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スクールサポートのお手伝い

2022年2月3日(木)

日当が出る!?

先週ママ友から連絡があった。彼女は小学校のスクールサポートをしている。この間、そのスクールサポートになる気はないかと誘われた。悪いけど断った。今、ブログ書いたり小説書いたりで忙しいので。

今日から一週間、小学校三年生防災マップを作る為の散策をするそうで、都合の良い日に付き添いのボランティアをお願いしたいという事だった。日当も出ると。

日当はなんと1000円!

あ、オリンピックのボランティアも一日1000円出たけれど、あれは交通費だった。今回もそのような扱いなのかもしれないが、小学校は徒歩で行けるところだ。つまり、もらった額はそのままこちらの収入になる。

1時間半で1000円は、アルバイトにしては安い。そうか、東京都の最低賃金は時給1000円より高いんだっけ?だからこれはアルバイトではなく、ボランティアという扱いになるわけか。

いや、それでもありがたい。何しろ今、ブログや小説で稼げるのって、

「わあ、今日は5円稼げた-!」

って喜んじゃうくらいの額だし、そもそもある程度貯まってからでないと振り込まれないから、未だに収入がない状態なのだ。

まあ、日当が出るからというわけでもないが、出来る日はやろうと思った。こういうのって、ブログのネタになるし。逆にお金使わずにネタが掴めると思えば、積極的にボランティアでも何でもやろうというものだ。

木曜日から次の木曜日まで。朝の8時45分から10時20分まで。つまり1,2時間目なのだろう。

金曜日は歯医者だし、月曜日の朝はグロッキーだし、火曜日辺り眼科に行かないとだし。で、連日は辛いから・・・

「3日と10日の木曜日ならOK!」

と、返事をした。そうしたら即、

「助かるー!じゃあ、両日とも8時35分に門のところに来てください!」

と返事があった。即か。大抵調整してから返事が来るのに、これってつまり、全然人数足りてないやつだな。

前日の夜はやっぱり・・・

明日だな・・・と思って荷物の準備をする。小学生たち、もしかしたらこれに反応して喜んでくれるかも?

と、オリボラバッグを用意。たくさん歩くからスニーカーで。寒いかな。でも歩いているからカイロは要らないよな。

洗濯はどうしよう、と考える。最初は全部終えてから出かけようかと思ったが、考えてみたらいつも干す時間と、帰って来てから干すのと、大体同じ時間だ。それなら、タイマーで10時半頃終わるようにしておけばよかろう。いや、10時40分かな。すぐに帰ってこられるかどうか。ママ友と話し込んじゃうかもしれないし。

というわけで、夜寝る前に洗濯の準備だけしておいた。

少し早め、いつもより10分早く目覚まし時計を掛ける。さっさと起きれば全然間に合うはず。

しかし・・・明日早起きせねば、と思っているとどうしてもちょくちょく目を覚まして時計を見てしまう。夕べも3回くらいは時計を見てしまった。それで、結局起きる時には眠いのだ。それに、腰が痛くて寝返りを打ってもう一度寝たいとか思ってしまう。が、頑張って起きる。

小学校三年生

さあ、出発だ。思い通りの時間に出ることが出来た。夫の方が後から家を出る。鍵はよろしく!

正門のところにママ友がいた。コートを着ていない。びっくりしたが、彼女は今日は校舎の中にいるそうだ。つまり、私が一人で付き添いだ。もちろん、担任の先生は一緒に回るが。

「まずはこれ、日当ね。お確かめください」

千円を渡される。確かに。

「あと、これお誕生日プレゼント

「えー、なんで覚えてたのー?」

「LINEで、もうすぐお誕生日の人って出てきたから」

LINEでもそういうのあったっけ?いやいや、多分違うな。私が彼女の誕生日に、ちょうどその当日に会うことがあって(中学校の周年委員会で)、やはりSNSで「本日は○○さんのお誕生日です」というのが来たものだから、コンビニで良さげなお菓子を買って渡したのだ。だから、私の誕生日を調べて、この辺りに渡そうと思っていたに違いない。そして、だからこそこの仕事を振った可能性もなきにしもあらず。いずれにしても、明日が誕生日な私の為に、お菓子とカフェインレス紅茶のティーバッグをプレゼントしてくれたのだ。

鞄には入らず、紙袋を持って歩く羽目になったが、でも嬉しかった。当日じゃないから、ないかもしれないと思ってはいたが、ちょっとだけ期待してたから。そもそも、そのママ友、ずっと前にも私の誕生日当日にPTAの仕事で会う事があり、その時にすごいプレゼントをくれたのだ。そこからプレゼントし合うようになってしまったのだ。やっぱり、少額でのプレゼントは気も遣わないし、いいな。

