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コロナに感染した!Part1~息子の発熱

2022年3月20日(日)

次男の突然の発熱

2022年3月18日。私の夫の50歳の誕生日である。

そんな日の朝、いつものように次男(17歳)を7時に起こしに行き、いつものように体温計を渡す。

「今日はいいや。もう起きる」

と次男は言ったが、

「熱測らなくていいの?測った方がいいんじゃない?」

と言うと、

「そうだね」

と言って、次男は体温計を受け取った。いつもなかなか起きないが、この二晩ほど、いつもと違う場所に寝ていて、眠りが浅かったと見える。というのも、期末試験が終わって、部屋の大改造をしており、布団を敷く場所がないのだ。それで、狭いところにカーペットを敷いて、羽毛布団を掛けて寝ているのだ。

体温計がピピピと鳴る。そして、体温を見た次男が目を見開く。私も体温計を受け取って見ると・・・

38.8度

うそー!夕べまで全然元気だったし、夕飯はいつも以上にモリモリ食べてたし、何でー?

あ、敷き布団なしだったから、流石に冷えた?風邪引いた?

いやいや、ただの風邪だったらいきなりこんなに高熱にはならないよ。大抵まず食欲がなくなって、鼻が詰まったりとかして、のどが痛いとか言って、寒いと言い出して、それから熱でしょうよ。

という事は、完全に「伝染病」「感染症」だ。そして、今流行っている病気と言えば、まさにあいつだ。コロナとかいう、新型コロナという、あれだ。

これまで第6派まで来ているというのに、私の知っている人が感染したという話は聞いた事がなかった。それなのに、自分の息子が感染したなんて。いや、まだそうとは決まっていないが。

「のどは?」

と聞くと、

のどは痛い

「いつから?」

「昨日から痛かった。でも、ホコリのせいかな、くらいにしか思ってなかったし」

と、次男。そして、動けると言う。だが、とにかく熱が高いわけだし、ちゃんと布団で寝なければならないだろう。

まだ朝ご飯も食べておらず、腹ぺこなチョコナッツ。しかし、着替えてマスクをして戻ってきて、せっせと片付けを始めた。何しろ、本人さえ布団を敷く場所を作るのを断念したほどの散らかり様だ。段ボールやら、絵の具道具とか裁縫道具とか、あと、電子機器のあれこれとか、細かい物まで散らかっている。それを隣の部屋へじゃんじゃん出す。

しかも、今棚を作っている最中で、入り口付近に中途半端に空っぽの棚があり、頭をぶつけまくる。くぐりながら物を隣の部屋へぼんぼん投げ、布団を敷いた。そして、次男が布団の上へ移動する。

「咳もないし、コロナじゃないな。うん、コロナじゃない」

とか言いながら布団に横たわる次男。

「朝ご飯どうする?」

と聞くと、

「食欲は・・・ないかな」

と言うことで、とりあえず私が自分の朝ご飯を済ませることにした。

次男の部屋から戻ってきて、朝ご飯を食べつつ、発熱した時は・・・という自治体から来たチラシを引っ張り出す。何々?まずはかかりつけ医に電話。かかりつけ医がない場合は、東京都がここで、区がここに電話。

近くにあるかかりつけ医は、以前胃腸炎で熱を出した時に電話して、断られた経緯がある。あそこはダメだろう。それで、自治体に電話した場合はどうなるかと言うと、発熱外来のある医院を紹介してくれるのか。一部、公表可能な医院がホームページに載っていると。近くにあると良いのだが。そっちを先に調べてみるか。

と言うことで、ホームページから発熱外来可の医院を探す。地図で探す。

おや?近所のかかりつけ医も出てるじゃないか。しかも「かかりつけ以外可」の分類だ。それにしても、公表している医院がずいぶん増えたものだ。多分、初めの頃は全然なかったのだろう。だいぶ感染対策などが出来るようになって、多くの医院が協力してくれるようになったのだろうな。

というわけで、かかりつけ医に電話することにした。あそこは9時からだから、その少し前にしよう。

ああ、電話をしなければならないと思うと、気持ち悪い。電話は苦手を通り越してトラウマだから。とりあえず学校にはアプリで連絡。コロナだったら電話しなければならない。出席停止扱いにしてもらう為には電話しないと。ああ、もう少しで春休みだというのに、惜しいなあ。まあ、コロナじゃなければこのままでいいのだけれど。

少しして、バナナを次男の元へ持って行く。食べるかと聞くとうん、と答えたので、枕元に置いて来た。

PCR検査の予約

8:50に、かかりつけ医に電話をする。

「息子が発熱しているのですが、伺ってもよろしいでしょうか?」

と、こんな流ちょうな感じではなく、つっかえながら言う。すると、

「発熱外来は、診察時間外のPCR検査のみとなります。18時からです」

と言われた。

「じゃあ、PCR検査をお願いします」

と言うと、

「完全予約制になります。9時から予約開始ですので、もう一度お掛けください」

と言われた。

「・・・分かりました」

あと数分だけれど、仕方ない。予約殺到するのかな。

それで、他のことをちょっとやって、9:02になった。よし、また電話だ。

「PCR検査の予約をしたいのですが」

と言うと、症状、接触歴、基礎疾患、身長、体重、学校などを聞かれた。診察券があるので、名前を言ったら住所や保険証番号などは、あちらが確認のために言ってくれた。あと電話番号も聞かれた。それから、未成年だからと、保護者名を聞かれた。一瞬両親のどちらの名前か?と思ったが、一緒について行くのは私だから、私の名前を言った。けれど、どうも間違って伝わったみたいだ。もう一度言い直したが、やはり間違って聞こえる。けれども、電話がぶつぶつ言い出して、はっきり聞き取れないだけかもしれない。もう、いいや。私はその名前でいいです、と開き直る。

