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前代未聞?産婦人科のはしご

今日は珍しく朝から出かけたから、もうヘトヘトである。最近ちょっと寒いのを何となく我慢してしまい、とうとう風邪を引きそうな予感。先ほどその事実に気づき、上着を着込み、葛根湯を飲み、それでもちょっと薄ら寒いのでお茶を飲んだところである。

今年も検診を受けることに

何があったかと言うと、子宮頸がん検診を受けに行って来たのである。健康診断はだいたい2年ごとに受ければ良いと思っていた私なのだが、去年(と言っても今年の1月だったか)受けた検診で、なぜか心電図が再検査になっていたので、一応今年も検診を申し込んだのだ。心電図がおかしいって言われても、心臓がおかしいと思った事も言われたこともないし、機械のトラブルに決まっている・・・と私も夫も思ったのだが、それでも何となく心配だったのである。

検診は冬かと思ったら、11月になった。去年は通っている産婦人科で全ての検診が受けられたので良かったのだが、今年はその産婦人科が指定医療機関に入っていなかったので、仕方なく公民館にしたのだった。

その前、つまり3年前に受けた検診もその公民館だった。公民館だと子宮頸がん検診だけは別の医療機関が指定される。つまり産婦人科だ。3年前に指定されたのが今通っている産婦人科。これをA医院としよう。

3年前の検診で子宮筋腫が見つかって、そのままA医院に通っているというわけだ。

一方、今年の公民館での検診。またA医院が指定されるものと思っていたのに、今度は別の産婦人科が指定された。ここは、私が二人の子供を産んだ場所だった。これをB医院としよう。

まずはB医院へ

このA医院もB医院も、同じ駅周辺にある。この駅はさほど大きな駅でもないのだが、区の中心地でもあり、なかなか病院が揃っている。公民館がそもそもこの駅の近くにあるので、指定されるのがこの駅周辺だというのは頷けるのである。

しかし、うちはこの駅から遠い。同じ区内でありながら、電車かバスを使わないと行けないのだ。かつて妊婦だった時にはバスを使っていたが、いつしかその路線も無くなったとか。何せ16年ぶりくらいだ。

さてさて、この二つの産婦人科だが、いろいろと違いがある。A医院は予約制だが、B医院は予約制ではない

かつて妊婦としてB医院に通っていた時、たくさんの妊婦と、絶対にそうとは思えない更年期くらいの女性と、とにかくたくさん待合室で待っていた。何時頃行ったのかよく覚えていないが、長時間待たされ、午前中しか一般診療はしていないのに、診察が終わるのはいつも12時を過ぎていたと思う。

混んでいるというイメージがあったB医院。今日は10時~12時予約なしでというお達しなので、なるべく10時に着けるように頑張った。

駅を出て、いつものA医院とは反対方面へ。懐かしい。バスで通っていた時は、駅の次のバス停で下りて歩いたっけ。バスの方が歩く距離も少なく、階段もないから良いのだが、電車よりも時間がかかるし運賃が高い。

懐かしのB医院に着いた。中に入る。あまり変わっていない。実は、私が二人目を出産した直後に、医院の名前が変わって、待合室の雰囲気もガラリと変わったのだった。産後1ヶ月の時に子供の検診に行ったのと、2年後くらいに子宮頸がん検診に行ったのと、その辺が最後だった。最後に行った時とあまり変わっていないのだが・・・

まず、暗い。電気を節約しているのだろうか。それから、人が少ない。10時を過ぎているが、待合室には3~4人程度。いやまあ、A医院だってそんなもんか。

受付に予診票を提出し、番号札を渡された。14番だった。

「番号が呼ばれるまで、待合室でお待ちください」

そう言われて、ソファに座り、消毒液が置いていないようなので、自分の鞄から消毒液を出し、手にシュシュッと掛けたところで、

「番号札14番でお待ちの方、診察室前の廊下でお待ちください」

おっと。もう呼ばれるのか?消毒液や、さっき提示して返してもらった保険証を手早くしまい、診察室前へ。ここでスリッパに履き替える。

ああ、ここに消毒液があったのか。

それにしても暗い。廊下で本を読むのが困難なレベル。しかも、午前中しか診察がないのに、10時を10分か15分過ぎてもこのくらいの混み具合。だいぶ妊婦さんが減ったのかな・・・。この病院だけが減ったのでもなかろう。子供を産む人が減ったのではないか。怖いことだ。だが、このB医院は女医さんがいるというので有名な、人気の産婦人科だった。いつの間にか人気がなくなったのかもしれない。

がん検診 カーテンを開ける?