しばらく玄関付近で待っていた。ちょっと早すぎたね、と言われた。今日は読み聞かせデーだったようで、あまり早く準備出来ないのであろう。

そう、読み聞かせ。保護者の有志が教室で児童に本の読み聞かせをしてくれるのだ。私は一度もやったことがない。ご存じだと思うが、私はそういうのが大の苦手なので。暇があるとか無いとかの問題ではないのだ。歌を歌って欲しいと言われたら絶対に来てあげるのに。一方、この読み聞かせ、8時半過ぎに終わるので、出勤前に来てくれる保護者もいるらしい。ありがたいことだ。

やっと三年生が出てきた。先生も出てきて、挨拶された。寒いので玄関で待っていてくださいと言われたが、気がつくと外に児童が整列していた。

いざ、散策へ

今日、校外学習という名の散策に出かけるのは、3組と4組だった。来週は1組と2組に付き添う事になるらしい。担任の先生二人は、女性の先生だった。若い先生と、ベテランの先生。そして、私を紹介すると言って、

スクールサポートの方が付き添ってくださいます」

と、言う。そうか、私はスクールサポートの人になっているのか、今日は。そして、先生は私に、

「では、お名前だけ」

と。いつもならビビるところだが、なぜか今日は大丈夫だった。校舎の外に整列してしゃがんでいる子供達に向かって、少し大きめの声で名前を言って、よろしくと言った。すごく、自然に言えたのだ。マスクしているのに。だが、手を添えた。

「大きい声で頑張ってますよ」というジェスチャーなのだ。実際、手をスピーカーのようにして添えると、少しは遠くまで聞こえるかもしれないが、マスクをしていて、手もぴったりとくっつけたわけでなければ、ほとんど変わらないと思うのだが、遠くまで聞こえてくれ!という気持ちが込められているジェスチャーなのだ。だが、咄嗟に出たのが少し恥ずかしい。まさにおばちゃんだ。

だが、名前をすんなり言えた私はすごく気分が良く、列の真ん中辺にいてくださいと言われて、この辺かと思い定めたところに、ジャンバーも来ていない男の子がいたので、

「寒くない?」

なんて声を掛けたりして。

「寒くないよ」

と、彼は普通に答えてくれた。そういえば、うちの次男は冬も半袖のTシャツ1枚で過ごしていた時期があったっけ。それに比べたら全然。

さて、何をするかと言うと、子供の安全を守る事だ。一人の先生から、最初に挨拶された時に言われた。

「けっこう、わちゃわちゃしちゃう子たちなので、広がらないように見ていてください」

と。何をするのかよく分かっていなかったので、これで仕事内容を大体把握した。また、もう一人の先生からは、救急セットを持っていてくださいと言われて、ポーチを一つ渡されていた。なるほど、怪我などがあった時にはこれを出して手当するのね、という事も把握した。

声は小さめに、と最初に言われていたし、間を開けないで歩くように、とも言われていたのに、それがなかなか出来ない子供達。それにしても、三年生って小さいな。まだこんな感じだったのか。高学年になると大人っぽくなる子もいるが、まだ三年生はみんな子供だ。

彼らは探検バッグというやつを持っている。クリップボードにポケットと肩に掛ける紐が付いているものだ。手に鉛筆を持ち、地図プリントに防犯カメラの位置を書き込んだりしているのだ。そして、水筒も持っていた。その水筒を落したり、鉛筆を落したり、プリントを落したり。ちょくちょく誰かが落す。歩きながら落すわけだから、拾うために止まる。すると、前の人との間が開く。遅れを取り戻そうと走る。そう、わちゃわちゃしている。

何か見つければ友達に言う。関係ない話もする。けれども、どの子も一生懸命に防犯カメラを見つけて、印を付けている。個人差は色々だけれども。

一つ思った。よく、ドラマでドジな女の子が主人公で、色々荷物を抱えて走り、落とし、拾い、転び、ああ!もう!ってなっているけれど、それって、つまり子供なのだ。本当に社会人になってそんな風にわちゃわちゃしている子は見たことないが、9歳くらいの子供は、大抵そうなのだ。

あまりに何度も筆箱や鉛筆を落す子がいて、一度筆箱を落して派手に中身をぶちまけて、友達と二人で拾っていた。みんなに抜かれて、後ろに付いていた先生も先に行ってしまうので、私がそこに付いていてあげた。それで、

「筆箱はしまったほうがいいんじゃない?」

と言った。けれども、よく見たらその子は探検バッグを持っていなかった。なるほど。だから落すのか。でも、それで鉛筆をポケットに入れ、筆箱はプリントが挟まっているファイルと一緒に持っていたが、なんとそれ以来一度も筆箱を落さなかったのだ。学んだのかな。

