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悩み事は少ない方がいいけれど、一つではない方がいい

終わりかと思ったら

昨日、義理の母に申し訳ない事をしてしまい、ものすごく落ち込んでいたチョコナッツ。すぐに謝罪のメッセージを送ったものの、くよくよしつつ、歯医者に行った。

お昼の12時。予約をしていたが、待たされる。

換気のためだと思われるが、入り口のドアは開け放たれ、診察室の窓が数センチ開けてある。昨日は風が強く、待合室の中は暖房が効いているものの、風が吹いてきて寒い。

本を読もうと思ったが、テレビが流れていて、北京オリンピックの話題だったものだから、気になって本に集中出来ず、スマホをいじりながらテレビの音を聞いていた。そのうち手が冷たくなってきたので、手袋をしようと出して、片手を入れたところで呼ばれた。

歯医者の話題はこのブログでも何度か書いてきた。左下の歯の金具が取れてしまってから、新たに歯医者を探して通い始めた。左下の歯を2本治療してもらって、前回無事新しい金具がはめられ、これで終わりだと思ったら、

「予後を見たいという事なので、3週間後にまたいらしてください」

と言われ、予約をしたのだった。だから、今日は治療が終わった歯の様子を見て、クリーニングかなんかしてもらって、それで終わりだと思っていた。留守番している息子にも、

「今日はすぐ帰ってくると思うから」

と言って出てきたのだ。

しかし・・・

「新しい金具に不具合はありますか?」

と聞かれ、

「ありません」

と言ったら、

「あと、虫歯が3本あるんですよ。左上の歯2本と、右下親知らずの横の歯と。この右下は、大学病院で親知らずを抜いて、歯肉が治ってからの治療になりますが」

とか何とか言われる。

え・・・3本も。ショック。確かに、上の歯は虫歯だとさらりと言われてはいた。前回、新しい金具が入った時に、ちょっと高いと言うと、

「新しい方を削るのは勿体ないので、上の歯を削りますね。虫歯だから

とか、ちょろっと先生が言っていたのだ。気にはなっていたが、上の歯が虫歯だなんてこの時が初耳だったので、大した虫歯でもないのかな、と思ったのだが。

「どうしますか?」

と聞かれ、

「早い方がいいと思うので、治療してください」

と言った。そしたら、早速左上の歯を削りますねと。そして、それほど深くない虫歯だと言われた方の歯でも、やっぱり削られたら痛かった。そして、削ったら隣が見えたと言う事で、鏡を見せられる。

「穴、開いてるの見えますか?」

と言われ、よく見えなかったら、拡大鏡に変えて見せてくれた。ああ、黒い丸い穴が横っ面にポーンと開いている。

「これは深いので、神経を残せるかどうか微妙ですね」

だと。とにかく、今日削った歯に一時的に詰め物をする。しばらく時間を置いて固まった後、ガチガチ噛んでみたら少し高い。そう言ったらまた削られたのだが、痛い。そんなに削らなくてもいいのでは?不安になる。いつも詰め物を削って痛いなんて事は無かったような。

治療が終わって、3週間後に予約を入れた。

先ほどの悩みが

歯科医院を出て、歩きながら溜息が出る。なんと言うことだ。また1本につき3回か4回掛かって、その都度3週間とか間隔が空いて、それで3本。しかも1本は大学病院で親知らずを抜いてから・・・一体いつまで掛かるのだ!

前回、最後に先生が、

「ちゃんと歯磨きしてくださいね。治療終わったからって気を抜かずにね」

と言ったのだ。もうこれで終わりだと思うじゃないか。そして、それを言われた時はちょっと嬉しかった。なぜかって、最初に診てもらった時には歯磨きが出来ていないと言われたが、今の台詞はつまり、今はちゃんと磨けているけれど、という意味ではないか?先生は気を抜くかどうかだと思っているかもしれないが、私はいつでもきちんと磨こうとしていた。磨き方が良くなったという事だったら、喜ばしいではないか。

ところが、終わるどころか今まで以上に治療が続く。しかも、毎回痛い。そして、今も治療してもらった歯が痛いのだ。

そして、沈鬱な気分でふと、先ほどまでの悩み事も思い出す。義理の母の事を。それも憂鬱だが、こっちも憂鬱。そして、かつて思った事をまた思った。

悩み事が一つになると、深く悩んでしまって思い詰める。もうそればっかり考えてしまうからだ。しかし、複数あると別の事も考えるので、一つをそれほど深く悩んでいられない。結果的に、思い詰める程にはならないのだ。

悩み事は少ない方がいい。そりゃそうだ。けれども、一つしかないよりも、二つの方がマシなのだ。また、悩み事がないのが悩みだという人もいるわけで、そうすると悩みがそれ一つ。悩み事は二つか三つあった方が実は幸せなのだ。何となく、逆説的だけれど。

かつて、私はしゃべるのが下手で、どもり症と一言で言い表せないような複雑な症状だった。とにかく生きづらさを抱えていたが、二十歳前後には顔にニキビがとても多く出来たり、かぶれて赤く腫れあがったりして、お肌の悩みも抱えていた。両方とも若い女性にとってはとっても深刻な悩みだったのだが、お肌の調子が良くなった時に、言葉の方ばっかり悩んで、本当にしんどくなって、そしてその時に思ったのだ。言葉の悩みはずっと抱えていたのに、お肌の悩みが無くなってからの方が辛く感じるなんて不思議だと。

それで、先ほどの逆説的な事を考えたのだ。

私が今抱えていた、義母の事の悩みは深刻だった。だが、歯の悩みが増えたら実はちょっと「まあ、いいか」という気持ちになってきた。そして、なんだかんだ時間が解決してしまうのだ。

そんな事を考えながら帰って来た。午後1時だった。お腹が空いているはずの時間なのに、治療した歯が痛くて食欲も無くなった。食べたけど。

タイミングを逃した!

夜、夫が帰って来たので、虫歯があと3つもあるらしいと話した。そうしたら、

「歯医者変えた方がいいよ」

と、言われた。ああ、そうだった。夫は神経を抜く治療をあの歯医者でやったのだ。それで、今までで一番痛い思いをしたそうなのだ。その話を聞いても、もうすぐ終わりだからと思っていたが、また私は痛い思いをするし、もしかしたら神経を抜く治療をするかも・・・。ひい、あの「どうしますか?」と聞かれたタイミングで、ちょっと様子を見ますとか何とか言って、別の歯医者で治療してもらうべきだったのか?

だがもう遅い。また、間違いなく2本の歯の治療は続く。大学病院で親知らずを抜いてもらったら、そのまま隣の歯の治療もそこでやってくれないかな。いや、大学病院で歯の手術をしたことがあるが、あそこは実験台にされる。まだ開業医になれないような新人医師が担当する。って、それは言い過ぎかもしれないが、縫われた時にどんだけ痛かった事か!おう、思い出したくもない!

親知らずを抜いた人の話もちらっと聞いたことがあるが、痛いそうだ。あーあ、嫌だな。

実は、その日の夜に長男の年金料未納のお知らせが届き、また新たな悩みが発生する事になるのだった。いや、払ったはずなのに・・・。この話はまた後日。

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