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民生委員的なデジタルサポート委員

世の中、デジタル化が進んでいる。

他の先進国と比べると、日本は遅いくらいだ。

私は電話が苦手なので、インターネットで何か手続きなどが出来るのは、大変ありがたい。

ただ、もちろん分からなかったり、上手く行かない事も多い。またやり直しかよー!となる事もしばしば。

私は、同世代の人(IT専門家は除く)の中では、わりとパソコンとかインターネットとか、機械に明るい方だと思う。一応、かつてIT関連の仕事をしていたわけだし。だが、若い子達にはやっぱり叶わない。いつも息子に教えてもらっている。ただ、IT関連の仕事を現役でやっている夫は、もっとすごい。若い子は親世代を馬鹿にするが、それを仕事にしている中年は、素人よりもちゃんと分かっているんだぞと言いたい。

さて、それはそうと。今日は何を語りたいかと言うと、デジタル化に付いていけない人の為に、何が出来るかという事だ。

先日新聞の投書欄で、”自分のようなアナログな年寄りの為に、何でもネット申し込みなどではなく、電話窓口などを残しておいて欲しい”という訴えを見た。

ちょうど今朝の朝日新聞にも、その投書についてどう思うか、といういくつかの投書を載せていた。

電話窓口を残しても、結局殺到してしまってなかなか繋がらないという不具合が出る。

かといって、電話回線を増やすのは難しいだろう。今は少子高齢化。働く世代が少なくなって、人が足りないのだ。電話でも対面でも、一対一で対応するのでは、時間が掛かりすぎる

自治体の申請など、例えばワクチンの集団接種の予約などは、基本的にはネットで予約だが、市区町村の出張所へ行けば、代わりにやってくれるらしい。それを聞いて一計を案じた。

つまり、インターネットに詳しい人が、苦手な人に教えてあげればいいのだ。一緒にやってあげれば。

子供や孫が近くにいて、やってくれるという人も多いだろう。だが、いない場合は困る。

確かに、出張所へ行けばいい。だがそれは、自治体とか行政のものに限る。スマホのプラン変更だとか、ネットで注文したものをキャンセルしたいとか、いろいろと一般企業相手のあれやこれやを、ネットでしなければならない事も多い。

そんな時、気軽に頼める人がいれば

だが、もし便利屋とか、「ネット作業代行します」などと謳っている広告を見て、そういう業者を呼んだとしよう。すると、その業者は実は詐欺師で、不当な料金を請求されたり、なんだかんだと家の中の物を勝手に持って行かれたり、実は泥棒だったり・・・頼むのも不安だ

そこで。世の中をデジタル化したいのなら、行政から委託された「デジタルサポート委員」がいたらどうか。民生委員みたいに、ちゃんと身元がきちんとした人にサポート委員になってもらって、場合によっては費用は自治体から支払われるのがいいかもしれない。もちろん、ボランティアではなくて仕事として雇って欲しい。

今は副業も流行っている。配達員などの仕事をしている人もいる。あんな感じに、近くにいる人に連絡が入って、依頼者のお宅へ伺って、サポートしてあげられたらいいのに。

こんな話を家でしたら、次男が、

「それ、東京都に進言しておいて」

と言っていた。

ただ、デジタルが得意な人がやらなければならないが、仕事相手はアナログ人間だ。メールやSNSのやりとりはいいけれど、電話は苦手だとか言っている人には務まらない。ここがネックだろうか。