ほどなくして呼ばれて、診察室へ。そうそう、この狭い部屋に入って、支度をしてドアを開けて入るのだ。そして、診察台に座る。向こう側とカーテンで仕切られているタイプだ。

今私が通っているA医院は違う。少し広めの薄暗い部屋に診察台が一つポンと置かれていて、そこに座って足にバスタオルを掛けて声を掛けると、大きなカーテンが開いて看護師さんや先生が入ってくるのだ。

初めはこれ、顔が見えてちょっと変な感じだと思った。しかし、こっちに慣れるとこの方がいい。

さて今日のB医院。カーテンの向こう側では看護師さんだか先生だかがバタバタしている。そして、私が待っているとこんな声も。

「いなくなるなら、いなくなるって言ってくれないとさー。困るんだよね-」

看護師さんの、先生に対する愚痴だろうか?向こうはカーテンでこちらの顔が見えないだろうが、しっかり聞こえるのだ。こういうのが良くないと思う。病院で、看護師さんの私語が患者さんに聞こえてくる感じ、私は好きじゃない。

余談だが、高校生の時に大腸炎になり、内科に行った事がある。一人で診察室に入ると、代替わりしたばかりの若い男の先生と、若い女性の看護師さんが2~3人いた。そこで、私がちょっと言いにくいトイレの話を一生懸命に話していると、看護師さんたちがクスクス笑っていたのだ。先生をからかっているのだと思った。先生は真面目に聞いてくれているけれど、何しろ私は17歳の乙女なわけで、こういうからかわれている雰囲気は嫌だったのだ。先生と二人きりだったら、それはそれで嫌だっただろうが。看護師さんにも真面目に聞いて欲しかった。

さて、今日の話である。検診はカーテン越しに

「チョコナッツさん、診察しますね」

と声を掛けられて、無事子宮頸がん検診をしてもらったのだが、子宮筋腫もあるという事で、先生が私にいくつか質問したり、いろいろアドバイスをくれた。

この時に、いろいろ話すのに顔が見えないのは良くないと思ったのか、先生はカーテンを半分開けて、私の顔を見た。女医さんである。モニターが見えて、一緒に子宮筋腫の大きさの話などをしたのだが・・・

いくら女医さんだとしても、診察台に座っている状態で顔を合わせるのは何だか良くない。妊婦の時は感じなかったが、今は格好悪いの極み。今通っているA医院の方が、バスタオルを掛けているだけ全然マシだった。

先生のお話が終わり、看護師さんが

「これで検診は終了です。お支度をしたら、そのままお帰りいただいてけっこうです」

と言いに来たのだが、その時もカーテンは開いていたし。どうも嫌な気分。

ともかく、検診が終わり、B医院を後にしたのだった。まだ10時半にもなっていない。なんとあっという間の出来事か。

チョコナッツが苦手なもの

さて、今日はこれで終わりではないのである。

いつも通っているA医院に、11月にまた来るように言われていた。1ヶ月以上先の予約は取れないそうで、11月の予約は10月半ばからしか取れないそうだ。少し前までは、診察券を持っている人はホームページの問い合わせフォームから予約が出来た。希望日を3つほど出しておくと、メールが来るのだ。

しかし、最近そのホームページが変わってしまって、検診の予約はホームページから出来るが、診察の予約電話のみになってしまったのだ。

私は電話が大の苦手。どうしても掛けねばならぬ時は頑張るが、しどろもどろになってしまうし、心拍数爆上がり。年を取れば図太くなると思っていたけれど、電話は掛ける機会が幸いにして減っているせいか、やはり慣れない。だんだん年を取れば、この心拍数爆上がりは体に良くないではないか。

