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山梨県へGO!

5月5日は大石神社のお祭り。大石神社とは、山梨県山梨市にある大きな石が祭られている神社。その近くに義母の実家があるので、毎年のようにお邪魔していた。しかし、コロナ禍が始まって以来、一度も訪れていなかった。

その、義母の実家、つまりは夫の従兄の家には、お正月とゴールデンウイークと、毎年2回は訪れていたのだが、当然お正月にも行けなかったので、4年ぶりの訪問である。

朝早く出発

東京から山梨へ、中央道で行く。中央高速道路はいつも混み合う。渋滞は必須。なので、朝はいつも早く出る。

今回も朝5時に出発。うちの家族4人と義母の5人で、車で出発だ。次男は前日の帰りが遅かったし、朝起きるのは苦手だから、最悪パジャマのまま車に乗せていけばと思っていたが、ちゃんと起きてきて着替えてから出発。次男は車酔いをする質なので、出発するや否や、寝ていた。

最近、首都高速道路もだいぶ変わったようで、あっという間に中央道に入った気がする。つまり、首都高はスムーズに動いていた。ゴールデンウイーク真っただ中なので、みんな都内にはもういないのかな。

談合坂SAでいつも朝食をとる。今回もそのつもりで、運転していた夫は車を談合坂SAへ入れた。6時半ごろだ。思ったよりも早い。

お腹は空いていた。談合坂もだいぶ変わったので、前日にお店などをちらっと調べておいた。そうしたら、よくパンを買っていたパン屋さんで「談合坂あんぱん」略して「談パン」というものが売っていて、テレビで紹介され、人気だという。だから、パンを買おうかと思っていた。カフェインレスコーヒーも水筒に入れて持ってきたし。

だが、空腹でも食欲の方は何となくイマイチ。車に乗っているとそういう事がよくある。うどんの方がいい気がした。タヌキうどんの気分だった。それで、フードコートのうどん屋さんへ行ってみた。だが、タヌキうどんがない。昨日調べた時に、パンか「ほうとう」にしようかなと思っていたのだが、ほうとう(山梨名物の、カボチャが入っているうどん)はボリューミーだしお値段も高い。それで、仕方なくキツネうどんにした。

注文して、カウンターで受け取って、そこに置いてあった七味をかけた。そうしたら!ドバっと出た。お揚げの上にこんもりと。あちゃちゃ。席に戻って、写真を撮ろうとしたが、あまりにその七味が恥ずかしかったので、箸でお揚げをいったん沈め、七味を汁に落とし込んで撮影。

辛かった。それは自業自得。で、うどんは・・・大したことはなかった。息子たちも結局そのうどんやそばの店にしていた。長男が珍しく迷っていて、

「前の方がラインナップがよかったよね」

と言っていた。スタミナ丼とかラーメンにするかと思っていたのに、何を期待していたのかな。

すうどんを食べた次男。食欲がないのかと思ったら、

「パンも買って~」

と言い出す。「談合坂あんぱん」だったらいいよと言って、買いに行った。それがこれ。

私もちょびっとちぎって食べたが、あんことバタークリームが入っていて、美味しかった。あんパンって、食べてみると思った以上に美味しいものだよね。ちなみに、次男の手は大きいので、パンがすごく小さく見えるけれど、そうだな、直径8センチくらいかな。

長男の運転

さて、朝食が終わり、そろそろ出発。夫から長男に運転が代わった。まず、給油をしてからゴー!

ここへ来るまで、ずっと寝ていた次男だが、実は次男は兄の運転する車に乗るのは初めて。

「寝ていられない!」

と、そわそわ緊張気味の次男。私も高速道路は初めてだが、何度か長男の運転する車に乗っているので、もう緊張しない。今日は夫も助手席にいるしね。それに、四国で友達と二人でレンタカーに乗り、高速道路も走ったというのだから。まあ、親が今更心配しても仕方がない。

ちょっと混み合う場面もありつつ、渋滞する事もなく勝沼インターで下りる。そこからは早朝の一般道。誰もいない。4年ぶりなので、義母も道案内を間違えたりして、ちょっと遠回り。

