月曜日に歯医者に行ったので、その話を書こう書こうと思っていたのだが、火曜日水曜日と何かと忙しくて書けず、木曜日になってしまった。木曜日、つまり今日になったら今度は産婦人科へ行く日になってしまった。なので、やっぱり産婦人科へ行った話を書こうと思う。
午前11時の予約。既にお腹がグー
今日の予約をした話は、かつてブログに書いている。10月21日の「前代未聞？産婦人科のはしご」の記事である。その時に、午後は初診の枠が多く取ってあるとかで、午後の予約が取れず、午前11時の予約を入れたのであった。
しかし、私がかつてここで健康診断を受けた時、午前中は他にも健診の人がたくさんいて、けっこう混んでいるイメージだった。それで、今日11時に行ってみて、やっぱりたくさんの健診の方がいて、混んでいたのだった。
私はだいたい毎日午前10時半ごろにはお腹が空いている。何かの途中でお腹が空いてもそれほど気にならないが、これから出かけるという時にお腹が空いているのはちょっと不安だ。
今日、10時半より少し前に家を出たが、その時には既にお腹が「グー」と鳴った。これから電車に乗って出かけ、診察を受けて、帰りに銀行と郵便局に寄ってから帰るという先の工程を考えると、若干不安であった。
脂肪を使うシステム
私は前に考えた事がある。お腹が空くと困るからと、まだそれほど空いていなくても予め軽く食事を取っておこうと考える人は、大抵太っている。痩せている人は、空いてから考えるのだ。
普通逆だろう。太っている人は、たとえ食事が摂れなくても脂肪があるから問題ないが、痩せている人は倒れてしまうかもしれない。ただ、動けないほど痩せている人は別にして、程よく痩せている人は脂肪も筋肉もあるので、一食抜けたくらいでは倒れたりはしない。水分も摂らないとお腹が痛くなったりしてしまうが、水分を摂っていれば大丈夫なのだ。
実は太っている人は、お腹がそれほど空く前に食べたり、ちょっと小腹が空いたら食べたりしている場合が多い。そうすると、脂肪を使うシステムが作動していないのではないかと思うのだ。だから、事情によりいつものようにお腹が空いても食べることが出来ないと、むしろ倒れそうなほど辛いのだ。
なぜそう思うかと言うと、以前私が一念発起して痩せようと努力を始めた際、一週間は全然体重が減らず、とにかく空腹で辛かったのだ。フラフラだった。しかし、一週間頑張ったら、その後はどんどん痩せていき、しかも食べる量は減らしたままでも辛くなくなったのだ。これが、脂肪を使うシステムを、体が思い出した結果だと結論付けたわけだ。
前置きはこのくらいにして、つまり、10時半ごろ家を出る時に、このままだとお腹が空いて困るからと、予め何か食べておくのは、私にとってはNGだと言う事だ。なので、お腹が既に空いていたけれども、とにかく食べずに出かけたのだ。しかも、途中でトイレに行きたくならないように、水分も控えめにして。本当はこれはいけない事だが。
空腹では出来ない事
産婦人科に着いて、待合室で待つこと30分。やっぱりけっこう待たされた。先生は一人なのに、健康診断の人がたくさんいたら、結局待たされるではないか。
読書をしていたので、30分くらい何でもないはずであった。だが、お腹が空いて辛い。こんな時に小難しい本を読むのは辛い。なんだろう、勉強するのに空腹では出来ない。だから、受験の時にはお菓子などを食べまくって、太ったり虫歯になったり、ニキビ面になったりしたものだ。ああ、黒歴史・・・。
だが、そろそろ呼ばれるだろうと思って本を閉じ、スマホをいじったりしていたら、11時30分に呼ばれた。
子宮体がん検診
さて、私は子宮筋腫が出来ていて、その経過観察の為に時々産婦人科に通っているが、不正出血が時々あるので、その場合子宮体がんの疑いも生じるため、年に一回くらいは子宮体がん検診をするのだった。したくないけどね、本当は。
子宮頸がんというのは、ヒトパピローマウイルスによる感染によって出来るがんだが、子宮体がんは違うらしい。出来る場所によって頸がんと体がんに分かれる。体がんはより奥の方に出来るがんだ。
体がん検診は「痛い」と言われる。器具を使って子宮を広げるからなのか。今日、最初はいつものように子宮筋腫の検査をして、そして先生が、
「うーん、やっぱりそうか。もう一年経ってるし、体がん検診しましょう」
と言い、看護師さんに何やら使う道具を指示。私の意見などは聞き入れられるものではないのであった。
ちなみに、頸がん検診はいろんなところで無料で出来るが、体がん検診は有料である。いや、検査は必要だと思う。してもらった方がいいに決まっている。申し遅れたが、子宮体がんの初期症状が不正出血だそうなのだ。子宮筋腫のせいで出血しているのか、体がんの初期症状なのか分からないので、時々検査しておかなければならないのだ。
先生が言う。
「深呼吸してね－」
この先生、けっこう若めの女性の先生だが、さばさばしていて面白い。最近はけっこう好きだ。そして、看護師さんもかぶせ気味に言う。