しかし、最初にこのA医院に検診の予約を入れた時、看護師さんがとても優しく対応してくれたので、私はそれほどしどろもどろにならずに名前が言えたのである。そう、私は名前を聞かれて答えるのが一番の苦手なのだ。

名前を聞かれると、トラウマによって体が硬直するらしい。年齢と共に、人前に出た時には自分で回りを笑わせたりして場を和ませ、自分の緊張をほぐす方法も見い出したものの、顔が見えない電話ではその手が使えず、だからこそ未だに苦手なのだ。だが、相手がとても優しくて良い感じだと、だいぶ緊張もほぐれる。

それで、私はA医院には電話で予約しよう、とちゃんと思っていたのだ。だが、11月と言っても11月の下旬の予約を入れたいので、まあ、11月に入る頃か、10月末くらいに予約すればいいかな、と思っていた。けっこう早く予約が埋まってしまうので、10月中旬に予約した方が良いことは良いのだが。

それで、だ。11月に予定されている検診の、子宮頸がん検診はいつから出来るんだっけ?と先日調べたら、10月1日から出来ると書いてあった。なんだ、それなら今週にでも行こう、と思いついたのが今週の始めなのである。

その時、ひらめいたのだ。そうだ、同じ駅に行くのだから、B医院で検診を受けた後、A医院に行って予約してくればいいじゃないか、と。電話でと言われたが、窓口に行けば問題ない。よし!絶対に忘れずに行くぞー!

忘れずにA医院へ

と言うわけで、ややもすると検診に疲れて忘れがちな、電車で帰ってきてから「あ!忘れた!」なんて事になりそうなのを必死に覚えておいて、私は駅を越えてA医院へ行ったのである。

「近くまで来たので、11月の診察の予約をしたいと思いまして」

とか何とか言って、すぐに出来ると思ったら、待合室で待たされた。

ああ、やっぱりこっちの方が綺麗で新しい病院だ。しかも、待っている人が大勢いた。検診だろうか。あまりジロジロ見てもあれなので見なかったが、いつもあまりお腹の大きい人は見ない。ここは「レディースクリニック」という名前なので、妊婦よりも検査の人が多いのかもしれない。

無事、予約が出来た。ただ、思いの外一ヶ月以上先の予約も埋まっていて、本当は午後が良かったのに空いていなかった。

「午後は初診の枠がけっこう取ってあるんですよ」

だそうで、まあ、今日も10時に来れたわけだし、11時ならもう少し楽かな、と考え、11時に予約を入れたのだった。次は子宮体がん検診をここで受ける事になると思われる。

病院に行こう

今日B医院で検診の時にも言われたが、ポリープがけっこうあるらしい。検診の時についでに取ってくれるのだが。私はニキビが出来やすいから、同じようなものなのだろうか。子宮筋腫も同じようなものなのか。

とにかく、病院というのは遠のくほど怖いというか、行くたくないと思うものだが、通っているとそれほど嫌な物でもない。ちょっと痛い事もあるが、それで安心が手に入るなら。

まだお昼にはほど遠い時間なれど、朝から出かけるという事が珍しいチョコナッツ。もうお腹が空いてヘロヘロである。何とか頑張って家に帰ってきた。そして、どかっと座り込んでSNSチェックをした後、仕方ない、掃除をしよう、新聞を読もう。

それで、やっとお昼になった。今日は一日が長い。おかげで、今日の出来事をブログにする事が出来た。

ああ、週末はまだか。酒が飲めるのは明日か。

自分で決めたルールに縛られるチョコナッツであった。

ちなみに、これを書いていたら暑くなってきて、上着を脱ぎ捨てたところである。風邪を引かずに済んだようだ。良かった良かった。今から小説も書くぞ。

最後に一つ。苦手の克服について。社会人になって身についたのが、「名前は聞かれる前自分から名乗る」という事。トラウマから抜け出せたと思ったが、その途端に姓が変わってしまい、また振り出しに戻ったのだった。

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