2回目のリアル脱出ゲームに参戦。今回は9つの部屋を制限時間50分で脱出するというもの。
ネタバレはしない。ヒントというか、アドバイスを最後にちょっと。
木曜日の午前11時半。新宿駅に降り立った。ミステリーサーカスへ行くのは2回目なので、もう地図も見ないで行ける。
と思って、とっとと歩いて行ったが、あれ、こんなに遠かったっけ?と焦る。ここか、と思ったらもう一つ曲がる。
今回は外観の写真を撮ったぞ。集合時間ギリギリだったので、人がいなくなるのを待つ余裕がなかった。周りには全然人がいないのに、なぜかちょうど観光客が前にいて。

それにしても、新宿駅からけっこう遠い。10分はかかる。駅のホームに下り立ってからは13分くらいはかかるので要注意。
前回は土曜日だったかな、休日だったので物凄い人でごった返していたミステリーサーカス内だが、今日はガラガラ。平日の昼間はこんな感じなのか。
今日のゲームは荷物の持ち込みが基本不可だった。なので2階のロッカーに荷物を入れた。ただし、スマホとお財布は持って行くようにと言われ、お財布というのは課金の為ね、という事で千円札を1枚持って行く事に。
というか、知っていればサコッシュを持ってきたのに。ポケットもなかったので仕方ない。スマホケースの中にお札を入れ、スマホを手に持って行く事にした。ティッシュとかハンカチとか、色々と必要かもしれないのに、そういう物も持ち込めない。いや、サコッシュとかポシェットとかがあれば良かったのだけれどね。
ゲームによっては筆記用具が必要だったりするが、こうやって何も持ち込めず身一つで入る場合もある。ポケットがない場合はサコッシュなどを持って行くのがお勧めだ。
さて、身一つになって5階へ。ここで受付をしてゲームの説明を受けた。

今回は魔法を使う。あ、前回もだったけど。それで、魔法の杖を渡された。これを持って中に入るのだ。

写真を撮ったのは終わった後だが、便宜上ここで写真を載せた。私は赤い杖。赤は情熱の魔法だとか。まあ、要するに火を点けるのよね。他は雷とか時間とか言葉とか。
説明を受けた後、動画も観て、そして扉の中に。

9つの部屋があるが、第1の部屋と第2の部屋の写真はSNSに載せてもOKという事だった。しかし、写真は撮ったものの部屋が狭く、全体的な写真は撮れないし、人も写り込む。結局載せられるような写真はないのであしからず。
制限時間は50分だ。一つの部屋を5分くらいで突破しなくてはならない。グループに1つのタブレットが渡され、そこに残り時間も出ているようだが、それをあまり見ていない。とにかくどんどん謎を解くべし。
ドキドキハラハラするけれど、頭をフル回転させている感覚は好きだ。何かあると「覚えておこう」と思ったりするのもいい感じ。ただ、暗い所に入って行くのはちょっと怖い。
しかし、色々な仕掛けがあるものだ。そして、今は機械も進歩していてすごい。まるで魔法だね。
我々は順調に部屋を突破していった。そして9つ目の部屋へ。
10分は残っていなかった。この部屋だけは制限時間が10分なのだが、自分たちの持ち時間が10分を切っていればその時間しかない。我々は9分くらいしかなかった。
慌てた。だいぶ解けたのだが、あともう少し、解けなかった。そしてタイムアップ。残念。
一度外に出て、タブレットと杖を返却。そして失敗のカードを渡される。そこには、一人千円払えば9番目の部屋から挑戦可能と書いてある。

