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コロナに感染した!Part2~自分の発熱

2022年3月20日(日)

PCR検査へGO

2022年3月18日。次男(17歳)が急に発熱し、かかりつけ医に電話してPCR検査の予約を入れた。予約は18時。予約番号1番。唾液採取方の為、30分前からは水を飲むのもうがいも禁止。

ここのところ4月下旬の暖かさが続いていたのに、今日は最高気温が真冬並み。朝からどんより曇っていたが、昼頃からは雨が降り出していた。

17:50に次男に声を掛けに行った。熱は39.1度あるらしい。靴下を履いたり、上着を着たりして17:55に家を出た。

かかりつけ医は徒歩1分くらいの所にある。近くてありがたい。外は雨。まだ真っ暗ではないが薄暗い。雨もだいぶ激しく降っているが、とにかく風が強い

医院の駐車場で待機と聞いていたので、ここかな?と見回していると、次男が顎で端っこを差す。すると、一台止まっている車の奥の壁に「待機場所」と大きく手書きで書いてある。よく見るとおばさんが一人立っていた。なるほど、一応屋根がある。傘を閉じてそこへ並ぶ。

「一番の方ですか?そうですか。私は二番なんです」

と、そのおばさんが言った。見た感じ元気そう。付き添いの私くらい元気そう。

それにしても寒い。北風が強い。この場所は、南北方向に風が通る。

18時ぴったりになったら、放送が入った。一体どこにスピーカーがあるのやら。

「受付番号1番の方、奥の通路を通って診察室にお入りください。入り口で手の消毒をお願いします」

先生の声だ。さて、医院の中には何度も入ったが、壁の外側を伝う通路など、初めて通る。まず、車の横に大きい水たまりが出来ていて、そこを通らなければならないのが辛い。背伸びして通ったが、水深3~4センチはあったろう。

診察室と張り紙してある部屋があった。次男が扉を開くと、

「傘は外に置いてください」

と先生。庇も無い入り口。雨はすさまじい勢い。仕方なく、傘を閉じてから中に入る。部屋は狭く、扇風機が何台も回っていて、皆こちらを向いている。外の方が寒いので、その風は生暖かく感じた。そして、防護服姿の先生。保険証をお願いしますと言われ、私が鞄から取り出して渡した。すると、

「お母さんは外で待っていてください」

と言われる。まあ、狭いからそりゃそうだ。しかし、そう言われると無性に恥ずかしくなる。まるで過保護だと叱責されたような気がして。

この年齢の子供を病院に連れて行くと、診察室に一緒に入るかどうか、いつも迷う。一人で入らせると結局呼ばれたりするし、それでいて、一緒に入ると外で待っていてと言われたり、いるのに私がいないかのように無視されたり。そもそも、一人で行かせるかどうかも迷うところだ。近くの病院なら一人で行かせるのだが、次はお母さんにも来てもらってと言われた、なんて事もある。

とにかく、私は外に出た。なるほど、ドアが完全に閉まらないようにストッパーがしてある。あの扇風機で、室内にウイルスがとどまらないようにしているのだ。

それにしても、寒い。風の吹きさらし状態だ。手袋をしてきて良かった。さっきの消毒のせいで手が冷たくなってしまった。最初から保険証を本人に持たせ、私は中に入らないつもりでいればよかったが、そんなのその時には分からない。ああ、足下から冷える。もう冬物のブーツはしまってしまったから、暖かくない普通のズックで来てしまった。

検査は5~6分だろうか。次男が出てきて、封書を手渡された。料金を後で払うのだと言われた。え?PCR検査って無料じゃないの?と思ったら、検査自体は無料だが、医院にかかった診察代が掛かるのだ。

受付番号2番のおばさんはいたが、他には誰もいなかった。こんなに空いているのか。あんなに予約時間にシビアにならなくても・・・

夜に無茶な・・・

帰り道、次男はスタスタと歩き、私よりも速い。なんだ、けっこう元気だな。胃腸炎の時とは大違いだ。18:09には家に帰ってきた。次男はパジャマの上に羽織って出かけたのだが、ズボンの裾が雨に濡れてしまったので、ズボンを取り替えた。