短い横断歩道があって、信号機があった。青になったが、後からバイクが来て曲がろうとしたので、先頭の先生はバイクを先に通した。すると、それだけで青がパカパカしてしまい、渡るのを断念。この信号、赤信号が長くて青信号が異様に短い

次もいっぺんに渡れる気がしない。しかし、先生は大きい声を出さないようにしていて、指で4を示した。子供達は

「4列だって!」

などと大きな声を出す子もいるが、とにかくぎゅっと列を短くして、そして一気に渡った。ほぉ、すごいな。

公園にて

少し大きめな公園に来た。そこで先生のお話があり、児童に挙手させて授業。気づいたことなどを発言させる。先生って、手を上げている子の、どの子を差すかって難しいよなぁと、大人目線で改めて感じる。多分、あの子は差したくないんだな、とか、ハタで見ていると分かる。それでも、最後には差してあげていた。良い答えをするから最後に差したいという子もいるかもしれないし、その逆もしかり。授業の組み立てに児童の発言を利用しなければならないなんて、すごく難しいと思う。ある種「賭け」だし。でも、うまく「導いて」いくんだろうな。特にベテランの先生は。

そう、列をなして歩いていると。前の方はしっかり歩くのに、後ろの方はだらだらしてしまうなと思った。けれども、若い先生のクラスには良い子ばかりで、そのクラスが前だったからなのかな?なんてちょっと思った。ベテランの先生はなぜか貫禄がある。しゃべると優しいのに。ベテラン先生のクラスには、ちょっと羽目をはずしがちな子が多くいるのだろうが、先生の睨み一つで大人しくなっちゃうのかもな、とか。

トイレ休憩が5分あった。そして、ベテランの先生が私に話しかけてくれた。

「お子さんはどのくらいなんですか?」

「下が高校2年です。上は大学2年で」

と、私は答えた。いや、下の子だけ答えようと思ったら、先生がその先を促すから上の子の事も。で、どんな話をしたか忘れてしまった。けっこう話し込んでしまった気がするけれど。

休憩が終わった。

ここが終着点だと、この時初めて知った。ここからは、さっき通った道で帰るだけだそうだ。その前に、この公園の中の危険な所や工夫されている場所(防犯対策)をクラス毎に見て回ると言う。

それぞれ、列を作って公園内を歩くのを、私は所在なげに見ていた。どっちに付いていったらいいか分からないし、だから付いていかない事にしたが、どこを見ていればいいのかもよく分からない。けれども、どっちのクラスにも、後ろの方で良くない事をしている子がいるので、そこを見張るしかない。

何か落ちている物を拾い、鳩に投げようとしている子がいた。私がその子を見守っていると、投げるのを辞めた。けれども、ずっと遠くへ行った時には、投げて鳩を脅かしていた。なるほど、見守るって言うのは、何もしないようでも、けっこう役に立っているらしい。

「寒い」

と、私を見て言ってくる男の子もいたし、

「犬のうんこ踏んだ!」

とか言ってあちこち靴の裏を擦りつけている子もいるし、いろんな子がいる。そして、けっこう私に話しかけてくれる子がいる。初対面だし、どんな人だか分からないのに。

実は、元々私は子供嫌いだった。自分が小学生の頃からそうだった。小さい子は嫌い。自分の妹と弟の事は可愛がっていた。その他の子は、悪さしても怒れないから嫌だった。

自分の子供は可愛いが、よその子はそんなに可愛く無いと思っていた。ただ、子供の友達はちょっと可愛かった。小学校のサッカークラブでは、練習や試合の時にお当番があって、いろいろ世話を焼いた。叱る事もあった。そうすると可愛く見えてくるし、子供の方でもなついてくれる。

今、この子達は初対面で、私の基準では可愛く無い子達のはずだった。けれども、けっこう可愛い。これはやはり、孫の境地?先生がちゃんとさせてくれるだろうから、私は叱るのではなく、ただ危険がないように見ていればいい。そういう境地でいられるから、余裕もあって可愛いのかもしれない。

帰り道

帰りは、もう防犯カメラを探さなくてもいいので、急に気を緩めたのか、広がって歩きがちな子供達。

また、短い青信号を渡ったが、今度は真ん中辺りで信号が変わってしまった。やはり、気合いが足りなかったのと、行きは信号が赤になったところで、車がなかったのだが、帰りは車が止まって待っていたので、信号無視は出来ない。後ろにいた先生が、ここまで、という感じで児童を制した。