それにしても、都内とは違う難しさがある。路肩に水路があったり、狭いところを直角に曲がったり。

お墓に寄ろうとすると、さらに難しい。山の斜面にあるから。オートマチック車なのに、坂道発進で下がる場面を見て、びっくりした。それに、急カーブ断崖でしょ。一歩間違えたら真っ逆さまじゃない?怖い。でも、長男は頑張った。父にフォローしてもらいながら。次男は酔っている場合ではなかったらしい。けっこう下手な運転だが、酔い止めもなしで平気だった。それはまあ、よかった。

お墓参り~山菜採り

山の斜面だから、景色が良い。いつもの事ながら、写真を撮ってしまう。

そして、富士山も見える。山梨側からの富士山。近いと場所によって見えないから不思議。

そして、無事、親戚の家に着いた。長男、運転お疲れ様。

9時ごろに着いた。

「早いじゃん!」

と、おばさんが言っていた。でもね、早く帰らなくてはならないから。

「女の子いなかったよな、と思ったら!」

とみんなに言われる次男。次男は今、髪の毛を肩くらいまで伸ばしているから。次男は軽音サークルに入った。バンドマンらしい、と大学では言われているらしいが、そういう理由で伸ばしたわけではない。そして、女の子みたい、と言われる事がどちらかと言うと嬉しいようだ。面白い子だ。

着いて、ちょっとお茶をいただいたらすぐに義母が、

畑に行こう

と言い出す。いつもの事だ。これが目的と言ってもいい。山へ山菜採りに出かけるのだ。まだ蕨(わらび)も多少あるし、蕗(ふき)もあるらしい。

そう来ると思ったから、ワンピースの下にちゃんとしたズボンを履き、スニーカー(ボランティアシューズ)で来たのだ。以前、お盆に来た時にサンダルで来てしまい、お墓参りさえしんどかったので。

夫はロードバイクを持ってきたので、それでそこら辺を走るらしい。ということで、また長男の運転で畑へ行くことになった。近いのだけれども、歩ける距離と高低差ではないのだ。

畑というのはブドウ畑だ。親戚の家はブドウ農家。デラウエアや巨峰、シャインマスカットなどいろいろ作っている。一度、収穫のお手伝いをした事があるが、大変だった。プラムやキウイも作っていたが、今は縮小しているらしい。

助手席にはおじさんが乗ってくれて、道案内をしてくれた。けれども、おじさんは山梨弁がきつい上、滑舌があまりよろしくなく・・・長男がちゃんと運転して畑へ行けるかどうか不安だった。

ちゃんと行けたが、ここもまた、崖のような狭い道を進むわけで、きわどい。けれども、なかなかこういう道の運転など体験できるものではないので、楽しいと言っていた長男。よかったね。

車を降りて、崖を上っていくとワラビの生息地にやってきた。いやぁ、上るのが大変で。砂でするする滑るところを上る時など、次男に後ろから押してもらって、長男に手を引っ張ってもらってやっと上った。後から考えたら、ボランティアシューズの裏はツルツル。こういう靴ではだめだったのだ。

一方、70歳をとうに超えている義母は、うちの息子たちの前を行く。どんどん上っていって、下りる時もへっちゃら。義母にとっては子供の頃からさんざん歩き回った場所なのだ。だから、お手の物というわけだ。そう言えば、かつてアスレチック公園に行った時も、私は怖がっているのに、義母は平気の平左衛門だったな。

朝露で葉っぱが濡れている。スカートが濡れる。むしろあってよかった。ズボンが濡れたら寒いから。靴も濡れる。メッシュだから・・・ボランティアシューズはやっぱりだめだな。

ワラビは大きくなっている物も多かったが、まだ食べられる状態のものもあって、収穫していった。私はみんなに付いて行くのに必死で、ほんの少しだ。写真を撮ればよかったのだが、手が濡れていたり砂に手をついた直後だったりしてなかなか。

それにしても、もう息子たちも大人になってしまったけれど、子供の頃に体験させたい事ばかり。けれども、途中ワイヤーが四方八方に張り巡らされていたりして、危な過ぎる。ぐらぐらした石が積んであるようなところを上ったりするのよ。下手したら崩れるでしょ。今一番危ないのは私だから、自分さえ気を付けていれば良いけれど。

で、義母さえ楽勝な畑。いつもここで働いているおじさんは、御年80くらいだというのに、気づけばものすごい量の収穫量。私たち全員の収穫量の2倍くらい採っている。

ワラビ採りを終え、やっとちょっと写真を撮れた。↑これは、おじさんが水を撒く装置だと言ったもの。え、この四角い石が?と思ったら、ふたが開いて大きなバルブが出てきた。それを回すと、畑中のスプリンクラーが発動した。こうやって水を撒くらしい。でも、今ワラビが生えていた場所には撒かれない。あれは、夜露というか朝露というか、そういう水なのだな。

