2022年2月

今日、長男がスキーに出かけた。朝5時過ぎに家を出て、長距離バスで北志賀へ。お友達と3人で2泊するとか。 昨日の夜 「そんなに早く出るんだ。多分起きちゃうな」 私が言うと、 「じゃあ、こっちに来ないようにしようか？」 と長男が言った。 うちは狭いマンションなので、今は同じフロアに2部屋所有していて、片方を子供部屋にしている。なので、一つの家のように考えているものの、玄関が二つあるのだ。 食事やお風呂はこっちの部屋のみでする。子供も服はこっちに置いてあるので、基本出かける時にはこっちで着替えたりして出かける。靴もこっちの部屋の玄関にあるし。向こうの部屋にはサンダルで行く感じで。 だから、普通ならば朝5時頃にこっちへ来て、着替えて荷物をしょって、靴を履き替えて出かけるのだ。だが、朝早くに物音を立てては迷惑だから、それならこっちに来ないように、全てあっちへ持って行っておいて出かけようかと、それを長男が提案したのだ。しかし・・・ 「でも、どうせ出かけたかどうか心配になるからな。気になって向こうに行くくらいなら、こっちに来てくれた方が、ちゃんと出かけたなと思って安心するから」 と私が言った。 「でも、もしかしたら眠っていて起きないかもしれないから、一応先に行ってらっしゃいって言っておくね」 と、夕べ自分の部屋に行く長男に言っておいた。朝5時前に起きるのが大変だからと、彼は昼間寝ておいたとかで、寝ないで朝を迎える予定だと言っていた。そして、長距離バスの中で眠る算段だそうだ。 それでも、絶対に気になってよく眠れないだろうと私は思った。ただ、学校行事じゃないんだし、ちゃんと出かけたかどうかなんて、心配しなければいいんだよな、と開き直ろうとも考えた。もう成人した息子だ。放って置いて、もし起きられずにバスに乗り遅れたら、その時は自分で何とかするだろう。 変な声？小さな音楽？ だが、一度読書しながら居眠りをしたくせに、実際には12時まで起きていた私。寝ようとしたら夫が帰って来て、寝る前に話したりしている内に足が冷えて、布団に入ったもののなかなか寝付けず。 いつの間にか眠ったようだ。しかし、何度か目が覚めてしまう。時計を見るとまだ2時半。そして、また眠ったようだが、4時半頃に目が覚めると、何だか変な音が聞こえる。 ん？音楽か？どこかから小さくて高い音が聞こえる。すると、「ひゃっ」とか何とかいう、変な声が聞こえた。あれ？もう長男が起きてきたのかな？それにしても、何て声出すんだよ。何かあったのか？ 私は思わず飛び起きた。部屋は暗いようだ。そして、まだ長男はこっちに来ていないようだった。それで分かった。さっきの変な声は夫のいびきの一部だったと。 再び布団に入った私は、枕に付けている方の耳から、さっきの小さい音楽のような音が聞こえてびっくりした。なんだ、これ耳鳴りなのか？右耳を塞いでみたり、左耳を塞いでみたりして、とにかく何でもないようなので、再び寝た。眠ったのかどうか、よく分からない。 可愛いやつめ 5時過ぎ。やっと長男が来た音が聞こえた。時計を見て、ああ、ちゃんと起きられて良かったなと思って安心した。いつも、長男は起こさなくても自分で起きられる子なのに、早起きしなければならないと分かっていると、どうしても気になってこっちまでよく眠れないのだ。まだまだ子離れ出来ていないのだろう。 そして、恐らく着替え等をしたのだろう。長男は私が寝ている部屋に顔を出し、小声で 「じゃあ、行ってきますね」 と私に声を掛けた。私は寝たまま、手を上げて、 「行ってらっしゃい！」 と、小声で言った。そして、すごく嬉しくなった。 私が眠っているかも、とは全く思っていなかった様子の長男。そして、いつもけっこう律儀に挨拶をしに来てくれる子。 「可愛いやつめ」 私はニヤニヤしながら寝返りを打った。 6時半に目覚ましを掛けていた。ちゃんと夢まで見てから目が覚めた。いつもここで熱を測る。だが、しばらくして時計を見たらびっくり。おかしい。まだ私は体温計を口にくわえている。見るともう2回もピピピっと鳴ったはずなのに、全く聞こえなかった。つまり、眠っていたようだ。 思いっ切り眠い。早くちゃんと眠っておけばいいものを。やれやれ。 因みに、次男の事を何度も起こしに行っている内に、私の目は完全に覚めるのだった。いい加減独りで起きてくれ。いや、まずは一度で起きてくれ・・・次男よ。 wasser 58 音・光りで起きる目覚まし時計 光目覚まし時計 光療法ライト https://amzn.to/3ofNmPs

2022年2月

【読書感想文】ごとうしのぶ「卒業」を読んで

ザッハトルテが食べたくてーすごく美味しかったけど、なんか違う？

スクールサポートのお手伝い

嬉しかった小声の「行ってきます」