「行くでしょ」「行くよね」
と、当然のように皆握りしめていた千円札を出す。
もちろん、始める前にはそんな考えではなかった。我々には必要ないけれど、一応お守りとして千円札を持って行こう、1枚でいいよね、という事で持ってきたのだ。しかし、あと少しで謎が解けそうだったので、当然持ってきた千円を出す。
「このために持ってきたんだから」
とか、ちょっと最初と変わってきているけれど、ご愛敬。
ということで、すぐにまた杖を渡され、タブレットも渡されてもう一つの9番目の部屋へ。リベンジの人の為に9番目の部屋は二つあるようだ。
そして、この課金によってヒントが更にもらえた。これを読んですぐに分かった。我々が思い出せなかった、けれども分かっていた、あの時「覚えておこう」と思った、あの存在を。
前回もそうだったなあ。これが重要だよね、などと言っていたはずなのに、最後の最後で思い出せず、種明かしをされてから、ああ、覚えておこうと言っていたのに、と思ったのだ。
脱出ゲームに必要な事。とにかく動かせるものは動かしてみる。言われた事は大したことないような事でも覚えておく。これに尽きる。いや、もう一つ。解けない時には今まで「覚えておこう」と思った事を思い出してみる。これがまだ私にはできていない。次に参戦する時には、これを思い出そうではないか。
さて、無事クリアできた。部屋を出ると今度は脱出成功のカードをもらった。そして、「#9magic」を付けてSNSに投稿するともらえるというカードも、投稿をしてもらった。ここでも、ハッシュタグをつけ忘れてしまってやり直したり、おっちょこちょいをするチョコナッツ。
おっちょこちょいと言えば、中で自撮り写真を撮ろうとして、iPhoneは音量ボタンでシャッターが切れるでしょ。つい右手でやろうとしたら音量ボタンと反対側の電源ボタンを押してしまって画面が消えてしまったのだ。それで、やりにくいから左側に移動して、今度は左手で持って写真を撮ろうとしたのに……バカだ。また電源ボタンを押したのだ。わざわざやりにくい方を。お友達から何やってんの、と突っ込まれたよね。突っ込んでくれてありがとう。自己嫌悪もどこかへ吹っ飛んだよね。
そして、もう一つおっちょこちょいをしたチョコナッツ。それは後で分かる。とにかく、もらった2枚の名刺大の紫のカードとポストカード大のカード1枚とスマホを持って、ちょっと紫のカードを落としたりしながら、写真を撮り、振り返ってこんな写真を撮り、2階へと移動した。

荷物を取り出し、友達がクリアファイルにカード類を入れているのを見て、私はそういうのがないので、お財布の外ポケットに入れた。それをカバンにしまった。
もう2時になっていた。12時からの予約で、10分くらい説明を受け、ちょっと前の人の事を待ったりしていたが、制限時間50分でしょ。どうも計算が合わないな。部屋を移動するたびに、前の人が終わっていないと待っている事があったが、それもそんなに長い時間ではなかったはずだが。でも、チリも積もれば、だね。
隣のビルに移動して、何か食べようということに。フードコートのような所に行ったが、フードコートとはちょっと違う。それぞれのお店の席があって、ちゃんと注文を取りに来てくれて、食事も運んでくれるのだ。
うどんが食べたいという人がいたので、四国のお店へ。私はフライドポテトでも食べたいな、と思っていたのだが、餃子の写真を見たらなんだかそれが食べたくなり、餃子を注文。このお店にフライドポテトがあるかと思ったら、生フライドポテトという意味わかんない物しかなかったし。写真を見たら、どうも茹でた角切りのジャガイモみたいだった。生とフライとの中間で、茹でじゃがって感じなのかな。


↑これは天井を見上げて撮った写真。

ポンジュースで乾杯。体に良い気がする飲み物。ビタミンCがたっぷり、かな?