そうだったな、かつては保健所がやっていた聞き取り調査を、こうやって医療機関が担うようになったのだな。保健所にはなかなか電話が繋がらないという話だったが、こうやってすぐに電話が繋がってありがたい事だ。

そして、18時のPCR検査の予約が出来た。受付番号1番と言われた。なーんだ、それならさっきの電話で予約でもよかったんじゃ・・・という思いがよぎるが、そこはルールだから。

「検査は唾液採取方です。検査の30分前からは飲食は出来ません。水を飲むのも、うがいも出来ません。その他、ガム、歯磨き~~はおやめください」

と、たくさんダメな事を言われた。そうだったな、私も一度PCR検査をしたので、その時に渡された紙にそのような事が書いてあったっけ。私は無症状の時にやったし、もし陽性だったらメールが来るというシステムで、来なかったから陰性だったのかな?という曖昧な結末だったのだけれど。

次男が今朝、PCR検査ってどういうのかな?と言っていたので、インフルエンザの検査みたいに、鼻に綿棒を突っ込まれるやつじゃないか、と答えたのだが、唾液採取と聞いてきっと安心するだろう。私は唾液採取がとっても辛かったけれど・・・私は唾液が少ないし、緊張すると出にくくなるし、それに、あの時はトイレで泣いている人がいて、みんなが注目していて、もう本当に、大変だったのだが・・・詳しくはかつてのブログで→オリンピックボランティア17日目。PCR検査劇的初体験! – たかんなお年頃 (takan.site)

更に、

「PCR検査ですが、ご来院しましたら、外で待機していてください。そして、受付番号1番の方とお呼びしますので、そうしたら指示に従ってください」

と言われる。ああ、今日は午後から雨。夕方からは激しく降る予報だ。しかも、ここのところ暖かい日が続いたのに、今日は急に冬のような寒さになるらしい。それで、熱のある子が土砂降りの中、外で待機とか・・・うちは1番だからいいけれど、これで10番とかだったらもう、これは差別だよな。感染者を増やさない為には仕方のない事だけれど。

PCR検査までの時間

予約は出来た。18時だから、それまでは普通にしていればいい。それでも、いつもは読む新聞も何だか集中出来ず、先に洗濯・掃除をする。なぜか新聞を後回しにするとお昼までに読み終わらない。

途中、次男の様子を見に行ったら、眠っていて声を掛けても返事がなかった。枕元にはまだバナナが置いてあった。

12時になった。私はもうお腹ぺこぺこだ。しかし、一応次男の様子を見に行く。すると、バナナが皮だけになっていた。食べたのだな、よしよし。

「お昼食べる?」

と聞くと、食べると。でも、あれもダメ、これもダメ。今日はお弁当を作ってあったのだが、もちろんそれもダメ。

「うどんは?」

「あ、それがいい」

と言うことで、うどんを煮る。ああ、私が先に何か食べておけば良かったよ。作ってあったお弁当は、長男が食べてくれるそうだ。だが、ご飯は多いから、それは私と半分こする事になった。

うどんを届け、私の食事が終わってから下げに行くと、ちゃんと平らげていた。食欲がない程ではないらしい。しかし、

「寒い」

と言う。熱を測ったら38.5度。寒いという事は、更に上がるという事だ。困った事に。布団を追加し、カイロを一つあげた。おでこには冷えピタが貼ってある。それから、パルスオキシメーターの安いやつがあるので、測ってみたら95%~97%だった。息を大きく吸うと値が上がるらしい。まあ、大丈夫だろう。

そして、私は買い物へ。スポーツドリンクやゼリー飲料、ビスケット、アイスクリームなどを買ってきた。ビスケットとアイスクリームは常備している物だ。特に病気だから買ったのではない。元々、胃腸炎の後に時々お腹が痛くなる次男の為に、そういうお腹に優しいおやつが常備してあるのだ。買ってきてまた次男の元へ行くと、眠っていたので声を掛けず、ただ枕元に並べてきた。あとでLINEが入って、

「何時から飲めないんだっけ?」

と聞かれたので、

「5時半だよ」

と返しておいた。だから、飲んだのだろう。さて、そろそろ夕飯の支度だ。長男がサークル活動のため、いつもよりも30分ほど早めに夕飯を食べたいらしい。

本当ならば、サークルに出かけるところだった長男。しかし、実は花粉症からの副鼻腔炎で、おとといまで微熱があった。微熱と言っても夜には38度にまでなっていたし、こっちもコロナか?と思ったくらい。耳鼻科に行って来て、薬をもらって飲んでいる最中。昨日から熱も下がっているが、痰が絡んで咳のような物が出るので、流石に今日はオンラインで参加するという事だった。

というわけで、長男も万全の体調ではない。私も、何だかずっと胃がムカムカするのは気のせいだろうか。いやだなあ。そうか、いやだなあと思っているから気分が悪いのか?ん?肩こりかな?ストレスもあるだろうが、首とか背中が異様に凝っている。寒いからかな?家の中も徐々に冷えてきたようだ。

ああ、今日は夫の誕生日だから、ごちそうとまでは言えなくても、それなりの物を作ろうと思っていたのに。義母も、今日はお赤飯を作って持って来てくれるという話だったが、次男の発熱の話をしたら、

「今日はお赤飯はなしにしますね」

と言われたし。まあ、会わない方がいいから仕方ない。