診察代を取られるという事だが、一応アドバイスがあったらしい。のどに負担の掛からないようなしゃべり方をするように、とか。裏声でしゃべるようにしようと次男。

18:30に長男と私で夕飯を食べた。次男はドリンクゼリーとビスケットでいいと言った。私の方は、何だかあまりの寒さに気分の悪さが消えた。やっぱりストレスだったかな、と思った。

しかし、気分が良くなったのは一時的だった。やっぱり何となく胃がムカムカするし、時々お腹がしくしくと痛む。そういえば、お腹が痛くなったのは前日からだった。実は昨日、産婦人科へ行ったのだった。診察のせいでお腹に刺激があったからかなとか、便秘だからかなとか思った。貧血検査とホルモン検査をするので採血したから、そのせいで貧血気味になって、気分が悪いのかなとか、色々考えた。それとまあ、次男の熱のせいで緊張による肩こりとかでもありうるし。昼間買い物に行った際に日本酒を買おうかなと思ったが、その時に胃がムカムカしたのでとても買う気になれず、辞めたのだった。

夜、今日は金曜日。夫の誕生日だけれど、帰りが遅いという話だったので、一人で珍しくロゼワインなんかを開けた。体の調子が悪いとはいえ、もし肩こりだったら飲んだ方がよくなるかもしれない。とかなんとか言い訳をして、やっと飲める金曜日。飲めば食べる。肉もチーズもたくさん食べた。

自分の発熱

3月19日土曜日。夜中に何度もお腹が痛くて目が覚めたような気がする。きっと便秘が解消しようとしているのだ、だから、お通じがあれば治るだろうと思っていた。だが、そういう事ではなかったようだ。

朝、いつも通り体温を測った。すると、38.2度あった。

やっぱり。いきなりの発熱ではあるが、昨日のムカムカはこの前兆だったのだ。ということは、その前日からの腹痛はどうなのだろう。もしかすると、木曜日から少しずつおかしくなっていたのかもしれない。

のどは痛くない。咳もない。だが、ふくらはぎが痛い。腰も痛い。頭がぐるぐる回っている感じだが、二日酔いほど気分は悪くない。頭痛もするが、二日酔いほどではない。とにかくマスクをして寝た。頭は遠いとはいえ、同じ空間に夫が寝ている。咳がないのが幸いだ。

9:00~10:00
腕を動かすのもだるい。鼻の奥が時々つまって、苦しい時がある。しかし、お腹は空く。だが、頭がくらくらして立ち上がれない。

10時過ぎ
夫がトマト粥を作ってくれた。お茶碗に3分の1くらい食べられた。座る、口に運ぶ、飲み込む、という動作が全てしんどい。だが、食べていくうちにだんだん慣れて、後半はすんなり食べられた。それにしても、時々下腹がしくしくと痛む。子供の風邪のようだ。

PCR検査の結果

11時過ぎ、かかりつけ医から電話が来た。夫が出てくれた。次男のPCR検査の結果は「陽性」だそうだ。そして、次男の携帯番号を伝えて、何だか健康状態をweb上に記録する為のメールを送ってもらったらしい。そして、私も熱が出た事を話すと、やはり検査を受けた方がいいと言われたそうだ。でも今は予約出来ない、2時以降に予約出来ると言われたという事だった。

時々苦しいので、パルスオキシメーター酸素飽和濃度を測ってみた。そうしたら最初92%だったのが、だんだん下がって75%とかになる。あれ、これって正常値はいくつくらいだっけ?と思い、スマホで検索。だいたい、寝ながらスマホを操作するのはしんどい。斜めにしていると横長になったり縦長になったりして。

え?正常値は96%~100%だって?いやいや、まずいでしょ。もういちど、深呼吸をしてから測り直す。すると、何とか97%に。いやいや、正常な時にはほぼ100%な感じだったのに。まさか、特別咳もしていないのに・・・。

