここに行った為、JR東日本のキャンペーン「一日乗り放題1万円」で日帰り旅行に行こうか、と思ったのを、辞めようという事で自分の中では折り合いをつけているのであった。