私はギリギリで渡った。真ん中だったので、ちょうどクラスの境目だったのだが、前を歩いていたクラスの子が一人だけ後ろに取り残されたらしく、それを気にして渡りきる前に振り返って止まってしまった子がいた。私はその子にそっと手を添えて、渡る事を促した。咄嗟に言葉が出なかったので。その子は素直に渡ってくれた。

渡ってから少し待っていて、二クラス揃ったところでまた前進した。先生というのは、たとえ新人であっても、一人で判断しなければならない場面が多いよな、と思う。そもそも、小学校の先生になるような人は、皆さんすごくしっかりしていて、そういう面ではそれほど心配ないけれど。子供相手はそれとは別に大変なはず。おばあちゃん目線の地域の人は、居るだけでも、一人で判断しなければならない先生にとって、ちょっと心強い存在かもなーとか、私は大した事してないけれど、そんな風に思った。保護者だとまた、緊張するだろうが。いやいや、地域の人も人によっては・・・

学校に到着

無事に小学校に戻って来れた。広がってしまう子にちょこっと注意したけれど、ちゃんと言う事を聞いてくれた。写真を撮りたかったようで、後ろにいた先生が一度真ん中辺りに来たので、その時は私が一番後ろに回った。一応ね、そのくらいの気は遣いますよ、私だって。

終わってみたら、まだ9時45分だった。1時間か。いやね、朝の寒いところで2時間以上いたら、トイレ行きたくなるよなーと思って、極力水分は控えてきたのだが、やっぱり2時間だったらやばいかも。あー、それなら洗濯機が終わる時間、もっと早めにしておけばよかったーなどと考えたり。

しかし、腰が痛くなった。元々昨日からちょっと痛かったっけ。公園で立っていた時に痛いと思った。寒かったからなのかなあ、歩くだけなら大丈夫なのだが、ただ立っていると腰に良くない。足先も冷えたし。

マスクは今、使い捨て。家に帰ったら捨てたいが、後でまた買い物に行く時に新しいのを出すのも・・・と思い、帰りに買い物に寄った。ほらほら、洗濯機の時間に余裕があって良かったじゃん。そして、一応エコバッグを持って来て良かった。

家に帰って、じきに洗濯物を干した。掃除機がけなどをするはずだったが、どうも腰が痛くて動かない方が良さそうだ。お昼までは新聞を読んで座っていた。お昼を食べたら腰も良くなってきて、いや、完全には治っていないけれど、掃除は出来た。今日は長男が帰ってくるので、長男の部屋の掃除機がけはしておかないとね。布団も干したし。

スクールサポートとは

先ほど、ママ友からまた連絡が来た。

担任の先生方から、

「とても気が利く素敵な方で助かりました」

と言われたとか。わーい、褒められたー。いやまあ、大した事はしてないけれど。問題のある人ではなかった、というレベルだと思うし、そもそも私を斡旋したママ友にお世辞を言っただけかもしれないけれど。

校長先生は、疲れなかったかな?と心配してくださったとか。私はよく長距離歩いているからいいけれど、そうでなければけっこう疲れるんじゃないかな。歩く自信の無い人は辞めた方が良さそうである。

ママ友は明日、付き添うそうだ。多分、私がやると言った日以外は、彼女がやるんじゃないかなー。

スクールサポートって、割と最近出来たものなのだ。以前は、何か児童が外に出る時とか、火を使う時など、危険が伴う時には保護者の見守りを募っていた。私も七輪体験のサポートとか、道路に立っての見守りなどをやったものだ。その、保護者を募って調整するのは担任の先生がやっていたのだが、先生の業務が多忙すぎる為、教員免許がなくても出来るような、教育活動以外の業務を外へ出す事にした。それが、スクールサポートの役目なのだ。でも、それをボランティアでやらせるのってなぁ。事務員も増やしたようだが、こういう、地域の人との連絡役みたいなものを、主にスクールサポートが担うようなのだ。

児童をサポートするのはやぶさかではない私だが、連絡をするというのが苦手だから無理。遠慮したい。しかも、辞めるならば自分で代わりを見つけなくてはならないというのがまたダメ。人にやらせるのが苦手だし。

子供が小さい内はより忙しいだろうから、保護者を募るのは大変だろう。でも、自分の子がいるなら是非参加したいという保護者もいるし、どうなんだろうなぁ。スクールサポートが地域の人を見つけてくるのもいいが、学校の事務員が、保護者に渡す手紙を作り、調整し、またお願いする手紙を作るようにすれば、その方がいいのではないだろうか。ボランティアにあまり頼るのもね。人が良いにも程があるママ友だから、本当はそろそろ辞めたくても、辞められないのだろうなと思いつつ、私が代わってはあげられない、チョコナッツであった。

あ、オリボラバッグ、無反応だった・・・

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