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プラスチック資源循環促進法案

 今日の新聞に、「プラスチック資源循環促進法案」が昨日(3月9日)閣議決定された、と書いてありました。皆さん、ご存じでしたか?

どんな法案?

 どんな法案かと言いますと、コンビニなどでもらえるフォークストローなどの使い捨てプラスチック製品の削減を目指す法案だそうです。
 つまり、それら使い捨てプラ製品を、有料化したり代替え素材へ切り替えたりする事を、業者に求めるのだそうです。今国会での成立を目指し、早ければ来年の春に施行されるとか。一年後ですか。

 ゴミの削減が目的で、それは評価できます。フォークやストローだけでなく、スプーンハンガーも対象。具体的にはこれから決めるそうですが。

どうやって削減を目指す?

 法案では、大手コンビニなどに、
・提供時に必要かどうか、消費者に尋ねる
有料化する
木などの代替え素材にする
などのいずれかを義務づけるとか。
 また、プラ製品を作る段階から、事業者に、使用量削減や代替え素材使用を求める。そして、ロゴなどを国が決めて、消費者が選べるようにするそうです。

もらえるなら、もらっておこう・・・

 私は、ビニールの買い物袋もそうだし、スプーンやフォークもそうですが、昔は「もらえるなら、もらっておこう」と思っていたけれど、結局家ではもったいなくて使わず溜まりに溜まってしまい、押し入れにしまい込むとか、結局古くなって汚れて捨てるとか、そんな状態になりました。
 なので、有料化する前からビニール袋はもらわないようになっていたし、プラスチックのスプーンなどももらいません。

必要な時もあった

 子供が赤ちゃんの頃は、紙おむつを入れたり、よく出先で汚れたり濡れたりして着替えるので、その汚れ物を入れたりと、ビニール袋が欠かせなかったです。
 また、一日中忙しかったので、洗い物は極力少なくしたくて、プラスチックのフォークや割り箸も、使っていたような気がします。
 なので、必要な人は使っていいと思いますが、多くの人が必要以上にもらっていると思うし、まだ使えるのに捨てていると思うのです。

気になる代替え素材

 なので、法案には基本的に賛成です。使いたい人には痛手ですが、有料化する事によって、不必要な分をもらわずに済むなら、そうした方がいいでしょう。
 ただ、一つ気になるのが「木などの代替え素材」です。
 かつて、割り箸が「もったいない」「資源の過剰消費」だと問題になった事を覚えていますか?若い人は知らないかな・・・?
 いやいや、16歳の息子は、小学校の家庭科で「マイ箸入れ」を縫っていましたよ。割り箸を使わず、マイ箸を持ち歩こう、という機運が5~6年前にはあったんですよ。
 1991年のNHK合唱コンクール高校の部の課題曲が「聞こえる」という歌でした。その中に、木々が倒れる、森をください、という歌詞が出てきます。 
 その当時、熱帯雨林の木が大量に伐採され、森が急速に失われていき、そのせいで地球の温暖化が加速したとも言われました。オゾン層の破壊も温暖化の原因ですが、それも同じ頃でした。
 つまり、プラゴミの削減のために、また木をたくさん切るのですか?と、問いたい。
 使い捨てを辞めないとダメなんですよね。木や紙ならいい、っていうと、また元に戻ってしまう。確かに、使い捨ては便利だし、清潔だし、私もたくさん使いたいですよ。でも、少しずつ減らしていかないといけないと思っています。
 少なくとも、後退することだけは避けなければ。そう、思った今日の夕べでした。

 この、割り箸問題どこいった?という事を、今連載中の小説に書いたばかりでした。
この辺です。
第9話 受験 – 地球を守れ-Save The Earth-(碧井 空) – カクヨム (kakuyomu.jp)
第10話 新曲 – 地球を守れ-Save The Earth-(碧井 空) – カクヨム (kakuyomu.jp)
よかったら、ちらっと開いてみてください。