13時には熱は37.7度。大した熱ではない。しかし、眠ろうとすると息苦しくて目が覚める。マスクして寝るのは辞めよう。

夫がこれから自宅待機に入るに辺り、会社のパソコンがないとどうにもならないと言って、取りに出かけた。

そして、PCR検査だが、長男も受けた方がいいと夫が言い、長男もすんなり承諾。私の分と二人分の予約をしてくれると言った。長男は耳鼻科に行った時、向こうで熱を測られて、その時はなかったそうなのだが、熱が出たと言ってPCR検査をしましょうと言われたら嫌だか、黙っていたそうなのだ。でも、今回PCR検査を快諾したのは、唾液採取方だと知ったからかもしれない。

因みに、熱があるとは言わずとも、耳鼻科では解熱剤も処方されていたので、副鼻腔炎ならば熱も出るよね、という暗黙の了解だったのだろう。

再びPCR検査の予約

14時になって、長男がかかりつけ医に電話をした。私は布団に横になって聞いていた。すると・・・

「そうなんですか?・・・わかりました」

なんか、ダメだったみたいだ。

「どうしたの?」

「検査14時、予約12時までだって」

「え・・・」

なんかおかしいと思ったのだ。私は夫に、

「検査は18時からなの?」

と聞いたら、そうだと言っていたのだが、それがおかしいと思ったのだ。金曜日は、診察が17時までだから検査は18時だった。土曜日は診察は12時までだと思うから、検査が18時というのはおかしい気がしたのだ。だが、夫が検査は18時からだと言うのだから、そう言われたのだと思った。また、なぜ予約が土曜日だけ14時からなのだろうかと疑問に思ったが、土曜日なのに朝早くから予約だと大変だからか?とか、熱に浮かされた頭のせいか変な事を考えて納得していた。

しかーし、多分夫の勘違いか聞き間違いだ。夫にLINEで予約出来なかったと伝えると、11時20分に今は予約出来ない、2時にと言われた。どういう事だったか詳しく聞かないと次の手が打てないと、長男にLINEしたと返事があった。

そして、再び長男が電話を掛けていた。しばらく出ない模様。このまま無視されるのか?と心配していたら、何とか繋がったようだ。そして、ああ、長男は上手く聞いてくれた。角が立つ感じでもなく、でも弱腰でもなく。大人になったなぁ。私よりよっぽど頼りになるなぁ。夫は・・・いや、何でもない。

だが、やはり予約は12時まで。どうすれば良かったのかと聞いたら、もう一度かければ予約出来たという返事だったような。長男にはよく分からなかったようだが、私には分かる。今の時間は予約出来ないのではなく、この電話では予約出来ないという意味だったのだろう。その電話はこちらから掛けたのではなく、医院の方から掛かってきた電話だった。ルール上、それはダメだったのではないか。けれども、そういう事を言うと文句を言われそうで、はっきり言えなかったのではないか。夫の方でも、まさか今すぐかけ直しをしなければならないなどとは思いもよらず、勘違いしたのではないか。

でも、聞き直すというか、確認すれば良かったのだ。「では14時に電話すればいいんですね?」とか、「検査は18時からですね?」とか。だが、それを指摘したところで、頭の固くなったおじさんには次に通用しそうもない。だって、思い込んでいるのだから。それが正しいと。

実は、次男が胃腸炎になった時、かかりつけ医に電話したのは夫だった。医院から

「最初は別の病院にかかったんですよね?なぜ今度はうちに?」

と聞かれたようで、

「近い方がいいと思いまして」

と言って断られていた。しかし、私は違うのに、と思った。本当は、発症したのが日曜日だから日曜にやっている病院に行ったけれど、本来そちらがかかりつけ医なので、と言うべきだったと思う。まだ名前も言わずにその会話だったから、断られたのではないか。なんか、その医院と夫の相性が悪い。

でも、何というか、緩くしておいて殺到したら困るとか、なるべく面倒には巻き込まれたくないとか、保身の匂いが強すぎる。患者に対して性悪説過ぎるというか。世の中色々な人がいるし、コロナで混乱していると、それこそあそこならいつでも診てくれるぞ、なんて噂が立ったら小さい医院には対処しきれないような事態になるかもしれないし。慎重にならざるを得ないのも分かるが。

だが、子供に付き添って、診察室で完全無視されたのもこの医院。子供に対してはすごく良い先生なんだけど。いや、患者に対してとても優しい先生なのだけれど。