「はい、深呼吸してくださーい」
私、とにかく深呼吸。今日は大きく息を吸ってみた。お腹が膨らむくらい。つまり、腹式呼吸をした。痛いという記憶があったので、怖いという気持ちもあったが、敢えて考えないようにしながら。２～３回腹式呼吸をしたところで、
「はい、お疲れ様。終わりですよ－」
と、先生。え？もう終わり？全然痛くなかったけど。
深呼吸は痛みを逃す
そうなのだ。深呼吸って、実はとっても大事なのだ。先生も看護師さんも言うわけだ。怖がっていると、深呼吸しているつもりでも、胸で浅く吸っているだけというか、もしかしたら鼻と口ですうはあやってるだけで、ちゃんと深く息を吸えていなかったりするのだ。
子宮体がん検診をしようとしている諸君、いや、痛い検査をすると言われて怖がっている諸君、腹式呼吸だ。お腹が膨らむまでしっかりと深く息を吸い、ゆっくり息を吐こう。痛みはだいぶ和らぐはずだ。それに、怖いと思ってついつい固くなりがちな体の力が抜ける。それだけでも痛みはだいぶ逃がせるから。
今日は浴槽に浸かる事はやめるようにと言われた。また、飲酒とエクササイズ（激しい運動）はしないようにという事だった。ああ、金曜日じゃなくてよかったー。飲酒だめと言われても、今日なら全然OKさ。
それにしても、私にとってはここから家に帰るだけでも割と運動だ。夜のエクササイズは控えるぞ。というわけで、銀行のATMでお金を下ろし、電車に乗って移動し、郵便局のATMにも寄って、家に帰ってきた。
新しい鉄剤が出た
実は、処方箋も出されていたが、それはお昼ご飯を食べてからにしようと思った。もう、空腹でフラフラだ。と言っても、家に着いたらまだ1時にはなっていなかった。
食事をして落ち着いたら、処方箋薬局へ。何の薬かというと、鉄剤だ。あ、そうだ。病院での出来事を一つ飛ばしていた。体がん健診が終わった後、
「じゃあ、採血して帰ってください」
と言われたので、
「はい。・・・あの、15日に健康診断をしたばかりなんですけど」
と言ったら、
「そうなの？じゃあ・・・次の時に検査結果持ってこれる？」
「はい、もちろん」
「じゃあ、それ見て考える。今日はいいですよー」
というわけで、危うく一月に２回も血液検査をする所だったが、回避した。とはいえ、健診も鉄剤を飲んですぐだったから、貧血にはなっていないだろうと思われた。で、それとは別に新しい鉄剤が出たという話しがあった。
「胃に負担の少ない鉄剤が出たのね、ちょっと飲んでみて」
と、先生。貧血かどうか分からずとも、とにかく試してみてと。その薬なら飲んでも胃が痛くなったり気持ち悪くなったりしないかどうか。
それで、調剤薬局へ処方箋を出しに行った。すると、
「すみません。このお薬なんですが、うちでは取り扱いがないんです」
と、薬剤師。なに？取り扱いがない？つまり、出入りしている業者が扱っていないという訳だな？
「ああ、新しいお薬だからですよね。でも、新しいお薬だと、他の薬局でも取り扱ってるかどうか分からないですよね？」
他にも薬局はたくさんあるが、多分同じじゃないか。それに、今後ここに通い続けるなら、今頑張って調達してもらいたい。
「次に行くまでに試せばいいようなので、一週間くらいかかってもかまわないんですが」
次の予約は12月15日に入れたのだ。
「そうですね・・・じゃあ、ちょっとやってみます」
と、薬剤師は困っているようだった。けれども、もしこの薬が本当に胃に負担がなく、いい薬ならばこれからはこっちがよく出るようになると思われる。それならば、早めに販路を築いておいた方がいいのでは。薬局がというよりも、薬品を運ぶ業者が。
入ったら連絡をくれるという事で、処方箋だけ置いて来た。ダメだったらどうしようか。あちこち探し歩くのか？どこにも売っていませんでした、と先生に言うしかないか？
あ、処方箋って4日しか持たないのだ。もし一週間ちかく経ってからダメでしたと言われても、もう他の薬局に持って行く事は出来ないではないか。まあ、いっか。特に私が欲しい訳でもないし。処方箋代は掛かっただろうけど。無駄に。
ちなみに、子宮体がん検診だが、その他診察や処方箋代なども含めて4千円ほど。もちろん3割負担で。
薬局から電話が
午前中にすべき掃除も、この後午後にやった。今日はよく働いた。おお、またお腹が「グー」だ。しかし、秋が深まるにつれて体重が増えていく。脂肪を使うシステムよ、頑張れ。
と、ここまで書いて見直しをしていたら、家の電話が鳴った。すると、先ほど行った処方箋薬局から。
「先ほどのお薬ですが、入りました」
おお！すごいじゃないか。もっと褒めてあげればよかったか？ご都合のよろしい時に取りに来てと言われた。今から行けなくもないが、いつも家にいるチョコナッツが一日に2回も出かけて大変だったのに、3回も出かけた日には明日どうなるか分からない。よって、
「明日取りに伺います」
と言っておいた。明日から鉄剤を飲むのか。いや、来週からでもいいかな？もし気持ち悪くなるならば、酒を飲む前には飲みたくないぞ。