生えている時の写真は撮れなかったけれど、収穫した後のビニールに入れたワラビの写真。よくわからないね。

さて、次はフキだということで、車のところに戻るという。また車で移動かと思ったら、車を停めた場所の近くにフキがあるらしい。

こんな斜面。

「チョコナッツさんは上らない方がいいよ」

と義母が優しく言ってくれたので、お言葉に甘えて。下の方に生えているフキをハサミでチョキン。

また、収穫時の写真を撮り損ねた。息子たちは斜面にひょいひょい上り、下るのもお手の物。やはり、若い男は違うね。でも、ちょっと姿を消していたおじさんが戻ってきたら、手には大量のフキ!さすがだ。

フキの葉っぱしか写っていない(笑)ビニールに入れた写真。

そろそろ戻ろうという事で、車へ行く時に、

「あ、チューリップかな。いや、水仙かも」

なんて私が言ったのがこれ。

でも、長男が

「ネギじゃね?」

と言ったので、そうだ!と思った。売っているネギしか見た事がなければ知らないが、義母が屋上で家庭菜園をしていて、ネギをもらう事がある。すると、たまに小さいネギ坊主がついている事があるのだ。こんなに大きいのを初めて見た。

義母が天ぷらにするといいと言ったら、おじさんが

「どうせ取っちゃうんだから、全部採ってきなよ」

と言ったので、義母がネギ坊主をチョキチョキ切ってきた。

そして、車で親せき宅へ戻ってきて、裏庭へ回ったらびっくり!もっと大きいネギ坊主が。

これは、種を採るために大きくしているそうだ。

そして、これがキウイの花。色が地味。

家に上がろうとしたら、靴下のつま先のところが茶色くなっていて、靴下を脱いで上がった。靴を履く時には靴下も履いてから。やれやれ。先っぽまでメッシュな靴だから良くなかった。

大石神社

家の中で少し休んだ。長男はみんなのいない部屋へ行って寝ていた。私と次男は大石神社に行くことにした。

以前は、お祭りの日には屋台が二つくらいは出ていたのに、今日はなかった。

大石神社は石段が長い。これを上り切るのは大変だ。けれども、その苦行にご利益がありそう。

そして、神社の裏に大きな石がある。よく子供を乗せて写真を撮ったが、今日は私が乗ろう。

4年前にはなかったのに、石碑のような物ができていた。これ、石の大きさがわかりにくいでしょ。人が乗るとわかる。

フードを被った私。日差しが強いのだ。でも、後で見たらすっごい変だった。写真の時くらいフードを取ればよかった。

渋滞

お食事をごちそうになり、午後1時半ごろに帰路についた。やはり運転は長男。また道を間違え、いつもは通らない場所を通ったら、こんなに栄えている場所があったんだ!と驚いた。いつも甲府盆地の端っこだけ通って、人が全然いないとか、お店も全然ないと思っていて、申し訳なかった。車もたくさんあったし、お店もたくさんあった。

中央高速に乗った途端、渋滞。長男は渋滞で運転するのは初めてだそうだ。よい経験ができたね。

事故渋滞があって、だいぶのろのろした。また談合坂SAで休憩をし、そこで夫と運転を交代した長男。足が疲れたと言っていた。でも、助手席に乗ってナビなどを担う。

次男は、もう長男の運転にも慣れたらしく、車に乗った途端に寝ていた。赤ちゃんの頃から全く変わっていない。

そして、もう一つ事故渋滞があり、石川SAでも休憩をした。首都高は空いていて、暗くなる前に家に着いた。6時半ごろかな。道中5時間か。

収穫物

義母がを使ってあく抜きをしてくれたワラビと、フキの煮物。

義母がついでに収穫していたヨモギと、ネギ坊主をもらったので、昨日長男が天ぷらにしてくれた。油跳ねがすごくて、私には無理。天ぷらと言ったら長男。

美味しかった~。

それから、フキの葉ももらったのでフキの葉味噌を作ってみた。もうちょっと甘い方がよかったかな。

春の味覚。ほろ苦さ。けど、たくさんありすぎて処理するのも食べるのも忙しいのが山菜である。