そろそろ帰ろうという時、ある情報が入る。大阪の551蓬莱の孫が経営する店が、新宿駅にあるらしい。探しに行こうという事に。
大阪に行くと買って帰る551の豚まん。大阪に行く時でいいな、と思ったものの、孫の店、気になる。
調べたら、エキナカのイートルミネというショッピングスペースの中にあるらしい。東改札を入って右へ行くとすぐに見つけた。
驚いた事に、イートルミネには寿司カウンターがいくつもあり、ここでお寿司が食べられるようだ。座って食べている人もいる。
あ、そうそう。昼にガラガラだった新宿だが、午後3時半になったらかなりの人手。駅も人がひっきりなしに行きかっている。やっぱり皆昼頃まで寝ているのか。うちの次男と同じだな。
そして、イートルミネだが、成城石井もあってお惣菜が並び、パンやお菓子も並ぶ。その中にあった、東京豚饅というお店が。
カウンターのみ。二人くらいのお客が買っていたが、新大阪駅の551と同じで、店の前に並ぶのではなく、他に並ぶ場所があるらしい。看板が出ていた。さーて、何人くらい並んでいるかな。みんな夕飯のおかずを買う気満々である。どうかそれほど並んでいませんように、という思いでイートルミネを抜けると……
なんと並んでいたのは1人。私は今日は買わない予定だったが、これを見て気が変わった。せっかく空いているのだ。今買うしかない。考えてみたら551と比べてみたい。ということで、豚まんを買って帰る事に。
それにしても、551の孫と言いつつ、店の名前に551も蓬莱もない。つまり支店でも系列店でもないというわけか。勝負するのだな。
なんだか思ったよりも並んだような気がする。電車が15分に1本なので、乗ろうと思っていた電車を1本逃した。だが、豚まん4個と黒胡椒豚まん2個を買った。他に甘酢肉団子やちまき、焼売が売っていた。焼売は551にもあるが、肉団子やちまきはないよな。
それと、チルドも売っているが、基本蒸したての温かい豚まんが買えるのだった。冷めたら温め返せばいいし、冷蔵保存してもいいという事だ。なんだ、どこで買っても温かいものを持ち歩く方がいいではないか。冷凍やチルドは保冷バッグに保冷剤が必要だし、夏だと融けてしまわないか心配になる。温かいなら買ってすぐに食べる事も出来るし。新幹線に乗って食べ……そういえば、新幹線で豚まんを食べると匂いがどうのって、ちょっと前に問題になったっけ。まさかその為に新大阪駅の551では温かい豚まんを売らないなんて事はないよね。

家に帰って、もらったカードなどを出して見たら、何と1枚ない。紫のカードが1枚しかない。しかも、なんと脱出成功の方がなくなっている。なぜだ。財布はあの後出していない。ペイペイで支払ったから。どうしてカバンの中にもないのだろう。もしかして……何度か落としたから、やっぱり落としたのかも。振り向いて写真を撮り、急いで皆に追いつこうとした時かもしれない。だとしたら、お財布に入れる時には既に1枚なかったはずだが。
でも大丈夫。お友達に写真を送ってもらった。物は増えて置き場所に困るので、写真に収めて処分するのがいい。失敗のカードも写真に撮ったら処分だ。
ということは、ハッシュタグつけて投稿してもらったカードは、そもそも看板と同じだから要らなかった……
さて、気になる東京豚饅のお味だが。
美味しい。皮が柔らかめかな。脂は多め。皮はちょっと薄いかな。ああ、551と比べてね。
それと、中の具はしょっぱくない。甘めだ。添付されたからしがよく合う。そうだ、551のからしは辛すぎて鼻がつんとしてしまうので、豚まんには付けないが、このからしはちょうどいい。からしがまず違うかも。
それから、一人半分になったが黒胡椒豚まん。こちらは美味しい!これぞ関東人好み。けっこう辛いのか、体がほわっと温かくなった。黒胡椒の方が30円高い。因みに豚まんは1個300円だ。でも、次に買うなら黒胡椒豚まんの方だな。家族全員一致の意見である。甘党の次男は、豚まんもとてもお気に入りだった。病み上がりだったので食べられるか心配していたが、パクパク食べていた。
ただ、とてもお腹いっぱいになった。1個半はきつい。それだけならともかく、他のおかずをせっかく作ったのに残してしまった。私も次男も。長男はさすが、会社から帰ってきたら全て平らげていた。でも、最近太ったね、長男。
脂が多いから、一時的に満腹感が来たのかもしれない。私は油が苦手なようで。しかし、新宿駅を使う事はけっこう多いし、その度にこの豚まんを買うかというと、そんな事はないだろう。他にも色々美味しいものは売っているしね。けれども、たまには食べたい。大阪まで行かずとも美味しい豚まんが食べられるようになったのは嬉しい。今度大阪に行ったら、今度は豚まんではなくたこ焼きでも買ってくるか。いや、他にあるかな?意外に思いつかないぞ。
っていうか、豚まんを夕飯に食べるなら、餃子は辞めるべきだった!被った……